そして、年越しの課題図書が届きました。ベアボウの勉強をするためにいろいろと聞いたのですが、この本が良いと…スペイン語しかないけど。グーグル翻訳で少しずつやっていきます( ;∀;)
Monthly Archives: 12月 2018
LEGEND Superline44に新色が追加
手提げ、担ぎ、背負いの3Wayで人気のLEGEND Superline44(コンパウンドボウ用ケース)に新色が追加されました。
これまでの蛍光グリーン、蛍光オレンジに加え、青と赤の2色が追加です。
黒色との切り替えしでなかなか派手めな配色だったのですが今回、青と赤の追加によりこれまで派手目がゆえに敬遠していた方たちにとっては定番の色合いに映ると思います。
LEGEND Superline44は店舗およびオンラインにて販売中ですヽ(^。^)ノ
中国コンパウンド市場はドイツOKアーチェリーが席巻していた。
いろいろと調べてみたところ、中国のコンパウンド界では、多くのトップ選手がドイツのOKアーチェリーのAbsoluteを使用していることがわかり、ちょっとびっくりです。これだけのトップ選手(女子男子とも国家記録を持っている選手など)がAbsoluteを使用しているのは現地のドイツでもあまりないです。代理店の北京尚群体育科技という会社が結構大手なのかもしれないですね。これで、中国メーカー初の競技モデルにシュートスルーハンドルが採用された理由も何となく、理解できました(笑)。
(中国アーチェリー連盟のHPより)
先日行われた(中国の)ナショナルインドア選手権の決勝では、ベスト4の3人がOKのAbsolute、残りの1名がSANLIDAのグランドマスターHREOでした。また、男子コンパウンド団体の決勝では全員がシュートスルーハンドル、中国系のコンパウンドアーチャーはめっちゃシュートスルーが好きなようです。
OKアーチェリーでは、中国向けにプロ選手の登録・報奨も行っていて、2018年は52,090人民元(約83万円)の支払いをしたようです。 データを遡ってみると、OK人気は結構以前からのもののようです。アーチェリーメーカー/OEM製造も昔から、ヨーロッパと中国は太いパイプがありますし、そのあたりの歴史はこれから勉強しないとです。来年から国産(中国産)のコンパウンドボウが発売されることで、マーケットにどんな影響が起こるでしょうか。
三利达(SANLIDA)アーチェリーの宗师X10(HERO-X10)
偽物を作る会社がある一方、まじめにいいモノを作る会社もあるのが中国の現状なのでしょう。先日、中国メーカーについて書きましたが、サンリダ(三利达/SANLIDA)のプロモが届きました。
2019年に向けて新しく開発されたグランドマスター(宗师/HERO)というモデルを使用した選手が先日のマカオで592点(日本記録は590点)を出したとのことです。予選は3位での通過、試合の方は9位に終わっています。メダルではないものの、世界大会での一つの実績ではあると考えます。数年前からリカーブボウで実績があるWIN&WINもターゲットコンパウンドボウの世界に参入(再参入)しましたが、自分の知る限りでは国際大会ではまだ実績がないかと思います。というよりも、今回のサンリダの結果は中国メーカーだけあって中国の選手が出した点です。先日世界大会でメダルを獲得したハンドルも中国選手ですが、ウィン(韓国)の弓はなぜか韓国自国の選手によってあまり使用されていません。いろいろとあるのでしょうか。アメリカ市場(ハンティング)も見ていますが、ハンターの方々は、クレストに南軍旗がいまだに使われる地域ですので、そのあたりで食い込めていないのかもしれませんね。
韓国にはコンパウンドを作る会社は自分が知る限りではウィンしかないですが、中国にはいくつかあります。コンパウンドの方ではもう中国メーカーが韓国メーカーを追い越しているのかもしれません。ままた、ウィンの弓は優に10万円を超えていますが、サンリダの最上位モデルはシュートスルーハンドルで10万円を切ります。直販価格で799USD(税込みで95000円)です。非常にコストパフォーマンスは高いと思います。
まぁ、新しいメーカーなので、実際に売り始めたらいろいろと問題もあるのかもしれませんが、リカーブと同様、初心者・中価格帯までは、実績があるモデルを中心にセレクトし、世界大会で活躍するレベルのモデルはできるだけ全部扱っていきたいので、取扱いに向けて話を進めていきたいと思います(レビュー用に1台取りますが安くするので興味ある方いたら連絡ください)。
スペックとしては、ブレースハイト7.5インチ、ATA 40インチ、矢速330fps、調整幅27-29.5インチ、4.6ポンド、レットオフ65-70%と、数字だけではプライムのONE STX 39みたいな感じではないかなという感じです。ハンドル素材は6061系アルミ、リムはアメリカのUSゴードン(マーチンなど多くのアメリカメーカーが使用しています)を取り寄せているそうです。弦もBCYからとっています。アメリカの素材を使って中国で組んでいるという感じでしょうか。
これまでコンパウンドボウは競技用としてアメリカ・イギリスメーカーのみ販売してきましたが、ここに中国を追加できるか検討してみます。リリーサー(Topoint)はちょっと残念でしたが、SKYLONは好評です。さて、新しいSANLIDAはどうなるでしょう。
年内の完成矢作成について。
12月5日(水)までの受注分が年内の発送となります。以降の注文は年明け以降の発送となります。よろしくお願いします。
ご都合などで加工キャンセルしての発送をご希望の方は連絡ください。
アマゾンに偽物、ご注意を。
私がプロショップを始めたころ、いや、その前からアーチェリー業界にはパクリ問題がありました。もちろん問題ですし、そういうものを販売する側は姿勢を問われるところがあると思います。
しかし、2-3年前から別の大きな問題が発生しています。それはブランド名・商品名ごとコピーした偽物です。上の商品、購入はしていないので断言はできませんが、送料込みで900円弱で本物のTRU-FIREのリリーサーが購入できるとは思えません。それがアマゾンで販売されています。偽物である通報することはできないようです(購入しないとできない)。
「偽物」に関してはアーチェリー業界のノウハウは多くないと思います。正直、自分もTRU-FIREの正規品を販売する側として、どう行動すべきかわかりません。。。これから勉強します。時間差で、アーチェリーのようなニッチな業界も、偽物と向き合わないといけない嫌な時代になりましたね。
Gearhead Archery、そろそろターゲット用にも使えそうな。
ATA2016で試射して、そこから定期的にチェックしてきたGearhead Archeryですが、2019年モデルとしてB36/B40を発表しました。
スペック(B36)としては
– IBO Speed: 340fps
– ATA 36.50″
– 重さ 5.40lbs
– 90 ft-lb kinetic energy
– ポンド 50/60/70lbs
– ドローレングス 25.5″-31.5″
– ブレースハイト 5.75″-7.50″
一番の特徴としてはブレースハイトを変更することができることです。試射したことがあるのはATA18インチのモデルで、もう全然違う設計なので、その経験は参考にはならないのでしょうが、36インチタイプのターゲットモデルがどんな感じなのかは興味があります。そろそろ、ターゲットでも使う選手が出るころかもしれませんね。
この構造でどれだけの剛性を確保できているのでしょうか?
(現状取扱いはしていません)
イタリアのビッグナミ(Bignami)も3.2mm径40トンカーボンシャフトの販売開始。
取り扱いの予定はありませんが、イタリアのビッグナミ(Bignami)も3.2mm径40トンカーボンシャフトの取り扱いを、Cross-Xというブランドとして販売を開始しました。
9月に登場したスカイロンがヨーロッパでは大変な売れ行きになっています。大きなトラブルもなく、今後ますます拡大していくと思いますが、このブランドは現状SSAという代理店が管理しているので、他の代理店はスカイロンのシャフトを販売できません。そこで、今度はイタリアの大手代理店Bignamiが自社管理のブランドCross-Xを立ち上げて、同様のコンセプトのシャフトを販売することとなったようです。
このシャフトはまだアメリカでは販売されていないようですが、売れた分メーカーには利益が出ているはずなので、今後、この利益をどう再投資して、新しい技術をシャフトに導入していくのかが気になるところです。イーストンも多くのカーボンシャフトはアメリカでは製造していない状況ですので、今後、ますます差別化は難しくなっていくのでしょうか。
業界のお話・ブレグジットですね。
アーチェリー用品を販売しているわけですが、しかし、政治や経済には影響を受けるわけで、そのあたりのリスクは常に考慮しながら仕事しています。
先日聞いた話ですが、イギリスの大手アーチェリーショップAltenative Archeryが自国のEU脱退(ブレグジット)に備えて、一部業務をルクセンブルグ(EU)に移すとのことです。イギリスのEU脱退は2019年3月29日が期限とのことですが、アーチェリー業界(Merlin/Mybo/Border)などには、どういった影響があるのでしょうか。
いろいろスムーズにいくことに期待です。