【5000部達成】リカーブチューニングマニュアル

チューニングマニュアル完成しました。ご確認ください。お客様の要望に答えて修正し、いずれ完成版としたいと思います。達成しました、ありがとうございます目標としては2000部(2000ダウンロード)を目指したいと思います。

もっとわかりやすいマニュアルもある思います。素早く知りたい方の需要はもう満たされていると思うので、時間がかかっても、しっかりとストーリーとして、チューニングを1つの流れとして理解できるものを目指しました。

このページは質問や意見をいただく、サポートページとなります。また、誤字脱字に関するご指摘は、修正し最新版に反映後に削除しますのでご理解ください。

リカーブボウ・チューニング・マニュアル(PDF 1MB) 最新版(表紙に表記あり)は 230319 です

履歴 

231104 ダウンロード数 5000部 達成

230319 フォント変更、歴史についての記述修正

210910 ねじれたリムで達成された記録に具体的な日時を追加

210816 ポンドによるチューニングを追加

210815 高速度カメラチューニングを一部加筆

210812 完成版公開日


低価格帯のリムのねじれ修正について

http://archer-king.blogspot.com/より

リムのねじれの修正方法については先輩たちに教わってやり方を実践してきたし常識的な情報なのですが、その根拠を「俺がやってるから」とするわけにはいかず、リカーブチューニングマニュアルには載せなかったのですが、ヤマハアーチェリーのメンテナンスガイドにて、オフィシャル情報として確認できました。次回のチューニングマニュアルの更新にて、リムのねじれ修正法として追加します。

まず、原文を翻訳すると、

Q. リムがねじれてしまった場合の対処法はありますか?

A-1. 右にねじれている場合、左回りに2-3度修正して、一日中そのままにしておきます。

A-2. ねじれの逆方向に力を加えて、リムから20〜30cm離してドライヤーで温める。温めは焦らず繰り返し行う。決して急いで温めないこと。

A-3. リムのコーティングが傷んでいない(剥がれや傷がない)場合、リムをお湯(約40℃)に5分弱つけてから、逆方向にひねることを繰り返す。

ヤマハアーチェリー1988年 英語版 P.7

となります。追加情報を加えるとA-1に関してはそのとおりです。A-2に関しては、ヤマハのリムではバック面(イラストの面)でやっていますが、リムの構造によっては逆の面から温めたほうが有効的だったりしますので、両面試してみてください。A-3に関しては水の浸透が問題なので、フォーム素材であれば傷があっても問題ないと思います。また、もう少し温度が高くても良く効果的なのですが、手とお湯の熱さとの戦いになります。

*題名で低価格リムとしましたのは、これらのやり方は昔はすべてのリムで有効でしたが、製造技術が進化したことで、今では高ポンドの上位リムでは有効ではありません。低ポンド(30ポンドくらいかな)のリムや、低価格(3万円程度)のリムでしか有効ではなくなっています。


チューニングとはなにか。

熟成したウィスキー(左)と生まれたて(蒸留しただけ)

昨日酒屋に寄ったら、2017年にニューポット、蒸留しただけのそこまで美味しくはないリキュールが、熟成してウィスキーとして完成したボルトがあり、親子揃いました。完成したウィスキーにも「we don’t have enough aged whisky yet」と書かれていて、今後が楽しみです。

チューニングマニュアルの「本当のチューニングの始まり」という章の出来にはあまり満足しておらず、書き直したいと思っています。しかし、まとまらないので、一旦、まとめずに記事にします。

エイジド・ウィスキー(Aged Whisky)は日本語では熟成ウィスキーと翻訳されます。長年自分はこの翻訳、この呼び方に納得がいかずにいました。色々と文献も読みましたが、この問題を避けているものばかりです。エイジドというのは、直訳すれば、年をとった=経年変化をしたという意味しかないはずです。それがなぜ熟成なのか。

イチローズモルトを作った男 肥土伊知郎とジャパニーズウイスキーの未来 文藝春秋digital 2020年11月4日

先日、秩父でウィスキーを作っている方とお会い機会があり、せっかくなのでプロの方に直接聞いてみました。その答えは、エイジングは経年変化だという私の考えは何も間違いなく、その結果美味しくなっていれば人間は「熟成」とそれを呼び、美味しくならなければ、人間はそれを「劣化」と呼ぶ、人間の捉え方次第だというシンプルかつ、納得行く答えをいただきました。

この話はそのままチューニングと呼ばれる作業にも当てはまります。リムアライメント機能というのは、根本的には「リムをねじる」機構に過ぎないのです。それを正しく使用すればチューニングであり、正しく使用できていないと単純に「リムをねじってしまっている」という状態になります。行っていることに違いはなくとも、その結果によって違いが生じるのです。

というような意味のことをマニュアルに入れたいのですが、さて、どのようにまとめ上げるのか、もう少し悩みたいと思います。


ねじれているリムとねじられているリムの違い。

先日お客様から質問があり、記事にしました。リムのねじれについてです。プロショップにチェックしてもらう前のセルフチェックのための知識となります。フォーミュラーシステムでも同じことですが、ILF(グランプリ)システムで説明します。

ハンドルとリムを接合したとき、ブレースをしない限り、ハンドルとリムは接していません。赤い線のように少し隙間がある状態です。これは青の矢印で示したデタントピンの中にネバが入っているためです。これによって、ブレースしていなくても、リムが抜けないようになっています。

写真1

上の写真ではハンドルにリムを差し込んただけですが、この状態で、赤い面と青い面が同じ方向を向いていないことをリムがねじれていると言います(定義)。リムのねじれはブレースされていない状態、何なら、ハンドルにも接続されていない状態で定義されているものです。

しかし、これは実用的ではありません。製造時の誤差・接合部の誤差は存在し、この2つの面が100%、+-0.001mmの誤差もなく真っ直ぐであることを追求することはコスト面から現実的ではないです。また、ブレースするとリムとハンドルが接するので、ハンドル側のねじれ・ハンドルとの相性(*)の影響も受けます。そのために、リムの赤い面は非常に硬くブレース・ドローイング時のテンションを受けても影響を受けない、対して、青い面は柔らかいので、ブレース・ドローイング時のテンションを受けてわずかに変化する、というこの2つの面の特性の違いを利用して、最終的な誤差を調整する作業がリムアライメントの一つの側面となります。

*いくつか違うハンドルを持っているなら、同じリムを差し込んでみてください。差し込んだときのカチッとした感覚、接合後のバタつきに違いがあるはずです。これが相性と言われるものの原因です。ただ、どの状態がベストかは定義されていないので、相性としか呼べません。

写真2

写真は極端な例ですが、リムアライメントが正しく調整されていない場合、ブレース時にリムはその中心ではなく、弦(赤い線)から不均衡なテンションを受けて、そのテンションによって、リムがねじられてしまいます。その状態でシューティングをしたとき、発生する現象(弦溝に戻らない・ドローイングするとハンドルが回転する等)はリムがねじれているときと同じですが、その原因はリムがねじれているわけではなく、リムアライメントが正しくないためです。

また、写真2の状態で、長く使用すると不均衡なテンションによって本当にリムがねじれてきます。その場合には、リムに反対側からテンションをかけて、1-2日ブレースしたまま置いておくことで修正できます…が、自分で試さないで、購入したプロショップに持ち込んだほうが良いかと思います。


コンパウンド編はPSEになりそうです。

リカーブチューニングはホイットの話が中心となってしまいました。というのも、他のメーカーは歴史が短く、リカーブを真剣に作り続けていたのが、ホイットだけだったからです。ホイットよりも古いメーカー、例えば、ベアなどは途中からコンパウンドほメインとしていて、話が繋がりません。日本メーカーは21世紀にまで残っていません。

さて、コンパウンドはどうか。67年から製造が始まりますが、発明者のアレンはあまり作る方には積極的ではなく、当初は特許権を売って開発費を回収しようとしていたようです。ちなみに発明者のホレス・ウィルバー・アレン氏は73年に会社に特許を譲渡し、79年に交通事故でなくなってしまいます。その後、譲渡された会社は特許をめぐる法廷闘争に発展しますが、その話は置いておきましょう。ちなみに、その法廷に提出された資料によって、特許使用料は弓の販売価格の5%~5.5%だったそうです。思ったより安いかな?

70年代初めに、コンパウンド黎明期に作っていたのは、Allen / Wing / Groves / Martin / Olympus / Carol / PSE / Jennings の8社でしたが、現在でも続いている会社はPSEとMartinしかなく、その中でも、PSEとは弊社のコンパウンド部門立ち上げ時(2011年)からのお付き合いですので、コンパウンドのチューニングに関しては、PSEにお世話になりたいと思います。


アンリミテッド(Unlimited)な弓、コンパウンドボウ。

4年かかってリカーブチューニングマニュアルが完成したので、次はコンパウンドに着手します。同じペースなら2025年頃に完成するのでよろしくおねがいします(^_^;)

さて、いわゆる弓の定義を変えたのがコンパウンドです。61年頃にアレン氏のアイデアが元になっているのですが、実際に登場したのは、67年です。これがアーチェリー業界に衝撃と混乱をもたらします。

アーチェリーのルール作りをしているWA(FITA)では、和弓も世界大会に出場したことがあるのですが、リカーブ部門の用具の定義は1967年時点で、

第703条(用具) (a)石弓を除き、いかなる形の弓を使用するも差し支えない。

100万人のアーチェリー 坂井 一雄

となってします。クロスボウ以外なら何でも使用できたわけです。リカーブが最も性能が高いという認識のもと、別にリカーブしていなくても、リカーブ部門には出場できます。現在でも、リカーブ部門の弓具に弓がリカーブしていなければいけないというルールはないのです

しかし、コンパウンドの登場によって、リカーブよりも優れた弓が登場してしまいました。この混乱によって、弓とはなにか、みたいな哲学的な議論が開始されます。最初にコンパウンドボウが登場したアメリカで権威のある辞書(Merriam Webster)によれば、

a weapon that is used to propel an arrow and that is made of a strip of flexible material (such as wood) with a cord connecting the two ends and holding the strip bent.

意訳すると、柔らかい素材でできていて、曲がり、両端をコード(弦)によって繋がれているというのが定義です。しかし、コンパウンドも両端で弦によってつながっているので、コンパウンドも弓です。それをどう扱うかが問題となり、71年に弓の定義に「ストリングノック」を追加します。つまり、ただ単に両端に弦によって繋がれているだけではだめで、ストリングノック(リムチップ)に弦がかかっていなければいけないというルールです。これによって、コンパウンドを一度は、弓ではないという理由でアーチェリー界から排除しました。

しかし、その後のコンパウンドの人気に押されて、アメリカでは弓ではないと追放したコンパウンドをどう復帰させるのかが問題となります。そこで考え出されたのが、コンパウンドを弓とするが、「Bow Unlimited(制限のない弓)」と新しく定義づけることでした。

アメリカのクラス分けに「制限付き(Limited )」と「制限なし(Unlimited)」がありますが、何を制限していたかといえば、リムチップを制限していたのです。現在はもう少し細分化しています。

ちなみに、他にも多くの分類があるので「Bow Limited」=リカーブというわけではないです。また、この問題にリアルタイムに巻き込まれなかったWA、はただリカーブとコンパウンドと分類していますが、ルールにはしっかりと、ストリングノックという一文がくわえられることになりました。


スタビライザーセッティングについて。

(アーチェリー教本より / 要差し替え)

スタビライザーセッティングについて説明する時、上のような写真をよく見ると思います。スタビライザー(=安定器)は文字通り、弓を安定させるためのものですか、トルク、ローリング、ピッチングの3つ方向に対して、弓を安定(動きにくくする)させることです。ただ、この中でグルーピングに影響を与えるのは、トルクだけです。

上の動画を確認してください。480pの高速度カメラで撮影したリリースの瞬間のハンドルの挙動です。

矢が動き出す直前、赤いラインはプランジャーチップの中央に合わせています。
矢が半分通過した時点、弓はプランジャーチップの1/2分アーチャー側に移動していますています。
羽が通過する時点、羽に隠れていますが弓は元の位置に戻っています。
羽が通過したあと、弓は前に飛び出します。

20フレーム、約、0.05秒の間の出来事です。ただし、動画は編集されていて、クリッカーが落ちてから、リリース(矢が動き出す)までの時間も入れると、0.1秒強です。

ニュートンの運動の第3法則(作用・反作用)によって、押し手は弓を押しますが、弓も押し手を押し込みます。リリース直後に(A)弓はチップ1/2分押し手を押し込みます。その後に、(A)の時に弓が押し手から受けた力の方向に影響を受けて前方に飛び出します。まっすぐ押せていれば、まっすぐ弓は飛び出します。まっすぐからずれてしまった時、その影響を低減させるのがスタビライザーです。

写真からわかるように、トルクの影響は矢が飛び出すまでの間でチップ1個分もあります。ピッチング方向・ローリング方向への動きは始まっていません。そのため矢(グルーピング)に直接の影響を与えるのはトルクだけです。

スタビライザーのセッテイングにおいて、直接的中に影響するのは、グリップのピボットポイントから弓全体の重心までの距離です。この距離が長いほど、トルクの影響を受けにくくなります。原則はこれだけです。しかし、遠ければよいというわけではなく、Aの方向に移動させすぎる(センターを重くする)と動的ティラーに大きく影響を与え、グルーピングが逆に悪化します。友人からスタビライザーを借りて、アッパーにもロングロッドつけて引いてみれば、どういうことか理解できます。

Bの方向に重心を移動させるためには単純に弓を重くすればよく、理論上何も悪影響はないのですが、保持する体力がなければ、射形を維持できないでしょう。

残りの要素はセッティングによるエイミングのしやすさと振動吸収、弓の飛び出しがテーマとなりますが、原則があるわけではなく、個人の感覚も問題ですので、いろいろと試してみてください。韓国の選手はA方向に重心を持っていくことが多く、アメリカの選手はB方向に重心を持っていくことが多いように感じます。


センターショットがセンターでなくなる時。

センターショットを正しい意味で使うと、それは弦の真ん中から矢を発射する事を意味しています。そのために矢の位置を弦の真ん中に合わせるのは当然のことです。アルミシャフトの時代でも、DIVA(初期のストレートカーボンシャフト)のチューニングガイドでも、矢を弦のセンターに置くのが当然でした。センターショットなのですから、シャフトがセンターにあるのは当然です。

しかし、90年代に入り、X10やACEのようなバレルタイプのシャフトがターゲットで使用されるようになります。このシャフトがプランジャーに接しているときにには先端の細くなっているパートで、プランジャーに接しているので、ブレース時点で真ん中に設定すると、フルドロー時点では、矢は右を向くこととなります。つまり、ブレース時点ではセンターに矢を持ってくるのではなく、少し左側にセッティングしてあげる必要があります。

このオフセット量を理論によって計算するためには、大量の複雑な計算が必要になります。また、シャフトの細くなった分だけオフセットすればよいわけではなく、矢は発射されてから、パワーストロークの1/6を進むまではシャフトはプランジャーに触れません。

そこでイーストンの技術者はより簡単な方法として、弦がシャフトの真ん中(スイートスポット)を押し出したときに最も多く矢にエネルギーが伝わるという原理を用いて、いろいろなプランジャーの位置でテストした結果、(右打ちの場合ブレース位置で)ポイントの右側が弦の左側と接している位置が最も矢にエネルギーを与えることがわかりました。

そのテストの結果より、今日では初期チューニングの位置として、バレルタイプのシャフトの場合には、その位置に設定します。

However, I don’t feel so bad about these theories when you consider that doctors “practice” medicine.

Tuning Tips for Small Diameter Arrow Shafts by Don Rabska

意訳すると「この結論はあくまでも実験の結果ですが、これでうまくいくなら、細かいことは気にするな」です。


【1980-1990年代】そうして、スパインは大事になった。

1970年代にセンターショット調整が大事とされ、70年代後半にはほぼすべての選手がプランジャーを使用するようになったのに対して、スパインに対する意識は非常に低く、ペーパーチューニングなどは、あまり知られていなかった。

その理由はなんと言っても、アルミシャフトとダクロンの組み合わせによる、まったりとしたクリアランスだったために、矢飛びはスパインよりも射形に大きく影響を受け、スパインを正しく合わせても、射形が悪いと、矢が正しく飛ばなかったための思われる。

トップの写真は当時のサイトのセッティングですが、このライン(距離ごとのサイト)が直線状にないことは、スパインが正しくなく、矢がカーブして飛んでいることを示している。トップ選手でもそのように曲げてサイトを取り付けていました(*)。

*全日本強化合宿における調査では、郷里が伸びるにつれてサイトが出る(スパインが硬い)選手が多かった。

現在はこのラインが真っ直ぐでないと、すぐにスパインがあっていないという指摘を受けますが、当時はそれで良いとされていたか、もしくは、

サイトを斜めに取り付けることより射形を直すことが先決問題と言えよう。

73年12月号 雑誌アーチェリー

とその原因をスパインの修正・プランジャーの調整ではなく、射形の改善に求められていた。

スパインの正しさを重視しない理由がアルミシャフトにある以上、その終わりは当然カーボンシャフトの登場によってです。カーボンシャフトと弦の進化により、シャフトはあっという間に飛び出します。更にカーボンシャフトは軽いので、クリアランス時のちょっとした接触でも、正しく飛びません。

そのため、1980年後半にカーボンシャフトの登場で、一気にスパインを正しくチューニングすることの大切さが注目されるようになります。

当時のトップ選手の「カーボンシャフトは正しく射たなくても勝手に飛んでいってしまう」という表現がその時代感を表しているように思う。

参考文献

1973年 弓について 榎本 新

1975年 誰でも容易に。確実にできるチューニング法 竹内 貞夫

1975年 クッション・プランジャーとその用法 Archery World

1973年 トップアーチャーへのいざない 高柳 憲昭

1987年 特集 ニューカーボンアローついに登場。キミは、これを新兵器になしうるか。


まぁ、まっすぐなら同じですけど。

以前記事(下記)で「ロッドスタビライザーの登場によって、リムとハンドルの3面を水平にするリムアライメントの調整が必要になります。」と書きました。それは当然のことです。

しかし、一時期、空白の時期が存在します。リムアライメントをしなければ、スタビは変な方向を向き、グルーピングしません。その時のアーチャーの方はどう対応したのでしょうか。それが気になっていましたが…。

1960年代頃はスタビライザーが非常に高額で買えなかったので、器用な友人に作ってもらった。けど、それを取り付けるとき、自分の弓のブッシングをあけるのにどうしてもまっすぐドリルが入らなくて、スタビライザーを取り付けたら、まっすぐ前を向かないの。だから、まっすぐ前に向くようにスタビライザー曲げたよ。

雑誌アーチェリー 関 政敏さんの記事より

間違ってはいないですが、解決策がダイナミックすぎました(笑) ちなみにアルミのスタビライザーは曲がりますが、現在一般的なカーボン入りのものは曲がらない(折れてしまう)ので真似はしないでください。センタースタビライザーでもX23くらいの強度しかなかった時代の話です。