インドアアーチェリーワールドカップ・バンコク 2015 参加者リスト出ました。

DSC_0491-SMILE昨年に続き、今年もインドアアーチェリーワールドカップ・バンコクに参加してきます。その参加者リストが出ました。

有名選手では、

Mike Schloesser 選手
Brady Ellison 選手
Bridger Deaton 選手
David Houser 選手
Henry Bass 選手
Lexi Keller 選手
Logan Wilde 選手
OH Jin hyek 選手
Reo Wilde 選手
Stephan Hansen 選手

登録リストにありました。ハンセン選手は昨年出会えなかったので、初めて近くで見ることができます。また、ローガン選手は昨年はホイットでしたが、その後、今年にエリートチームに移籍したので、どうんなセッティングになっているか楽しみです。12月の7日(月)に出発します。

ワールドカップインドア 2015 ステージ2 バンコク スケジュール


マーティン・ダスボがマシューズからプライムに移籍

マーティン_プライム12年間マシューズのプロシューターとして活躍した、現在世界ランク9位のマーティン・ダスボがマシューズからG5プライムへの移籍を発表しました。さっそく、プライムのONE STXでインドア満点の150点でトーナメントに優勝したようです。今後の活躍に期待です。自分の使用しているメーカーのプロシューターが増えると、セッティングを参考にできる人が増えて、より楽しくなりますね。

また、マシューズの2016年のターゲットモデルですが、ATAで発表するようです。ご期待ください。


べドナーアロープラー、持ち運べるものでは一番いいかも!!

IMG_20151117_200056テンポイント(クロスボウの会社です)のべドナーアロープラーをテスト用に1つ入れてみました。最近、試合では結構な確率で矢を抜くのに苦労するのですが、通常のゴムのアロープラーを使用しても大きく変わらないことがあります。

IMG_20151117_195940


そこでもっと抜けない(クロスボウはピークで200ポンド近くになることも)クロスボウの会社のアロープラーを入れてみました。テストした結果…かなり良いです。さすがにアロージャック(Arojac)には負けますがあちらの設計は到底試合中にも持ち歩き出来る重さにはなっていないので、このべドナーアロープラー(85g)が現状持ち運びできるアロープラーでは一番のグリップがあると思います。

IMG_20151117_200111使用している矢の太さに合わせて、ゴムのアタッチメントは3種類あり、

- 15/64インチ~19/64インチ径シャフト用
- 20/64インチ~22/64インチ径シャフト用*装着済
- 23/64インチ径シャフト以上用

となっています。ちなみにウルトラライトはもともと装着されているものがぴったりでした

IMG_20151117_201704ちなみにノックツールとしても使えるというくぼみが設けられていますが、径が大きいのでX10/ACEのようなシャフトでは使えません。大口径シャフトでない限り使い道はなさそうです。

かなりいい道具なので、テスト品はそのまま自分が使用します! 来週の前半をめどに販売用の在庫を発注しました。少しお待ちください。


タイムリーな投稿 オランダ代表 リック選手の使用シューズは?

リック選手_シューズ先日、シューズの選択に関する記事を書きましたが、本日、ピーター選手のフェイスブックにリック選手の使用しているシューズの写真がアップされました!

リック選手のシューズこれは…リーボックのクロスフィットナノ 4.0ですね。

メーカーによると


通気性の高いアッパー素材にPUで圧着させたトレーニングフィットをかなえるCrossFit Nanoシリーズの上位モデル。独特なアウトソールパターンがまるでヤモリのようなグリップ性とトラクションを与えます。約270g。

ということで、トレーニングで使用(体育館・ジム・スタジオ等)するためのシューズのようですね。自分も新しいシューズがほしくなりました…グリップ変えたばかりなので当分はそっちに専念ですが。。


全日本ターゲット出場し、準優勝しました(男子コンパウンド部門)。

全日本ターゲットメダル_銀金曜日から本日までヤマハリゾートで行われていた全日本ターゲット出場してきました。結果、準優勝することができました。皆様の応援ありがとうございます。明日より仕事復帰します。

初めて、全日本選手権に出場したのは8年前、2007年だったはずです。競技フォーマットはシングル(1440)の時代でリカーブでの出場で、台風の中での試合でどうしたらいいかわからないまま、決勝トーナメントに進むことすらできませんでした。

今回の全日本の表彰式では、自分に初めてアーチェリーを教えてくれた高校の顧問の方から直接メダルを渡され、本当にアーチェリー続けてきてよかったと思いました。

明日からまた頑張ります。

今回学んだことは”自分の道具を信じる気持ち”。

準優勝したのとまったくすべて同じセッティングでとんでもなく低い点数をゲットした経験がありますが、道具との相性に悩んでも、あきらめないでじっくりと向き合うことの大切さを改めて感じています。モンテのアーを楽しんで今日はとりあえず休みます。


レッドブルがアーチェリースポーツにも参入

CNN-1LZUsAAAnnY宣伝活動としていろいろなスポーツのスポンサーとなっているレッドブルですが、アーチェリーイベントの開催も今後企画するようです。写真は8月にマシューズと協力して行われた”ボウ・バイアスロン”イベント。

レッドブルアーチェリー公式ページを見てみましたが、なんと参加できるのは米国居住者のみという制限が…残念。
CNN_1x0WoAAEdDR
イベント自体は山林の中の1マイル(1610m)のコースを走りながら、14-40ヤードの距離に設置された的(5つ・距離表示なし・レンジファインダー使用可)を射つというもののようです。1番上の写真を見ると11分程度で1周しているようです(優勝者は8分35秒)。結構高低差のあるコースを走るようで…大変そう。

Red Bull Archer’s Paradox
http://www.redbull.com/us/en/events/1331735391654/red-bull-archers-paradox-2015

明日から全日本ターゲット出場してきます。


トゥルーショットコーチ…まさかの試合で使用可!

トゥルーショットコーチWAよりのお知らせ。アンティグリップデバイスと分類されたようですが、トゥルーショットコーチの記事があり、まぁ、使用できないだろうなそりゃ、と思っていたら、まさかのコンパウンド部門では使用できるという回答が!

試合で使用してどれだけの効果があるのか疑問(矯正デバイスなのでつけたままにすると弓との接点は逆に増える)ですが、公式試合で試してみることは可能です。どなたかぜひ!

*リカーブ部門では使用できません。


【2015】ワールドカップステージ2の事務局から招待状来ました

iawc2015昨年に続き、今年も招待状を送っていただきました。

会場は昨年と同じです。スケジュールのみ少し変更があり、12日8日(火)が練習日、9日(水)が予選、10日(木)が決勝になります。平日開催です。

登録の期限は同じ10月末。登録費は280シンガポールドル(23500円)、ホテルは去年宿泊したFour Wings Convention ホテルがお勧めです。

今年も参加予定です。

INDOOR ARCHERY WORLD CUP STAGE 2
https://archery.co.jp/file/IAWC2015HandBook_V05.pdf


【続報】プロディジーシステムの安定化について

RIO15_B15_4171(WAより)
先日の「アメリカチーム、プロディジーシリーズの選手はリムポケットから可動パーツを排除の方向へ」について、リオの現地にいる友人が直接アメリカチームに聞いてくれました。

RIO15_B15_41711
トップ選手はそもそも品質の高いリムを提供されているために、リムのねじれを調整するようなシステムは必要としていません。エリソン選手のリムですが、ハンドルに直接ねじで止めているそうです。また、前回の記事ではプロディジーの安定化のために動くパーツを排除する方向にと書きましたが、もう一つ、樹脂パーツもできるだけ使わないようにする(この黒のボルトには樹脂は使用されていません)ことで、プロディジーを安定化させているようです。

RIO15_B15_3820(おまけ)
ホイットのXTRカムをクイーバーベルトのバックルにw


アメリカチーム、プロディジーシリーズの選手はリムポケットから可動パーツを排除の方向へ。

RIO15_B15_9149(WAより)
2015年から発表されたホイットのプロディジーシリーズ。その特徴は以前にレビューした通り、2点でハンドルと接触し、それぞれの点の高さを調整することでねじれたリムでもセンターが出るようになりました。

RIO15_B15_91492
その対価はリムとハンドルが線(面)で接する状態から、2点だけで接するようになったことですが、多くの場合で問題はありませんが、リムのノイズが増えたという意見が存在します。ティラー、チューニングが安定しないという意見もあります。

それについてディスカッションしていたところ、アメリカのナショナルチームでリムポケットから可動パーツをなくすセッティングが流行っているという話になりました。写真はエリソン選手のセッティングを拡大したものですが、デタントピンを排してねじで固定しており(内部構造は調査中ですが…見る限りは手製)、リムボルトもプロシリーズの可動式リムボルトから以前のタイプの動かないリムボルトに戻し、リムポケットから動くパーツを徹底的に排除してセッティングになっています。

ちなみにこれは現在行われているリオ2016のオリンピックテストイベントでの写真。少し前に行われた世界選手権ではデタントピンの固定だけで、リムボルトはプロシリーズのままでした。

RIO15_B15_6598カミンスキー選手はリムボルトのみを固定式のものに交換。

RIO15_B15_6008
クリミチェック(Klimitchek)選手はデタントピンの部分のみを交換。

交換デタントピン
今回のテストイベントにはアメリカから3人しか出場していませんが、もう一人のナショナルチームの選手で世界選手権に出場したギャレット選手はデタントピンだけの交換です。

足元のアメリカのナショナルチームの選手がこれだけ標準パーツをいじっているわけですから、ホイット社としても2016年のモデルから何か対策をしてくるのではないかと思われます。

例えば、今年のワールドカップファイナルリカーブ男子では、現状スタンダードなプロディジーシステムを使用する選手がいないという残念な結果です。

1.Kim Woojin HOYT GMX
2.Lee Seungyun W&W INNO AXT
3.Brady Ellison HOYT Prodigy RX 改造ハンドル(リムボルト・デタントピン両方換装)
4.Jean-Charles Valladont HOYT HPX
5.Xing Yu HOYT HPX
6.Collin Klimitchek HOYT Prodigy 改造ハンドル(デタントピン換装)
7.Miguel Alvarino Garcia W&W Wiawis

8.ホスト国(メキシコ)枠 未定

すべてリムをいじるシステムを搭載していない、あるいはその機能を殺したハンドルです。

旧型の可動式でないタイプのリムボルトは代理店が少し在庫あるようなので、試してみたい方向けに少し入荷する予定です。

プロディジーシステムについては、再度書く予定です。

そろそろ、アクセス数(2007年より)300万を超えると思っていたら、いつの間にか302万を超えてました。ありがとうごさいます。今後とも良い記事が書けるよう努力します。