Martin Archery 2016年モデル発表

carbon新しいスタートを切ったマーチンが2016年モデルを発表。新しくカーボンハンドルモデルが加わりました。作り方はPSEのようなコストのかかるモノコックデザインではなく、ボウテックなどが採用しているコンポジットデザインで、価格も抑えられたモデルとして登場するようです(取り扱いの予定はなし)。


hellfire35もう一つ新規モデルは、独立業者でテストして、ホイット、マシューズ、ボウテック、エリート(PSEは??)の弓と比較した結果、これらの中で最も静かだったという売り文句のHellfire35という弓です。328FPSですから、パワーがないから静かだというわけではなく、2つケーブルに計4つ装着されているリング(ゼロリーンシステム)の効果なのかもしれないですね。いやー、でも弦・ケーブルセットで全交換するとかなり高そうな弓です。まだ、どこにも定価が出ていないので、評価しようのない部分もありますが、マーチンも面白いメーカーになってきたと思います。これからも定期的に見守っていきたいと思います。

【限定】ウィン WIAWIS Nano Max ジャパンカラー 入荷しました。

WIAWISハンドル_日本限定カラーウィン&ウィンが2016年のリオオリンピックに向けて企画した各国の国旗の色をイメージしたモデルが入荷しました。ジャパンカラーは赤と白の組み合わせですが、位置は国旗とは逆です。

WIAWISハンドル_日本限定カラー2 (2)WIAWISハンドル_日本限定カラー3WIAWISハンドル_日本限定カラー4WIAWISハンドル_日本限定カラー5機能・性能面で通常のモデルとの違いはないです。1本限定で入荷しました。価格は通常モデルと同じです。

WIAWISハンドル_日本限定カラー2発注しませんでしたが、ご希望であふれば、ほかの国のデザインのものも販売可能です。取り寄せにて対応します。

WIN&WIN Wiawis Nano MAXハンドル
http://archery.cart.fc2.com/ca82/1115/p-r-s/

ワールドカップインドア2015・ステージ1ではハンセン選手が優勝

MAR15__15_0680ワールドカップインドア2015ステージ1では、先週に入荷したばかりのPSEのエクスプレッションを使用しているハンセン選手が優勝しました(予選は2位の596点)。

現在、エクスプレッションのセッティングの参考になるトップ選手はハンセン選手だけですが、そのセッティングはなかなか面白く、表示装備のバックストップを取り外し、逆にリムにはついていないショックモッズリムダンパー(PSE CArbon Airに新しく搭載されたリムダンパー)を2ずつ上下に装着しています。それ以外のセッティングは以前使用していたPSEのドミネーターから大きく変化していません。

エクスプレッション…買うか迷ってます(Mathewsのターゲットモデルまでは待つ予定)。2台即納モデルの在庫があるので大久保店で手に取ってご覧いただけます。

インドアアーチェリーワールドカップ・バンコク 2015 参加者リスト出ました。

DSC_0491-SMILE昨年に続き、今年もインドアアーチェリーワールドカップ・バンコクに参加してきます。その参加者リストが出ました。

有名選手では、

Mike Schloesser 選手
Brady Ellison 選手
Bridger Deaton 選手
David Houser 選手
Henry Bass 選手
Lexi Keller 選手
Logan Wilde 選手
OH Jin hyek 選手
Reo Wilde 選手
Stephan Hansen 選手

登録リストにありました。ハンセン選手は昨年出会えなかったので、初めて近くで見ることができます。また、ローガン選手は昨年はホイットでしたが、その後、今年にエリートチームに移籍したので、どうんなセッティングになっているか楽しみです。12月の7日(月)に出発します。

ワールドカップインドア 2015 ステージ2 バンコク スケジュール

ハンガーゲーム2の弓…100ポンド?!

THE_HUNGER_GAMES_CATCHING_FIREハンガーゲーム2の弓を再現するという動画が先週公開されました。

ハンドルの素材は普通ですが、リムをスチール(4140鋼)で作るというとんでもない設計。結果出来上がった弓は約100ポンドに。完成品を見ると大分ブレースハイトが高いです。意図したものかわかりませんが、これでブレースハイト低かったら、腕に当たって大けがしそうな。

ハンガーゲームの最新話公開中です!

ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション
http://hungergames.jp/

サイトチャートを作る – アーチャーズアドバンテージ

archersadvantage今日はサイトチャートの作り方について。とりあえず使うためのサイトチャートは市販されています。また、ネットで無料で配布されているものも存在します。ただ、競技用サイトチャートは自分のデータから作る必要があります。そのための…無料ソフトがないのです。理由はその計算には弓のデータなどが必要で、これは更新が必要です。なので有料でなければ運営できません。

よく知られているソフトとしては、アーチャーズアドバンテージ(Archers Advantage)OnTarget2!が知られています。今回使用したのはアーチャーズアドバンテージの方です。このソフトは1500円/年(12ドル)です。OnTarget2!が最新のOSに対応しているのか確認できなかったためです。

aa1すべて、英語ですが、中学校レベルの英語力があれば使用できます。今回はポイントだけ説明します。年間購入しログインするとこのような画面になります。まずは「Setup」を開き、「Add Setup」をクリックして、セッティングの名前を入れたら、「Select Bow From List」から自分の弓を選択します。その後、ピークウェイト、ブレースハイト、ドローレングスを入力します。画面右側の値はデータベースより自動入力されます。
aa2IMG_20151123_182607 IMG_20151123_182621つぎに「Sight Configuration」を開き、サイトとピープの情報を入力します、「Sight Type」はAxcelのアチーブCXLの場合は「32Turn x 20Clicks(サイトのマニュアルに書いてある)」です。「Peep to sight」はフルドローの時のピープの中央からレンズまでの距離です。「Peep Height」はシャフトの中央からピープまでの垂直の距離です。どちらもインチで入力してください。ここでは近距離での目盛りの修正が行われます。
aa3次に「Arrow Configuration」で矢の情報を入力していきます。特に難しいところはないですが、アローレングスはシャフトだけの長さです。ポイントやノック溝までではないので注意してください。FOCなどは自動で計算されます。
IMG_20151123_194115IMG_20151123_194140次に…方法は3つあります。矢速を測定してやる方法(Chronograph)とサイトを2つとって計算する方法(Calculate Speed)、カタログ値(Build Bow Speed)を使う方法です。このソフトではサイトをとる方法を推薦していて、これが一番正確とされています。なのでサイトをとりましょう。その前にゼロインが必要です。微調整用のノブの目盛りが0にあるときに、メモリがぴったりとライン上にあるように調整します。これをしないとすべてが狂います。
aa4「Sight In」をクリックし、2つの距離でサイトをとります。矢がわずかに落ちる位置と、大きく落ちる位置がよいさとれています。メーカー推薦は18mと70mです(自分は20mと50mでやりました)。注意点は上にある「Metric Ranges」が選択されていることをしっかりと確認することです。でないとヤード設定になってしまいます。射場でとったサイトの値を「Range」のところに距離、「Mark」のところにサイトの数字を入れます。これで計算は完了です。
aa5「Customize」をクリックすることで印刷するチャートのデザインをいじれます。いろいろいじってみてください。「Justification」の部分は通常、サイトのインジケーター(メモリを示すピン)の位置を確認し、逆の方に数字を入れます。
aa6IMG_20151123_180906最後にプリンタのキャリブレーションを「Calibration Scales」で「Metric Scale」を選択して印刷してください。印刷されるのは10cm分の目盛りです。これが10cmになっていれば、正しく印刷されています。

aa7これで完成です。正しいと思われるもの。それよりも少し矢速が遅かったときのものと、少し早かったときのものが印刷されます。まぁ、通常の目盛りと同じですが、上の13というのは13mの時の目盛りです。この設定の場合、13mよりも短いときにはサイトを上げるのではなく下げる必要があることを示しています。右にあるShort Range Conversionsがその値で、10mを射つ時には17mの時の目盛りに合わせる必要があることを示しています。
aa8また、このソフトにはスパインセレクト機能もあります。ただ、これまでの流れからわかるようにすでに矢を持っていて、距離を射っていて、サイトがあることが必要なので、初心者のシャフト選択には使用できないです。

これで完了です。あとはサイトに貼って終わりです。参考になれば幸いです。

アーチャーズアドバンテージ(Archers Advantage)

HOYT 2016 全種類でXSサイズ生産終了

クアトロリムXSサイズカタログから消えたの気が付きませんでした。お客様から依頼があり、問い合わせて判明しました。

ウィンドウが狭いために23インチハンドルが製造できないフォーミュラータイプのハンドルですが、これで64インチの弓を組むためにXS(エクストラショート)サイズが2014-2015年で製造されていましたが、今後製造を終了するそうです。

現在の在庫限り。よく読むとカタログからも削除されています。必要な方は早めに確保してください。

【追記あり】新しいPSEのLASシステムについての解説

20151118_173152先日に入荷したPSEのエクスプレッション(XPRESSION)とエクスプレッション3Dですが、新しくLAS(Wedge lock)というシステムが搭載されました。それについての解説です。

これがどういうシステムかというと、リカーブではおなじみのセンターショット調整機構、ボルトでリムを左右に振るという調整機構です。ただし、センターショットといってもリカーブのセンターショットとコンパウンドでは大きく違います。

リカーブではセンターショットで一番大事なのは正しいアライメントのリムの真ん中に弦があること。逆に、フィンガーリリースによるパラドックがあるために、矢はセンターショットのライン上にはありません。コンパウンドにおいてのセンターショットでは、複雑な機構の中において一意的にセンターショットを定めることは難しく、メーカーがおおよその目安を公表しています(ラリーによればそれはおおむねハンドルの重心の中心)。なので、センターショットが弓の見た目の真ん中にないかわり(自分の弓は3/4″-13/16″)に、リカーブとは違い、矢はセンターショットのライン上にあります。これを調整する時、このLASシステムは新しい調整機構ではなく、既存の調節方法に加わる第5の方法です。

LASシステム_PSEこれ以外にもやり方があるかもしれませんが、レスト、ケーブル、ケーブルガード(トルク量)、ワッシャーの4つが一般的だと思います。

レストの調整方法はレンチで左右を調整するというものです。たいていの弓では最終的な微調整のために使われます。

ケーブルガードを調整することでフルドロー時の弓の傾きが変わり、センターショットが変わり、カムの傾きも変わります。調整は簡単ですが、あまりにも多くの部分に影響を与えるので多くのチューニングがやり直しになります。

ケーブルの調整方法については、以前にApex7を調整した時の記事が参考になるかと思います。この弓ではこの手法を使いました。

ワッシャーの調整方法については、以前にEnergy 35を調整した時の記事が参考になるかと思います。この弓ではこの手法を使いました。

そして、第5の方法がLASです。

さて、正直この4つの方法でチューニングできないことはないと思います。それでも矢がまっすぐ飛ばないのであれば、ほかの部分に問題がある可能性が高いです。このLASの一番のメリットはこれらの調整を射場などで簡単にできるようにすることです。

ケーブルではプレスしてケーブルを外すこと、ワッシャーに至っては、カムを解体する必要があります。時間とともに環境的な制限も多く、近くにボウプレスがない出来ないものです。対して、LASシステムではこれをレンチ1つで出来るようにしました。便利なシステムではないでしょうか。また、長期間の使用において、クリープによって少しずれてくるケーブル調整に対して、このシステムの方がより堅牢性が高いと考えられます(それでもケーブルのクリープは発生しますが)。

エクスプレッションを手に入れた時には、ぜひこの新しいチューニング方法をお試しください。

追記

最初にアップした記事ではケーブルガードによる調整がリストから漏れていました。加筆しました。

話題のトルクレスDループを作ってみよう - 作製と取り付け

トルクレスDループ完成準備と理論を理解したうえで、いよいよ作っていきます。
原糸とサービング必要なのは準備編で用意したジグと原糸とサービングです。原糸の選択にも意味があるかもしれませんが、正直、こちらでもまだテスト段階なので、結論は出ていません。今回は8本で作ったので、できるだけ強靭な素材と、ライノー(クロスボウ用)を選択しました。


トルクレスDループ6作っていきます。まずはジグに原糸を巻きます。

トルクレスDループ7次にリリーサーと接触する部分にサービンクをしていきます。

トルクレスDループ8弦と違い短いので、軽く巻き、真ん中に来るように調整してから、しっかりと固定します。

トルクレスDループ9
トルクレスDループ10これで完成です。

ぜひお試しください。また、店舗で販売もします(通販は無理ですが、店舗であれば取り付けもできます)。在庫は土曜日には用意できると思います。これであなたもセバスチャン選手のようなシューティングができる!かも:)

話題のトルクレスDループを作ってみよう - 理論

ストリングテンション作って、取り付けする前に、トルクレスDループについての理論的な解説をします。このDループのメリットはレットオフ=ホールディングウェイトに大きく影響を受けます。

この動画はピーク58ポンドに設定されている弓をフルドローまで引き、その時のストリングのテンションを表現したものです。ホールディング時にはポンドは10ポンド程度になっているので、指一本で軽く触れるだけで大きく変化していることがわかるかと思います。

トルクレスDループとはフルドローで最もストリングにかかるテンションが低いときに、Dループと顔の接触によるテンションやリリーサーからのテンションをできるだけストリングに伝えないようにするためのアイデアです。理論上ホールディングウェイトが低いほどメリットがあります。