アバロン(AVALON)から48Tカーボンを使用した13mmロッドが発表。

アバロンから新しくにTEC X MAXX 13mm径/ 48Tカーボン(高弾性) / DOUBLE COREスタビライザー(センター・サイド)が発表されました。11月末の入荷予定ですが、リカーブで販売するかコンパウンドで販売するかは未定です。

カーボン素材の性能として、〇〇Tカーボンという数字があります。これは、弾性という性質に関する数字なのですが、シャフトでの使用時(スパインが最終目標)、同じスパインを得るために、基本的には数字が高いほど、シャフトは軽く・細くできるので数字が高いことが良いことだとされています。

一方でスタビライザーは剛性が一つの評価基準となりますが、高弾性という性質はあまり聞ききません。というのは、リムやシャフトには軽さが求められますが、スタビライザーは逆に一定の重さがもとられるため、軽量な素材というのは、それだけで「すごい」とはならず、どのような配置で設計されているのか含めてでないと評価できません。

入荷後こちらでテストしてから販売したいと思います。HMC+位の価格です。


エリート2022年はローエンドモデル2台。

エリートアーチェリーが2022年モデルを発表しました。上位モデルでの更新はなく、599ドル-699ドル(7-8万円)のローエンドモデルとして、ハンティング向けのTerrain(699USD)と、Emberの上位モデルとなるBasin(599USD)が発売されます。国内での販売価格は7万円弱になると思います。

スペックを見ると、ATAはEmberより1″大きく、スピードは5fps、ブレースハイトが0.4″、また、カム・モジュール・リムポケットをすべてでアルミ合金を採用して安定性を高めているとのことで、Emberから1万円分のアップグレードをしたモデルとして妥当なところだと思います。ターゲット・ハンティング両方のエントリーモデルとして使用できるように上限は70ポンドまでに変更されています。1台は在庫として発注予定です。また、Emberも好評なので、現在再入荷で発注しています。

マシューズに続き、エリートでも2022年のターゲットモデルは新規がありません。まぁ、ほとんど試合のない一年でしたので…2023年に期待です。


2022年ホイット(ターゲット)は本当に何も出ないかも。

インビクタに新しい色が2つ追加されました。先日、リカーブターゲットモデルでもBEエディション(非限定)で新色が追加されましたが、夏に社長が交代したばかりで、ターゲットラインはほぼ変わらないとは聞いていたものの、ほぼどころか(ほぼっと新色か?)、全く変わらない可能性が出てきました。ハンティングの方は新モデルがあると聞いています。

XceedのBEエディションモデルは現在通関中、早ければ、明日入荷予定です。


アバロンから安いタングステンウェイトが入荷。

アバロンからタングステン製・ディスクタイプのウェイトが入荷しました。タングステン製のウェイトとしては最も安いと思います。弊社で現在扱っているラストチャンス製が4800円(3オンス)で、アバロンは3200円です。ラストチャンスは取り寄せでのみの扱いに変更します。

その分、パッケージがなんとも質素です。1/4″ネジなので、基本リカーブですが、変換ネジなどでコンパウンドで使用することも出来ます。また、接続ネジは通常(ステンレス)のディスクウェイトのものをお使いください。販売は本店(リカーブ店)です。

AVALON タングステンウェイト – JPアーチェリー

アバロンのステンレス製ディスクウェイトはカタログ値31mmで、タングステン製は32mmとなっています。装着するとこんな感じで若干0.5mm程度…気にはならない程度の違いではないかと思います。ちなみに左側が4オンス(112g)で、右側の小さい方が6オンス(168g)です。


PSE 2022年モデル LEVITATE 新型カム搭載。

PSEが2022年のハンティング用フラッグシップモデルLEVITATEを発表しました。スタイリッシュなカーボンハンドルをベースとしていて、近年ターゲットモデルで採用は進んでいるPBTSや、ワイドリムポケット設計が取り入れられていますが、何よりもEvolveカムの次世代モデルとなるE2カムを搭載しています。

ワイドリムポケットに合わせて、カムの幅を大きくとり、大型のベアリングを採用することで性能を向上させているようです。評価が良ければ、2023年のターゲットモデルにも採用されるのではないかと思います。

ただ、LEVITATEは引き尺が27.5インチからですので、こちらのモデルの販売はしないと思います。ターゲット向けとしては来年の楽しみということで。


【納期・価格】the Brady Ellison Signature Series

【追記】価格は通常モデルより15%高くなります。納期は最初のロッドが11月の初めを予定しています。弊社ではXceedで1台在庫として発注しました。

ホイットがブレディ・エリソン・シグネチャーシリーズとして、新色のオレンジ(アリゾナ・デザート)を発表しました。価格表はまだ届いていませんが、内容から考えるに追加費用は掛かりそうです。

また、Formula-Xi / Xceed / Acros / Xakt で新色が出るので、これらのモデルは2022年モデルとしても継続していくものと思われます。どれかのモデルで1台は在庫しようかと思います。


Bear トラディショナルシリーズに新作?

10月6日(現地5日)にベアからコンパウンドとトラディショナルリカーブボウラインに新作が発表されるとのことです。コンパウンドはともかく、トラディショナルラインの新作は(特に上位モデル)結構珍しいと思います。

「A NEW CHAPTER BEGINS(新しい章が始まる)」

だそうです。

ちなみに、ベアアーチェリー(の親会社)は最近株価が過去最高値を更新したとのことです。


KINETIC 23インチモデルScopus(スコパス)を発表。

KINETICが新しい23インチモデルScopus(スコパス)を発表しました。10月から出荷予定です。6063アルミ合金を使い、1078gと23インチモデルとしては標準的な重さです。まぁ、写真から見ても肉付きが良いハンドルですからね。写真で見る限りはウィンと同じ、ブレース時にリムが抜ける心配のない設計となっています。入荷ご確認してみたいと思います。あとは、リムアライメント調整用のネジの位置が結構変わったところにありますね。なんでしょう。

価格は2万円弱となる予定です。8色での展開となりますが、在庫は黒のみとなる予定です。


FIVICS 2020-2022 TENFIXタブ入荷しました。

結構前から発表されていた”6D”(3Dと同じだと思うが)をコンセプトとした TENFIXタブがついに入荷しました。2年位待った感じでしょうか。

発表当時とは、共同開発のKwon Yong-Hakコーチのサインがなくなったり、調整用の穴が増えたりはしていますが、基本的な形に変更はありません。レビュー用の入荷はMサイズのみですが、来月には全サイズ揃います。安いとは言えませんが、これだけの機能でこの価格であれば、高くはないかと思います。

取り付け穴はセーカーと同じM3サイズです。セーカータブやアバロンのクラシックタブなどで使用していたパーツはそのままこちらに流用できます。逆も可能なので、TENFIXのパーツ個別に販売してくれたら、セーカーのアップグレードも可能ですね。

Fivics TENFIX タブ – JPアーチェリー

FIVICSメーカー自身は昔から個別のパーツ販売にも積極的で、数少ないカンタピンチを何種類も交換できたりしましたが、近年はFIVICSとメーカー直接では取引しなくなった(代理店経由)ので、パーツの個別売はちょっとむずかしい状態です。昨日Aネジを販売したのですが、在庫が残り3つになりました(Bネジはたくさんある)。次回からの仕入先は違うところにあるので、商品名を近日中にFIVICSタブに使えるネジと変えます。


2022年もバラバラの発表か。スープラRTX

昨日突如PSEの新しいモデルが発表されました。2021年はコロナの影響で、新モデルへの切り替えというよりも、出来たものから発表という感じでした。ホイットは2021年のカタログを作ることが出来ず、マシューズは今年の8月になったようやく2021年のカタログを公開しています。2022年もアメリカメーカーを中心として同じ感じになりそうです。韓国メーカーの方は期日をもうけて一斉に発表はしましたが、FIVICSの新モデルなどは6月にはじめて入ってきたので、後ろにずれているようです。また、PSEの新発表のRTXはすでに生産が始まっていて、メインのサイズ・色はもう出荷が始まります。

マシューズの2022年カタログ

コンパウンドでは珍しくマウンティングホールを2つ搭載しています。ハンドルがデフレックスジオメトリーなので、チューニングによっては、前の方でトルクチューニングが合う可能性があるといったところでしょうか。詳細は斜め前からの写真ではわからないので、入荷後確認してみたいと思います。

また高評価だったのか話が入ってきませんが、以前に導入したリア、センターブッシングシステムも導入されました。

また、間違いなく好評で搭載されたのはPBTS(プレシジョンバスチューニングシステム)で、PSEで特許申請中です(アメリカだと申請してから認められるまで2年程度かかるようです)。通常ハーネスシステムは4本のケーブルからなりますが、それを2本ですませてしまう構造で、プラスチックのパーツ(PBTSスプレッター)を回転させて、長さ調整、それぞれのカムにつながるケーブルをねじることで、傾きの調整を可能にします。更に見づらいのですが、下の方に穴が空いていて、レストを駆動させるコードをつなげることが可能です。

すでに出荷は始まっていて、10月前半に黒・60ポンドがレビューのため入荷予定です。