Ramrodsアーチェリー、初のコンパウンド専用モデル Beastを発表、50オンスまで対応!

Ramrodsアーチェリーが2023年新モデルとして初のコンパウンド用モデルBeastを発表しました。テーパーデザインの高剛性というか、超高剛性ロッドにセンターロッドで1.4キロまでウェイトを搭載できる設計になっています。短いサイドでは、その倍に対応しているということで…2.8キロのウェイト?? そんなの使う人いるんですかね。

Jozef Bosansky選手(現世界ランキング13位)のような大量にウェイトを装着する選手にも対応できるよう開発されたものですので、いくら高剛性を求めていようと、リカーブアーチャーにはオーバースペックなスタビライザーかと思います。

ロッドはセンターで19mmから14.2mmに、サイドは16mmから14.2mmになるテーパーロッドで、かなり細い部類に分類されます。

弊社ではコンパウンド店で取り扱いします。通常のVIBRO-CORE内蔵ダンパーシステムモデルと、そこにロッドの先端にタングステンパウダーによるダンピングシステムを追加した上位モデルの2種類で発売されます。センターは上位モデル、サイドは通常モデルを在庫しての販売となり、それ以外は取り寄せとなります。初期出荷分の入荷は来週の初めを予定しています。

RamRods Beast - JPアーチェリー


WAに勝った! FIVICSのオリンピック選手による射形教材

WAが3週間前にFIVICSによるシューティングフォーム教材をYoutubeにアップしましたので、確認してみたところ、自分が3年前に取り扱ったものでした。勝った!!

もとの動画はコロナが始まった頃にアップされたもので、北京オリンピックのメダリストのJoo Hyun-jung選手とコラボした動画で、質が高かったので、元は韓国語、WAは新しくアップしたものは英語ですが、過去に日本語に翻訳したものを記事にしています。

3年前の動画ですが今でも十分優秀な、無料で利用できる教材だと思います。

下記のリンクが一覧表示です。

CATEGORY ARCHIVES: FIVICSの射形教材翻訳


【2023年】リカーブボウチューニングマニュアル

チューニングマニュアル完成しました。ご確認ください。お客様の要望に答えて修正し、いずれ完成版としたいと思います。達成しました、ありがとうございます目標としては2000部(2000ダウンロード)を目指したいと思います。

もっとわかりやすいマニュアルもある思います。素早く知りたい方の需要はもう満たされていると思うので、時間がかかっても、しっかりとストーリーとして、チューニングを1つの流れとして理解できるものを目指しました。

このページは質問や意見をいただく、サポートページとなります。また、誤字脱字に関するご指摘は、修正し最新版に反映後に削除しますのでご理解ください。

リカーブボウ・チューニング・マニュアル(PDF 1MB) 最新版(表紙に表記あり)は 230319 です

履歴 

230420 ダウンロード数 4000部 達成

230319 フォント変更、歴史についての記述修正

210910 ねじれたリムで達成された記録に具体的な日時を追加

210816 ポンドによるチューニングを追加

210815 高速度カメラチューニングを一部加筆

210812 完成版公開日


【本日】ドメイン変更のお知らせ

(株)JPアーチェリーの法人で使用しているドメイン(@マーク以降)を変更します。今後、@archery.co.jpよりメールが届いた場合は、弊社の新しいメールアドレスです。ご安心ください。

株式会社JPアーチェリー

このサイトに使用しているドメイン(@https://archerreports.org/)に変更はありません。

また、随時修正中ですが、リンク先が見つからないという表示の場合、前ドメインの部分を新ドメインに変更すればつながります。

旧) https://archery-shop.jp/Chart/easton_chart-new.jpg

→ https://archery.co.jp/Chart/easton_chart-new.jpg


改訂しました。アーチェリーの理論と実践

*2013/5/20投稿(旧題 古いこと)、2023/3/19に加筆して再投稿

(加筆) ボジョレーの2016年を2023年に飲みましたが、熟成させることもできるのは本当みたいです。さて、現在の射形のベースとなっているスタイルを完成させたホレート・フォードの著作を2013年に翻訳しましたが、この10年で手直ししたいところ、解説を入れるべきところを、解説付き改訂版として再編集しました。下記リンクからダウンロードできます。(加筆ここまで)

【改訂版】アーチェリーの理論と実践 – The Theory and Practice of Archery ホレース・フォード 著 (PDF 3MB)

(以下、2013年の5月の記事ですので、最近の話ではありません)

長くブログを書いているといろいろな反応が返ってきます。誤字脱字はともかく、今でも覚えているのは、ミザールハンドルを間違って「アルミ製」と書いてしまったことなどで、お叱りを受けて直ちに訂正しました。逆に、正しいことを書いていてお叱りを受ける記事もあります。中国工場の製作技術の低さを批判したところ、それを売っているショップが自作していると勘違いされた読者が、作り手に対して経験不足と評したことを、大先輩でもあるベテランの販売店に対して経験不足と言ったと受け取られ、お叱りを受けました。

正しい知識もあれば、間違っている知識もありますが、一番怖いのは、正しいと思い込んでいる間違った知識・情報ではないかと思います。今回、コメントを頂いたのでお客様の間違いを正すことができましたが、コメントを頂かなければ、すっど勘違いで私が批判される事態が続いたのかと思うと…恐ろしいです。

単純に自分が間違ったことを書いてしまったなら自己責任ですが、受け取り手の勘違いによって思わぬトラブルや批判が生まれるのはなぜか。アメリカやヨーロッパでは、自分がやろうとしているような弓具の評価・レビューというのは当然の様にアーチェリー雑誌に掲載され、広く読まれています。欧米人にできて、日本人にできないはずはないでしょう。その違いはどこにあるのかと考えたのが、2月。

そして、「古いこと」…つまり、それは歴史があるのかないのか、正確には歴史が語られているのかどうか、そこに違いがあるのではないかと思うようになりました。欧米のアーチェリー用品のレビューには、1920年代から積み重ねられた知識と常識があり、レビューをする人間はその文法・文脈にのっとり、発言しているからこそ、誤解されずに、正しい情報が流通するのではないかというのが自分の現在の仮説です。対して日本のアーチェリーのメディアの多くの商業主義に上に成り立っているものです。商業にとって歴史は積み重なるものではなく、流れていくもので、過去はむしろ邪魔です。

有名な話ですが、これはボジョレーの毎年の”自己”評価です。

1995年「ここ数年で一番出来が良い」[1]
1996年「10年に1度の逸品」[1]
1997年「1976年以来の品質」[1]
1998年「10年に1度の当たり年」[1]
1999年「品質は昨年より良い」[1]
2000年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」[1]
2001年「ここ10年で最高」[1]
2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」[1]
2003年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」[1]
2004年「香りが強く中々の出来栄え」[1]
2005年「ここ数年で最高」[1]
2006年「昨年同様良い出来栄え」[1] (ウィキペディアからの引用)

さあ、どれが一番いい出来だかわかりますかね…「エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか」なんて本が出版されるくらいですから、商品にとって、マーケティングが全てなら、過去の話(歴史)を蒸し返されては、いろいろと困ることは想像できると思います。

日本ではアーチェリーの歴史がまとまった形、整理された形で存在しないことをいいことに、勝手に書き換えられたりしています。例えば、私たちも行っているハイスピードでの弓具の研究は、日本のヤマハが初めてだと某雑誌の記事には書かれていますが、アメリカでは1930年代から行われており有名な話です。その研究を1930年代に始めたの現在の弓具の形を作ったヒックマン博士です。ホイット氏(HOYT創業者)は彼に感謝の手紙を送っています。また、同時期には和弓の世界でも、旧海軍兵学校の協力のもと、120fpsで弓の動きを撮影し、弓の研究が行われていました。どちらも80年以上前の話です。

日本での戦前の研究は「紅葉重ね」でその写真を見ることができますし、ヒックマン博士は「Hickman: The Father of Scientific Archery」という伝記が英語で出版されているほどの有名人です。

現在のアーチェリーは19世紀の後半から、脈々と続いてきたもので、多くの研究によって進歩してきたものです。メディアにアーチェリーの記事を書くほどの人達が、これらの常識を知らないとは思えません。日本人には知られていないのをいいことに、商業的に歪曲しているのでしょう。

5月にホレース・フォードの本を翻訳したのをはじめ、ホイット氏のインタビューの編集など、弓具のレビュー以前に取り組むべきことがあるように感じます。

欧米にあって、日本にはない(と自分は感じる)のは、今に続く歴史を知っているかの差、そして、正しいアーチェリーの歴史を語ることで、日本でもそのようなものが、時間はかかっても熟成していくのではないかと思っている今日この頃です。


【追記】AIにアーチェリーはまだ早いようです。

(追記) 人生初めてAIに騙されました…ここまで回答されると、へぇー、研究あるんだと思ってしまい、検索したけど、全く見つからず、掲載されているジャーナルが公開されていたので、該当号をみたら、そもそもこの論文存在しません…論文ごと全部ウソついてくるとは怖いわ。

最近、ChatGPTのようなAIが話題なので、アーチェリーに使えるか調べてみました。基本の基本のリムアライメントですが、ちょっと何を言っているのかわからないですね…残念。ちなみに、AIは英語ベースで開発されているので、翻訳の問題かなと思い英語でも聞いてみましたが、

Adjust the limb alignment: Adjust the limb alignment by adjusting the limb bolts. Turn the limb bolts clockwise to increase the limb tension, which will decrease the bow’s draw weight and increase the bow’s speed. Turn the limb bolts counterclockwise to decrease the limb tension, which will increase the bow’s draw weight and decrease the bow’s speed.

Chat GPT March 14 ver

英語で聞くとティラー・ポンド調整のやり方が返ってきます。英語でもダメですね。

歴史の記事を書いたときに、いくら調べても情報が手に入らなかった18世紀のドイツのアーチェリー競技の情報を聞いてみると、正直にわかりませんという回答が返ってくるのはびっくりでした。グーグルなどの検索サイトでは、情報が本当はそこに存在しなくても、何かしらの、価値のない情報(バイオリンのBowとか)が紹介されて、それが本当に無価値であることを検証する時間を取られますが、AIの回答のように「情報が存在しないという情報」でも価値はあります。

ということでは、AIにアーチェリーはまだ早かったようです。仕事を奪われずに済んでホッとしています。

ただ、進化は早いそうなので来年くらいに再検証したいと思います。

ちなみに4月に大阪に行くのですが、人間と同じくらいに間違っていますw (東京から大阪に行く新幹線は東日本でも西日本でもなくJR東海で切符を買う必要があります)


B3 2023 HUUK(フーク/フック)

ATA2023でB3から発表されたトリガーリリーサー「HUUK(フーク/フック)」が届きました。

名称(言葉)「HUUK」の意味を調べるとスウェーデン語で「引っ掛ける」とあります。字面がイケアみたいですね。(英語ではHOOK)

外装はアルミニウム。内部構造には440Cステンレス(マルテンサイト系ステンレス・・・熱処理により高強度・高硬度を得たステンレス鋼の中では最も高硬度を有する鋼)が採用されており、シアーの耐摩耗性能に一役買っています。

重さは約76グラム サイズ感は写真の通り。

ラインナップにはミニも存在しますが、こちらはまだ出荷が始まっていない模様。詳しくはお問い合わせください。

背面にはストラップ用ホールを設置できるように別パーツが付属。

写真の部品に交換することで(ネジ1本抜き差しするだけ)、ベルト幅約10ミリまで対応可能のリストストラップを組み合わせる事が可能です。

切れの良い使用感。75グラム程度で細身の分、扱いやすい印象。

難点は、コッキングボタンがやや硬め(重め)なこと。カーターやTruBallのようなスムースさ/軽さが無いので慣れるまでは押しずらいかも。ただ、慣れるまでの間の事なのでそんなに重要なことでもありません。

B3のトリガーリリサー「HUUK」はCPオンラインショップで販売中です。


【改訂】ヒックマン博士とホイット氏の手紙

1978年にホイット氏はHOYTアーチェリーの経営権を販売しているので、現在のHOYTアーチェリーとは違うものの、そのホイット氏は20世紀を代表するアーチェリー業界のイノベータでした。そのホイット氏はヒックマン博士の研究した理論を参考にして弓の開発をしており、史料としての手紙を見つけました。

書いたのはHOYTアーチェリーのホイット氏(48歳)で、あて先はヒックマン博士(70歳)です。書かれたのは1959年1月29日です。訳はできるだけ英文に忠実にしています。

あなたは我々がここで得た結果について興味を持つだろう。使用した42~45ポンドブラケットの弓は(28″のドローレングスで)、#1816イーストンシャフトで190から200fps、1オンスの矢では170~179fpsの速度を計測した。だがこれはまだ序の口だ。我々はシングルとコンパウンドの異なる種類のコアテーパー、さらには様々な仕様の弓を使って実験している。また、現在の実験結果を見る限り、リムの稼働域が19 1/2~20″がリムの効率性を最も高める長さだと指し示しているようだ…あなたのスパーククロノグラフは、私がいままで一番興味を持っていたことに対して多いに満足できる結果をもたらしてくれた。精確なデータを得るということは、本当にゾクゾクするものであり、また私たちにとってそれぞれの弓のデザインの利点を評価する上で計り知れないほど重要な判断材料となる。この時代にヒックマンスパーククロノグラフを手に入れることができたことを、言葉では言い表せないほど嬉しく思っている。今までに私がしてきた投資の中で、これは最高のものだ。

ホイット氏がヒックマン氏に書いた手紙

文通仲間ということは知っていましたが、文面を見る限り、想像以上に情報を共有していたようです。
この手紙の背景について書きます。ヒックマンはアーチェリーの研究に、ピアノ会社が鍵盤の打鍵スピードを計測するために購入したアバディーンクロノグラフ(Aberdeen Chronograph)を使用していました。矢速を測定する機械です。しかし、ポータブルで直流電源で稼働可能な矢速計がほしくなり、自分で作り、海軍の主任研究員であるジョン P.クレーベンに宛てた手紙で(…なぜ海軍かは不明…アバディーンクロノグラフを開発したのは陸軍)

私はこの国においてアーチェリー関連の書物を最も多く所有している。だが不運にも、これらの資料は矢の弾道についてあまり多くの情報を提供してはくれない。1928年に私が計測をおこなうまで、誰もストップウォッチ以外の計測器以外で矢の速度を測ろうともしなかったのだ。そこで私はクロノグラフを使って、重さの異なる矢とデザインの異なる弓のそれぞれの組み合わせがもたらす矢の速度と加速度を計測することにしたのである。

ヒックマノ氏のジョン P.クレーベンに宛てた手紙

と書いていて、自分で開発した矢速計(スパーククロノグラフ)で多くのデータを採取して、多くの論文を書きます。また、戦時中はこれを改良して、リボンフレームカメラ(ハイスピードカメラ)を開発し、クロノグラフでロケットの飛行中の速度を計測し、撮影する仕事をします。

写真がその矢速計。その後、ホイット氏はこのアーチェリーのために作られた世界初の矢速計を、1958年にヒックマン博士自身から300ドルで買い取り、自社での実験に利用し、そして、この手紙につながるのです。ヒックマンに関するもう一つの話。現在では一般的にリムに使用されているグラスファイバーですが、これがアーチェリーで使われるきっかりになったのは日本と韓国です。

ロングボウはセルフボウであり、1つの素材で作られていましたが、複合弓のように違う素材を張り合わせて反発力を高めようとする発想が生まれます。違う素材をコアにはり合わせて反発力を向上させる作業をバッキングと言いますが、1930年代にヒックマン博士は、その素材に繊維を使うことを提案します。その素材とは「シルク」でした。今風でいうと、シルクファイバーリムです。

しかし、第二次世界大戦によって、シルクの輸出国だった日本から素材が手に入らなくなり、また、米軍もパラシュートを作るために、シルクを買い占めていたので、だんだんとシルクが入手できなくなります。そこでヒックマンはバッキングに新しく開発されたフォルティザン(Fortisan)繊維を使うことを提案します。これは商標で、現在ではポリノジックレーヨンと呼ばれている繊維だそうです。

この繊維はシルクの2~3倍の強さがあり、ヒックマン博士は1946年3月のAmerican Bowman-Reviewに、レイヨンファイバーのリムへの利用に関する記事を書きます。が、歴史は繰り返すといいますが、その後、朝鮮戦争が勃発(1950年)し、高性能レイヨンは又もや軍によってパラシュート製造用に買い占められ手に入らなくなります

そのため、レイヨンの代わりとして採用されたのがグラスファイバーです。ヒックマン博士もテストしたものの、具体的に記事にする前に、フレッド・ベアが1951年にウッドグラスファイバーのリム開発に成功します。構造としてはすでに知られているものだったので、アメリカでは特許には出来ませんでした(1953年にカナダで特許を取得)。こうして、第二次世界大戦がきっかりでシルク繊維がレーヨン繊維となり、朝鮮戦争でレーヨン繊維がグラスファイバー繊維となり、今に続くのです。

当時私はまだ業界の人ではありませんでしたが、聞く話としては、湾岸戦争で砲弾用にタングステン素材が、アフガニスタン紛争では防弾チョッキのために原糸用の繊維が入手しづらくなった歴史もあるようです。

*2013/6/3に初投稿、2023/3/15に一部手直ししました。


Eine lange Vergangenheit, doch nur eine kurze Geschichte. – 歴史編. これから

心理学同様にアーチェリーも「過去は長いが、歴史は短い」のではないだろうか。

アーチェリーをはじめ23年、アーチェリーを仕事として18年経ちます。それなりにはプロフェッショナルだと自負していますが、アーチェリーの歴史についてはいくつかの疑問があり、どこかのタイミングで取り組みたいと考えていましたが、日々の業務があり進まなかったところ、コロナと急激な円安がきっかりとなりました。

・なぜ洋弓と訳されたのか

・弓術はスポーツとしていつから行われているのか

・なぜロングボウはイギリスで生まれたのか

・なぜ、長距離派と短距離派が存在していたのか

・どのように今の競技形式になったのか

これの自分の疑問に対する答えが今回の一連の記事となります。自分としてはすべての疑問を解決できたと思います。

*記事の中で不明な点、納得いかない部分があれば、いつでもコメントください。

ただ、研究を進めるなか、新しい疑問が生まれてしまいます。それは「弓術はいつ生まれたのか」ということです。

進化論を信じれば人間は動物から進化してきました。動物というのは学びはしますが、訓練はしません。最近、ネズミがいないので、それらを狩る技術を子猫が習得できないという記事を見ましたが、私の理解では、動物は狩りを習得はしますが、習得後して練度を上げていく行為はしません。

人間でも歴史編2で取り上げたように、弓術を習得後、訓練はせずに、獲物がとれるかは神と意志とする文化があります。しかし、現在ではアーチャーは繰り返し練習を習得します。

動物から進化して人間はどこかのタイミングで、弓を引くだけではなく、その技術を日々高めるために訓練をするようになったはずで、それは弓術の誕生した日です。いつか、その時期を捉えられるよう、今後も精進していきたいと思います。

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