VICTORYから新しいシャフトが2つが2016年モデルとして追加されることが発表されました。VAP-TKOは既存のVAPターゲットモデルと同じ0.166、RIP-XS も既存のRIPと同じ0.204サイズを採用し、既存の部品がそのまま使えます。
特徴は現在のラインナップとは違うカーボン編み方を採用したことで、より耐久性が向上しているとのことです。写真を見る限りでは、CXの大口径CXLなどで採用されているダイヤモンドウェブに似ているように感じます。出荷はもう少し先になりそうです。
VAP-TKOのほうがA/C/Gや、Nano SSTよりも安い価格で販売されれば、ちょっと面白いことになりそうな気がします。RIP-XSに採用されている0.204″は日本ではあまりみけませんが、ハンティングの世界では一般的なサイズで(これより細いとブロードヘッドインサートの装着が難しくなるので)ハンティング用シャフトでは最も細いサイズです。イーストンのハンティング用のXノックの大きさが0.204″(0.202″-0.205″)なので、イーストンのDeep Six SD/FMJ/AXISシャフト、GTのKINETIC、CXのメダリオン(弊社で扱っている1300-2000は特別に細く作られているのでこれは除く)などと同じサイズです。この上のサイズがGTのウルトラライトの0.246″になります。0.204″が日本で使用された経験はほぼない思いますので、どうなるか楽しみです。
The following two tabs change content below.
山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
最新記事 by 山口 諒 (全て見る)
- 【第5回】訳あり品をヤフオクにて放出します - 2024年12月25日
- GASボウストリングから新作ライン「SystmX」を発表 - 2024年12月15日
- SCOTT アーチェリー 2025年リリーサー - 2024年12月15日