ホイットから2022年モデルの発表日が出ました。事前の情報通り、2022年のホイットモデルは12月に発表されるハンティングモデルだけのようです。第2週に発表されると聞いています。
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WIN&WIN/WNS/KAP もグリップ統合へ。
2020年にウィン&ウィンは上位モデルのベースの統合を行いましたが、その他のモデル/ブランド名でも統合する方向に変更され、2種類にまとめられます。
Aグリップ: WNS Motive FX, FC-100, Vantage CX, Vantage AX, Delta NX, Delta LX / WIN(旧) RCX 100, Rapido
Bグリップ: WNS Explore, Motive FX, Vantage AX, Delta NX, Delta LX / KAP Winstorm,Challenger, R-24, Prostyle
となります。Bグリップはすでに出荷され来週入荷しますが、Aグリップの入荷には少し時間がかかるようです。
PSE 2022 Supra RTX 37-EM
PSEの2022年ターゲットモデル「スープラRTX 37 EM」の紹介です。
2022年のスープラにはアクセル間が37インチと40インチの2モデルがラインナップされました。
去年までのノーマルと「XL」のような感じです。そしてカムは2種類から選択します。
違いは引き尺の範囲とレットオフパーセントです。(EM=75%固定、SE=65~75%可変)
ドローウエイトは50ポンドと60ポンドの用意。ただし、37のEMカムモデルのみ40ポンドも用意されています。
どちらのサイズでどちらのカムを選択するかはアクセル間の違いや弓の重量、また、矢速や取り回しの感覚など判断材料はたくさんあります。慎重に検討しましょう。
弓本体を見ていきましょう。
だいぶリム幅が広がりました。
キックスタンドを使用する時はリムの外幅を加味してお選びください。
ケーブルには前作までのヨークセパレートのケーブルから、PBTS(プレシジョンバスチューニングシステム)方式にスープラも変更されました。このおかげで左右のカムリ―ン調整が出来るようになり、またケーブル交換時のコストも抑えられるので一石二鳥と言った感じです。
同じ37インチアクセルのLAZER(左・ブラックチェリー)と並べてみました。
LAZER(レーザー)は直線的なデザインどおりのどストレートなハンドル。
一方のスープラRTX(右)は曲線的なデザインながら、ピボットポイントが1/4インチ(約6ミリ)前方(的側)に出ているデフレックスハンドルになっています。
どちらのハンドルも左右のトルクが出にくく、またバーティカルリム角度の為に飛び出し感のある挙動を示してくれます。
リフレックスハンドルやパラレルリム角度とはまた違った打ち感の為に、これらに乗り換えた当初はやや違和感を覚えるかもしれませんね。
センターブッシングが2段なのは同じですが、その間隔が違います。
レーザーはその間隔は約10センチ。そしてRTXは約6.3センチとなっています。
アクセル間が同じでもRTXはレーザーに比べ、よりリムが立っているためにハンドル長さがやや短いのでこれほどの間隔を取ることが出来なかったのかもしれません。
一見、左のレーザーの方がリムポケットが広いように見えますが、これはデザイン上の錯覚で、実際は右のRTXの方が82ミリ、左のレーザーは79.5ミリとなっています。どちらにしてもこれまでのPSEからするとだいぶ広がりましたね。(ちなみにスープラMAXで69ミリです)
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レーザーもさることながらこのスープラRTXも発売開始となるやいなやとても多くの引き合いがあり、いっときのマシューズ・TRXシリーズさながらのちょっとしたフィーバーになっています。
PSE スープラRTX(37/40)は店舗およびオンラインショップで好評発売中ですヽ(^。^)ノ
WIN&WIN 2022年 コンパウンド ARION DX
WIN&WINから2022年新モデルとして、ARION-Xの後続モデルとしてARION-DXが発表されました(公式には夏頃に出たみたいですが、情報が届いてませんでした)。
以前、関係者の方と話したこともあるのですが、ターゲット用のカーボンハンドルという新設計は素晴らしいものの、コンパウンドの評価はカムで決まる部分が多く、その部分の強化しないとと思っていましたが、新しいモデルでは、以前のカムより5fps速いDXカムを搭載し、ケーブルシステムもハーネス式に変更され、引いていないのでなんとも言えませんが、かなり今どきの弓という感じになってきました。グリップは3つの角度で調整できます。
2015年にターゲットに参入して来年で7年目。どこまで進化したか1台はレビュー用に取り寄せ予定です。
イーストン(Easton)からスーパードライブMicroが発表。
例年11月にイーストンの新作発表と1-2%の値上げの連絡があるのですが、昨年に思い切って削ったターゲット・中価格帯のラインナップはやはり無理があったようで…6月にACCの再販が決まりました。
しかし、ここに来て再度生産終了のアナウンスがあり、どういうことかミーティングしなければと思っていたところに来たのが、スーパードライブシリーズに4mm(ACE-00番やACEと同じ径)ラインの追加ということでした。ただ、出荷目標は2022年春となっており、入荷はまだ先のようです。現行のスーパードライブの定価が15800円ですので、ACC(16,800円)と価格的にも同じレンジです。
一番の特徴は軽量であることで、T5グループに属する625番でGPIは5.7グレインでACEよりも軽量です。今までもイーストンはライトスピードやハイパースピードのような軽量シャフトを提供はしてきましたが、3D競技をターゲットにしていて、500番くらいまでしかスパインの設定がありませんでしたが、今回は950番までスパインが設定されていて、ほぼすべてのリカーブアーチャーが利用できるようになっています。特に、ポンドが低く矢速に悩んでいたアーチャーには最適な選択肢です。
また、スカイロンなどのメーカーは高弾性カーボンを使用してシャフトの耐久性を上げる方向の設計で、パラゴンはX10のように極細にして、ある程度の重さを待たせて、あらゆる環境で安定性をもたせる設計なので、このシャフトとは思想が違い競合になりません。
精度はACCと同じV2グレードとなっています。現在、イーストン全体で生産が遅れております。あれかなと思って確認したら、20もの職種で求人が出ているので、こちらでも人手不足が原因のようです。ただ、来春であれば、まぁ、スケジュール通り出るかなと思います。2022年の選択肢に加えてみてください。新しいチャートが届いていないので、届き次第更新します。
プライム(Prime)が新型カムInlineシリーズを発表。
事前に聞いていたとおり、プライムから全く新しいシリーズ・Inlineが発表されました。31/33/35モデルがあり、取り扱いはInline5になります(50ポンド・黒を発注済み)。新しいInlineカムではパラレルカムシステムせず、力のバランスで均衡を取り、トルクを低減するシステムに移行しています。
詳細は上記の動画で説明されています(英語)。他社のシステムについても説明しているので、勉強になるかと思います。
かんたんに説明すると、カムとリムのバランスを取るためにストリングを真ん中ではなく、ケーブルとは反対側にオフセットし、更に、初見でその代わりにケーブルをセンターにするのねと思ったものの詳細見ていくと、どうやら、ケーブルもセンターにはなく、ケーブルもオフセットされ、フルドロー時に掛かる力が全体として、軸の真ん中に来るように設計されています。
*コンパウンドはフルドローに近づくほどケーブルかかるテンションが増加し、ストリングにかかるテンションが減少する
スペックほぼブラック5と同じです。価格はまだ届いていないので販売開始はちょっとお待ち下さい。また、カタログには30ポンドモデルからあるように書かれていますが、業者向けのスペックシートには40ポンドからしかないので、40ポンドモデルをポンドダウンしたら30ポンドまでできるよという意味かなと思います。
ブラック1/3/5は終売になりますが、ブラック9は継続し、ネクサス6と合わせて、この3つがターゲットラインになます。
カスタマイズとして白いリムも選択できるようになりました。入荷が楽しみです!
マシューズ2022サイト内蔵モデルV3X!
9月にターゲットラインの継続の連絡があったマシューズ(Mathews)がハンティングラインの発表をし、なかなか革新的なモデルV3Xを発表しました。
6分にも及ぶプロモがアップされましたが、要は安定性、よりソリッドなシステム(弓本体だけではなく全体として統合された弓全体)、重心のバランスを向上するためにハンドルの中にサイトを内蔵するという”Bridge-Lock™Sight System”です。一応入らないサイトのために、マウント用のネジ穴も空いてはいます。アクセルとのパートナーシップによって設計されているので、今後、ターゲットモデルにも採用される可能性はあるかと思います。
もうひとつの新しい特徴としては、移動するハンティングツアー向けに、カムに突起を付けて、ここに弦を引っ掛ける(別売り)ことで、ボウプレス無しで弦とストリングの交換ができる機能です。ターゲットでは、大事な試合にはバックアップの弓やボウプレスで対応すると思うので、あくまでも体力のためにも荷物を減らしたいハンター用です。
ボーニングから新型フレッチャーが発表、大釜?
ボーニングから新型のフレッチャー、Cauldron(コールドロン=大釜という意味らしい)が発表されました。来年初めあたりでの入荷を予定しています。最初に写真を見たとき、これは何かの新型の機械かと思ってしまいましたが…おそらくは外側のリングを水平に差し込むことで、フレッチング時のテンションを一定にするといった機能が追加されていると思うのですが、?なところも多いのでも、詳細については入荷ししてから調べてみようと思います。
コロナの影響で商品の供給が世界的に遅れていますが、アメリカに限っていえば、9月ごろから少しずつ戻ってきている感じです。ただ、どころも今度は逆に人手不足で、先日ホイットの求人掲載しましたが、ボーニングでも求人しています。11月の初めには、GASボウストリングスから求人・投資の拡大に成功し、12月から納期がほぼコロナ前に戻るとの連絡もありました。ただ、ヨーロッパ・中国の状況はまだ見えていない感じです。来年になるかな?と。
AXCEL CarboFlax 550 Acclaim スタビライザー
来ました来ました、やっとのことで入荷しました。「AXCEL CarboFlax 550 Acclaim スタビライザー」
0.55インチの直径で、0.65インチなみの剛性をもつスリム・スタビライザーです。
AXCELでは0.55インチ径スタビ市場の中で最も剛性の高いバーであることを謳っています。
0.55インチは約13.9mmですが、実測値は13.7mmでした。
入荷したのは30インチ。
30インチのロッド自体の重量は190g。
そこにダンパー、ウエイト、アジャスタブルウエイトダンパーが乗っかります。
付属は、「KRYPTOS ARC ダンパー」が1個、ウエイトは1オンスと2オンスで合計3オンス。
さらにX-VIBE ADJUSTABLE WEIGHT DAMPENERがロッド上に1つ設置されます。(センターのみ、サイドには付属せず)
重さは約3.1オンス(約87.9グラム)。
設置位置をスライドさせてバランス調整が可能となっています。
移動するには中のゴムを締め付けている3か所のねじを外してからずらします。
丸まる取り外すこともできます。
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このロッド、高剛性をうたっていますが実射感覚ではその硬さを感じません。
ロッド上に設置されたアジャスタブルウエイトダンパーのおかげかもしれませんね。
AXCEL CarboFlax 550 Acclaim スタビライザーはオンラインショップ・CP店にて発売中です(^^)/
MEDELLIN 2021 WORLD GAMES予選会。
先週末、日本ではナショナルチームの選考会が行われ、コロンビアでは本来の来年行われる予定のワールドゲームズの予選会が行われました。
2022年モデルとしては17日にプライムアーチェリーの新作発表が予定されています。例年通りなら、韓国メーカーは12月から発表を初めます。
また、2022年のイーストンピンノック新色・スモークと紫がS/Lともに入荷しました。