昨日は横浜で試合でした。一立ちで9時開始の10時半には試合が終了し、時間があったので、弓が活躍するという噂の映画を見てきました。
ハリウッドではなく、北欧の映画だけあって、最初から最後までアメリカをディスってます。そして、フィンランドの大自然の中で弓(手作りのロングボウという設定ですが、弦は化学繊維で、さらにサービングまで使われています…)が大活躍します。アーチャーの夏休みにぴったりではないかと。お勧めです。
昨日、アメリカでPSEの2016年ラインの発表会があり、PSEの2016年ラインナップが発表されました。かなりよさそうです!
フラッグシップモデルはXpression(エックスプレション)。7075ジュラルミン合金を使用したスリムなフォージドシュートスルーハンドルのデザインがかなりユニークです。
アクセル間は40インチ、ブレースハイト7-1/8インチ、ドローレングスは26-31.5インチ。重さは4.9ポンドと若干重め。標準のレットオフは75%で、オプションとして65%を選択できます(モジュール交換が必要です)。リムポケットが再設計されより幅広のリムになっているようです。カムも新しいDMカムが搭載されています。
弦は452Xで、バックストップも新しくなっています。基本色は黒、赤、青、白、チタンの5色です。
また、ショートモデルのXpression 3Dも用意されており、こちらはアクセル間36.5インチ、ブレースハイト7インチで、ドローレングスは25-30.5インチまでの対応です。
実績のあるスープラシリーズにも新しいモデル、Supra EXTが追加されました。
主な変更点はハンドルのデザインと新しいリムポケットシステム、新しいカム(DMカム)を搭載していることですが、スペックはSupra MAXをほぼ踏襲していて、アクセル間は37.25から37インチに、重さ、ブレースハイトは同じ。対応ドローレングスは25.5-30から、25-30.5と0.5インチずつ対応幅が広がりました。
注意すべき点は、Supra EXT搭載のDMカムはよりスムーズな引き心地を追求したカムとのことで、矢速はMAXに比べ、4fpsおています。
新登場の最後のモデルはBeast(ビースト) EXT。こちらはロングドローアーチャー専用のターゲット向けのハイスピードモデルです。
アクセル間38インチ、ブレースハイト7.25とスペックはターゲットボウですが、矢速は350fps(33インチ測定)を達成しています。すごく魅力的な弓ですが、ロングドローアーチャー専用で、対応するドローレングスは28インチから(33インチまで)。合う人はかなり限られてしまいますね。
もうすぐ価格を決めるので、注文は本日から可能です。メーカーによれば、10月末の出荷を目指して製造に入るとのことで、11月初めごろの入荷になるかと思います。
個人的にはXpressionにはかなり期待しています…自分用の買っちゃおうかな。。。
BCYが新しいリカーブ向けの競技用原糸、8190″F”を発表しました。8190U(ユニバーサル)と同じリカーブ向けを前提として開発された素材です。
8190Fは8125Gを使用しているトップアーチャーの要望に応えるで開発されたもので、考え方の一つにハイストランド数ストリング(一本一本の繊維が細い素材)がよりスムースでより柔らかいシューティングを実現するとされています。Sサイズのノックに合う形で設計すると、ファーストフライトプラスで14本、8190で18本、BCY-Xで20本ですが、新しい8190Uでは22本になるようです。
また、それに合わせる形で繊維の細さだけではなく、繊維自体も柔らかいフィーリングをもたらすために、硬くクリープを防ぐためにブレンドされるゴア繊維(8125G)やベクトラン繊維(BCY-X)を入れず、100%のSK90ダイニーマで作られています。
9月の初めに原糸が入荷予定です。
完成弦に関しては、メーカー側でまだテストしている段階で何とも言えませんが、年末にはスペックとどのように製造するかを確定できると思います。しばらくお待ちください。