もう4月の終わりですが、やっとFIVICSの2016年の正式なカタログが届きましたので紹介します。1月には仮のカタログを受け取っていましたが、変更点があるとのことだったので紹介してはいませんでした。どこかでご覧になった方がいるかもしれませんが、これから紹介するものが正式なカタログです。
まず、同じ韓国のクロッセン(KROSSEN)がファイビックス(FIVICS)のビギナーラインとして加わります。かわりに、これまでのソーマ(SOMA)はなくなります。現在取扱いしているSOMA JMタブは順次、新しいKrossen セニア(Xenia) JMタブに切り替えていきます。デザインの変更のみで性能に違いはありません。また、卸価格も大きく変動しないので、販売価格も変更の予定はないです。
また、収納ケースの新しいラインナップにAttackシリーズが加わりました。ハードケースは現在取扱いしているサンダーシリーズと比べて大きな違いはないようですので、2016年もこれまで通りサンダーシリーズ(CCD/CCS)を販売します。
コンパウンド向けソフトケースでは、これまでのVストームボウケースが廃盤になったので、かわりとしてAttackシリーズのイージーボウケースを発注しました(納期はまだ未定です)。今後はこれを取扱いします。
ハンドルではようやく取り扱いしたいものが登場しました。左側がA6061フォージド合金で製造されたVellator(ベラトール)ハンドル、右がクロッセンラインのXenia(セニア)ハンドルです。今までもファイビックスはユニークなハンドルを作っていましたが、値段がかなり高いことが問題で仕入れをしてきませんでした。2016年、いろいろと改善したことによってファイビックスのハンドルの価格は劇的に安くなり、ベラトールがSFフォージド+と同程度、セニアはSFのアクシウム+Lハンドルと同程度で販売できそうです。実際のものを見てみないと最終的には判断できませんが、在庫しての通常販売を開始する見込みです。
サイトは新しくFV-300とFV-150Sが発売されます。ファイビックスのサイトは品質が非常に良いのですが、少し重いのが課題でした。新しいサイトの重さはカタログには載っていませんが、メカニカル的には軽量化されているように見えます。入荷を待ちます。
タブのラインナップには変更は多くありません。唯一、ポライトタブのプレートのデザインが変更になります。穴の変更はないようなので、交換用コードバン・バックスキンのリニューアルはありません。
クロッセンにはセニアシリーズのほかにHyper(ハイパー)シリーズがあります。こちらはほぼすべて新規の設計です。2016年、現在のK200バックパックは生産が終了したために、かわりにHyperリカーブバックパックに切り替えて販売する予定です。同時にHyperコンパウンドケースもよさそうなので発注済みです。
クイーバーですが、まだ決定ではないものの、アセンドクイーバーの販売を終了し、こちらのHyperシリーズのクイーバーに切り替える予定です。理由としては取り扱いの中で高価格帯のクイーバーが占める割合が多くなってきたので、中価格帯のクイーバーのラインナップを増やしたいと思ったためです。
以上、2016年のファイビックスです。今週の入荷初めて正式なカタログが届いたため、発表された新商品はどれも入荷にはまだ時間がかかりそうです。新入生シーズンに間に合えばよいのですが…具体的な納期の連絡があり次第お知らせします。
FIVICS Archery 2016 カタログ(英語)