マーケティングしないAAE、新しいスタビライザー完成してました。

2019年商品でよいと思います(笑)完成時期知らないので…。

AAE(アリゾナ)は本当に営業をしないので、新商品はほぼ自分で見つけるしかありません。久しぶりにサイトを確認したら、今年初めからトップアーチャーによって、プロトタイプのテストが進められていたHot Rods Advante x がもう在庫有りで、売られ始めているではないですか!!聞いてないっすよ。仕入れ値確認して発注します。

特徴としては、現在のトレンドである極細タイプのスタビライザーとなります。イーストンも新しく発表したし、どんどん増えますね。

また、昨年新しい出たハイブリッドベイン(EPとPMの両方の特徴を持つという意味)は、サイスが3種類だったのが、HY-16/1.85 Shield/2.0 Shield/23/XB(クロスボウ用)と5サイズ増加します。どのサイズを在庫するかは少し相談して決めたいと思います。

また、AAEは近年カタログも作っていないので、この後2019年ラインに向けてまとめての発表はこれからもいと思います。

われわれは「ただの的あて」をしているという事。

朝にタイムリーな話題が。剣道での話ですが。

昨日、飲み屋で友人から新しい飲み友達を紹介され、話はアーチェリーに。まぁ、必ずと言っていいほど聞かれるのが、弓道との違い。私は弓道はやったことがないのですが、以前にNHKでの放送。

*追記、居合道と剣道は現在別々の競技団体となっています。


増渕は平成4年に29歳という史上最年少で天皇杯を優勝している。ところがその翌年、全ての矢を当てたにもかかわらず予選敗退。審査員の一人に「ただの的当て」と酷評された。
(gooより)

という番組を見ました。そこから、的あてがアーチェリーで、的あてじゃないのが弓道と説明しています。

*ウィキペディアによると「的中だけではなく、射形、射品、態度などを総合して審査員が採点する」

お金で剣道の段を買ったり、奈良はボクシングで勝てたり…

(基本的に)選手のパフォーマンスがそのまま結果となり、接待や金銭授受などによる不正のおこりえない、「ただの的あて」をしていることを私は誇りに思います。こういうことをしている人間って、自分がしていることが自分の愛するスポーツの価値を下げていると考えないのでしょうか。残念です。

居合道昇段で金銭授受 八段審査で数百万円、接待も 内閣府が調査 産経ニュース

TOPOINT サムトリガー・リリーサー – TP420~BLACK

中国のメーカー「Topoint」からリリーサーが届きました。
「TP420」

【内容】

・六角レンチ(2サイズ)
・4本掛け用パーツ&ネジ
・交換用トリガースプリング
・リリースロープ(サービス)

3本掛けモデルですが、付属のパーツを装着すると4本掛けにもなるんです。

調整は一般的なトリガーリリーサーと同じくテンション調整とトラベル調整が行えます。

《テンション調整ネジ》

《トラベル調整ネジ》

いずれもその側面にはロックイモネジが存在しますので作業後は忘れず行いましょう。

コッキングは1つの動作でフックも同時に閉じてくれます。

各所のサイズです。

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中国メーカーのリリーサーだけに何といってもその売りは価格です。
初心者の方が手ごろな価格でトリガー式リリーサーを手にしたい、というニーズには十分こたえてくれると思います。

しかしながら当面取り扱いはしません。
製品精度に問題はなさそうですし、動作が不安定と言う印象もありません。
ただ、一通り市場に出回って評価が一定数までたどりつくかどうか、、、という思いがあります。
今後、好評価が続けばもちろん取り扱いに向けて再考いたします。

今回はテストのために仕入れたリリーサーを特価品としてお出しします。
1点だけなのでお早めに。

リムのねじりチューニングをサポートするツールの登場。

言われてみると確かに必要ですね。今までリムのアライメントはセンター調整という左右一軸でのみ調整でしたので、バイターのリムゲージや、ハンドルのリムボルトなどを基準点として調整することで問題がありませんし、リムがねじれている場合には交換する(経年変化の場合は諦める)しかありませんでしたが、プロディジーシステムから、リムをユーザーが意図的にねじって使用する事が可能となりました。

私たちは、この機能を使用するメリットを感じませんので、考えていませんでしたが、当然の流れとして、この機能を使用するユーザーは、リムのねじれを確認しながらチューニングをする必要があります。

現在、キックスターターでリムのねじれ(ブレース状態で)を可視化するチューニングフォークなるものが開発資金を募集しています。興味がある方は是非。

*リムをねじる機能がないハンドルでは、このツールは機能しません。

Archery Tuning Forks: Tools For Better Bow Alignment

ちょっと進化したFFP187・・・No-PREP「FLEX 2」 

羽根貼りの際のリブ(ボンドを塗る面)の脱脂を不要にすることで、ベインの交換やリペアが手軽に行えるようになった「No-PREP(準備不要の意)」ベインを販売している「flex-fletch products(フレックスフレッチプロダクツ)」から、このノープレップをやや進化させたFFP187「FLEX2」の販売を開始しました。

現在は、白・黒・青・蛍光ピンクの4色だけですが、これに伴って“先代のノープレップ”は終了し、順次FLEX2に切り替えていきます。
見た目的には白以外は全く見分けがつきません。
その白はと言うと、これまで“やや緑色の要素”を感じるパリっとした白でしたが、FLEX2の白はオフホワイトに近い優しい白になりました。

FFP187 No-PREP“FLEX2”は店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^o^)丿

低価格ハンドルのポンド制限の意味。

(Michael Songさんのフェイスブックより)

一部のハンドルではポンド制限が導入されていて、それ以上のポンドで使用する事は非常に危険です。ちょうどよい写真を見つけたので記事にしました。

こちらの写真は以前にジュラルミン合金で発生した破損です。

なぜ、低価格のハンドルにポンド制限があるのか?

実際は写真のようにジュラルミン合金であっても破損します。その違いは破損が一部のヒビで終わるか(この状態で2-3回練習しても問題は発生しいと思います)、ヒビが入って時点で一気に破損してしまうかです。どんなハンドルでも破損しないという保証はありませんが、低価格のハンドルで発生するこのような破損は非常に危険なため、ポンド制限が導入されているのです。

ご注意ください。

やればできる!中国メーカーのハンドルが4か月で銀メダル獲得。

本日、中国で行われている上海ワールドカップで、昨年12月に販売が開始したChaser ArcheryのPYTHONハンドルが女子リカーブ個人で銀メダルを獲得しました。私が知る限りでは、中国メーカーのハンドルが世界戦でメダルを獲得したのは初めてだと思います。

まぁ、多くのメーカーが中国の工場でハンドルを製造しているので、中国メーカーが台頭してくるのは時間の問題だと思ってはいましたが、ノーマークのメーカーが一気にメダルまで獲得してしまうのにはびっくりしました。

フェイスブックでも見る限りでは、中国のナショナルチームの関係者とロンドンオリンピックで銀メダルを獲得したFang Yutingさんと協力して、開発されたモデルのようです。

(ここからは私の私見)中国チームを見る限りでは、今でも多くのメンバーが2年前に製造を終えたGMXハンドルを使用しており、ちなみに、今大会男子優勝もGMXハンドルです。その設計をこのハンドルはほぼ踏襲しているようです。リムボルトの構造も、センター調整の仕組みもワッシャー式でGMXと同じです。可動部は徹底的に排除されています。選手からのGMXから移行するハンドルがないといった要望に応えているようです。

新しい中国のメーカーがちゃんとやってできたのです。しかも、開発から1年(最初の応力分析が昨年の2月)、昨年12月発売で、発売から4か月で世界大会でメダルです。

2020年までまだ2年もあります。ちゃんと正しいプロセスで進めれば、日本でもできるはずです。期待しています。

大室山でアーチェリー!

つい先日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)によって地形や地質が希少な「世界ジオパーク」に日本国内9例目に認定されたことで一躍注目を集めている静岡県の伊豆半島。
この伊豆半島ジオパークの目玉の一つ「大室山(伊東市)」にお邪魔してきました。



*3つ目の写真は待合に飾ってあったものです。

大室山は国の天然記念物に指定されている標高およそ580mの鉢伏型の山で伊東市のオフィシャルサイトによると「約4000年前に活動した伊豆半島最大の単性火山で、 底面の直径1kmの大型の臼型スコリア丘。山体はほぼ原型を留めており、山頂には直径250mの噴火口があります。北側の岩室山から流出した大量の溶岩流は、広大な先原の溶岩地形を形成し、城ケ崎地形を作り出しました。南斜面には側火口が1つあり、山体形成後にも活動があったことを示しています。」
*伊東市HPより引用

この大室山周辺を含む伊東市は年間およそ600万人以上にも及ぶ国内外からの観光客が1年を通して訪れます。
大室山は天然記念物と言う理由で歩いて登れる登山道が無いのが特長で、頂上へ上る為には登山リフトで登ります。

リフトにゆられる事約6分。到着した頂上は火口直径250m、周囲1キロ、深さ約50m。
傍らにある山頂テラスにはアクティビティーとしてアーチェリーが楽しめる受付があります。

今回お邪魔したのはこちらで提供されるレンタル弓を新たに更新する為、その納品と説明に訪れました。
打ち合わせの様子

受付窓口

弓を手にしたら、ここから噴火口跡の底まで下りていきます。
およそ2~30mは取れるスペースで、的は8的ゆったりと設置されています。


写真奥上にあるグレーの建物が山頂テラス、その右側の白い建物がつい最近、数億円かけて作り直された化粧室(お手洗い)です。

お手洗いから見下ろす火口跡含む景色が何とも言えない絶景です。

山頂はアーチェリーだけでなく、ここでしか味わえないグルメや絶景、お土産など盛りだくさんです。
おすすめは伊豆の農家で作られた果汁100%無添加ストレートみかんジュース。あちらこちらでそんなに販売されていない数量限定の幻のジュースです。
見つけたら是非一度飲んでみてください。

さて、大室山登山リフトのメインイベント?でもある下りのリフト。
北側面を下っていくのですが、天気の良い日はむちゃくちゃ遠くまで見通せるんです。
この日はあいにく午前中に台風レベルの暴風雨だったためその影響で遠くの景色や富士山がほぼ見えなかったのですが、それでもこの写真からその絶景の雰囲気がお分かりいただけるかと思います。

大室山登山リフト公式ホームページ

伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク認定の記念にぜひ訪れてみてください。ヽ(^o^)丿

 

猫の話と商品のレビュー。

神楽坂に住んでいる関係でプライベートでも知り合いの染谷さんが主演している「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」を見てきました。どんな映画かなと事前に調べたところ、評価が異常に低い(ヤフー映画で2.7)。

なぜだろかと、レビューを見てみると、どうやら空海とは名ばかりの映画のよう。

写真はツイッターで見つけた宣伝用のポスターの中国版と日本版。中国語での原題は、妖猫传(妖怪猫伝説)、英題は「Legend of the Demon Cat」。そう、これ猫の話です。実際にクロネコを飼っている人と一緒に行きましたが、最後泣いてました(笑)化け猫の映画としてみれば十分に面白いです。

評価が異常に低いのは日本国内での宣伝の仕方に問題があるのではないでしょうか。中身は同じものでは、お客様に何を期待させて買ってもらうか。それによって、その商品のお客様の評価も大きく変わるので、商品のどの部分を評価して、何を求めているお客様に買っていただくか、褒めりゃいいってものではないと改めて思いました。

正しく評価するのはいつも難しいです。。