つい先日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)によって地形や地質が希少な「世界ジオパーク」に日本国内9例目に認定されたことで一躍注目を集めている静岡県の伊豆半島。
この伊豆半島ジオパークの目玉の一つ「大室山(伊東市)」にお邪魔してきました。
*3つ目の写真は待合に飾ってあったものです。
大室山は国の天然記念物に指定されている標高およそ580mの鉢伏型の山で伊東市のオフィシャルサイトによると「約4000年前に活動した伊豆半島最大の単性火山で、 底面の直径1kmの大型の臼型スコリア丘。山体はほぼ原型を留めており、山頂には直径250mの噴火口があります。北側の岩室山から流出した大量の溶岩流は、広大な先原の溶岩地形を形成し、城ケ崎地形を作り出しました。南斜面には側火口が1つあり、山体形成後にも活動があったことを示しています。」
*伊東市HPより引用
この大室山周辺を含む伊東市は年間およそ600万人以上にも及ぶ国内外からの観光客が1年を通して訪れます。
大室山は天然記念物と言う理由で歩いて登れる登山道が無いのが特長で、頂上へ上る為には登山リフトで登ります。
リフトにゆられる事約6分。到着した頂上は火口直径250m、周囲1キロ、深さ約50m。
傍らにある山頂テラスにはアクティビティーとしてアーチェリーが楽しめる受付があります。
今回お邪魔したのはこちらで提供されるレンタル弓を新たに更新する為、その納品と説明に訪れました。
打ち合わせの様子
受付窓口
弓を手にしたら、ここから噴火口跡の底まで下りていきます。
およそ2~30mは取れるスペースで、的は8的ゆったりと設置されています。
写真奥上にあるグレーの建物が山頂テラス、その右側の白い建物がつい最近、数億円かけて作り直された化粧室(お手洗い)です。
お手洗いから見下ろす火口跡含む景色が何とも言えない絶景です。
山頂はアーチェリーだけでなく、ここでしか味わえないグルメや絶景、お土産など盛りだくさんです。
おすすめは伊豆の農家で作られた果汁100%無添加ストレートみかんジュース。あちらこちらでそんなに販売されていない数量限定の幻のジュースです。
見つけたら是非一度飲んでみてください。
さて、大室山登山リフトのメインイベント?でもある下りのリフト。
北側面を下っていくのですが、天気の良い日はむちゃくちゃ遠くまで見通せるんです。
この日はあいにく午前中に台風レベルの暴風雨だったためその影響で遠くの景色や富士山がほぼ見えなかったのですが、それでもこの写真からその絶景の雰囲気がお分かりいただけるかと思います。
大室山登山リフト公式ホームページ
伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク認定の記念にぜひ訪れてみてください。ヽ(^o^)丿