栄養学は科学なのか? 栄養・栄養学について考える 3

食生活指針という文部省・厚生省・決定、農林水産省が策定しているガイドラインがあります。ウィキペディアによれば、これは「どのように食生活を組み立てればいいのかを示した指針である」とされています。では、そのトップにある項目は何でしょうか。

1.食事を楽しみましょう。

全くその通りだと私は思います。

さて、前回の記事では間違いについて書きましたので、今回は正しいことについて書きます。記事のタイトル「栄養学は科学なのだろうか」というのは、私の言葉ではありません。これは、佐々木敏さん(厚生労働省の食事摂取基準の策定などにかかわった医学博士)の著書に出てくる言葉です。皆さんはどう思われますか。

栄養学は科学なのかと問うた上で、彼は、

私たちの健康を守ってくれているのは、ヒトの研究の中でも、最新の数編の論文ではなくて、多くの研究者によって行われた、たくさんの研究によって築かれたおちついた情報です。

(佐々木敏の栄養データはこう読む! P.317)

と書いています。誤解を恐れずに言えば、栄養学の中身のほとんどは、正しいことではなく「仮説」なのです。ただ、仮説であってもそれは科学の一様態です(*)。

*科学とはなにかより詳しく知りたい方は「科学が作られているとき―人類学的考察  ブルーノ ラトゥール著」をお勧めします。「仮説」がいかに科学であるかについて書かれています。

ではなぜそのような状態であるのか、そのような状態でなければいけないのか。科学に興味がある方であれば、覚えている方も多いと思いますが、昨年の2月にアメリカのチームが「重力波」を検出したと発表しました。初めの直接的検出です。重力波とは何かを説明するのは難しいのですが、音波が音の波であるように、重力波はその重力の波です。実際に変換可です。

こんな音です。

重力波、世紀の発見をもたらした壮大な物語
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/021200053/

この重力波は1916年にあのアインシュタインによって、その存在が予言されたものです。そして、その仮説が実際に直接的な検出という形で実証され、存在すると確かめられるまで、100年もかかっているのです。

仮説が正しいとされるまで…仮説ではノーベル賞は受賞できないので、1944年の研究が1983年、約40年後にやっと認められて、ノーベル賞を受賞したバーバラ・マクリントック博士(DNAの研究者)は「ノーベル賞を取る条件の一つは長生きする事(受賞時81歳)」とまで言っています。ただし、彼女の場合は女性研究者ということもあり、実証されるまで時間がかかるということ以外の意味も含んでいると思われます。

しかし、栄養学の場合はそうもいきません。重力波の検出であれば、検出するまで焦らず研究すればよいだけなのですが、食事は日々人々が摂取しているもので、仮説が実証されるまで100年間も気長に待っているというわけには行きません。仮説であっても、それで現在、健康問題で苦しいでいる方の健康状態の改善に役立つ(*)ならば、さっさと使ってしまおうという状態なのが、栄養学の実態です。

*実際にはマイナスのリスクが少ないといった基準だと思います

もちろん、仮説の状態で見切り発車して悲劇も引き起こすこともあります。有名例では日本での脚気という病気があります。陸軍が脚気について誤った仮説を採用したことで、10,000人近い脚気死亡者を出したと言われています。

日本の脚気史(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%84%9A%E6%B0%97%E5%8F%B2#.E8.84.9A.E6.B0.97.E6.83.A8.E5.AE.B3

さて、アスリートが摂取すべき食事・栄養というものの根拠である栄養学について書いてきました。そろそろ、具体的な話に切り替えていきたいと思います。

突然ですが、みなさん、ビタミンCはどの程度の摂取が良いと思いますか?

ビタミンCは、1927年と90年も昔に発見された栄養素の一つですが、この利用については現在でも答えが出ていません。同じ人類ですが(笑)、推奨量は英国食品基準庁の40mgを最低に、WHO(世界保健機関)の45mg、アメリカ科学アカデミーでは90mg、日本では100mgとされています。また、日本では成人という枠で100mgの推奨だけがされていますが、アメリカの科学アカデミーでは喫煙者は35mg多く摂取することを推薦しています。また、これはウィキペディアからの情報にすぎませんが、1,000mg(イギリスの25倍!)を推奨する論文(*)もあるようです。

*Vitamin C: Is Supplementation Necessary for Optimal Health?

1,000mgは別として、英国食品基準庁の専門家とアメリカの科学アカデミーの専門家で考え方が違うものについて、正直これ以上私の知識では太刀打ちできません。多くの方がそうではないかと思います。ではどうすればよいのか。

結局、専門家同士でも結論が分かれるものは、どちらも根拠に乏しいからだと考えられます。どちらの説も決定的な”正しさ”を持たないために、しかし、だからと言って「議論が決着するまでビタミンCの推薦量の発表は待て」とするわけにもいかないので、それぞれの国の主流派が推薦量を決めているのでしょう。

それに対して、私たちができることは、もっともっと専門知識をつけていくことではないと思います。そもそも最終的な”答え”が存在していないのであれば、実践レベルでは、自分でリンクを考えながら、いろいろと試してみるしないというのが私の結論です。

続く(次回から具体的な話になる予定)。

参考

佐々木敏の栄養データはこう読む! 佐々木敏 著
栄養学の歴史 (KS医学・薬学専門書) ウォルター・グラットザー 著

2017年もよろしくお願いします。

本日より営業を開始しました。2017年もよろしくお願いします。

一日中、休み期間中にたまった仕事をしていたので、新しく届いた商品は全く登録できず…明日頑張ります。

納品されたアバロンのテックワンシャフト用のブレークオフポイントも精度・強度共によさそうで、2017年販売が期待できる商品になると思います。

また、エリソン選手開発のフレックスサイトピンは世界中で売れているようで弊社が注文している0.019″の黒の納品がかなり先になるようです。そのかわりに本日入荷便で、0.019″の赤と青を多めに、0.029″であれば、黒も入荷しました。0.019″の黒のみ1-2か月お待ちいただきます。申し訳ございません。

PSE2017 アップグレードパーツ到着

PSEの2017年新モデルに装着されているパーツ類が入荷しました。旧モデルに装着することで手軽に手元のものを2017年モデル同等品(弦以外)にアップグレードできます。

*2016年の営業が終了しているのでご注文の出荷は年始1月4日(水)以降になります。

PSEから2017年モデルが発表されました。マイナーチェンジがメインです。

“専門家”にだまされないために 栄養・栄養学について考える 2

栄養学についての記事の続きです。先日、根拠のないコピペ記事ばかりを書いていたDeNAのサイトが問題となり、謝罪会見にが行われました。アーチェリーについて書かれたサイトでもでたらめ情報を発信しているところがありますが、いろいろと検討した結果、否定する記事を書いて拡散させるよりは、放置するのがベストだと判断しています。

DeNA、「3時間謝罪」でも解明しない詳細経緯 ‐ キュレーション事業の現場責任者は欠席
http://toyokeizai.net/articles/-/148657

“弱者”のための栄養・栄養学について考える

さて、DeNAではでたらめな記事が問題となりました。当然ですが、嘘を書いてはいけません。しかし、ミスリードを誘う、読んだ人に誤解をさせる情報はグレーゾーンとなっています。この部分が栄養学においては、かなり大変なことになっています。アーチェリーをしない人はいますし、ネットを見ない人もいると思いますが、食事を取らないという人はまずいないでしょう。食に関する市場は莫大なものであり、その莫大な利益を目的として、グレー情報が多く出回っているのが現状です。

栄養について計算するうえで”根拠”となっているが食品成分表というものです。このデータ自体は文部科学省が無料でPDFとして公表していますが、よく使うのであれば、1000円程度で売っている製本されたものが便利だと思います。ここのデータが栄養の”根拠”となっていて、ここを疑い出したらきりがないので、これは正しいものとして使っていきます。

日本食品標準成分表2015年版(七訂)について
http://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365295.htm

この記事は管理栄養士という立派な国家資格を持った専門家が監修した”ひじき”を称えた記事です。いわく、

「食物繊維が豊富」
「鉄分が豊富」
「カルシウムが牛乳の10倍以上」

だそうです。

(食品成分データベースより)
では、実際はどうなのか見てみましょう。これは食品成分表の「ひじき」の項目です。比較のために牛乳を追加しました。数値を見てみればわかると思いますが、食品栄養士の方は確かに”根拠”に基づいてこの記事を書いています。文部科学省のお墨付きです。しかし、それは”乾燥ひじき”の情報なのです。

ひじきを食べたことがある人は多い思いますが、乾燥ひじきを食べる人は…いますか?

シイタケなどと同じように乾燥したものは、水に戻してゆでて食べるのが一般的だと思っています。では、一般的な茹でられたひじきはどうでしょうか。鉄分は58.2mgから2.7mgと約95%まで減り、カルシウムは1/10に。牛乳とほぼ同じ値に…とはいっても牛乳をコップ一杯(約200ml)飲む人は多くても、ひじきを200g食う人は少ないでょう。食物繊維も51.8mgから3.7mgと約93%減です。

*豚レバー(生)の鉄分は13mg いわのり(素干し)の食物繊維は41.7mg(乾燥した状態の数値ですが、ひじきと違いのりは乾燥した状態で食べる人はいるでしょう)

別にこの管理栄養士の方だけ攻撃したいわけではありません。ひじきには鉄分が豊富というグレーな情報を広めているサイトは無数にあります。そして、このように栄養に関する情報では、専門家は間違ったことは書きませんが、データをうまく操作して、読者に誤解をさせるようにしているのです。

おまけに上記のサイトではこんなことまで書かれています(これが書かれていることが今回私がこの記事が悪質と判断した理由です)。

乾燥ひじきを水で戻した後に下茹でをすると半分以上も無機ヒ素の量が減ることがわかっています。50kgの人が仮にひじきの煮物を食べた場合、週に3回以上ひじきを食べ続けなければ摂取量の基準値を超えることはないので、それほど深刻になる必要はありません。

ひじきとヒ素との関連について書かれた部分ですが、栄養素の値は乾燥状態のものを意図的に使用しながら、実際の運用(調理)では茹でられることを前提に安全だと言っているのです。また、記事中にも乾燥した状態での値であることは明示されておらず、間違っているとは言わないものの、これは果たして正しい情報なのでしょうか。

これが栄養学の現状なのです。これは管理栄養士という資格を持つ人が、栄養学が正しく扱われる現場(*)だけではなく、フリーで国家資格を権威にお金をもらってグレーな情報を生産してい人がおり、そして、責任を取る必要がない状態であるのが原因でしょう。

*病院食など本当に正しく栄養価を計算しないと大変なことになり”責任を負って”栄養学を運用している方々

当然このサイトには、

-閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとし、当社はいかなる責任も負いません。

という文書が添えられています。なぜ、責任を負わずに情報提供するのでしょうか(*)。

続く。

*その不便性は分かります。お客様から、改造・非推奨のセッティングについて可能かという問い合わせがあったりしますが、個人的には問題ないと思っていても、問題になった時に責任を取れないので、無理ですと答えなければいけないときがあります。しかし、それで良いと個人的には思っています。


参考

体にいい食べ物はなぜコロコロと変わるのか」畑中 三応子 著 

つま恋(全日ターゲットの開催地)は2017年4月より営業開始とのことです。

(日経新聞より)

日経新聞が本日、つま恋の譲渡先が確定したという報道を行いました。3月に譲渡を完了し、4月から営業が開始する予定です。選抜(すでに会場変更済み)は無理ですが、2017年度からの試合には間に合いそうです。

つま恋カップの開催含め今後どうなるのか見守っていくしかないですね。

ヤマハ、「つま恋」をホテル運営会社に譲渡 3月末に
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL27HIS_X21C16A2000000/

“弱者”のための栄養・栄養学について考える

%e9%a3%9f%e4%ba%8b%e3%81%a8%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%82%b0この半年間、試合には出ていませんでした。たまに、何しているのと聞かれることがありますが、「料理作ってました」と答えると、???となったりします。

アスリートであれば、コンディションと体づくりには十分な栄養が必要であることは知っていると思います。そして、正しい食事・栄養摂取の方法などについて、検索したり、本を買ったりといろいろな方法で勉強したことがある人も少なくないと思います。私も個人的に、何度も勉強してきました。

ただ、15年以上、納得するような考え方や、栄養学の本に出合うことができませんでした。そこで、試合があるとコンディショニングが必要なので、じっくりと取り組むために当分試合に出ないで、栄養学というものに向き合ってみようと決めたのがきっかけです。


下記、私の個人的な経験についてです。人それぞれ体質が違いますので、私の考えが違う方に当てはまるとは限りません。また、何でも食べられるという強者の方には参考になりません

私は個人的には魚介類が体質に食べられません。というと刺身が苦手なのと聞かれることがありますが、そのレベルではなく、卵焼きの出汁や、チンジャオロース(青椒肉絲)にたまに入れられているオイスターソースも苦手です。さすがに出汁は我慢すれば口に入れることは可能ですが、現在はコンディショニングの観点から風味を感じるものは口にしないようにしています。

そういった人間です。なので、日本の栄養学にそれとなく漂う「全部食べなれる人間になれるのがベスト」という感じにはずっと違和感を感じてきました。まぁ、負け犬の遠吠えであることは分かっていますが、学問というものは弱者にも寄り添うべきだというのが私の考えです。

栄養学・食事というものにじっくりと取り組もうと考えてから、かなりの本を読んだりしてきましたが、ついに自分が共感できる2冊の本にたどり着くことができました。ともに、”弱者”に寄り添う視点を持った本です。

1冊目は「精進料理と日本人」という本です。著者は鳥居本幸代さんという家政学修士の方で、比叡山西麓生まれの方です。。精進料理にはバランスよくなんでも食べるという考えはなく、信仰に則り、鳥獣魚介、および香り高い五葷(にんにく、ねぎ、にら、たまねぎ、らっきょう)を除いた野菜・豆類・穀物類を上手に、限られたものをバランスよく食べるという考え方によって調理される食事のことです。

2冊目は「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本です。著者はテニス選手のノバク・ジョコビッチ選手、世界トップクラスのテニスプレーヤーです。彼の食事に関する考えもバランスよく何でも食べるというものではなく、自分の体がよく消化できるものを中心に食事を組だてていくというものです。具体的には彼は小麦と乳製品をあまり消化(不耐性)できず、トマトもあまりよくないという血液検査の結果となったようです。

誤解のないように書きますが、体に良い(うまく消化できるか)かどうかは個人差があります。ジョコビッチ選手は乳糖不耐症だから乳製品を避けるのであって、人によって異なります。専門サイトによれば、北欧に起源をもつ人では2~5%しか見られない傾向です(*)。

*http://www.biv-decodeme.jp/health/conditions-covered/lactose-intolerance.html

まぁ、簡単な話にすれば、アルコールと同じで、同じ量を飲んでも、酔っぱらう人もいれば、酔っぱらわない人もいるということです。それは個人差であって、「○○は体にいい」と言い切る事に無理があるというのが私の考えで、それを信仰(精進料理)と不耐性を持つプロアスリートの本で同じ考えを見つけたという話です。

(ウィキペディアより)

誰かか何かを言ったからと言って、それをそのまま実践しても得るものは少ないと思います。そこに一般論的なものを探して自分に当てはめて実践していく必要があります。探してみると、驚くことにこの2冊の本には共通点がありました。食事(栄養摂取)に関して共通して下記のことをアドバイスしているのです。

精進料理 – 「五観の偈」より抜粋

・この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします
・食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです
・今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです

ジョコビッチ選手(プロテニスプレーヤー) - 著書より

・食事は情報だ (P.115)
・ゆっくりと意識的に食べよう (P.118)
・肉体に明確な指示を出せ (P.133) *注釈 食べたものがどのように体に働きかけてほしいのかを意識しながら食事する

どうだろうか。感じ方はそれぞれですので、全く違うと感じる方もいるかもしれませんが、私は一つの共通するものを発見したように感じます。

“弱者”にとっての栄養学・コンディショニングのスタート時点は「自分が何を食べているのか知ること」ではないかということです。ジョコビッチ選手の食事法と中世の宗教家たちの食事法はこの点をスタートとしているのではないかと思います。

冬休みの間、このテーマでいくつかの記事を書きたいと思います。続きます。

*例えば、クッキーを食べて「食事が調うまでの多くの人々に感謝」とは「クッキー焼いてくれた相方にありがとう」ということではなく、その材料である小麦粉を作ってくれた農家さん、全卵を作ってくれた養鶏場の方、バターを作ってくれた酪農業者、サトウキビ(和三盆を使った場合)を栽培してくれた方とそれを製糖してくれた方、そして、すべての源である太陽と水と空気と大地に感謝することではいかという解釈です

アバロン(AVALON)の2017年新商品、クラシックタブが入荷しました。

アバロン(AVALON)の2017年新商品、クラシックタブが入荷しました。

定期的に問い合わせがあるのですが、2016年モデルとして発表されたXENIA JMタブがいまだに入荷していません。そのため、代わりとして、アバロンの新商品クラシックタブを仕入れることしました。

FIVICS 2016年ラインナップ正式発表されました。

こちらのタブもJMタブ、まだ見ぬXENIA JMタブ同様にFIVICSのセーカー2タブの部品と互換性を持っています。

違いはクラシックタブのほうがよりワイドなカンタピンチを持っていることと、革にはプライムレザーというタイプのかなり滑らかなものを使用しているということです。

JMタブと比較し、レザーの品質はこちらの方がよさそうです(*)。逆にカンタピンチが広いのでSサイズで手の小さい方の場合にはカンタピンチの加工・交換が必要になるかもしれません。

*あくまでも滑らかさと柔らかさについてです。耐久性に関してはテストしていません。

本日より販売開始です。

AVALON クラシック タブ - JPアーチェリー

年末年始の通販発送業務と店舗の営業について

年末年始の業務スケジュールについてお知らせします。

明日(祝日・定休日)と土日は町田インドアにブース出店のため、3連休となります。連休明けの26日(月)・27日(火)の2日で年内営業は終了させていただきます。

年始は1月4日(水)より、大久保店の営業、通販部門の発送を開始します。

よろしくお願いします。

JPアーチェリー 山口

アバロン(AVALON)初の競技用グレード、テックワン(TEC ONE)シャフトが入荷しました。

アバロン初のV1(0.001″)グレードのシャフトが入荷しました。さっそく、重さのばらつきがどれ程なのかチェックしてみました。800番でのテストです。

32インチ超で高い精度で測定する器具がないので、そろえての目盛りでの確認ですが、+-0.1mm程度のカット誤差があります。長さが32インチですのでノーカットで使用することはほぼないと思います。ただ、この部分は誤差を含んでの測定値であることをご理解ください(*)。

*0.2mmは0.008″でGPIは6グレインなので、0.05gr程度の誤差を与えます

12本シャフトの測定値は写真の通りです。最も重いもので192.0grで、軽いものは193.0grで誤差は+-0.5gr、ACEと同じスペックです(*)。さらに、ダース平均値は192.575gr(**)ですが、最も精度の良い6本の値は192.4-192.6grと+-0.1gr範囲で揃えることができます。

*この値は弊社で実測した値です。この値以上のセットが存在する可能性はあります。メーカー保証値はカタログ値(+-1%)です。
**32インチノーカット時のカタログ値は192grです。0.575gr(0.037g)重いです。

予想よりも高い精度を実現していますので、本格的に取扱いすることを決定しました。メーカーから月曜日に部品(ポイントやノック)が発送される予定で年明け前後での販売開始になります。

ただ、高い精度を持つものの低価格モデルであることは念頭においてください。安いシャフトでは安いカーボンが使用されます。それはシャフトの寿命に直結します。なので、週一程度でたまに試合に出るような方向けです。毎日200射のような豊富な練習量の方では1セット1年は確実に持たないです。精度は高いが耐久性は価格並みということをご理解ください。

アバロン、いい感じに育ってきましたね。

2回目、ボウガン(クロスボウ)の練習会に参加してきました。

特に意識はしていなかったのですが…前回はエリートで、今回はボウテックとなりました。2回目のボウガンの練習に行ってきました。午後から納射会のような試合が行われていましたので、10時から12時半まで、今回は集中して150射ほどの練習量でした。

ボウガン(クロスボウ)競技の講習会に行ってきました。

あ、隣の方のリムがNプロですね。カットして使用しています。

1回目は弓の仕組みを理解するだけで精一杯でしたが、2回目の練習では体の使い方について考えながらの練習ができました。難しいですね。力を抜くべき部分と入れるべき部分があるであろうことまでは分かりましたが、それがどこなのかまでは…まぁ、2回の練習でそこまで欲張るべきではないということでしょう。

基本的には射撃の要素(エイミングの安定)と、アーチェリーの要素(発射時の弓を正しく制御する=リカーブのまっすぐ押す)、コンパウンドの要素(トリガーの切り方)の3つをバランスよくフォームに取り入れることが必要だと思われます。特に2つ目の部分では発射後フロントサイトが上に跳ね上がったり、止まったら、横のずれたりと、全く一定しませんでした。

練習後にはボウガン競技の国内での歴史などについてもお話を聞くことができました。

続きます。

試合に出たいけど、競技用ボウガン高いんっすよねorz


練習会(体験会)に関する問い合わせは下記へ

日本ボウガン射撃協会 様
jpn-xbow@mx7.ttcn.ne.jp