

大成功を収めているGASボウストリングの未染色原糸(ナチュラル)フリークショウラインが、452Xの生産終了にともない、2025年には452Xtraシリーズに移行することが発表されました。
452Xの発注が不可能となり、完全に452Xtraになる時期に関しては販売店さんにお問い合わせください。
大成功を収めているGASボウストリングの未染色原糸(ナチュラル)フリークショウラインが、452Xの生産終了にともない、2025年には452Xtraシリーズに移行することが発表されました。
452Xの発注が不可能となり、完全に452Xtraになる時期に関しては販売店さんにお問い合わせください。
BCYがSK99を使用したマーキュリーを2022年にバージョンアップし、バージョン2に移行することが発表されました。SK99は大きな期待を持って業界デビューし、多くのメーカーが商品開発しましたが、100%のピュアなものは、リカーブ用としてはすこし硬く、メインの用途はコンパウンドとクロスボウというのが、多くのストリングメーカーの結論です。
特にGASボウストリングスのSK99をベースとしたゴーストは大きな成功を収めています。
残念なお知らせとしては商品が供給されないという理由で、BCYがエンゼルの原糸の取り扱いをやめてしまったようです。2021年の夏頃には(理由が不明ですが)原糸の供給が途絶えた時期がありましたが、アメリカ産は11月ごろから復活しつつあります。日本側ではまだ大きな問題が解決できていないのでしょうか(エンゼルさんと直接の取引はありません)。
性能とかではなく、生産が不安定すぎるという理由での取扱中止は…残念な気がします。。
BCYから452Xの上位モデル454原糸が発表されました。現在、BCYではSK99への移行を進めていますが、BCY-X99(ベクトラン20%)とマーキュリー(SK99 100%)は最適な素材であるにも変わらず、多くのコンパウンドメーカーが採用を見送り、SK75の452Xを採用し続けています。
60ポンドターゲットには最適な素材だと思いますが、もしかしたら、70-80ポンド台のハンティングコンパウンドでは、べクラトンを多く含む452Xの方に軍配があったのかもしれません。80ポンドをテストしたことがないので正直なところは分かりませんが。または、BCYのハイストランド化があまり好評ではなかった可能性もあります(私もリカーブの観点からは疑問)が、ともかく、452Xの上位モデルとして設計された454原糸は、452Xと同じ量のベクトラン(33%)を配合し、さらに、太さも452Xと同じ事を売りとして販売されます。
個人的に興味がある方に対しては、7月頃から販売できると思いますが、ショップとしては、現在ストリングメーカーの取引先であるウィナーズが採用するかを見守りたいと思います。
BCYが新しい原糸X99を発表しました。中身ですが、ほぼBCY-Xと同じです。ダイニーマ側をSK99に変更しただけです。まだ、BCY-Xをどうするかは発表されていませんが、流れとしては、メーカーやショップどでの評判が良ければ、8190と同じように移行していくのではないかと思いますが、特にコンパウンドストリングメーカーにBCY-Xは人気のようなので、どうなるでしょうか。6月くらいに入荷すると思いますが、構成的にリカーブに合うかは微妙なような気はしています。
X99 – SK99 83% + べクラトン 17%
BCY-X – SK90 83% + べクラトン 17%
BCYファイバーより、2011年に発表され、数多くの実績を残した8190U(ユニバーサル)の生産を終了し、DSMよりSK90の次世代素材として発表されたSK99素材を使用したマーキュリー(Mercury)原糸へ移行することが発表されました。
上記が原糸のもととなるファイバーの性能表ですが、SK75(8125G)や、SK90(8190U)に比べて、おおよそすべての項目で性能が向上されています。SK75はより柔らかい素材を好むアーチャーのためにラインナップに残ります(日本市場ではこの部分はおおよそスベクトラ=ファーストフライトが担っています)。
より強靭な原糸として、8190Uがマーキュリーに生まれ変わります。
8190原糸は値下げし、特価品として追加しました。4月の終わりごろにマーキュリーが入荷する予定です。
また、現在、弊社で完成弦の製作を依頼しているFLEX(リカーブ)社、WINNERS(コンパウンド)社が、この以降に対して、どのように対応するかについては、これまでの経験からして、発表後1-2か月程度でコメントが届くのと思うので、それを待つ予定です。新しい素材での完成弦の販売は考えていますが、開始は夏ごろになると思われますので、8190完成弦に関しては当分の間特価にとしては取り扱わないこととします。
SK99素材楽しみです!
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8190Fは8125Gを使用しているトップアーチャーの要望に応えるで開発されたもので、考え方の一つにハイストランド数ストリング(一本一本の繊維が細い素材)がよりスムースでより柔らかいシューティングを実現するとされています。
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とメーカー側では8190Fの性質を説明していましたが、こちらのテストでも設計通りの性能を確認できました。BCYの現行の原糸で競技用としてはBCY-X/8190U/8125Gの3つがあります。
8190Fは8125Gをより進化させたような原糸です。特徴としては軽く、柔らかく、矢速も遅くはないというのが特徴です。
まず重さは
8190F 164-22 84.8gr
BCY-X 164-20 106,4gr(25%増)
8190U 164-18 121,2gr(43%増)
となり、現行の競技用の原糸と比べるとかなり軽いです。ストランド数ですが、22/24/26で作りました。22か24あたりがSノックにフィットしそうです。確定ではないですが、完成弦は24本に0.17センターサービングになりそうです。
次に矢速ですが、最も強靭で競技用コンパウンド弦として多くのメーカーに採用されているBCY-Xには及ばないものの、8125Gよりも少し矢速は速いです。
BCY-X 205.2fps(1%速い)
8190F 203.8fps(0.2%速い)
8125G 203.3fps
わずかですが、強靭なゴア繊維が入っている8125Gよりも矢速が速いです。SK78+ゴアよりも、ピュアのSK90のほうが速い少し意外なテスト結果でしたが、いいですね。素材の進歩を感じます。コンパウンド用の素材としても使用できそうな気がします(今後検証します)。
完成弦、店舗で黒をテスト用として1/4ポンド(あと10本くらい作る量はあるはず)あるので、黒であれば店舗で作製して納品できます。1500円です。
8月に発表されたBCYの新作リカーブ向け原糸の8190″F”が届きました。
原糸は本日より販売を開始します。弦に関しては現在試作中です。ベストに使用が決まり次第、ストリングメーカーに発注するので、完成弦の販売まではあと2か月くらいかかる見込みです。