米大統領戦終了、トランプ政権下で2028年ロスオリンピック開催へ

スポーツ業界にも関係はなくないので、昨日は他国の大統領選に注目していましたが、6時頃にはFOXからトランプ氏に当確が。

2028ロスオリンピックに関しては実施されるスポーツは確定しているものの、具体的な競技はまだ決まっていません。トランプ氏はパリの開会式を「恥ずべきものである」と発言しています。まだ確定していない2028年のボクシングの出場選手の性別問題など、パリオリンピックが政治色を強くしたことに対して、政治色の払拭に動くのか、それとも、その真逆の方向で政治色を打ち出すのか、トランプ新大統領がどう動くのか注目されるところかと思います。

ともかく、2028年はトランプ政権下でのオリンピックになります。パリオリンピックとは異なるものになるのか確定したのではないかと思います。

参考 : Paris Olympics opening ceremony was a ‘disgrace’, says former US President Trump

AXCEL(アクセル) Acclaim Aero 500 スタビライザーです

今年の春頃に新しく発表されたアクセルの新しいスタビライザーシリーズのAcclaim Aero 500紹介しようと思っていましたが、この時代にあまりにもシンプルなデザインのため、他のスタビライザーとの見分けが非常に困難でして…

シュロッサー選手が使用していることが公式から発表されました(5月頃に550から500にしたようです)が、アクセルは一貫してスタビライザーをより細く、より高剛性のものへと開発していますが、正直、シュロッサー選手ほどのウェイトを搭載しない限り、10オンス程度であれば、ここまで剛性を高める必要があるのか疑わしい段階まで来ているのではないかと思います。

前回の記事でも取り上げた、17歳で593点(スイス記録を更新)を叩き出したOlivia Doigo選手は、決勝で0-6で敗退しましたが、今後注目していきたいと思います。来週はJVD OPENです。

Olivia Doigo – instagram

2025年 インドアシーズン始まる

先週、全日本ターゲットが終わり、今週はインドアワールドカップ2025、初戦のスイスオープン・ローザンヌです。予選では、Braden Gellenthien選手が599点でトップ。久しぶりに世界線に登場した気がしますが、SNSを覗きに行ったら、

アウトドアではX10パラレルプロを使用しているようですが、29.5インチで…X10のロゴがこれほど後ろにあるということは…ストレートシャフトなので、カットする方向で性能は変化しませんが、ほぼ後ろ側からカットしているようです。このシャフトはまだ触ったことがないので気になるところです。

女子リカーブはOlivia Doigo選手が予選を593点という素晴らしい点数(世界記録は595点)で通過。未チェックの選手でしたが、地元スイスのU21のチャンピオンだそうです。土日に決勝、残念ながら、ベアボウ部門はないようです。

まさかのW&WのEX PRIMEが大躍進 ワールドカップ・ファイナル2024 リカーブ女子 

ワールドカップファイナル女子、Li Jiaman(李佳蔓)選手が優勝! おめでとうございます。

道具屋として驚いたのは、優勝した李選手もですが、WAリカーブターゲット最高峰の試合で10年以上前に発売されたEX PRIMEリムが使用されていたことです。本当だったら、すごいことですね。

ただ、使用選手が中国と韓国の選手だったので、開発中のテスト用のリムにEX PRIMEの塗装をして偽装している可能性もあるので、2025年のW&Wのラインナップが気になるところです。

メキシコのスタジアムの売り子はタコスを売り歩くんですね。

ワールドカップファイナル2024コンパウンド男子

土曜日にコンパウンド今日の決勝がありましたが…男子のレベルが高すぎる8スコア(4マッチ)中5スコアが150点満点!! セミファイナルは150点同士でシュートオフ。決勝戦は、150vs149で、James Lutz選手が優勝しました。

取り上げたことある選手だと思ったら、ブラック・イーグルの謎のシャフト(現在のRevelation)をテストしていた方でした。ちなみに現在はイーストンになっています。

2024 ステージ3
2024 ファイナル

Cam&1/2から移行したマイク・シュロッサー選手のセッティングがどう変わるのかが自分の関心でしたが、とりあえず発見できたのは、ステージ3では使用していない、ストリング・ケーブルの長さを微調整できるConquestのカムタイミングキット(または、BowmarのPeep Tuner)をケーブルに入れて長さの微調整をしていますね。また、短くしているのは上カムにつながるケーブルだけで、下カムにつながるケーブルには装着していません。

その意味を理論的に解釈するのは難しいですが、ウォールに当たるときの個人の好みレベルの感覚の微調整なのではないかと想像します。

本日はリカーブ決勝です。

ワールドカップ・ファイナル始まる 

今週末はワールドカップ・ファイナル2024です。1週間前に出たばかりの弓を世界大会で使ってるけど…どれだけ進化しているのかますます興味が出てきました。ホイットの2025モデル、さっそく結果を出せるでしょうか。

1985年のコンパウンド競技

TERRY RAGSDALE選手

ユーチューブで、「Horsham Indoor Archery Championships1985」というのがおすすめに上がっていて、視聴したら意外に面白かったです。セッティングも射形も見たことがないようなものでした。振り返ってみれば、過去の映像の多くはトップ競技(世界大会・全日本大会)のシューターの様子として記録されており、コンパウンド競技は1995年に初めて世界大会に採用されて、それ以降はWAによって競技の様子・動画が収録されているので、1995年以降はコンパウンドボウシューターに関しては、多くの人が目に触れていると思いますが、コンパウンド自体は60年代からあります。

コンパウンドボウ初期の頃のシューター射形や、セッティングを動画で見る機会は意外にないのかもしれません。決勝に残った4選手はともに、細いセンターロッドにわずかなウェイトというセッティングをしています。

奥がTERRY選手です

TERRY RAGSDALE選手はその後、かなり剛性が向上したであろうロッドに大量のウェイトを追加して、1997年のWA世界選手権にて銀メダルを獲得します。ちなみに、このときの優勝はDEE WILDE選手です。

歴史はつながっているので、興味がある方はぜひ。

おばたのお兄さんに伝えたい

テレビで芸人さんがアーチェリーをやっていました。的を外して集中力がどうこう言っていましたが、それはレストダウンです。射る時に人差し指に力が入ってしまって矢がレストから落ちる現象で、スーパーレスト等柔らかいレストを使う時に起きがちの現象です。メンタルの問題ではありません。伝われば幸いです。

あと、アームガードも正しく装着できていなく、弦がアームガードの留め具にあたっています。その前の射のとんでもない矢飛びしているやつはそれが原因だと考えられます。正しく装着すると点数が向上するかと思います。がんばってください。

日身ア連、さらなる内紛へ

これまで、日身ア連が裁判についての偽情報を流していると記事にしました。それらは裁判記録をもとに、確かな根拠があるものでしたが、フェーズに変わって、連盟内の内紛になってきましたので、これについて私が根拠を持って主張できることはないので、事実関係の整理だけして、見守りたいと思います。

公文書扱い 会長名でのお知らせ
Para Archery Hiroshima 代表名でのお知らせ

2024年10月3日にPara Archery Hiroshimaと日身ア連の代表理事(会長)名で公文書として、大会中止についてのお知らせが出されました。

問題点は前回の記事で整理しましたが、現実面では、試合開催の実務を行う共催(Para Archery Hiroshima)が共催・主管になった覚えはないと言っている以上、強硬開催などできるわけはありません。試合の公認を巡るトラブルなどでは、公認が無くても強硬開催できたりしますが、会場の設営などをする人がいなければ、試合は絶対できません。

(トップ画と同じ内容です)

ところが、翌日の4日の夜20時に驚くべきお知らせが掲載されます。「日本身体障害者アーチェリー連盟コンプライアンス委員会」という名前で、会長名で出された…整理しようとしましたが、内容がもう怪文書レベルなので、整理もできないのですが、「会長が独断で中止を決めたけど、理事会はそんな事は聞いていない」「会長は噓の情報を流している(書面内で言及されている問題点は事実と大きく異なっております)」ということでしょうか。

いや…それなら、このお知らせは理事会の名前で出さなければいけないわけで、コンプライアンス委員会は何と戦っているのか見えてきません。会長と共催団体が同じ事を発表しているのに、コンプライアンス委員会は、事実と違うと発表しています。

コンプライアンス委員会が、会長とPara Archery Hiroshimaと戦っているのは伝わりますが、連盟のコンプライアンス委員会が、連盟に所属する地方協会となぜ対立するのかは、全く外からは事情を推測することもできませんが、見守っていきたいと思います。記録に残すためでもあります。

*個人的な意見ですが、会長とPara Archery Hiroshimaは立場(肩書)だけではなく、個人名も晒していますが、コンプライアンス委員会は立場だけ使い、自分らの名前を出していないところが気になります。