アバロンアローの新しいカタログが出ました。特に変更はありません。弊社で販売するものもそのままで行く予定です。
一点、シャフト選択チャートのみ変わりましたので、更新しました。
先週の大会を道具屋の視点から。まず、驚いたのは、ウクライナのオレクサンドル・パンスリル選手(Oleksandr Pantsyru)です。近年、低価格の弓具の性能の向上が著しいと言われていますが、自分が把握している限りでは、世界選手権でメダルの実績がある一番安いハンドルはWINEXハンドル(バージョン2の現価格は46800円)です。オレクサンドル選手ですが、今回の世界選手権では、ジュニアで個人・団体ともに銅メダルを獲得した15歳の選手です。
注目したのは彼の使用したスタビライザーです。このロゴを見てピンとくる方はかなりの道具通だと思いますが、これはブラックシープ(Black Sheep)というメーカーで、販売価格はSATスタビライザー(センターで3200円)よりも若干安い程度の商品です。この価格帯の商品で、ジュニアとはいえ、世界選手権でメダルを獲得するのはすごいですね。
また、2017年にコレット式のリムボルトに交換して、安定化したと公式発表していますが、どうでしょうか。この試合ではオランダ代表のリック選手がリムホルト、および、センター調整機構(ハンドルはEPIK)も旧式に戻しています。リムの固定方法を変更したエリソン選手と考えは一緒のようです。

また、新しくチームに入ったジャック・ウィリアムズ選手(Jack Williams)の弓。一瞬、エリソンのものに見えましたが、こちらもリムの直止めで固定しているようです。
2019年、ホイットはこの部分の問題に着手するでしょうか?
先月のBow Internationalという雑誌に「Does arrow straightness really matter?」という記事が載っていました。真直度のために追加料金(精度が高い方が価格は高い)を払う意味はあるのかという内容の記事で、まぁ、結論は意味はあるというものでした。
それは経験則上みんな分かっている事かと思いますが、一点興味深かったは、精度の悪いシャフトはフレッチングに角度をつけてより回転させることで、グルーピングが向上したという内容です。
シャフトのグレード(精度)によって、羽根を変えるというのは、あまり知られていないアイデアだと思います。中古の摩耗したシャフトを手に入れた時など、試してみてはいかがでしょうか。
アバロン(AVALON)から新しく発表されたテックワン(Tec One)シリーズのタブが入荷しました。全体的なフォルムから、以前のクラシックタブ同様にファイビックス(FIVICS)のセーカータブと互換性があるのかと思ったのですが、
写真では上がセーカー1タブ用のバックスキンで、下がテックワンタブのフレームです。比較して、テックワンタブのほうがフレームが横方向に短く設計されていることがわかるかと思います。
拡大してみると、短いだけではありません。セーカータブが生命線に合わせて、若干突き出ているのに対して、テックワンタブでは完全に丸みを帯びた形になっています。
ですので、セーカータブのコードバンはそのままでは互換性がありません。装着には加工が必要になってきます。弊社含め、普通は加工されたものは返品できないので、加工を考えている方はご注意ください。
2018年のワールドカップファイナルとベガスシュート終了しました。ホイットのリムボルトの安定化の問題では、これまでアメリカチームを中心に行われていましたが、今回のインドアワールドカップ・ファイナルのリカーブ女子で優勝したリサ選手(Lisa Unruh)も、リムボルトを固定式のものに交換しています。女子でハンドルを改造する方は珍しいですね。
コンパウンド男子では、ジェシー選手が優勝しましたが、3Dプリンタで製造した特注のグリップを使用していました。調べましたが、特注の直販品ですので、弊社では取り扱いできません。気になる方はメーカーに直接注文が必要です。13000円くらいのようです。
Jesse Broadwater Signature Series – Mathews UltraGirp
11日に行われたベガスシュートでは、何年ぶりでしょうか、マーチンアーチェリーのプロシューター(AXON-40使用)、ボブ・アイラー選手(Bob Eyler)選手が優勝し、約600万円の賞金を手にしました!おめでとうございます。
国内は全日室内を残していますが、世界的にはこれから、いよいよアウトドアシーズンのはじまりです!