ラストチャンス(Last Chance)ボウプレスのモーターがアップグレードされました。それに伴い、現在移行期間となり、通常電動ボウプレスの取り寄せは2週間かかりますが、2月いっぱいは3-4週間程度かかります。3月以降納期は戻る予定です。手動モデルは変更はありません。よろしくお願いします。
Monthly Archives: 1月 2019
SANLIDA(サンリダ) HERO X10 -コンパウンドボウ-
中国のメーカーとして昨年末、にわかに注目を浴びてきたSANLIDAアーチェリーのターゲット用コンパウンドボウ「HERO X10」が入荷しました。
SANLIDA HERO 2019
【基本スペック】
・1.5カムシステム
・アクセル間 40インチ
・ブレースハイト 7.5インチ
・重さ 4.6ポンド(入荷品の実測 4.7ポンド)
・引き尺 27~29.5インチ
*現時点ではこのDLだけです
・ドローウエイト 30~40lb* 40~50lb 50~60lb
・カラバリ 黒、金、銀、赤、青、空青、緑、紫、
・レットオフ 65~75%(3段階)
*30~40lbは少し先のようです。
カタログ数値や見た目はOKアーチェリーのABSOLUTEのような。
ハンドル素材は6061系アルミニウム。リムはUSゴードン社製。意外と言っては怒られますが、ちゃんとした作り込になっています。
分かりやすく言うとHOYTのスパイラルプロカムに似た仕組みとなっています。
引き尺変更は以下のモジュールを付け替えます。
モジュール番号は1から6まで。
予め「2」が装着されています。
1:29.5インチ
2:29インチ
3:28.5インチ
4:28インチ
5:27.5インチ
6:27インチ
雑感ですが、モジュールには数字の前に「U(アッパー)」か「L(ロワー)」が刻まれているのですが、これがまた見にくい打刻印です。打ち込みが浅いというか・・・。
私が見たときは「5」と「6」の見分けは虫眼鏡が必要でした。
太・中・細の3種類のドローストップピンを付け替えます。
太いほうから65%、70%、75%と言う具合(目安)
太い時と細い時では細い方がホールディングウエイトは軽くなり、そして太い時よりも約1/8インチ程引き尺が伸びます。
ケーブルガイドバーはネジ固定式のフレックスタイプ。
シュートスルー部分の内幅は46ミリ。
ここ最近の各メーカーのシュートスルー幅からすると狭めの設計ですね。
SANLIDA Archery 「HERO X10」 気になる方は是非店頭にお越しくださいヽ(^。^)ノ
ボウテック(Bowtech)から新しいターゲットボウReckoningが登場予定。
WNS/WIN&WINの2019年ラインナップ、VANTAGE-AXハンドル発表されました。
WNS/WIN&WINの2019年ラインナップが発表され、既存のラインナップは引き続き生産されますが(名称の変更あり)、新しくWNSとして初めてのオリジナル設計のバンテージ(VANTAGE)シリーズが発表されました。リムの方は位置づけがまだ不明なので決めていませんが、ハンドルの方は在庫しての取り扱いをします。
MKアーチェリーのアルファをほうふつさせるような雰囲気がありますが、ブッシングもすべて黒に統一したりと、長年人気のあるフォージドに重量を少し持たせて(1,200g)、デザインにもコストかけたハンドルとなっています。価格もフォージドより少し高いです。入荷は3月頃を予定しています。
ホイットのフォーミュラーXがついに四勝目、リカーブ男子。
バットウィング(Batwing)ベインってどうすっかね。
アバロン(AVALON)のST-01販売終了し、TEC ONE XTRA-STIFFを新規取り扱いします。
初コンパウンドはPRIME CT-9です。
FIVICS 2019年はほぼ同じラインナップです。
PSE 2019年のエントリーモデル扱いは「Stinger Extreme」に。
長年VSカムで親しまれ「Chaos(カオス)」「Fever(フィーバー)」へと引き継がれてきましたエントリーモデルの代表格が2019年のラインナップからなくなってしまいました。
かと言ってこれに代わるものが新登場したわけでもなく、2018年に新登場したモデル「Stinger Extreme」(スティンガーエクストリーム)がエントリーモデルとして推していくことになったそうです。
と言う事で今回仕入れてみました。
色は「チャコール(CH)」。黒鉄色のペイントです。
他に黒、白、紫がターゲットカラーとして用意されています。いずれもペイントです
基本的にこの価格帯の弓はペイントモデルが殆どでしょう。
入荷したポンドは55ポンドモデル。
ポンドは「55ポンドモデル」と「70ポンドモデル」の2種類のみ。
フィーバーVSであった、29lb、40lb、50lb、60lbと言った小刻みなポンド展開ではなくなりました。
さらに2カム駆動だったVSカムですが、スティンガーエクストリームは「SXカム」と言う名称のワンカムで駆動します。
引き感、レットオフ直前の落ち感、ウォールの当たり方など、今回の入荷で初めてスティンガーエクストリームを手にしてみたのですが、意外なことに価格以上の仕上がりと期待感を持たせてくれる好印象となっています。
VSカムに比べ確実に矢速は上をいきます。
VSカムのそこはかとないチープな雰囲気はSXカムには一切見当たりませんでした。
基本スペックです。
・1カムモデル
・アクセル間:32.5インチ
・ブレースハイト:7-1/8インチ
・重さ:1.723kg
・ドローレングス:22.5~30インチ
・トローウェイト:22~55ポンド / 30~70ポンド
・矢速:316fps(ATA)/308fps(IBO)
・レットオフ:75%
スティンガーエクストリームに搭載される「SXカム」はケーブルの通り道を変更させることで「パフォーマンスセッティング」と「グロウウィズユーセッティング」の2通りから選べます。
オレンジラインがパフォーマンス…。黄色ラインがグロウ…の通り道です。ボウプレスにかけてケーブルをかけ直して変更します。
パフォーマンスは引き尺の長短に関わらずポンド調整幅は一定。一般的な弓と同じ仕組み。
一方でグロウは調整した引き尺に応じてポンド調整幅が変化します。
詳しくはこちらの表をご覧ください。
55ポンドモデルの引き尺調整およびポンド調整の関連をまとめた表です。
ご覧いただくとお分かりになると思いますが、55lbモデルで一発で22lbまで落とせるわけではないんです。
パフォーマンス(左欄)で55lbから32lbまで、グロウ(右欄)では組み合わせ多数なので割愛します。
エントリー向けながら比較的ハイスペックな内容。その上ワンカムなので、カムタイミングと言う概念が存在しない分、調整がとてもラク。
コスパにも優れたエントリーモデルとしておすすめの1台です。