この記事は2016年5月23日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

アメリカで話題の超極細スタビライザー”Bernie’s X-Rod WIND DRAGON PRO-X”が入荷しました。

ウィンドドラゴンアメリカで話題となっている超極細スタビライザー、Bernie’s X-Rod WIND DRAGON PRO-Xが入荷しました。極端な設計で知られているBernie’sは展示会などで見かけて、話したりすることはありましたが、今まであまりピンとくるものがなく、取り扱いしてきませんでした。

ウィンドドラゴン2今回、このメーカーの2016年ライン新作ウィンドドラゴン・プロXの性能が非常に良いという話を聞き、仕入れてテストしましたが、非常に良いスタビライザーだと思います。このシリーズの取り扱いを開始します。

ウィンドドラゴン4最大の特徴は軽量で細いこと。30インチで90g(3.2オンス)しかなく、かつ、細さは12.3mmです。ヒーロー(Doinker)が14.5mmで、Xスリム(FUSE)16mmですので、自分が知る限り最も細いロッドです(楕円型ロッドの短径を除く)。

さらにこの軽さですので、使用しているカーボンの量も少なめと思われますが、十分な剛性を得るためにバレルデザインロッドを採用し、両端の薄く、中央部の厚みを厚くしています。実射してみると十分な剛性があり、振動の収まりもよいです。

ウィンドドラゴン3話題になっていてもがっかりするような商品もありますが、こちらは話題通りに良い仕上がりです。そして、この90g/12.3mmという競合がないスペックは実にユニークです。細いロッド、または、軽量ロッドが好きな方にはぜひ試していただきたい一本です。

Bernie’s X-Rod WIND DRAGON PRO-X

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山口 諒

熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

6 thoughts on “アメリカで話題の超極細スタビライザー”Bernie’s X-Rod WIND DRAGON PRO-X”が入荷しました。

  1. このBernie’s X-Rod WIND DRAGON PRO-Xですが、リカーブでの使用には不向きでしょうか。
    またCP用とRC用のスタビライザーは、どの様な点が異なるのか教えて下さい。

  2. >このBernie’s X-Rod WIND DRAGON PRO-Xですが、リカーブでの使用には不向きでしょうか。

    不向きではありませんが、ウェイト側ねじが5/16ですので、1/4に変換するか、5/16用のウェイトを新規購入することが必要です。

    >またCP用とRC用のスタビライザーは、どの様な点が異なるのか教えて下さい。

    ウェイトを大量に装着しての使用を前提に設計されているかが一番大きな違いです。リカーブ用のロッドで5オンス(ウェイト4-5個)以上を装着しての使用を想定していることはめったにないですが、コンパウンド用のロッドであれば、その3-4倍の15-20オンスのウェイトを装着しても性能を発揮するよう設計されています。なので、ロッドに大量にウェイトをつけるリカーブ選手はコンパウンド用のB-stingerを使用する事もあります。エリソン選手はコンパウンド用のサイドロッドを使用しウェイトを8個(片側)も装着しています。

  3. はい、在庫はしていませんが取り寄せできます。10/12/15インチの在庫確認済み、10-12インチと15インチで値段が違うので注文時には希望サイズもお知らせください。

  4. もし可能であれば、WIND DRAGON PRO-Xのウエイトを付けるネジ部の直径(ロッド先の広がっている部分)を教えて頂くことは可能でしょうか。

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