GASボウストリングのフリークショウラインは452Xtraに移行

GAS Bowstrings より

大成功を収めているGASボウストリングの未染色原糸(ナチュラル)フリークショウラインが、452Xの生産終了にともない、2025年には452Xtraシリーズに移行することが発表されました。

452Xの発注が不可能となり、完全に452Xtraになる時期に関しては販売店さんにお問い合わせください。

ターゲット・モニターカメラを導入しました

ついに、ターゲットをリアルタイムで映し出すモニターの設計・導入に成功しました。下記の記事のように、トップ選手が練習をする射場には大抵ありますが、バイターが導入しているようなシステムはおそらく非常に高価で、かつ、大量の電気を消費して、バッテリー駆動環境で運用するのは非常に困難です。

スマホにはバッテリーがあり、モニターがあり、カメラもあるわけですから、そこにレンズを望遠レンズを付ければ簡単に作れると考えて、上記の商品を購入しましたが…結論全く使えませんでした。問題は2つ。

1つ目はレンズのバランスが悪すぎて、きちんと固定してすること自体がまず困難です。また、固定されるものがすべてクリップ式なので、ネジ式のように強い力で固定できず映し出された的が揺れます。

と、などの問題があったのは、2021年のことなので、この記事を書くに当たり、現在ではどうなっているのか確認したところ、しっかりと固定が難しい重いレンズ側を三脚に固定するタイプの望遠レンズが発売されており、このタイプであれば、レンズ固定の問題の解決は期待できるかもしれません。

いらすとやさんを使ってみた

2つ目は、画面の角度の問題ですスマホでは、表示する画面はレンズと90度である必要があります。一方で、理想としてはカメラは的を正面からではなく、斜め下から撮影するほうが矢が刺さった場所がわかりやすく、確認するアーチャーにとっても、画面は地面に対して、水平になっているものより、環境によって調節できるモニターが理想的です。

また、このような商品もありますが、これは画面の上下しか角度が変わらないので、解決できる問題は限定的です。スコープ延長上に的がある必要があるのは変わらないので、スマホの場合は、弓が当たる可能性がない距離に置くと画面が遠くて小さくて見づらい、確認に支障がないほど近くに置くと、当たる心配が…という感じでした。

ということで、2021年時点では、構築に失敗しました。1だけで十分だと思っていたのが、射場でテストしてみると必要なのは、下記の4点すべてです。また、データを分析するためには5も必要です。

1.バッテリーで動く

2.モニター画面の向きが調節できる

3.アーチャーから安全な距離に置いても見える画面の大きさ

4.カメラ(レンズ)と画面の向きが固定されていない

5.表示と同時に録画もできる

アーチェリー場はほぼ完成したので、再度挑戦することにしました。以上の条件を満たすシステムで、できるだけ安く構築するため、今回はこちらのカメラを選択しました。10倍光学ズームレンズ付きのUSB接続カメラです。SONYのセンサを使用したELP製でアマゾンで9000円でした

これをUSBの5m延長コードに繋いで、ノートパソコンでKinoveaに入力。このソフトでは、入力された動画のズームができるので、Kinoveaで必要な画角を最終的に調節して完了です。Webカメラなので、特にパソコンのパワーは必要なく、今回は長く使っていなかった10年前の低価格ノートパソコン(3805U 1.9GHz/15インチモニター)で問題なく動きました。バッテリーの方は10年前のものなので劣化もあると思いますが、それでも100%充電状態で、1時間動かしてバッテリー残が63%だったので、3時間程度が稼働します。1度の練習には十分かなと思います。

本日は100本練習。今後、問題・改良点がありましたら、また報告させていただきます。

チューニングは長い道のり

インドア ルクセンブルク

インドアワールドシリーズ2 ルクセンブルク、シュロッサー選手、ハーネスの反対側のケーブルを短くするチューニング(セッティング)で挑んできました。

リカーブチューニングマニュアルの最後にも書きましたが、チューニングのやり方を完璧に理解したからと言って、完璧なチューニングを得ることはできず、最終的にはたどり着いた、いくつかの「答えであろうもの」を実践で試しながら、探っていくことになります。

ホイットのコンセプトXが発表されて以降、初戦のワールドカップファイナルでは、ハーネス側上部を短く調整した青い弓。

インドアワールドシリーズ1では、微調整を一切に施していないケーブルセットを使用した黒いコンセプトXで参戦。そして、ステージ2では、ハーネスと反対側のケーブルを調整した赤い弓での参戦。弓何本持ってんだろ。

シュロッサー選手でもコンセプトXのチューニングの完成が見えていないようで、3月の最終戦に向けて、どんな答えにたどり着くのか楽しみです。

今週末はGT OPEN 2025 ルクセンブルグ

https://www.facebook.com/JVDOPEN より

先週末のJVD OPENは写真が公表されましたが、いつもはその後に@Kings of Archeryのチャンネルに試合の動画がアップされるので、それを待って記事にしようかと思いますが、エアロテック+G3リムが決勝に進出しました。2004年頃のモデルでしたかね?

今週末はルクセンブルグでGT OPENです。

五輪王者サイモン・フェアウェザーの違い

動画はアフリカ選手権の決勝。ベアボウにはハイアンカー射法とローアンカー射法がありますが、先日の記事のUSオープンでも決勝で異なる射法の選手が対決しているおり、どちらの射法が優れているかの結論は現時点ではないと思います。

ベアボウの欧米のトップ選手に聞くと、アンカーなどのベアボウ独自の技術は存在するけど、体の使い方はリカーブと同じだとと言われることが多いのですが…一応私もリカーブでは全日本に出るくらいの技術はあるのですが、ベアボウの選手シューティングを見ていると、やはり、リカーブとは違う使い方をしているように感じていました…

と、思いついたのが、2000年シドニーオリンピックの世界王者のサイモン・フェアウェザー選手、リカーブのトップであり、現在はベアボウ用品の製造、試合にも出場しています。そのために違い時期にリカーブの射形とベアボウでの射形を見つけることができました。

下記がその動画ですが、明らかに体の使い方が異なっています。

(私には)ベアボウを射つとき、リカーブと比べて、背中の筋肉よりも、上腕三頭筋あたりの筋肉を使っているように見えます。前回の記事で書いたように、一旦、リカーブボウは背中の筋肉で引くという常識を捨て、腕で引くことに挑戦します…だめだったら、もとに戻せばいいだけですので。

アンカーの問題ではないけど、アンカーはどっち派?

(上がこれから試すハイアンカー)

目指すシリーズを再開します。2025-2026年の全日本ターゲット/インドアでの出場を目指していきたいと思います。目指すシリーズは何年も書いていないので、新しい読者の方に説明すると、殆どの記事は自信を持って書いていますが、目指す系の記事はその内容が間違っている可能性を含みます。よくわからないことをやりながら理解していく、その失敗の過程含めて開示するのが趣旨です。なので、信じないでください。

前回は2014年に本気でコンパウンドを始めて、2015年に全日本で準優勝しました。一連の記事は下記を参考にしてください。今回は、2025-2026年までに結果を出すことを目指して、ベアボウの練習を本気でやります。

さて、11月にベアボウを再開してはみたのですが…正直、どう弓を引けばよいのかがわかりません。

2022 USA Archery U S Open | Sr. Women’s Barebow Gold Medal Finals

写真は2022USオープンのベアボウ決勝ですが、アンカーに注目してください。ベアボウには、主に2種類のアンカーが存在します。上は顎をアンカーとして射る方法(ローアンカー)で、下は口をアンカーとして射る方法(ハイアンカー)です。この試合では、顎をアンカーとして使用する、Sara Gebhardt選手がシュートオフを制してして優勝しました。

リカーブでは、弓を腕ではなく、背中の筋肉を使用して引くことが正しいとされています。その場合、個人的にはアンカーの位置が下の方に来たほうが背中を使いやすいのですが、多くのベアボウのトップ選手のドローイングを見ていくと…これ背中ではなく、腕で引いているのではないか?? という動画が実に多いのです。

先日の記事で男子トップ選手は46-48ポンドを使用していると紹介しましたが、ベアボウのトップは高くても42ポンド程度です(*)。となると…別に背中の大きな筋肉ではなくても、腕の力で引けるんですよね。

*チューニングの制約上、ポンドを高くすることができない。

ということで、リカーブ・コンパウンド時代を通して実践してきた、大事にしてきた背中の筋肉で引くのをやめます! リカーブにおいて、初心者がまず最初に言われる、大きな筋肉で引くことをあえてやめ、今まで、その動作をより効率的に実行するためにローアンカーにしていましたが、(私の感覚では)腕で弓を引くことになるハイアンカーに本日変更しました。ヨーロッパのベアボウ選手の話聞いても、本当に「バックテンションが大事」的に話がないので…つまりは大事じゃないのかも??と。

しばらく、彷徨いたいと思います。上手く行くかまじで心配ですけど。2025年の全日ターゲットまではほぼ1年あるので。

人気の指に優しいテーピング 自己粘着包帯

近年、アーチェリー界で人気のテーピング、自己粘着包帯を使ってみました。自己粘着包帯とはWikiによれば、「自己接着性包帯(粘着性包帯)は、それ自体では粘着するが、他の表面にはうまく接着しないタイプの包帯である。これは人間にも動物にも使用される。動物用としては、3M社がVetrapなど様々な商品名で販売している。毛に付着せず簡単に除去できるため、馬などの動物によく使用される。」とのことで、毛や肌にはくっつかないので、人間よりも動物に人気で使用されているようです。

アマゾンでも販売されていますが、近所のウェルシアでは、くっつきホータイで販売していました。それ自体では、肌にくっつかないため、伸縮タイプである必要があります。伸縮圧力で肌に固定されます。1巻350円でした。

主な使用場所としては、グリップのスリングが掛かる場所、または、取りかけの指がメインです。

まぁ…白よりもカラーのほうが見栄えが良さそうですが、調べた限りでは、通販以外では色付きは販売されていなさそうなので、白で試して、気に入ったら、アマゾンなどでお探しください。1巻200円程度で販売されていますが、数巻単位での販売などでクラブでの導入を検討されるのがベストかも知れません。

使用した感想としては一言で言えば快適です。100射程度しましたが、正しく巻けば(強く巻きすぎると圧迫されるので巻くテンションが難しい)、位置がずれることなく、通気性もよく、また、肌にくっついているわけではないので、練習終了後に外すのも楽で、ベタつくことはありません。

指からズレないので、取りかけの指にトラブルがある場合、3枚革や革の分厚いタブに変更するよりもはるかに楽でおすすめできます。

一方で、押し手におけるスリングの緩衝材(こすれ防止?)として使用する場合には、ベアボウなので、弓は比較的軽く、回転したりすることもなく、そもそも負荷が低いので、正しく評価できませんでした。まぁ、違和感はなく使用はできました。

ウェルシアのPBでも問題ないと思いますが、トップ選手は3Mなどのブランド品を使用しているそうです。痛みを我慢してアーチェリーの練習を行うメリットはなにもないので、新しいテーピングとしてご検討ください。

【IPPON】弾性包帯 くっ付く包帯 12個

Vetrap Bandaging Tape – 3M

2024年・トップアーチャーは何ポンドの弓を使っているのか?

前の記事でリムのポンドについて扱ったのですが、私がリカーブで全日本ターゲットに出場していた頃のトップアーチャーは一般的に46-48ポンド、女子は42ポンド程度でした。

それが現在では、シングル(WA1440)がなくなって90mでの競技がなくなり、1本あたりの時間も30秒に短くなったことで、変化があるのか。ネットには正しい情報が見つけられなかったので、WAの統計情報をまとめました。女子は2024/11/09時点で世界ランキング20位まで、男子は情報が少なかったので30位までで調べています。

リカーブ女子

この20年、結論、ほぼ変わっていませんでした。以上。

HOYTアーチェリーが低価格帯のRCRVシリーズを発表

HOYTアーチェリーが2025年モデルとして低価格帯のRCRVシリーズを発表しました。RCRV 300ドルのPodiumと200ドルのCompの2モデルとなります。

ほうーと思ってみていたのですが、中国製の100ドル未満の激安ハンドルでも40ポンドまで対応しているのに対して、双方36ポンドまでのリムしか用意されていないとの表記を見てびっくり。もちろん、36ポンド以上で保証対象外とは書かれていないものの、36ポンドまでしか用意されていないリムというのも、加えて言えば、20ポンドのリムに6層カーボン構造と言われても、私の経験上24ポンドくらいはないとグラスリムとカーボリムに違いなんてありませんよ。

ということで、ハンドルは面白いと思いますが、リムはちょっと設計思想が見えないモデルになっているとしか言えない感じのホイット2025です。

XactシリーズとArcosシリーズ、インテグムリムは生産終了です。インテグラリムは40ポンドまであったのに、36ポンドまでって…うん。

WIAWISアーチェリー 2025 META-LXハンドル発表

WIN&WIN(WIAWIS)アーチェリーが2025年の新ハンドルとしてMETA LXを発表しましたが、情報がちょっと足りなくて、紹介だけにしておきます。

META DXより120gの軽量化を果たし、リムポケットを一新していて、ATF-DXで採用されたプラスチック接合システムがカーボンハンドルにも採用されました。

スタビライザーとしてはACS-LXというモデルが登場する予定、ハンドル同様に軽量化設計の高剛性モデルになるようですが、径などはわかりません。新しいリムも登場予定ですが、詳細は発表されていません。

なんとも中途半端な発表になっているのですが、おそらく、ホイットも特別モデルを作製した今週末に行われるヨーロッパの代理店JVD社が開催する国際インドア競技大会のJVD OPENにて、新モデルを展示公開するにあたり、情報公開をメーカー公式で先にしたのかなと思いますが、続報を待ちたいと思います。