CX ネスポリ選手、今度はヨーロッパ新記録!! ダニエル選手もチームCXに

10636671_10204272990935564_2977935267621371768_o(フランジィーリより)フランジィーリさんのフェイスブックからの最新情報。ナノ・エクストリームに変えて、ステージ4で世界戦の決勝に残ったネスポリ選手(NESPOLI Mauro)が先週末のイタリアの試合で、シングル(1440ラウンド)でヨーロッパ新記録、1369点を記録し、前記録を4点更新しました。おめでとうございます!!ネスポリ選手とは話したことがないので、今度会ったときに、フランジィーリ大先生に紹介していただきたい!!

次はネスポリ選手自身が持つ70mwの記録(70mw 689点)をいつ更新するかですね。

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(↑試合の様子は動画の15分あたりから)

日本でも有名なイギリスのトップコンパウンドアーチャーのダニエル・ブラウンさんがチームCXに入ってくれました(もともとはX10プロツアー)。

結果はイギリス選手権3位だったようです。こういうことがあると、よくCXの副社長さんからメールがくるのですが…自分が今ウルトラライトを使っていることはまだ言っていないし、言えない雰囲気。いや、今インドア用でCXLの作っているところなので、自分もチームCXです!


ジョージ・ライアルズ氏の”22度”グリップ

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10499540_339599469524672_8430396901156156964_o写真はアメリカでコンパウンドのトップアーチャーを育成するためのNFAAアーチェリーアカデミー2014の写真。写真下段の右から2番目が弊社でも2冊著書を翻訳しているラリーワイズ氏。今回紹介するのは、もう一人のアメリカのトップコンパウンドコーチのジョージ・ライアルズ(George Ryals IV)氏です。彼が今広めているグリップがアメリカでちょっとブームになっているそうで、メールでやり方を聞いていたら、動画にするという話になり、このたび動画がアップロードされました。

目的はグリップの角度を変更すること。最適なグリップの角度は人によって異なりますが、最新のホイット・プロコンプエリートのグリップの角度は15~17°位に設定されています。対して、ジョージ氏はグリップの角度が22~23°になるのが一番よく、この角度が最も前腕のテンションを上手く逃がし、シューティングに安定性をもたらすそうです。

使用するのはSugru(スグル)というパテ(自己硬化ゴム)です。このパテ自体は入荷しています。日本語で説明した動画を製作する予定ですが、パテの効果に24時間以上かかるので、ちょっと時間かかりそうです。しばしお待ちください。


ボーニング ICE(アイス)べインが入荷しました。

今週入荷した新商品、BOHNING(ボーニング) ICE(アイス)べイン。

入荷するや直ちに多くのお客様のお問合せとお求めが相次ぎ、好調な滑り出しを見せています。

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フランスのトップ選手が開発に携わり、また実戦投入をし好成績を残している結果もこの好調さを後押しさせています。

その秘密は、羽根に長さを持たせることで修正力を生み出し、しかしその一方で極力背を低くすることで風から受ける影響力を最低限に抑えるデザインです。

貼付け前の触った感触は柔らかいですが、貼付け後は背が低いため全体が硬い感触になります。

全10色、どれも鮮やかな発色で注目を集めるスタイルです。個人的に気になったのは「青」です。「青」と言うよりも、紺色もしくは藍色と言った印象です。

全長:76.2ミリ

高さ:7.62ミリ

重さ:6.5グレイン(0.42グラム)

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貼付け位置はシャフトエンドから1インチと言うのが一般的*ですが、個人的にはピッチを付けるか付けないかで議論が分かれそうですね。

*ノック溝から1インチと言うケースもあります。

メーカーは若干のピッチ付け(1~2度)をお薦めしていますが、もし付けるとしても、まず最初に自身のベアシャフトがどちらに回転するかを確認してから貼付けを行うのが良いでしょう。

ボーニング・アイスべインは、大好評発売中です!

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ワールドカップ2014 ステージ4 リカーブ男子決勝

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4月に販売を始めたCXのナノ・エクストリームが今月初めて世界戦の決勝に進出と言う記事を書きましたが、その試合の映像がアップされました。

ちなみに対戦相手はオランダの選手ですが、後方のコーチングボックスにいる現イタリアチームのコーチも前オランダのコーチです。ウィッツェンさんが移籍先のイタリアでも活躍されているようでうれしいです。


MKコリアの新しいハンドルはリムボルトを移動させる設計

MKコリア_2015_リムボルト(↑MKコリアのフェイスブックより)

以前にMKコリアの2015年モデルについての記事を書きましたが、MKコリアのフェイスブックページに大量の写真がアップされました。ご確認ください。

ただ…リムボルトを移動させることで対応するリムを変更する仕組みの様なのですが、リムボルトをの位置が変われば、ハンドルの特性は大きく変わってしまうので…。

写真から判断する限り、フォーミュラタイプのリムボルト位置はハンドルの中でも剛性がある場所にありますが、ILF(GP)リムのリムボルトの場所は比較的厚みのない場所にあります。これではILFで使用すると性能が落ちる可能性がかなり高い確率であり、基本的にはフォーミュラタイプのハンドルで、ILFリムも「使えなくはない」という感じになってしまう気がします。続報を待ちます。


Obsession Bowsが2015年にターゲット市場に参入

10298638_10202445684837197_3386394450828326869_oアメリカのハンティングボウメーカーのオブセッションボウ(Obsession Bows)が、2015年のラインナップからターゲット向けのハイエンドモデルを生産することが発表されました。

10620148_520334461433614_5441293974830540405_o現時点では、設計図だけ発表されていますが、ダートン同様のシュートスルーモデルのようです。

ATA2015(2015.1/8-10)での発表です。楽しみです。


AAEのフリークタイプのランチャーブレードが入荷しました。

IMG_20140829_143817先日発表されたAAEのフリークタイプのランチャーブレードがさっそく入荷しました。

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他にHamskeaの新型レスト(写真左)とオーバードロー用エクステンダーも入荷しています。こちらは明日山田にレビューしてもらってから販売を開始します。

おっ、もう少しで250万アクセスのようです。書き始めて7年。ご訪問いただき感謝いたします。ここで発信している情報が皆様のアーチェリーライフを少しもより豊かなものできていることを願います。


MKコリアがILF(GP)リムとFormulaリムの両方に対応するハンドルを発表

MK_Korea_archery_2015_new_riserMKコリア(MK Korea)が新しいハンドルを発表。生産は年末から始まるようなので、入荷は年明けになります。

MK_Korea_archery_2015_new_riser_limb_pocket
一番の特徴は(詳しい仕組みはまだ発表されていませんが)同じ1つのハンドルで、ILF(GP)リムとFormulaリムの両方に対応できるということです。

hoyt_formula世界初のハンドルかと思いますが、Formulaの仕組みはHOYTが特許(US8365712B2)を持っており、「Formula」という言葉はTM表示の商標(未登録)です。

このままの形で発売はできないと思われるので、この後にいろいろな調整を経て発売されるのではないかと思います。写真で見る限りでは、オリジナリティのあるユニークなデザインでよさそうな設計です。これに近い形で発売されることを期待します。

また、同時にVera3リムも発表されました。リムのデザインはまだ決まっていないようです。年末の発表予定です。