2009年からのスタッフで、異端のアーチャー、ラリーワイズのコンパウンドチューニングマニュアル、トラディショナルアーチェリー、アーチェリーの理論と実践の翻訳作業、および、海外出張時の通訳を担当してもらっている塩飽が、イギリスで行われたセミナーに参加し、WAの国際ユースジャッジライセンスを取得しました。
アーチェリーに関する知識の中で一番自分が知らない分野なので、助かります。今後何かに生かしてくれることでしょう。
2009年からのスタッフで、異端のアーチャー、ラリーワイズのコンパウンドチューニングマニュアル、トラディショナルアーチェリー、アーチェリーの理論と実践の翻訳作業、および、海外出張時の通訳を担当してもらっている塩飽が、イギリスで行われたセミナーに参加し、WAの国際ユースジャッジライセンスを取得しました。
アーチェリーに関する知識の中で一番自分が知らない分野なので、助かります。今後何かに生かしてくれることでしょう。
ホイットのコンパウンドマニュアルを更新しました。今までは2011年に翻訳したものを配布していましたが、新機能が増えてきたので、2015年の最新のマニュアルを再度翻訳しました。
上記のように内容は初心者向けのものですので、より高いパフォーマンスを求めると、いちいち指示に従ってられないところもあります。
“すべてのHOYT製のモデルにはFUSEの Custom String System が装備されています。交換の際は、必ずFUSEのストリングとケーブルに交換してください。”
例えば、上記のように記載がありますが、多くのトップアーチャーはストリング専業メーカーの製作する弦を使用しています。
日本でも有名なレオ・ワイルドはABB(Americas Best Bowstrings)の弦を使用しています。
ホイットやイーストンの弓や矢の公式プロモにもよく出るプロコーチのJohn Dudleyさんは長年ウィナーズ・チョイスを使用しています。
性能やチューニングに関しては、この基本マニュアルよりもプロショップのスタッフの意見の方を重視することをお勧めしますが、安全管理の面では完全従うべきでしょう。
また、新しく「15インチポンド」という表記が加わっていますが、これは、該当するねじを締める時の標準的なトルクです。数値通りに締めるためにはトルクレンチがないと…厳しいかと思います。
ハイスピードカメラという検索ワードで調べるといろいろなものがヒットしますが、アーチェリーのチューニング・テストで使用するためには1000fps程度が必要で、120fps/240fpsではあまり役に立ちません。
弊社では400万円程度する業務用のモデルをレンタルして弓具のテストを行っていますが、個人向けのモデルでは2008年にEX-F1というカメラを紹介しました。このカメラでは、1200fpsで336×96(約3万画素)という解像度で撮影できました。
しかし、なぜか、カシオはハイスピードカメラから撤退し(最新モデルは224×64/1000fpsに退化)、その後はニコンがハイスピードカメラを開発し、(確か)2011年ごろに1200fpsで320×120(約4万画素)で撮影できるカメラを、そして、2014年には1200fpsで416×144(約6万画素)で撮影できるカメラを発表しました。自分が知る限りで、10万円以下の個人向けではニコンの”Nikon 1 J4″が最も高性能です。
この状況の中で、6万円程度のモデル(Silver)で1300fpsを512×384と、現在の約3倍の20万画素で撮影ができるカメラの開発がイギリスで進んでいるようです。現在開発中で、責任者は2015年の初めごろの製品化を目指しているようです。20万画素があれば少なくともチューニング用としては十分な性能です。
無事発売されたらすぐに入手したいと思います。
1000fps+超ハイスピードモーションカメラが6万円台で手のひらに
http://www.pronews.jp/news/20141017172550.html
南米コスタリカで新しいアーチェリー雑誌「Archery 101010」が誕生しました。同じ記事がスペイン語と英語の2つの言葉で書かれているのが特徴で、登場する選手は南米の選手がメインで、新しい視点を提供してくれるのではないかと思います。
第一号は無料で配布されております。今後は有料になるのか未定のようです。
Archery 1st edition ISSUU / PDF
最新情報はフェイスブックで提供されております。
Archery 10 10 10 magazine
https://www.facebook.com/archery101010magazine
APPtituneの日本語版製作で協力したジェシー選手のところには、もう新しいポディウムXが届いている模様…いいなぁ。
聞いてみたところ、すでにこの弓の荷物が届いている代理店も多いとのことですが、ホイットの定める販売開始日(お客様に納品を開始していい日)が決まっているようです。もうしばらくお待ちください。
7時に家に戻り休憩し、先ほど14時ごろに出社しました。これから情報をまとめて、販売に向けて正しい理解をしなくてはいけないので…メーカーの宣伝文句をうのみにしても仕方ないのですが、やはり、一晩寝てもホイットの新しいレスト・プランジャーチューニングシステムの優位性、必要性を理論として理解できないので、もう一度整理して質問してみます。
明確な理論的な裏付けがなければ、的側にある方プランジャーホールのように、結局は(ほとんど)使用されないシステムになるのではないでしょうか…現状ではそんな理解で、前にも記事にしましたが、フォーミュラー、TECブリッジ、リフレックスライザーなどいろいろ新しいことをやってみたものの、みんなGMXを愛用しちゃうようなことになっていますし。
自分の場合、仕事で新情報にばっかり接していると体を古いものを欲してくるようで、ちょうど本日、先週見つけた古い、119年前の明治28年のカクテル(この時代は洋酒)の本を見つけました。非公開のはずのシャルトリューズのレシピがあったりして、かなりおもしろそうです。業務が終わったらこれを読むことを楽しみとして今日も一日頑張ります。
ではでは。
以前、2009年から、確か2011年くらいまで販売していたウィン&ウィンの低価格ブランドのKAPが復活しました。
こういう事態のために、過去のカタログはできるだけ取っておくのですが…手元に以前のウィンストーム(Winstorm)の純正カタログはなく…プロショップ製作のカタログで確認しました。ウィンストームの後継モデルはSFのPremium Carbonリムでしたが、そのさらに後継モデルかと思いましたが、全く違う新規のリムのようです。
もともと、ウィンストームはウッドコアベースのモデルでしたが、新しいウィンストーム2では、フォームコアモデルになっています。価格は2万円弱です。
KAPというブランドは一度はなくなって、ウィン&ウィンの低価格モデルはすべてSFブランドに発表されてきましたが、また、KAPという名前で低価格モデルの販売を再開するようです。
SFブランドでは弊社在庫で残り4サイズになったウッドコア/カーボンラミネートのPremium Carbonリムがありますが、生産はすでに終了していて、次世代モデルとして、Premium Carbonプラスリムが発表されています。見た目はウィンストーム2そっくりですね。ただ、中身は全然違うので、どっちにするか決めかねています。
もう少しメーカーと話しますが、現在、低価格でウッドコアのものが少ないので、おそらく、Premium Carbonプラスリムの方を扱うことになるかと思います。Premium CarbonリムとPremium Carbon”プラス”リムでは、素材・設計で大きな違いはなく、接着と塗装・コーティングの改善・改良のみです。基本的には同じ商品と考えていただいても問題ないかと思います。
NFAA Outdoor Target Nationalsにプライムの新型の弓が登場したようです。シュートスルーモデルのようで、ケーブルガイドもボウテックっぽくなっています。新しい弓を使用しているのはチーム・ゴールドチップのPaul Tedford選手で、記憶が正しければプライムの社員の方だったはずです。公式発表10月末あたりの予定です。
イーストン(EASTON)のトライアンフの説明のページを見ていたら気になる一文が。
Note: Triumph shafts are precision-cut and squared at the front for optimal point alignment and fit, and should only be cut from the rear before nock system installation and assembly. Cutting the shaft at the point end will reduce the effectiveness of the internal armor system and potentially decrease durability in hard targets. This will void warranty.
注意 : トライアンフはポイントアラインメントと接着の精度を高めるために、シャフトのポイントエンド側(先端部)が既に精密機械で直角にカットされています。よってカットをするときは、リアエンドのノック側からカットするようにして下さい。ポイントエンドでカットするとインターナル・アーマー・システムの効果を減衰させ、硬いターゲットに向けて射ったときの耐久性も下がってしまいます。またポイントエンドからカットされたシャフトは保証の対象外です。
うちで推奨したことはないですが、人によっては、イーストンのカットよりも自分のカットの方が精度が高いので、自分で両側をカットして矢を作る人がいますが、そのほかのイーストンのシャフトと違い、トライアンフでは明確に、その行為を禁止し、かつ、保証を外すとまで言っているので、ポイント側からのカットをする時は覚悟をもって行ってください。
*このシャフトの先端に4インチのアルミコアが入っています。シャフトの最初の4インチだけ、アルミ/カーボンシャフトになっていて、そこからはカーボンシャフトになっているというイメージでだいたいあっています。
さっきのMKのリムの情報どっかにないか調べていたら、8月に韓国で放送された番組にウィン&ウィンアーチェリーの工場が紹介されていました。
ウィンは韓国と中国に工場がありますが、こちらは韓国の工場。こちらは本社1階ショールーム。左がSFのフォージドプラスで、右はウィンアクトVT(と勘違いしたが、プレミアムプラスでした)ですね。
こちらは良くスローモーションのビデオで登場しているシューティングマシン。
リムに貼られているのはひずみゲージ。ティリングと言う作業をデジタルで行うための機械です。
こちらはリムを製造する韓国工場。下の機械はリムのねじれをチェックするための機械。
番組で紹介されているのはこのくらいです。
全部の動画はこちらです。韓国語です。広告の後のロードに時間かかります。
こちらの動画では、昔の日本のメーカー(それぞれ2002年と2008年ごろに生産終了)の工場の様子を見ることができます。