シュルードから予告されていたエリソン選手使用の新作サイトピン、フレックス(FLEX)が入荷しました。一番の特徴は多くの組み合わせで使用できることです。
紹介用の動画はこちらです。
開けるとこんな感じで収納されています。すべてのパーツを同時には使用しないので、残ったパーツはこの中に失くさない為にも、収納しておくことをお勧めします。
ファイバーピンは2色付属。内径用の調整インサートは3つ、調整可能なのは、14.5mm(インサートなし)、12.5mm、11mm、9.5mmの4つのサイズとなります。ここまでで8通りの調整が可能です。
このレンチを使用する事でファイバーピンリングのロケーションを8つの場所から選択できます。これで64通りの調整です。
最後はサンシェード。レンズを固定するため、1つは必ず使用する必要があります。1つをフェイス側、もう一つをバック側に装着して、2つ同時での使用も可能です。6通りの調整が可能です。なぜ6通りだけかというと、ワンステップサンシェードとスムースサンシェードの同時使用はできないためです。
付属するマニュアルではなぜか旧FITAのルール(22.1.5.2)を参照していますが、WAの新ルールでは4.11.1.5.2となっています。全ア連では下記のルールになっています。
202条(リカーフ部門の用具の通則)5.4 エイミングの視線上にあるサイト(トンネル、チューブ、サイトピン、またはその他の延長された同様のパーツ)の全長は2cmを超えてはならない。ファイバーオプティックピンとトンネル部分とは別々に計測される。
つまりは、サイトピンの長さは20mmを超えてはいけないのですが、ワンステップサンシェードとスムースサンシェードの同時使用すると、長さは約22mmとなるので公認試合では使用できません。注意してください。
これで合計384通りの調整が可能です。どの組み合わせにしても使用ないパーツはかなり出るので、失くさないよう気を付けてください。
スコープは黒、青、赤の3色。付属するレンズによって、0.019″/0.029/DOTの3種類があります。DOT(ドット)バージョンの場合、レンズにファイバーを挿入する穴は開いていません。その代わりにレンズにドットを貼って使用します。黒・青・オレンジの1mm/1.5mm/2mm/2.5mmのドットが付属します。
また、レンズは別途購入可能ですので、0.019″を購入し、のちに、他のレンズに交換できます。3,000円程度です(2月より対応できる予定です)。
これはサンシェード性能を調整できる数少ないサイトピンです。好天気のアウトドアではしっかりと光をカットし、同じ設定のまま、装着されているサンシェードアダプターを交換するだけで、曇り、フィールド(林の中)、インドアに対応するという運用が可能になります。エリソンのようなすべての競技(アウトドア・インドア・フィールド)をするアーチャーの要望によって生まれたものです。特定の競技しかしないのであれば、そこまで必要性は高くない機能かもしれません。
本日より販売開始です。
追記: 0.019″の黒がすぐに売り切れました。次回入荷は12月16日を見込みます。12個発注。
Ryo
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Hoytの2017年の商品はいつ頃から取り扱いを始めますか?
SHREWD フレックスサイトピンは次はいつ入荷されますか?教えてください。
黒0.019/ドット・赤0.029は未定です。それ以外で在庫がない物はすぐに入荷します。
0.019″ 黒はバレンタインあたりの入荷で確定しました。