UUKHAからフランスのカレンダーが届きました

DSC_1525UUKHAから本日納品があり、中にカード式のカレンダーが入っていました。フランスのカレンダーです。

DSC_1528一目で日本のカレンダーとはかなり違うことがわかりますね。情報詰め込み過ぎなカレンダーです。「Mars 7 L Felicite 10 Zone C」とあるのは、「3月 7日 月曜日(L=Lundi) フェリシ 10週目 夏休みC」という意味です。 フェリシのように毎日の日付の横にカトリックの聖人の名前が入っています(*)。○○週目というのはヨーロッパでよくつかわれるもので、こちらからの納期の問い合わせの時に、このサイズだと発送は43週目あたりじゃないかなといった感じで案内されます。

*聖ペルペトゥア殉教者/聖フェリチタス殉教者(?-203年)

ローマ皇帝のキリスト教迫害下に、北アフリカのカルタゴで5人のキリスト教志願者が捕えられた。その中に2人の女性、ペルペトゥアとフェリチタスがいた。 貴族出身のペルペトゥアは乳飲み子がいる22歳の婦人であり、フェリチタスも妊娠中の奴隷であった。5人をキリスト教に導いた宣教師サトルスも、後から捕えられた。5人の求道者は監禁されている間に洗礼を受け、すぐに投獄された。

ペルペトゥアは、棄教するようにとの父親からの説得を拒み、牢獄を宮殿と書き残している。裁判の結果、全員に死刑の判決が下され、猛獣の餌食となる刑を受け、殉教した。ペルペトゥアの殉教録は、3~4世紀のキリスト者の殉教観を見る上で貴重な資料となっており、古代・中世をとおして影響を与えた。

女子パウロ会公式サイトより

carte_france_scolaire夏休みゾーンというのは、フランスにはA/B/Cの3つがあり、住む地域によって異なる時期に休みをとります。 Aゾーンはワールドカップが行われるニームなど、Bは…行ったことないですね。CはパリとUUKHA(ウーカ)があるエリアです。

その他に背景色が赤になっているのが祝日です。グレーは日曜日。1月10日の横にある「●」はその日が新月であるという意味、1月24日の横にある「○」はその日が満月であるという意味です。ヨーロッパ文化にはそこまで詳しくないですが、フランスで自然派ワインを作る人たちは、満月の時にブドウを収穫し、新月の時に澱引きをするなど、月の動きを大事にすると聞いたことがあります。

それにして、この小さなカードにこれだけの情報を詰め込むとは。。以上、フランスのカレンダーでした。

Gripperシリーズ最新作 AAE シングル サイドマウントが入荷しました

DSC_1522グリッパーシリーズの最新作、AAEタイプ(25mm接続)のシングルサイドマウントが入荷しました。シングルバーとの違いは可動部分が2軸のみであること。3軸でない分、設定は限定されますが、その分軽く、より強力にサイドロッドを固定できます。

DSC_1524新しいモデルでは弓への取り付けにも、コーン型のジョイントがついており、より強力な固定が期待できます。現在、クイックデタッチ付きのモデルが開発中で、3月の入荷を予定しています。

2016年最初の世界戦での変化いろいろ

NIMES15_B16_3482現在ワールドカップインドア、ステージ3・ニーム(Nimes)が行われており、今年最初世界戦です。出場選手でいくらか道具の変更があります。まずはリック選手。使用している道具がホイットからMKコリアのアルファに変わりました。リムもMKのリムですね。坂本曰く、マッハXに間違いないとのこと!

NIMES15_B16_3768Gellenthien選手と言えば、マシューズのコンクエスト4!マシューズがどんな新型を出してもずっと使い続けていた印象ですが、ついに、新しいハロンX(Halon-X)に変えて、この試合に出場を。そして、決勝に進出(決勝は今から1時間後くらいなので最終結果はまだ)。弓途中で切れているので…どんなセッティングにしているのか楽しみです。

NIMES15_B16_3363マイボウのオリジン(Origin)が登場しています。アダム選手の点数は585点で予選通過となりませんでしたが、この角度で見るとなかなか魅力的なモデルのようにも思います。

あと1時間くらいで、決勝が始まります~。

【ATA2016】シムス(Sims)新型のエンハンサーを発表しました

DSC_1415ATAでシムス(Sims)が新型のエンハンサーを発表しました。フォーミュラータイプのリムブッシング、アッパー、カウンター、コンパウンド向けスタビライザーの先端などでの使用を想定したものです。ダンパーの先端にブロードバンドリムセーバーがついている形状となっています。

使用する場面に合わせて、2つサイズがあり、スモールタイプは既存のブロードバンドリングで色の変更ができます。ラージの方はより大きなサイズのリングが必要で、今後生産を開始するようです。写真の左がラージで、右がスモールです。どちらもねじは5/16″タイプです。
DSC_1413
DSC_1417もう一つ、ターゲット向けの新型スタビライザー「ブラックアウト(Black Out)」も発表されました。流行の16mmの小口径設計で風の影響を低減し、リムセーバーと同じ素材の振動吸収素材がロッドの内部に入っています。重さは28インチで200g、コンパウンドスタビライザーでは少し重め設定です。非常に現在取扱いしているモデル数がかなり多いので、在庫しての販売は予定していません。

また、AWSは継続ですが、ニューモジュラースタビライザーの生産が終了します。在庫限りです。希望の方はお早めに。新型のエンハンサーは1月の終わりに入荷予定です。

トルク低減の別視点、デュアルスライドケーブルスライダー

デュアルスライド現在、別の視点からトルク低減を目指したデュアルスライドケーブルスライダーなるものをテストしています。メーカー側でもテスト中で、自分がもらった試作品はケーブルがジャンパアップする(溝から外れる)場合があるので、少しデザインを変更してから正式に発売されるようです。
PSE_Colored_Flex_Guardトルク低減というと、2011年に登場したCPRシステムをきっかけに、弓のバック方向でケーブルガードを可動させることでトルクの低減を目指す流れがずっと続いてきました。メーカーごとにいろいろな工夫がされ、現在ターゲットモデルにはほぼ搭載されるようになりました。
DSC_1509cc2063e6ce54d12398136ee9a68e2636この新しいケーブルガードシステムでは、別の視点、弓のサイド面でゲーブルを可動させることで、より一層のトルクの低減を目指します。たとえば、エリートのエナジー35は上下のカムが同じ型をしていて同期して働きます。なので、当然ケーブルも左右対称のX型に交わっています。ただし、ケーブルガードはその左右対称に交わるポイントには設けられておらず、その少し上に設定されています。なので、2つのケーブルの間には距離があり、通常ケーブルスライダーはこの距離を考慮して作られています。

DSC_1508しかし、この距離は一定ではありません。フルドロー時に二つのケーブルは近づくので、当然この距離も近づきます。固定式のケーブルスライドではケーブル同士の距離は一定に設計されているので、この距離の変化に対応できず、そのストレスがトルクを作り出します。

DSC_15091この新しいケーブルスライダーはデュアルスライド機構を搭載することで、ドローイング時にケーブルがスライドするだけではなく、ケーブルの相対関係の変化にも対応し、これによってより一層のトルク低減が実現できます。

面白い発想だと思います。現在テスト中です。

エリベインからリオ・オリンピックモデルP1.75が登場

ELIベインP175 (1)エリベイン(ELI VANES)からリオ・オリンピックに向けて開発された新型のフィルムベインP1.75が登場し、本日入荷しました。オリンピックに向けてオリンピックの代表選手と韓国チームのスタッフによって開発されたモデルです。リカーブでX10/Nano Extremeのような極細のシャフトを使って70mを射つという限定された条件(オリンピックの競技フォーマット)のもとで最大限の性能を発揮できるよう開発・テストされたベインです。

ELIベインP175 (3)0.7グレインの軽量ベインでスピンウィングとほぼ同じです。P1.75(45mm)というのはベインの全体の長さではなく、貼った時の有効面の長さですので、同じ45mm表記のスピンウィングよりも長いです。硬さはフィルムベインの中では硬めの方に入ると思います。ピンク、紫、緑、白、マットブルーの5色での展開で、マットブルーは新色になります。少量のテスト入荷ですが、本日より販売開始します。

ELI ベイン P1.75 ベイン
http://archery.cart.fc2.com/ca29/1188/p-r-s/

コンパウンドボウの弦と追加ウェイトはどう働くのか

0.01.38.60先日、コンパウンド弦の働きについてお客様より質問があり、コメントで回答しました。お客様に伝わったのかどうかはともかく、非常に下手なイラストで説明したのが心苦しく、新しい記事とちゃんとした写真で再度説明させていただきます。

*理解には中学校レベルの物理学の知識が必要です。

続きを読む

ドインカーの2016年ラインナップ、Vバーが一斉モデルチェンジ

Doinker_2016_catalog_Topアメリカのドインカー(Doinker)が2016年ラインナップを発表しました。今回、こちらのメーカーはATAに不参加だったので、実際にはまだ商品を見れていません。実際の入荷はかなり後になりそうです。

スタビライザーのラインナップに大きな変更はありませんでした。弊社で取り扱いするものも2015年通りになると思います。

doinker_2015_カタログ12471328_10153687909695622_7351111259731518780_o(写真上がドインカーの2015年ラインナップ、下が2016年のラインナップ)

大きな変化はVバーで、写真の上、これまでパワーグリップタイプのVバー/サイドブラケットはすべてカタログ落ちしました。弊社でも在庫がなくなり次第取扱いを終了します(ただ、代理店に在庫が残っていれば取り寄せできます)。Vバーの形は大きく変化していませんが、アジャストする部分の固定方式をすべてのタイプで一新して「コニクルボンド(Conicle Bond)」というテーパー型のロック機構に移行します。シリーズ名はプラチナムマウントから、マイティ(Mighty)マウントシリーズに変更されます。出荷日は確定していないそうです。決まり次第お知らせします。現行品がほしい方は早めに問い合わせください。

ただ、この固定方式がグリッパーに似すぎているという意見が出ています。本当に似ているのであれば、取り扱わない可能性があります。この判断は実物を見てからします。

Doinker_hushpukまた、もう一つの新商品は…ポリマープレートベースを使用した貼るタイプのダンパーです。同じ貼るタイプでも、リムセーバーのようにスタビライザーと同じく先端を振動させるタイプのダンパーではなく、ハッシュパック(Hushpuk)のように制振素材をハンドルやリムにぴったりと貼り付けて振動をとるタイプの、フレックスプレート(Flex Plate)というダンパーです。こちらはもう少し早く入荷しそうですが、ハッシュパックとの違いが気になるところです。

ドインカーは毎年発表から入荷まで…長いときで10か月くらい待ったこともあるメーカーなので、気長にお待ちください。

Doinker Archery 2016(PDF 23MB)
https://archery.co.jp/catalog/Doinker_2016_archery.pdf

【意見保留中】グリッパー/AAEがぶち切れる

Doinker_AAE_Gripper発表してよいのかわからないので、詳しい数字は言いませんか、AAEから2015年のセールスはかつてない伸びだったというプレスリリースがありました。特に独自のコーン型ロックシステムを採用したグリッパーはこの1年間で世界中で使用されるようになりました。私も使っていますがかなり良い設計の商品だと思います。

DSC_14222016年にはクイックデタッチが搭載されたモデルも新しく発表され(後で記事にします)、グリッパーファミリーはさらに拡大していく予定です。

12471328_10153687909695622_7351111259731518780_o順調なのは非常に良いことですが、ドインカー(Doinker)から2016年新商品として驚くべきものが発表されました。現行のVバー、マウントをすべて廃盤し、そこに「コニクルボンド(Conicle Bond)」というグリッパーとほぼ同じに見えるコーン型のロックシステムを搭載して、ラインナップが一新。今回、ドインカーはATA不参加だったので、実物は見ておらず、見てから記事にしようと思いましたが、クリッパーから早くも「パクってんじゃねーよ」という主張が出されました。

まだ、実物を見ていないので、私の意見は実物を見るまで保留しますが、尊敬すべきメーカーであると思っているドインカーが…このコククルボンドがグリッパーに似ているように見えるだけで本当は全く革新的なロック機能であることを祈るばかりです。

フィールド向けの高性能双眼鏡の販売を開始します

DSC_1493昨年の11月からフィールド競技の練習を始めましたが、自分も使用している現在弊社が取り扱っているビクセンの双眼鏡では、林の中で暗い状況では長距離での的中が困難な事がありました。50mターゲット競技では全く問題はなかったので、矢の刺さり角度(フィールドでは的がまっすぐなっているとは限らない)や明るさの問題です。

そこで再度相談して違う双眼鏡を探してきました。メーカーは日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアなどアーチェリー業界に長くレンズを供給してきたニコンのものにしました。カタログを見せてもらったところ、最上位モデルは…20万円?!いやいやいや…。

DSC_1496まず決まっていたのは倍率、これは10倍で問題ないと判断しました。双眼鏡は手で持って使うので、高い倍率では手振れで逆に確認しにくくなりますし、フィールドでは10mという短い距離でも焦点が合うことが必要です。次に視界の確保と明るさを得るために対物レンズは現行のもの(25mm)よりも大きいものにすることに。上のサイズだと32mm/42mm/50mmといったカテゴリーがあり、2段階上の42mmを選択。

ここからは価格と性能の兼ね合いです。一番高い20万円のモデルは高過ぎですが、探している10×42サイズのノーブランド品なら、小売価格で4,000円くらいのものも見つかります。

その中で考えると、アーチェリーでは的中の場所の確認が目的であり、美しいものを見るわけではないので、例えばニコンの最上位モデルが持つEDガラスによる色収差補正機能は全く必要ではないでしょう。雨に降られても大丈夫な程度の防水は必要ですが、最上位モデルで保証される5mの水深に10分間浸かっていても内部光学系に影響のない防水設計も必要ないと思います。

一方で、的がまっすぐこちらに向いていないことや的とアーチャーの間に角度があることなどから、視野の歪みがあっては困ってしまいます。価格とアーチェリーで必要な性能・必要ない性能とのバランスで考えた結果、最終的にはニコンのアキュロン(Aculon)A211というモデルを取り扱うことにしました。

シンプル(*)で余計な機能がなく低価格(13,800円)で、かつ、レンズには非球面レンズを採用して視野の歪みをなくし、多層膜コーティングレンズで明るい視界を実現しています。最短焦点距離は5mなので、近距離の的中の確認もばっちりです。ターゲット競技であれば、これまでのビクセンのもので十分だと思いますが、フィールドでの使用も考えるのであれば、この新しい高性能モデルもぜひ検討してください。

*その一つ上のモデル、プロスタッフは8000円ほど高く、その特徴はボディにグラスファイバー入りポリカーボネイト樹脂を使用したことで20%程度軽くなっていること。

本日より、取り扱いを開始します。

また、在庫が少なくなった高性能ズームスコープの在庫が少なくなってきたので、先日再発注しましたが、請求番号が”20″になっていました。このモデルの最小注文数は50台なので次回入荷分のスコープを1つ販売すれば、累計販売台数が1000台になります。

*1台展示用。

フィールドスコープについては、地道にコツコツ(販売期間5年間)と販売してきたイメージですが、積み重なっていくとこんな数になるのですね。びっくりしています。