2025年 インドアシーズン始まる

先週、全日本ターゲットが終わり、今週はインドアワールドカップ2025、初戦のスイスオープン・ローザンヌです。予選では、Braden Gellenthien選手が599点でトップ。久しぶりに世界線に登場した気がしますが、SNSを覗きに行ったら、

アウトドアではX10パラレルプロを使用しているようですが、29.5インチで…X10のロゴがこれほど後ろにあるということは…ストレートシャフトなので、カットする方向で性能は変化しませんが、ほぼ後ろ側からカットしているようです。このシャフトはまだ触ったことがないので気になるところです。

女子リカーブはOlivia Doigo選手が予選を593点という素晴らしい点数(世界記録は595点)で通過。未チェックの選手でしたが、地元スイスのU21のチャンピオンだそうです。土日に決勝、残念ながら、ベアボウ部門はないようです。

850万アクセスありがとうございます

打ち下ろし

先日完成した15mの打ち下ろしコースです。

整備中の打ち上げ

残すは自分が一番苦手な打ち上げ、上に向ける分、安全管理が思ったよりも大変です。

ということで、850万アクセスありがとうございます。(自称!)日本一のアーチェリー情報サイトとしてこれからも頑張っていきます。

まさかのW&WのEX PRIMEが大躍進 ワールドカップ・ファイナル2024 リカーブ女子 

ワールドカップファイナル女子、Li Jiaman(李佳蔓)選手が優勝! おめでとうございます。

道具屋として驚いたのは、優勝した李選手もですが、WAリカーブターゲット最高峰の試合で10年以上前に発売されたEX PRIMEリムが使用されていたことです。本当だったら、すごいことですね。

ただ、使用選手が中国と韓国の選手だったので、開発中のテスト用のリムにEX PRIMEの塗装をして偽装している可能性もあるので、2025年のW&Wのラインナップが気になるところです。

メキシコのスタジアムの売り子はタコスを売り歩くんですね。

ワールドカップファイナル2024コンパウンド男子

土曜日にコンパウンド今日の決勝がありましたが…男子のレベルが高すぎる8スコア(4マッチ)中5スコアが150点満点!! セミファイナルは150点同士でシュートオフ。決勝戦は、150vs149で、James Lutz選手が優勝しました。

取り上げたことある選手だと思ったら、ブラック・イーグルの謎のシャフト(現在のRevelation)をテストしていた方でした。ちなみに現在はイーストンになっています。

2024 ステージ3
2024 ファイナル

Cam&1/2から移行したマイク・シュロッサー選手のセッティングがどう変わるのかが自分の関心でしたが、とりあえず発見できたのは、ステージ3では使用していない、ストリング・ケーブルの長さを微調整できるConquestのカムタイミングキット(または、BowmarのPeep Tuner)をケーブルに入れて長さの微調整をしていますね。また、短くしているのは上カムにつながるケーブルだけで、下カムにつながるケーブルには装着していません。

その意味を理論的に解釈するのは難しいですが、ウォールに当たるときの個人の好みレベルの感覚の微調整なのではないかと想像します。

本日はリカーブ決勝です。

エンゼル 美脚クリッカー パクられる…

カミンスキー選手のYouTubeチャンネルにアップされていましたが、Eliza アーチェリーというところがSexy Leg Clickerというものを発売したようです。

https://jp.mercari.com/item/m42882213927 より

写真左がエンゼル(アーチェリー工房)さんが販売している(現行品か不明)美脚クリッカー、右がElizaアーチェリーが発売を開始したセクシーレッグアーチェリー…パクリ過ぎてませんかね…残念です。

ワールドカップ・ファイナル始まる 

今週末はワールドカップ・ファイナル2024です。1週間前に出たばかりの弓を世界大会で使ってるけど…どれだけ進化しているのかますます興味が出てきました。ホイットの2025モデル、さっそく結果を出せるでしょうか。

熱海アーチェリークラブ始まります

うん…もう少し良い写真が必要ですね。後日差し替えます。

それはともかく、熱海で唯一のアーチェリー場をオープンします。というのも、以前に一度運営会社が倒産しているために、現行の熱海城さんには一切資料がないそうですが、保管されている熱海市の資料によると、現在のわたしのアーチェリーのすぐの後ろにある熱海城に、少なくとも昭和39年には洋弓場があったようです。なので、熱海初とはなれませんでした。無知で恥をかく前に一応調べてよかった…

ということで、10月から経験者さん向けにアーチェリー場を開放しましたので、興味がある方はご連絡ください。連絡方法は下記のページにございます。また、アーチェリー体験も募集していますが、現在熱海は観光シーズンでもないので、地元の方に知ってもらって、地元の方への告知、興味を持ってもらうほうでやっていこうと思っています。経験者の方は当分の間は無料で利用できますので、よろしくお願いします。

1985年のコンパウンド競技

TERRY RAGSDALE選手

ユーチューブで、「Horsham Indoor Archery Championships1985」というのがおすすめに上がっていて、視聴したら意外に面白かったです。セッティングも射形も見たことがないようなものでした。振り返ってみれば、過去の映像の多くはトップ競技(世界大会・全日本大会)のシューターの様子として記録されており、コンパウンド競技は1995年に初めて世界大会に採用されて、それ以降はWAによって競技の様子・動画が収録されているので、1995年以降はコンパウンドボウシューターに関しては、多くの人が目に触れていると思いますが、コンパウンド自体は60年代からあります。

コンパウンドボウ初期の頃のシューター射形や、セッティングを動画で見る機会は意外にないのかもしれません。決勝に残った4選手はともに、細いセンターロッドにわずかなウェイトというセッティングをしています。

奥がTERRY選手です

TERRY RAGSDALE選手はその後、かなり剛性が向上したであろうロッドに大量のウェイトを追加して、1997年のWA世界選手権にて銀メダルを獲得します。ちなみに、このときの優勝はDEE WILDE選手です。

歴史はつながっているので、興味がある方はぜひ。

ダートンが2025年モデルからケーブル調整機能を追加

ダートン(Darton)アーチェリーが2025年モデルのエクソダスPROを発表しました。

新規搭載された機能としてはリムポケット左右でリムのポンドを個別に調整することで、カムの傾き(位置)を調整できるようになります。以前書いた「カムリーンチューニング」の記事にダートンと2025年のホイットについての追記をしました。

おそらく、ダートンが全メーカーに先駆けて搭載した新機能としてアジャスタブル・ヨーク・ハンガー昨日が追加されました。

レンチで調整することでボウプレスを必要としないでケーブルの長さ(=カムタイミング)を調整できる機能になります。2020年時点でも原糸の進化によって、一回合わせたカムタイミングなんてほぼずれなかった記憶がありますが、これからも多くの作業がボウプレスなしでできるように進歩していくんでしょうか。

ブラック・イーグルとコンクエストアーチェリーと傘下のブランド合わせて、成長を見守っていきたいと思います。