Kinetic(キネティック)から軽量モデルZIVIOを発表。

Kineticら新モデルが発表されました。予定販売価格は19000円程度のハンドルになりますが、軽量1100gで、フォージド6061アルミ合金を使用した25インチモデル。

設計としては、生産終了予定のHALOの設計を一部引き継ぎ、CNCフォージド素材に変更し、グリップもウッドグリップに。その分価格が20%程度引き上げられました。

1台レビュー用に仕入れ予定ですが、近年、1100g前後の25インチハンドルの需要があまりなく、多く材する予定はないです。

Haloは特価品に追加しました。

KINETIC HALO ハンドル


G5 PRIME  INLINE 5

PRIMEから弓が届き、即納用のInline 5も一緒に届きました。

早速、噂のインラインカムシステムに注目です。概要は以下の記事をご覧いただくとして、

カムを眺めてみます。

なんでしょう。。。。一見よくあるカムシステムと代わり映えしないような。でもなんとなくモヤっとする違和感。これは実際に手に取って見てみてくださいとしか言いようがないです。カムの傾き、カムトラックの捻じれた感じ、さらにケーブル類の取り回しの奥行感。これらが平面でしか表現できない写真では全く伝わりません。さらに語彙力も無く。。。( ;∀;)

ただ、カムを見ながらドローイングするとPRIMEがやりたいことが一発で理解できました。ブレース状態では左右に離れているストリングとケーブル類のトラックがフルドロー状態で限りなく一直線上に並ぶと言う事です。

並ぶことで全体の力が軸の真ん中に寄せる事が出来る、と言うことなんですね。

これで2枚カムのデメリットだった重さ(私の主観です)から解放されて軽快な弓に仕上がったんだなと期待が持てます。

工場出荷引き尺は29インチです。聞くところによると29インチが最も軸力が真ん中に来るように設計されているとか。

調整範囲は26インチ~30.5インチ。アンカーはリムストップ方式です。ガッチリとウォールが止まるやつです。(4番が29インチ、1番が30.5インチで10番が26インチと言う事になります)

モジュール番号とリムストップペグは必ず同じ番号にとめましょう

その他を見てみましょう

グリップです。

うーん、、、モロに好みが分かれるグリップデザインですね。

下リムポケットにはウエイト入りダンパーが両サイドに設置されています。

このダンパーウエイトは下側のみです。重心を下げる狙いもあるのでしょう。

G5 PRIME INLINE 5 は店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ


BOHNING CAULDRON フレッチングジグ

BOHNING(ボーニング)から新しいフレッチングジグ「CAULDRON(コールドゥロン)」が入荷しました。

一度に3枚のベインを貼りつけることができるボーニングの「タワー」の発売から10年。満を持しての後継モデル登場となりました。

ちなみに、CAULDRON(コールドゥロン)・・・直訳すると「大釜」

どう言う経緯からこのネーミングになったのか・・・分かる方がいれば教えてください(^^;

さて、このコールドゥロンではタワーには付属しなかった左ピッチのベインアタッチメントが初めから付属することになりました。これはとてもありがたいです。

しかも組立不要!箱から出してすぐに使えます。ありがたい変更点ですね。

付属するアタッチメントは5種類。

◆ストレートピッチ 長さ5インチのベインまで対応可:グレーのパーツ

◆3度/右 3インチ:黒

◆1度/右 5インチ:赤

◆3度/左 3インチ:紫

◆1度/左 5インチ:オレンジ

対応するベインはプラスチックベイン(ゴムベイン)のみです。フィルムベインは対応していません。ご注意下さい。

タワーでは羽根を貼りつける際にはシャフトにノックが装着済であれば外す必要がありました。

コールドゥロンはノック装着状態でベイン接着をします。随分楽になりました。シャフトの太さに応じたサーバーの変更も不要になりましたし。

そして貼り付け位置の調整もタワーでは2段階の高さしか選択できず、しかもその変更の為には部品を交換する手間がかかっていました。

その作業もなくなりまして、しかも4段階の貼り付け位置の選択ができるようにもなりました。

★ノックの溝から貼り付け位置までの距離は以下の4段階

27.3mm/32.4mm/37.5mm/42.5mm

一般的な2インチ前後のベイン(高さ10mm未満)で27mm、インドア用などの4インチ前後のベイン(高さが10mm以上の物)で32mmか37mmの距離になると思います。

調整はアームに挟まれたティール色をした部品(ストップクリップ)を止め直したうえでアタッチメントを取り付けるだけです。

次にベインを固定するためのコンプレッションリングですが、タワーではシャフトの太さに応じて蛍光ピンクのリングと蛍光グリーンのリングを使い分けていましたが、今回からは「アジャスタブル」設計になり、太さに応じてリングを“ひねる”事で対応する太さを変えられるようになりました。

リングセッティングは3段階。6mm未満のシャフト径ならスモールで。6mm~8mmならスタンダード。それ以上はラージポジションで、となります。

アタッチメントの数は含まないとして、部品全体の部品点数が少なくなったのでとても手軽になりました。

その他にも細かい変更点はありますが、個人的に最もありがたい変更点としてはアルミテープが不要になった事です。アタッチメントのベインを挟む箇所に改良が加えられたおかげで、使用を重ねるにつれて接着剤がこびりついてやがてテープの交換が必要になってきますがこれが無くなったのは大きいですね。

使用する接着剤のお薦めは特にありませんが、以下のボーニング公式動画で使用されているシアノアクリレート系接着剤が作業が早くて便利かと思います。(いわゆる瞬間系です)

もちろんフレッチタイトプラチナムやフレックスボンドといった接着剤も使用できます。いずれの接着剤にしても「アジャスタブルコンプレッションリング」を使って圧着するので一般的なフレッチャーよりは圧倒的短時間で作業が出来るのは嬉しいですね。

ボーニング CAULDRON(コールドゥロン)は店舗およびオンラインショップで販売開始です(^◇^)


PSE 2022年新モデル 軽量ミドルモデルF35

PSEアーチェリーから新モデルとして軽量ミドルモデルのF35が発表されました。個人的には非常に良いモデルだと思います。

矢速は311fpsなので、けっしてハイパフォーマンスモデルではありません。その代わり、価格は7万円を切り、22.5インチから対応、重さは3.8ポンド=約1.7キロと非常に軽量で、調整・チューニングがしやすいワンカムシステムを採用し、マシューズのロングセラーワンカムモデルのコンクエスト4(310fps)をミドルレンジの価格帯で再設計したような仕様となっています。

特別に最新の技術が採用されていると言ったことはありませんが、シンプルなワンカムシステムで最初の1台として、コンパウンドを理解するためには最適な設計になっているのではないかと思います。ただ、RHしか製造予定はないとのこと。50ポンド/黒が4月に入荷予定です。

PSE F35


HOYT 2022 ALTUS FX

HOYT2022年、唯一のターゲット新モデル「ALTUS FX」が届きました。色は「ピッチブラック」。

入荷したのはSVXカムモデル。もちろんDCXカムモデルも存在します。

色は全部で4色

・ピッチブラック

・ラーバレッド

・エレクトリックブルー

・スモークグレー

*全てマットフィニッシュ(つや消し)です。

ドローウエイトは5サイズ。30-40lb/40-50lb/45-55lb/50-60lb/(60-70lb)

軸間距離はどちらも35.75インチ。重量は実測で4.5ポンド(約2041g)。ALTUS38インチモデルより約150グラム軽いです。そして価格はFXの方がややお高くなっています。

双方の引き尺範囲は以下の通りです。

◆SVXカムの引き尺

#1 22.5~24.5インチ

#2 25~26インチ

#3 26.5~27.5インチ

#4 28~29インチ

#5 29.5~30インチ

◆DCXカムの引き尺

#1 23.5~25インチ

#2 25.5~27インチ

#3 27.5~29インチ

それぞれカムスピードに違いがあり引き味も若干異なりますが、それよりもご自身の引き尺が何インチかをしっかり把握しておかないと、購入後引き尺調整幅を超えてセッティングしたくなったときに厄介です。購入前にしっかり確認しましょう。

HOYT ALTUS FX は店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ


MKアーチェリー 2022年モデル MK SD入荷。

MKアーチェリーの2022年新型MK SDが入荷しました。色バリエーションがかなり豊富なハンドルですが在庫は黒のみとさせていただきます。

基本的には既存のMK Sハンドルをデュアル用(フォーミュラーも使える)に再設計したものです。

付属品として交換グリップ、ミリレンチ、写真写っていないですがクリッカープレートがつきます。塗装の仕上げもよいです。ホイットのセラコートの性能としての評価は上々ですが、色だけでみるとアルマイトのほうがきれいな気がします(特に黒)。販売開始です。


MKの新しいVバー、文字通りの設計ではあるが、ちょっと違った…

MKアーチェリーの新商品、事前に写真が公表されなかったので予約だけして、入荷してみたのですが…うん。

カタログスペックでは、35度と40度の両方に対応した固定式のVバーとありましたので、昔のFIVICSのDP Vバーのように35度と40度に対応したネジ穴があり、独立して使えるものであれば、35度で使用しているときには、40度のネジ穴にダンパーなどを装着して、アイデアが広がるユニークな商品かなと思っていました。

しかし、実際に入荷したものはシンメトリックな設計を採用して、ひっくり返すだけで35度と40度の設定ができ、シンプルで良いのですが、35度で使用しているときには、40度側のネジ穴が、互いに干渉してしまうために、4-7mm-ほどしか入らなく、ワッシャなどで工夫すればなんとかなるかもしれませんが、基本的には、片側しか使用できない設計となります。

多分、在庫限りです。

MK DUAL Vバー


次期注目モデルSFラインC6トリニティリム。

新しいWNSとSFラインが先日発表されましたが、価格表がやっと届きました。価格表と新規モデルを見ていくと、SFラインの新規モデルのトリニティ(Trinity)C6がかなり期待できるリムのようです。

SFラインの最上位モデルのハンドルはなかなかの価格で、そんな価格ならATF-X買ったほうがブランド・実績ともに正解なのではないかと思ってしまいます。その中でC6リムは安く設定されており、魅力的です。

現在、コストパフォーマンスモデルで最上位のものとして、同WNSのC5リムを取り扱っていますが、こちらはU/D(ユニディレクショナル)カーボンを採用したリムで、時期的にいえば、15年ほど前の最上位の競技用モデルに採用されていた技術を低価格で提供しています。対して、C6リムはナノカーボン技術を採用しており、5年間時を進めて、10年前の最上位モデルの名作のINNO EXシリーズに採用されていた技術です(*)。

トリニティ(Trinity)は三位一体という意味です。

*ナノ・ハイモジュラス・クロス・グラファイトカーボンなど定義が明確ではない技術用語が多用される世界ですが、同じメーカーであれば同じ定義で使用されています。なので、WIN以外の他社が同じナノカーボンと謳っていたとしても同じ技術とは限りません。

M36を1本発注してテストしてみようと思います。優れているリムでしたら、新規取り扱いを開始します。

雪で一日引きこもっていたので、韓国ドラマの「今、私たちの学校は」というゾンビのお話を見ていました。アーチェリーも大活躍するのでなかなかおもしろかったです。ただ、なぜかゾンビ疑いの女の子に対して、腕を互いに結んでました…なんで??

韓国だと突っ込まれないかもしれませんが、禰豆子を知ってしまって日本人には、口枷(ここ音楽室なのでレコーダーとか?)すれば済む話なのに、なぜ腕??…鬼滅の後遺症ですね。。あ、このドラマはネットフリックスで見られます。


Doinkerスタビライザー「PODIUM(ポディウム)」

Doinker(ドインカー)の新しいスタビライザーPODIUM(ポディウム)です。

ポディウムとは「表彰台」の意味

少し前のHOYTのハイエンドCPボウがこの名前でした。Specialty Archeryにも同じ名前のピープが販売されていますね。なのでもうちょっとひねって欲しかったな、と。

さて、ハイモジュラスカーボンを採用したポディウムは外径0.475インチ(実測約12ミリ)と最も細い部類に入るスタビライザーです。

昨年末登場した「AVALON TEC-X MAXX 13mm」が実測約12.6ミリで「だいぶ細いな!」と思ったぐらいですから、さらにその上をいく感じです。

ちなみに7年前に登場した同じくドインカーの「HERO」で約14.5ミリでしたから時代は変わりましたね。随分細くなりました。

付属ウエイトは「421ウエイトシステム」を採用。4オンス1個、2オンス1個、1オンス1個の合計7オンス。

右下がウエイトエンドキャップ(重さ:約10グラム/ゴム製)とその他1/4ネジや421ウエイト

そして「EXOダンパー」も付属します。

この写っている部分だけで270グラム(約9.5オンス)あります。

ドインカー製はウエイト周りのネジが全て1/4インチ径です。一般的なCP用スタビで採用されている5/16インチ径ではありませんのでご注意を。

ラインナップは30インチと27インチと24インチ。

*24インチについてはお問い合せ下さい。

ちなみに30インチが最長です。現時点では31インチ以上は存在しませんのでご容赦ください。

DOINKER Podiumスタビライザーはオンラインショップで発売中です。