ボーニング(BOHNING)アーチェリーから2018年のカタログが来ましたが、上記の写真の通り新商品は特になく、アローシャフト用の潤滑剤が出る程度でしょうか。
また、ベインでは新色が追加されます。ICEベインとAIRベインで新色のシルバーとティールが発売されます。
以上、あっさりとしたボーニング2018年でした。
週末放送された「足で射る男!~アーチェリー マット・スタッツマン~」ご覧になっていただけましたか? BSなので、自分は見れていないのですが、上記の現場の写真などは、放送後公開と言われていたので。ナレーターが山田、対戦相手が坂本、取材協力がうちの会社名ってことは…俺だけ出てないのか…。残念。一応自分も結構仕事しています(笑)
11月20日(月曜日)午前0時10分~午前1時00分(19日深夜) NHK総合で再放送予定です。
弊社大久保店スタッフの岸がインカレターゲット(全日本学生アーチェリー個人選手権大会)とインカレフィールド(全日本学生フィールドアーチェリー選手権大会)に続き、週末行われた第59回全日本ターゲットアーチェリー選手権大会でも優勝しました。おめでとう!
また、祝勝会っすね(笑)
坂本は11位でした。これで、季節はインドアですね。
TRUFIRE(トゥルーファイヤー)から入荷しました新作トリガーレスリリーサー「SEAR(シアー)」のご紹介です。
黒いボディなので一見アルミハンドルに見えますが、本体はブラス製、重さは126グラム。細身なのにずっしりとした感触です。
色の展開があり、緑、赤、オレンジ、黄色、ティールの5色。
4本掛けの方はイモネジが2か所あります。位置の固定と角度調整です。
このシアーはその名の通り、シアーパーツに特徴があります。
「バリアブルクリック」と呼ばれる十字型の1つのパーツで、ファスト、スタンダード、スロー、クリック音なしの4つが設定できます。
十字型のパーツで、これを回転させることで、ポジション変更が出来ます。
このピンを抜くと中で十字型パーツがくるくる回るので、良きポジションでこのピンを差し込み位置を決めます。
示した先のピンが十字型パーツの回転を止めています。
ファスト、スタンダード、スローのポジションには線が引いてあり、1本→ファスト、2本→スタンダード、3本→スローとなっており、線無しがノークリッカーとなっています。
変更の際は、2本線が見えていればファスト、3本線が見えていればスタンダードという規則。
ここまでの写真ではずっと3本線が見えているので、この場合の設定は「2」のスタンダードとなります。この規則を覚えておきましょうね。
次にタイミングのホット⇔コールドの調整です。
十字型パーツを両サイドから挟み込むようにイモネジが存在するので、締め過ぎには注意して、良き位置で固定します。
TRUFIREのトリガーレスリリーサー 細身ながらずっしりとした感触の「SEAR(シアー)」は、店舗およびオンラインショップで販売中です。
ホイット(HOYT) 2018年の今度はコンパウンドラインですが、リカーブと違い大きな変化はありません(リカーブは1増9減の大幅な削減)。既存のハイパーエッジがプロ・フォース(PRO FORCE)というモデルに置換され、新しくミドルラインとして実験的というか、水増し的なダブルXLターゲット(DOUBLE XL Target)が登場します。
プロ・フォースですが、前のハイパーエッジ同様にターゲットでホイットの中では最速という位置づけです。スペックもほぼハイパーエッジと同じで、違いは新しくDFXカムからZT Hyperカムに変わり、ケーブルスプリッターが装着されて、安定性が増したかわりにチューニングがやりづらくなったことでしょうか。妥当なモデルチェンジかと思います。
まぁ、評価が分かれるであろうモデルはこちらのタブルXLターゲット。発表を文面で見た時には、ターゲットのミドルラインでハンティングモデルに今年の新モデルに搭載された技術を詰め込んで、マーケットで評価を見るための実験的なモデルかなと思いました。
が、詳しく見ていくと…ハンティングモデルにタブルXLハンティング(写真右)というモデルがあるのですが、どうやらをこれに着色しただけのモデルがタブルXLターゲットになると思われます。ってか、写真もターゲットモデルにシェルフガード(ハンティング用の矢じりがハンドルに当たって傷にならないようになるもの)いる???
うん…。また、クリップもターゲットでは難しいとされているハンティング向けのグリップがそのまま搭載されているので、価格はミドルラインですが、これから始める人にお勧めできるかと言われると見微妙です。グリップをターゲットタイプにして、シェルフガードを外すだけで十分だし、それだけでターゲットモデルと言っていいと思いますが、それくらいもやらないで着色するだけで出すのか見守る感じでしょうか(いろんな代理店から意見があれば再設計もあるので)。
以上、ホイット2018のコンパウンドです。
ハイパーエッジ(HYPER EDGE) 2017の即納モデルは特価品に追加しました。合う方がいればお買い得です。
新モデルとカタログは下記の通りです。
おはようございます。昨日はホイットの発表を始発まで見届け、松屋で食事して、6時前に寝たので、少し遅く起きました。そして、発表された新しいホイットのリカーブハンドルを見てびっくり!! そーですよ。このブログで散々訴えてきたことをついに、ホイット側が受け入れてくれて、GMXハンドルと同じ程度の安定性を持つであろう、新しいアレーロ(Alero)ハンドルが登場しました。
これまでの経緯を振り返りたい方は下記の記事を参考にしてください。
今年最初のワールドカップ始まる、キ・ボべ(Ki Bo Bae)選手はまだGMXで頑張る!
アメリカチーム、プロディジーシリーズの選手はリムポケットから可動パーツを排除の方向へ。
「VertaTune」システムはファインチューニングシステムではない。
理論的に、または、トップ選手の意見・ナチームの運用を見ていて、こちらのブログで疑問を呈してきた、リムボルト(2017年に補強済み・批判記事はそれ以前のもの)、意図的にリムをねじるプロディジーシステム(ホイットは塗装膜の誤差を調整するためと説明するが2度もねじれる設計の説明にはなっていない)、チューニングにどう影響するか不明なプレートシステム(インドア・アウトドア時のレスト交換や弓具破損の対応には有効)の3つ。
この何年間のあまりアップグレードとは思えない、そして、それによってトップ選手が2009年のGMXハンドルを使い続けるという状況を生み出したものたちをすべて排除し、安定性を最大限に重視したアレーロ(Alero)ハンドルを発表しました。うれしい限りです。非常に期待しています。
ただ、恐らく生産をするか最後まで迷ったのだと思いますが、このハンドルのみ、出荷は来年以降になることもアナウンスれました。まぁ、アウトドアシーズンの開始には間に合うでしょう。期待しています。
新規商品はリカーブではこれだけのようです。既存ラインは大幅に削除され、エクセル/エクセル・プロ/GPエクセル/ホライゾン/ホライゾン・プロの5つのハンドル。ACEリムとエクセルリムが廃盤となります。
また、こちらの方が個人的には残念ですが、カラーグリップと販売が開始されたばかりのKSLグリップもなくなります。リムボルトのカラーも載っていない(こちらは確認できていません)ので販売終了の可能性があります。カラーバリエーションが大幅に削減です。この点は残念なポイントかと思います。
以上、ホイットリカーブの2018年です。コンパウンド側はこの後記事にします。
ホイット(HOYT)アーチェリー 2018 カタログ (26MB)
【追記】廃盤品は週末に特価品に追加予定です。
日本時間の午前1時(現地時間の朝10時)にホイットの2018年ラインの発表が始まりました。いつも通り、まずはハンティングモデルからの発表です。
新しいカーボンハンドルではホイットがあまり採用してこなかったハーネス式(スプリットケーブルシステム)を採用し、また、上下のリム幅を変えるという他社にはあまりない設計です。ただ、これは(グルーピングのための)性能向上のための設計ではなく、あまりスタビライザーをつけずにベアに近い状態で使用するハンティングボウの重量配分に関連する設計だそうです。
…
ん
…
レビューが上がってきましたね。
…
ん
…
発表開始が1時だと聞いていたので他の仕事やりながら、いつもなら、2時間くらいで終わるので、始発(4時47分)で帰ってさくっと寝るかと思っていたのですが、ホイット本体のサーバーが落ちたりと、3時間たった今もフラッグシップのハンティングモデルしか発表されていない状況です。
ということで帰って寝ます。。起きた頃には終わっているでしょう!!
去年みたいにリカーブの正式なカタログがいつまでも完成しないといったトラブルがないといいのですが…FB(ターゲット)が若干炎上してます(汗)
…
あ
…
アーチェリービジネスの業界誌である、インサイドアーチェリーがアーチェリー商品の偽造問題について取り上げています(無料で電子版読めます)。
パクったとか、似ているとか、そういう問題はこれまでもありましたが、明らかな違法行為である偽造(トレードマーク含めて丸っとパクる)商品が出回る時代というのは…いやな時代ですね。日本ではそういうものはほぼ出回っていないと感じていますが、eBay/アマゾン/アリババなどの英語サイトでは多く出回っているようです。自分がアーチェリービジネスを始めた時には、こん問題はなかったんですけどね…日本でも個人輸入してさばく人が出てきたら面倒な事になりそうです。
記事を書くにあたって確認しましたが、偽造品の多くはより大きなハンティング市場のほうで、ターゲットアーチェリーはあんまり狙われていませんが。非専業の海外通販サイトにはご注意ください。
噂はいろいろとありますが、確定できないので、書かないでおきますが、トラブルにより、多くのトップアーチャーに使用されていたにもかかわらず、突然生産規模を縮小し、近年はハンティングモデルとエントリー向けのモデルしか生産してこなかったサミック(SAMICK)アーチェリーが新作、しかも競技用で実績のあるマスターズリムの次世代モデルのマスターズプラチナムリムを発表しました。
同時に新しいハンドルウルトラXも発表しました。
ただ、実際の納品日などの情報はなく、他社の動向を見ても、特注生産で注文を受けているところはあるものの、在庫や発売日を表示しているところはないので、実際どの程度の規模で生産されるかは不明です。
アバンテ2の納品も非常に不安定だったので、ちょっと様子見をすることとします。