ベルリンオープン、ビクトリーシャフトでコンパウンド女子優勝!

(Hauptstadtsport.tvより)
バンコクで週末ワールドカップ・ステージ2が行われました。2年にわたって、世界戦への参加とトップアーチャーへのインタビューの2つの目標を達成したので、今年の参加は見送っています。

同日、ドイツベルリンでは大規模のインドアトーナメント・ベルリンオープンが行われました。以前では、WIN&WINの新商品が最初に披露される試合として有名でした。ワールドカップと被ったものの、多くのトップアーチャーが出場し、男子コンパウンドではトラブルの末、ステファンハンセン選手が優勝しました(*)。

*詳しくは事情が分かりませんが、シュートオフで選手同士が差異を認め、勝敗を決めたのに審判が”タイ”判定し、再シュートオフが行われたようです。コールされなくても、審判員が距離を測定し、結果を覆す権限があるのかなどの点が問題になったようです。


その残念な事件はともかく、チーム・ビクトリーのSabine Sauter選手が女子コンパウンドで優勝しました。ビクトリーシャフトのこれまでの実績の中でも最大の結果だと思います。新しい製法でV1グレードシャフトの製造も始まります。今後のますますの活躍に期待です。

試合のダイジェスト。3分35秒あたりでハンセン選手も結果に納得いっていないような様子がうつっています。

ビクトリー(VICTORY)がMaxxKeシリーズに競技用モデルを追加しました。

2016年にビクトリー(VICTORY)が新しくテスト導入したMaxxKeテクノロジー(トルク低減のためにカーボンを45度ずらして編み込んでいく方法)を上位競技用モデルでも採用することを発表しました。


新しいMaxxKeテクノロジーをテスト採用したモデルは現行ライン(Victory VAP Low Torque)にもありますが、V3/V6モデルしかないので取り扱いはしてきませんでした。2017年にV1(.001″)のエリートモデルにもこの技術の採用を決め、シャフトのデザインも変更されるとのことで、取り扱いを考えています。テスト予定です。ただ、まだ価格が出ていないので入荷は少し先になりそうです。

ビースティンガー(B-stinger)/ゴールドチップ(GOLDTIP)が2017年ラインを発表

2016年、ウルトラライトに続き、新しく発売したピアースも好調で、代表的な選手のドマゴイ(Domagoj Buden)選手は現在世界ランキング6位です。

世界戦でメダルを獲得するほどですので、現行モデルでも十分な性能をもっていると言えますが、2017年にはさらに精度を向上させたピアース・ツアー(Pierce Tour)が登場します。より高い精度でマッチングさせただけでスペックに変更はありません。また、スパインが増え、600番・700番が登場します。

部品では、HDピンノック(6.1gr)を軽量化してして、ピアースに合わせて最適化した新しいマイクロHDピンノック(3.5gr)が新しく登場します。

‐ Pierce Tour Straightness Tolerance +-0.01″
‐ Pierce Platinum Straightness Tolerance +-0.025″

姉妹ブランドのビースティングも2017年の発表があり、スタビライザーに変更はなく、1つ新しくサイドバーが追加されます。

Bernie’sより2017年モデル、超極細ロッド X-Rod WIND DRAGON PRO-X ”プラス”が発表されました。

今年、競技用ロッドとしては最も細い径を持つスタビライザーとして登場し、5月より取り扱いを開始していたウィンドドラゴン・プロXの再発注をしようとしたら、生産が終わるとのことで、2017年に向けて、新しいモデル”プラス”の生産に入ったようです。

アメリカで話題の超極細スタビライザー”Bernie’s X-Rod WIND DRAGON PRO-X”が入荷しました。

違いは一点、新しくEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)という非常に比重が軽いゴムダンパーが内蔵されるとのことで、このロッドの軽さを殺さない範囲で振動吸収性能の向上を目指したものになっています。それ以外に変更はありません。

細さは 


X-Rod WIND DRAGON PRO-X ”プラス” = 12.3mm
HERO = 14.5mm
X SLIM = 16mm

発注済みで、入荷は1月後半から2月の予定です。

EASTON 2017-新作ボウケース2種類が入荷

2017-イーストンの新作ボウケースが2種類入荷しました。
・ワークホースボウケース
・ボウGo

まずは「ワークホース・ボウケース」です。
表面

裏面

*商品名に続く「4118」とは、41が外寸の幅のインチを指し、18が高さのインチを指します。
ここでは幅:41インチ。高さ:18インチとなります。

色の展開は2種類
・ティール/グレー
・オリーブ/グレー

*写真は「ティール/グレー」です。

【外寸】(およそ)
幅:104センチ
高さ:45センチ
奥行(まち):12センチ*外部ポケットの厚みは含みません。

【内寸】(およそ)
幅:98センチ
高さ:43センチ
奥行:10センチ

重量:1.95kg

ポケットは表側に2か所
・上段ポケット

内部は3か所に仕切られ、メッシュポケットもあります。

・下段(アロー)ポケット

アローポケットは幅が95センチあります。

手提げと肩掛けの2Wayとなっています。

独特なのが内装で、カムのあたる箇所に極厚のフォームが仕込まれている点。
厚み3センチはあります。

そのため外寸と内寸の一般的な「差」が約2センチのところ、ワークホースボウケースはマイナス6センチとなっています。
お求めの際は、お使いの弓の上カム端から下カム端を計測してご考慮ください。

その他の内装の特徴は写真の通りです。

ふた側に大きめのポケット2か所、弓を仮止めするベルクロテープが2つあります。

次に「ボウGo」です。
表面

裏面

色の展開は3種類。
・ティール/グレー
・オリーブ/グレー
・グリーン/グレー

*写真は「オリーブ/グレー」です。

【外寸】(およそ)
幅:104センチ
高さ:45センチ
奥行(まち):12センチ*外部ポケットの厚みは含みません。

【内寸】(およそ)
幅:102センチ
高さ:43センチ
奥行:10センチ

重量:1.35kg

表側のポケットはこちらも2か所

ただ、上段のポケットは幅40センチの薄っぺたいポケットなのでそれほどキャパはありません。
下段のアローポケットは幅95センチとなっています。

ボウGoは手提げのみの対応です。肩掛けには対応していません、ご容赦ください。

内装はシンプルな造りになっています。

メッシュポケットが1か所です。
こちらは「ワークホースボウケース」のようにカム部分にあたる箇所ヘの厚めフォームによる特別な施しはありません。
一般的な内張りフォームの厚さ(約1センチ程度)のみとなっています。ご留意ください。

 

イーストンのNewボウケース「ワークホースボウケース」と「ボウGo」は店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^o^)丿

ちょっとした違いですが…デカット(DECUT)コンポジットスケールが入荷しました。

本日、デカット(DECUT)からコンポジットボウスケールが入荷しました。写真の左がコンポジットモデルで、右が金属モデル(これまで販売してきたもの)です。

写真の通り…一緒です(‘ω’)ノ

違いはボディだけです。機能に違いはありません。

どういうことかと言えば、金属製の既存モデルは耐久性があり長く使用できるという特徴がありますが、何かのミスでボウスケールが飛んでしまった時には、その分威力を発揮します。より安全性を重視したのがこのコンポジットモデルです。耐久性は多少落ちますが、いざ問題が起きた時にはその柔らかいボディで衝撃を吸収します。

測定時に誤って発射した場合、ボウスケールが生き残っている確率はどちらも同じ程度だと思いますが、柔らかいボディのほうが弓や回りの物への影響は大きく抑えられます。これまでのデジタルボウスケール(X-spot/EASTON)はみんな柔らかいボディを持っているものでした。

機能は同じです。違いはボディの硬さだけです。環境に応じて選択ください。

DECUT コンポジット ボウスケール

リック・マッキニー選手の真直度についての意見はV5で3インチ(ぎりぎり10点)

先日、真直度とシャフト性能について記事を書きました。真直度とグルーピングについて、オリンピック・世界選手権で多くのメダルを獲得したリック・マッキニー選手が以前コラムで書いていたのを思い出しました。

紹介します。


In the late 1980’s AFC and I ran tests to determine how straight does the arrow need to be in order to carry a 3 inch group at 50 meters or 55 yards. We used a recurve, fingers with a speed of near 200 feet per second. We found that .010″ T.I.R. (Total Indicator Reading) was the maximum in order to keep a 3 inch group at this distance.

リック選手は、1980年代後半にAFC社(現在はアーチェリー関係の製造はしていないと思います)とシャフトの精度とグルーピングについてのテストを行っています。その結果、リカーブボウを用いて200fps(現在のリムであれば40ポンド前後のリムでX10を射った時がこのくらいの矢速)で矢を射ち出した場合、50mにおいて3インチ(おおよそ10点の大きさと同じ)のグルーピングを作るために必要な精度はTIR 0.01″としています。これより精度が悪いシャフトでは、どんなに良いシューティングをしても矢の精度が問題で点数を失います。

TIR は Total Indicator Reading という意味で簡単に言えば、+-表記の倍です。ですので、TIR 0.010″ = +- 0.005″ = V5グレードとなります。

現在はもう80年代後半ではないので、すべてこの通りではないとは思いますが、矢の精度の問題で50mで10点を外さないで済むのは、V5 = +-0.005″ まで、V3以上であれば競技用として最低条件は満たしている(*)というのが、業界での一つの共通認識であるのは、このあたりのテストから来ています。

*イーストンでいうとカーボンワン/ACCグレード

参照
Carbon Tech :: Arrow Spine, Weight and Straightness

アバロン(AVALON)から競技用ターゲットシャフトが発表されました。

%e3%82%a2%e3%83%90%e3%83%ad%e3%83%b3%e7%ab%b6%e6%8a%80%e7%94%a8%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%95%e3%83%88アバロン(AVALON)社から正式に競技用ターゲットシャフトが発表されました。新しく発表された2017年モデルのシャフトはテックワンカーボン(TEC ONE CARBON)というモデルで、中身はこれまでレジャー用として販売されてきたクラシック(V5グレード)というモデルのV1グレードバージョンです。

これまでもサンプル品として何度かメーカーからシャフトが送られてきましたが、レジャー用としてはカーボンよりもアルミのほうが優れている(補修できる能力があるならアルミ矢のほうが長く使える)という考えですので、販売はしてきませんでしたが、競技用のシャフトの販売に向けて話をしてきました。

競技用のシャフトの場合、性能は別として、精度で最も重視すべき数字は真直度です。この部分は、特に曲がり修正ができないカーボンシャフトの場合、0.006″よりも悪いとどうにもしようがありません。具体的に言えば、完成した矢を指で回して全体の真直度を調べるという簡易テストがありますが、シャフトの精度が悪いと、これを行ったところで、シャフトの精度が悪いのか、ポイントがまっすぐ接着されていないのか判別不能です。V6なら、このシャフトは28インチで0.4mm(*)も曲がっているのでとても競技には使用できません。

*真直度とは : 28インチシャフトを回転させたときスパインの中心(シャフトの中心ではない)のブレをレーザーで測定した平均数値です。

対して、シャフトの重さのブレは工夫することで何とかなります。部品(ポイント・ノック・ピンノック)とシャフトの重さをすべて測定して、一番軽いシャフトに一番重い部品、201.5gr(+1.5gr)のシャフトに118.7gr(-1.3gr)のポイントを入れてあげれば、シャフト全体の重さは基準値から0.2grしかずれないこととなり、精度の向上が図られます。12本もあれば、経験上9-10本は精度の良いシャフトになります。

%e3%82%a2%e3%83%90%e3%83%ad%e3%83%b3%e7%ab%b6%e6%8a%80%e7%94%a8%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%95%e3%83%882当然ですが、真直度、重さのばらつき共に高精度なら言うことはないのですが、低価格らどれかをあきらめる必要があります。アバロンの競技用シャフトの場合には、アーチャーの工夫で向上できる重さのばらつきの精度を犠牲に、真直度でV1グレードを達成しました。

シャフト自体の重さ(GPI)のチャートをみるとカーボンワンと同じくらいとなっています。

完成矢にした時、部品代だけなら1万円を切る価格で提供できると思います。この価格でV1グレードのシャフトを手に入れることができるのは画期的だと思います。

また、テックワン以外にも、V1グレードでテックXという9mm直径のインドア・3D競技用のシャフト登場しますが、こちらに関しては取り扱いは当面はしません。理由は直径としてインドアに適合していても、特にコンパウンドでのインドアシューティングはシャフトに大きな負担がかかるので、低価格シャフトには適さないと考えているからです。低ポンドで使用する場合なら悪くないと思いますが、様子を見ます。

テックワンは1月の販売開始に向けて準備を進めていきます。ご期待ください。

シュルード、エリソン選手使用の新作サイトピン入荷しました。

%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%89_%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%94%e3%83%b3シュルードから予告されていたエリソン選手使用の新作サイトピン、フレックス(FLEX)が入荷しました。一番の特徴は多くの組み合わせで使用できることです。


紹介用の動画はこちらです。

%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%89_%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%94%e3%83%b31-2開けるとこんな感じで収納されています。すべてのパーツを同時には使用しないので、残ったパーツはこの中に失くさない為にも、収納しておくことをお勧めします。

%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%89_%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%94%e3%83%b31-4ファイバーピンは2色付属。内径用の調整インサートは3つ、調整可能なのは、14.5mm(インサートなし)、12.5mm、11mm、9.5mmの4つのサイズとなります。ここまでで8通りの調整が可能です。

%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%89_%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%94%e3%83%b31-5このレンチを使用する事でファイバーピンリングのロケーションを8つの場所から選択できます。これで64通りの調整です。

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202条(リカーフ部門の用具の通則)5.4 エイミングの視線上にあるサイト(トンネル、チューブ、サイトピン、またはその他の延長された同様のパーツ)の全長は2cmを超えてはならない。ファイバーオプティックピンとトンネル部分とは別々に計測される。

つまりは、サイトピンの長さは20mmを超えてはいけないのですが、ワンステップサンシェードとスムースサンシェードの同時使用すると、長さは約22mmとなるので公認試合では使用できません。注意してください。

これで合計384通りの調整が可能です。どの組み合わせにしても使用ないパーツはかなり出るので、失くさないよう気を付けてください。

スコープは黒、青、赤の3色。付属するレンズによって、0.019″/0.029/DOTの3種類があります。DOT(ドット)バージョンの場合、レンズにファイバーを挿入する穴は開いていません。その代わりにレンズにドットを貼って使用します。黒・青・オレンジの1mm/1.5mm/2mm/2.5mmのドットが付属します。

また、レンズは別途購入可能ですので、0.019″を購入し、のちに、他のレンズに交換できます。3,000円程度です(2月より対応できる予定です)。

これはサンシェード性能を調整できる数少ないサイトピンです。好天気のアウトドアではしっかりと光をカットし、同じ設定のまま、装着されているサンシェードアダプターを交換するだけで、曇り、フィールド(林の中)、インドアに対応するという運用が可能になります。エリソンのようなすべての競技(アウトドア・インドア・フィールド)をするアーチャーの要望によって生まれたものです。特定の競技しかしないのであれば、そこまで必要性は高くない機能かもしれません。

本日より販売開始です。

SHREWD フレックスサイトピン

追記: 0.019″の黒がすぐに売り切れました。次回入荷は12月16日を見込みます。12個発注。

【MYBO オリジン】コンパウンドボウができるまで

マイボウ(MYBO)がコンパウンドボウ・オリジンが完成するまでの動画を公開しました。リカーブもおおよそ同じような感じで作られています。

一点、7:50くらいからのコンパウンドソリッドリムの作り方はリカーブとは大きく違いまでので興味がある方はぜひ見てみてください。

メーカーによってはアルマイトを外注に出しているメーカーもありますが、マイボウでは自社ですべて行っているようです。

mybo_edge2mybo_edge1ちなみに、週末、マイボウは2017年モデルの新しいコンパウンドボウ・エッジ(Edge)を発表しました。詳細のスペックはまだ出ていませんが、プロシューターの方が全英選手権などでかなり活躍しているので、WAの試合で実績を残すようになるのも時間の問題かなと思います。

楽しみです。