ATA 2016参加してきました。

ATAアーチェリー2016アメリカのルイビルで行われたATAショーに参加してきました。ATAは世界最大のプロショップ向けのアーチェリー展示会で、入場するには正規代理店であることを証明することが必要です。

ATA入場証ほかの展示会(ニームとベガス)との違いはこの点で、一般の入場者はないので、どのメーカーのブースでも話が早く、すぐにビジネスの話ができ、ブースの上に代理店向けの価格表が普通においてあったりします。

DSC_1481とはいえ、ブースを出展しているメーカーは600社以上で、もらったカタログを積み上げるとこの量です(取引しているメーカーだけで)。ミーティングをしながら参加するのであれば2日は必要です。

locoutdoorz私たちはもう何度も参加しているし、仕事は基本日々メールでしているので、ATAには各メーカーの担当者との顔見せと新規メーカーの発掘という感じです。ビジネスの基本は人と人ですので、年に一度くらいはあっておいたほうがいいかなと思っています。今回は、HushpukLoc Outdoor Zという2社が取引はしているものの、直に会ったことがないメーカーさんで、両方ともいつもメールでやり取りしている担当者の方にお会いできました。これからもよろしくお願いします。
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easton_prolink2まずは、イーストンのブース。特に新商品はなく、新しく展示されていたのはプロリンク(Pro Link)という新しいエクステンダー。設計は特に新しいものではなく、両方のブッシングをつなげて安定させるというドインカーなどがかなり前から採用していた設計です。違いはこれを開放型ではなく、チューブの中に入れたことですが、近年イーストンがコンツアーなどで取り組んでいる空気抵抗の低減という点では、開放型のほうが良かったのではないかと思います…まぁ、そうすると見た目がドインカーのまんまになっちゃいますが。。

DSC_1389次にビクトリー(Victory)です。すでに発表されている新しいシャフトを見てきました。RIP-XSのほうが気になっていましたが、その名前ハンティング用で、ターゲット用としては、3DHVという名前で発売されるようです。性能としての違いはなく、シャフトにプリントされているロゴが違うだけです。それと付属するパーツがハンティング用とターゲット用と違います。なので、取り扱いは3DHVのほうにする予定です。

VAPターゲットと同じ精度で、特徴は軽いこと。500番スパインでGPIは5.0です。ブッシング(付属します)を装着後、ボーニングのFノック(付属します)を装着する設計で、Gノックやバイターインサート121と互換性があります。内径0.204″なので、ポイントなどはACC-04シリーズと互換性があると思われます。これは入荷後にチェックします。2月くらいに入荷予定です。

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最後にシャフトメーカーの新規メーカーさんのブラックイーグル(Black Eagle)というメーカー。2010年ごろの創業だったと記憶しています。気にはしていましたが、実績がないので紹介はしていませんでしたが(実績のないシャフトメーカーは大量にある)、先日、クリストファ・パーキンス(2011年世界チャンピオン)が使用して初めて大きな試合での実績を獲得しました。

Black_eagleアーチェリーターゲット向けとしてはXインパクトとPS23という2つのラインがあります。何もまだ決めていませんが、担当さんと面白い話ができたので、取り扱いに関しては今後検討してみたいと思います。

飛行機の時間が近づいてきたので、まずはここまで。

セッティングの参考になるかもしれない写真集4つ

ワールドカップインドア・バンコクステージ2もう11月からインドアの時期が始まっていますが、自分は昨日のフィールドがあったので、本日からインドアに切り替えです。10日後のワールドカップに向けて、準備を今日からしていきます。

さて、どんなセッティングにするのかはこれから考えていくのですが、体力が十分にある(*)のであれば、トップ選手のセッティングを参考にするのは一つのやり方です。

*まだ、アーチェリーを始めたばかりの方や、体力がまだついていない方にはお勧めできないです。

そこで、4つトップアーチャーの写真がたっぷりと掲載されている写真集を紹介します。

worldarchery写真集1. World Archery

dutchtarget写真集2. Dutchtarget

bowdocarchery写真集3. Bowdoc Archery

Ffoto4. FFOTO

いろいろと参考になると思いますよ。

JPハードケース 取り扱い開始

本格的なハードケースの需要はあるものの、それ自体が高価でバリーションも多くないジャンルだけに中々取り扱いを始める事が出来なかったなか、中国製で比較的安価でありながら本格的なハードケースを仕入れる事にこぎつける事が出来ました。
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【外寸】
・119cmx41cmx16cm
【内寸】
・113cmx34.5cmx13cm*
*フタ側:4cm、底側:9cm

【重さ】
・10kg

メインとなる素材はポリプロピレン/ナイロンファイバー製で、強度は申し分なし。
上に荷物を重ねたとしてもゆがんだりすることなく、全くビクともしません。
外観はタフなイメージを強調したデザイン。
その構造上どうしても単体重量が増す分、キャスターを装備しているので移動もラクにおこなえます。
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100%完全防水ではありませんが、勘合部にはゴムパッキンが施されており、開閉の際は4か所あるキャッチロックがガッチリと噛み合うのでかなりの密閉度を実現します。
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持ち手は3か所。
メインの持ち手は全長42cmもある幅広で太めのグリップ。
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さらに上部と下部(キャスター側)にも持ち手を装備。
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ただこの下部の方の持ち手ですが、持ち手の蝶番が柔らかい為に「ぷらーん」となり、キャスター走行した後ケースを立てると持ち手が“つっかえ棒”のようになってしまい立たなくなります。
これが面倒で、唯一残念な点です。
実際の運用上はそんなに出番はない持ち手だと思うので、取り外してしまう(圧押しピンで留められているのでこのピンを抜く)か、蝶番部分に何か“詰め物”をして動きを硬くするなどしても良いかと思います。

メイン持ち手の横にはネームプレートとエアバルブがあります。
エアバルブは手動ネジ式で、内部気圧を調整します。
高地から低地へ移動した後、気圧差でフタが開かない時にバルブを緩めて内部気圧を調整する為にあります。(普段は閉じておいてくださいね。気密性が損なわれるので)
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さて、内部です。
内部は合計4枚のウレタンフォーム(スポンジ)板が付属します。
・フタ側波型・・・最大厚さ:4cm
・底側薄型・・・厚さ:1cm
・方眼切込み入り平型/2枚・・・1枚当たりの厚さ:4cm、切れ込み:2cm角
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フタ側波型と底側薄型はボディーに固定されていないので必要に応じて両面テープなどで留めても良いでしょう。
方眼切込み平型は2cm角に切れ目が入っているので収納物の簡単な形に合わせてくりぬく事が出来ます。
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お求めの際は、しまう弓のサイズ(弓の一番外~外の全長と最大幅と奥行き)を事前にしっかり確認してからお求めください。
収納力としては弓以外にスタビ、サイト(サイトブロック含む)、ボウスタンド、リリーサー程度はしまえると思います。
一方でクイバーや矢筒は厳しいかもせれません。じっくりご検討下さい。

JPハードケースは店舗およびあちぇ屋CP店にて好評販売中ですヽ(^o^)丿

飛び去っていくダンパー…なんてこった(><)

東京は一日雨…外での練習をあきらめ、屋内で弓のチューニング、セッティングをいじってました。
飛び去るダンパー覚えていますか、このモンテラダンパー。シリコンカップタイプはどこにでも取り付けができ、簡単に取り外しができるのですが、もちろん振動を吸収することかもありますが、これをいろいろなところに取り付けてハイスピードカメラで撮影することで、その動きによって、簡易的にその場所で起きている振動の大きさを可視化することができます。

その動画を撮って分析しようと思っていたのですが、途中取り付けに失敗し…ダンパーが飛び去っていく貴重な瞬間を撮影することに成功!!きれいに飛んでいくものですね。

正しい撮れた動画は近日中に公開予定です。

イス付きバックパック~「マキシマル SL200」が入荷しました

アーチェリー用品かと言えばそうではありませんが、あると便利なグッズの紹介です。

マキシマルのSL200バックパックです。
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“イス状態”のサイズは以下の通りです。
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乾燥重量は1.8kg、約4ポンドほどの重さです。
色はこの写真の「黒/赤」のみです。

では座ってみましょう。
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次に背負ってみましょう。
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*モデル身長:175cm

背負った時の上下の全長は55センチとなっています。
バックパック部分のサイズは、、、
縦:40センチ
幅:28センチ
奥行:20センチ
となっています。

1点気になるところが、背負った時のイスパイプの底部分が背中に若干触れる所です。
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背負う前にパイプの接地部分をひと拭きしてから背負う事をお薦めします。

マキシマル(MAXIMAL) SL200バックパックは間もなく販売開始です~ヽ(^o^)丿

APEX7からTRG7に その2 マニュアル大事!

DSC_0875前回の続きです。重心のバランスを考えて、スタビライザーはこんな感じのセッティングになりました。当分の間、バックストップは取り外します。
DSC_0868以前にメーカーと話をして、こんなマニュアルを作りました

「ノッキングポイントは高めにセットする必要はなく、直角に、高くても1/16インチまでがスタートポイントです。」

とマニュアルには書かれていますが、Apex7までのマシューズの競技用モデルでは少し高め、自分の場合1/8くらいにノッキングポイントを付けていたので、前の設定のままでまずはDループを作ってもらいました。
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その状態で射ってみると…見事にシャフトが浮きました。マニュアルの言うことはやはり聞くものですね。。。
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ノーカムシステムが設計通りに上下対称に働くと分かったところで、ノッキングポイントを真直角の場所に設置して直して動画を撮りました。上記動画の後半部分です。ノッキングポイントを直角に取り付けたところで、まっすぐ矢がレストと最後まで接した状態で、きれいにクリアしていることがわかるかと思います。

これでチューニング・セッティングの95%は終了です。あとは距離でレストの微調整とセンター・サイドロッドのウェイト数の調整をします。

【アーチェリーテクノロジーを読む1】パワーストロークに対しての新しいアプローチ

この3連休、アーチェリーテクノロジーを読んでました。全日本前なのですが…ちょっと肩を痛めています。

下記、専門的な話です。興味がある方だけに。

先週届いたアーチェリーテクノロジーの中身を少し紹介できたらいいかなと思い。記事にまとめました。

90年代の日本メーカーのアーチェリー技術に対しての理解について残されている資料はアーチェリー教本(2000年版)などしかないのですが、そこに書かれていることが本当に2000年段階での最新の知識であれば、その知識はあまり古いとしか言えません。誤りも多数あります(もちろん2014年の段階で2000年に書かれた本を指摘するのはフェアではありません)。

日本の弓が世界を席巻した時期もあったので、おそらくはそうではなく、欧米と違い、公立の研究組織に所属している(メーカーから)独立した研究者が存在せず、アーチェリー技術を研究していた研究者がみんな商業メーカーの人間だったので、最新の理論を発表できなかったのが理由なのではないかと推測しています。

ヒックマン博士の次に有名な研究者にボブ・コーイ(Bob Kooi)さんがいるのですが、工学ではなく、数学者の方で、論文が(自分には)難解すぎて、何度か挫折しました。

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(Bob Kooi, On the mechanics of the bow and arrowより)
この本の中では、新しいコーイ博士の理論を解説してくれているのですが、それが上のグラフです。昔の日本メーカーのカタログを読むと、とてもfx曲線を大事にしていることがわかります。理由はわかりませんが。

弓を引いた時のドローフォースカーブ(fx曲線)とリリースした時に発生するフォースカーブは異なります。後者はよく、ダイナミックフォースカーブと呼ばれます。それは測定することが困難です。測定のためのセンサの自重が結果を狂わせるためです。

1937年にヒックマンはそれを計算より導き出し、E(Hickman)のようなカーブになることを発表しました。リリース時にいったん落ち込み、最後でドローフォースカーブを超えて一気に矢にエネルギーを伝えます。自分も考える時にこのカーブをもとに考えてしましたが、ボブ・コーイさんは83年の論文で、違うカーブを発表します。それが、グラフのE(This theory)の方です。正直、この理論は知りませんでした。

そして、その根拠、ヒックマン博士との違いはどうやら、弦を直線として計算するかということにあるようです。

コンパウンドボウのストリングの変化Youtubeより

リカーブボウのストリングの変化Youtubeより
上の2つは適当なハイスピード動画から撮ったキャプションですが、リリース時に弦が直線ではなく曲がっていることが確認でするかと思います。これによって、弦にかかる力は一定ではなく、その力も静的と動的では違いがあり、それを織り込んで計算するとリリース後のフォースカーブは2つの山と2つの谷を持つ形になるというのが、83年、現在で最も新しい理論です。

ボブ・コーイ(Bob Kooi)博士の論文はこちら。大学レベルの知識が必要です。

On the Mechanics of the Bow and Arrow
http://www.bio.vu.nl/thb/users/kooi/thesis.pdf

第三章(The Bow)ではこのあたりの話について書かれています。(第一章は単位の話、第二章はアルミやカーボンの素材の特性について)

第四章(Limb Design)に続く。

アーチェリーの工学的分析本が届きました。

Archery_Technology_james_Park_01アーチェリー研究の第一人者の一人であるJames Parkさんが書いたアーチェリー用品に関する技術的・工学的な分析本「Archery Technology」が届きました。直筆のサイン入りです! ありがとうございます。先月印刷されたばかりなので、最新のアーチェリー関連の本です。

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IMG_20141010_134302中身は射形ではなく、道具についての研究です。専門的な内容なので、高校生以上でないと中身を理解するのは難しいと思います。グラフ上はX10の600番が1次モードで振動するときのフロントノードとリアノードの位置を測定したもので、下は、コンパウンドドローイング時のケーブルとストリングにかかるテンションの変化を測定したものです。

Archery_Technology_james_Parkもう一冊、アーチェリーの世界に初めて科学を持ち込んだヒックマン博士の本と合わせて読むと、アーチェリー技術の進歩を実感できます…ヒックマン博士の本は入手困難ですが、頑張れば見つかります。

Jamespark著者のジェームズさん。

この本、あと2冊あるので興味がある方はぜひありがとうございました。ただ、オーストラリアから直送されているので多少痛んでいます。ご理解いただける方のみ。知識としては、下記のPDFの内容を理解できるくらいであれば、大丈夫です。

Modelling the 3D vibration of composite archery arrows under free-free boundary
conditions

バイターのペンにパーカーサイズのリフィル入りました。

DSC_0320ちょうどXS Wingsの紹介を書いているときにアマゾンから届きました。インクはパーカーのクインクフロー0.8で書きました。

目測通り、何の問題もなくパーカーのリフィル装着できました。パーカーサイズのリフィルの互換性ありとして商品ページの説明を更新しました。

Beiter ターゲットボールペン
http://archery.cart.fc2.com/ca19/1077/p-r-s/

ストッカライズドの2014年モデルとダネージターゲットが入荷しました。

1527798_10151843805097231_1635597478_n久々にストッカライズド(STOKERIZED)から入荷がありました。2014年モデルのサイドブラケットと、上の写真のマシューズのハーモニックダンパー・ハーモニックスタビライザーを計4つ使用したオフセットバーが入荷しました。近いうちにコンパウンド店にアップされると思います。

1dcfd5aace7619ddea12e8cbe566f06cそれと、ダネージのXHDターゲットを仕入れてみました。オリンピックや世界選手権で使用されているフォームターゲットマット使用し、セットで折り畳み可能なスタンドがついています。サイズは44cm x 44cmです。6,000射までは防矢ネットなしで使用できます。防矢ネットを使えばもっと使用できます。
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また、真ん中の部分を交換することで、(交換した部分は)さらに6,000射できます。交換パーツは8,000円くらい(*)なので、コストはシングル1回分(144本)で200円くらいですね。

*初めての入荷です。良い商品だったので交換パーツ含め本格的な交渉はこれからします。この価格はあくまでも予価です。