新商品説明会への参加してきました。

代理店主催の合同新作発表会に出席してきました。
業界の合同の新作発表会というと、アメリカのATAとヨーロッパのNIMESと2月のラスベガスがありますが、HOYTやイーストン・PSE・Mathewsなどの新作発表が10月ということもあり、10月の最終週に代理店主催の合同新作説明会が開かれています。ちなみに、このイベントは一般のユーザーは参加できません。
今回は1週間にわたって開催され、世界中から50店のプロショップが参加したようです。私たちは初めての参加だったので、今回はスタッフが付きっきりで説明をしてくれました。
昔は日本でも、代理店主催の合同説明会はあった(たしか2009年まで行われていたと記憶)のですが、最近は開かれなくなりました。残念です。メーカー・代理店・プロショップの思惑が絡み合う場なので、なぜ開かれなくなってしまったのかは不明ですが、日本でも再開を願います。

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開催会場。後ろに、11月中に発表される予定の商品含め、ほぼ全メーカーの新製品が並んでいます。

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日本では代理店の仕事は「卸」で商品を販売することと考えられていますが、アメリカやヨーロッパではプロショップを育てることが代理店の仕事であると考えられています。この会とは別に新しいプロショップや経験が浅いプロショップ向けに、プロショップとしての知識を詰め込む1泊2日のセミナーなども開かれていて、会場には簡易宿泊施設・シャワールームもあります。
こちらの写真は試射会場。最新の弓が揃えられており、試射できるようになっています。PRO COMP ELITEを試射しましたが、かなり静かですが、矢の飛び出しを真ん中にするために、今までの弓よりも、レストマウンティングホールやグリップの位置の下がっており、ハンドルの重心が上がっています。今までとは違ったセッティングが必要になるかもしれません。それと、spyderが思ったよりも、仕上がっているいい弓でした。少し見直しました。取り扱い考えます。リカーブのほうでは、Horizon Pro、Formula Excel Proともに、いい感じの仕上げです。ただ、トラブルが続出しているリムポケットのパーツは採用を継続するようで、その点はちょっと不安です。

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PSEはケーブルガイドが変更になり、フレックスタイプのケーブルガイドがつくようになったのはいいのですが、チューニングできません。さらに、ARCTECのCPRが取り付けできなくなっています。ただ、ARCTEC社では、現在PSEの新しいモデルにも取り付けができるタイプのCPRを開発中とのこと。

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その後は代理店の倉庫に移動して、倉庫の見学。フォークリフトの操縦をさせてくれました。狭い通路ですが、地面にラインが引いてあり、リフトはそのライン上でしか動かないので、操縦はかなり簡単です。

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最後は風車を改造したミシュラン1つ星のレストランで食事会。今回のHOYTの世界一斉展開の舞台裏や、SAMICKの財政について、Legendのデリバリーから、イーストンの経営方針など、いろいろな業界の裏事情について話し合ってきました。どちらかというと、商品の細かいスペックの話などはメールでも済むので、今回のメインはこのあたりの話を直接顔を見ながら話すことでしたが、最新の業界事情についてはかなり勉強になりました。少しずつ消化しながら、書いていきます。
実際の新商品は火曜日に発売になるので、HOYTの商品の細かい点はそのときにまた。
この記事を書いている今は、パリの日曜日の朝10時です。明日・月曜日にラ・ロシェルにあるUUKHAに日帰りで行き、火曜日の昼の便で東京に戻ります。