WIAWISアーチェリー 2025 META-LXハンドル発表

WIN&WIN(WIAWIS)アーチェリーが2025年の新ハンドルとしてMETA LXを発表しましたが、情報がちょっと足りなくて、紹介だけにしておきます。

META DXより120gの軽量化を果たし、リムポケットを一新していて、ATF-DXで採用されたプラスチック接合システムがカーボンハンドルにも採用されました。

スタビライザーとしてはACS-LXというモデルが登場する予定、ハンドル同様に軽量化設計の高剛性モデルになるようですが、径などはわかりません。新しいリムも登場予定ですが、詳細は発表されていません。

なんとも中途半端な発表になっているのですが、おそらく、ホイットも特別モデルを作製した今週末に行われるヨーロッパの代理店JVD社が開催する国際インドア競技大会のJVD OPENにて、新モデルを展示公開するにあたり、情報公開をメーカー公式で先にしたのかなと思いますが、続報を待ちたいと思います。

初心者ベアボウアーチャーのためのアイデア商品

ベアボウ用の弓でも、金属製のものでは問題になりませんが、初心者などが主に使用する木製のハンドルでは、ウェイトを追加する選択肢が基本的にセンターブッシングしかなく、しかも、木にブッシングを入れているだけなので、あまり重いものを装着するのもリスクになりますが、アイデア商品として、リムボルトに装着するタイプのウェイトがありました。

ベアボウのルールではリムにはウェイトは装着できませんが、リムボルトはリムを貫通して、直接ハンドルにねじ込まれているので、ルール的にも問題なく、木製ハンドルのセンターブッシング以外に、2箇所でのウェイトの追加を可能にします。

https://www.instagram.com/barebow_asia/ より

ちなみにこちらのSalmananda Septia Putri選手、この装備(木製ハンドル・ネジ式グラスリム・プランジャーなし・追加ウェイトなし・アルミ矢)で589点、私より遥かに上手で、全日本ターゲット予選通過できる点です。すごい!

射形分析ツール Kinovea スライド動画

10月からベアボウを再開して、少しずつ体を作っていっています。自分の練習場ができたので、周りの目を気にせず、いろいろな機器を導入できるようになりました。

自分の引っ越しで練習環境がなくなって、中断時の点数はアウトドア 534点(274-260) / インドア 465点でしたので、この更新が当分の目標になりますね。全日本ターゲット出場のボーダーが現在 559点(インドアは508点)のようですので、560点アップで2025年か2026年の全日本ターゲットを目指していこうと思います。

私もかかわらせていただいているKinoveaに標準的にある「キー画像」機能を使用して、フルドローでのリリース直前の画像を抽出できるわけですが、これを上下に並べたところで、違いに気がつくのはちょっと難しいと思います。そこでおすすめするのが、キー画像をビデオスライドショーとして作成する機能です。

2023.1の場合はここにあります。

この動画の設定では、1エンド6射のリリース直前の画像を2秒のスライドショー形式で出力していますが、個人的に予想としてはヒジの位置にばらつきがあると考えていましたが、相対的なヒジの位置よりも、体全体のポジションが不安定である事によって、ヒジの絶対的な位置にばらつきが大きいことが、わかりやすい形で可視化できているのではないかと思います(特に0:07以降)。

射形を撮影して動画として残す選手は多いと思いますが、このような分析ツールを使用することで、より改善すべき点を可視化することができ、技術の改善がしやすくなるのではないかと思います。ぜひ、お試しください。

MKアーチェリー 2025 ZESTリムをリニューアル

2025年の新商品としての紹介が届いたのでびっくりしているのですが、写真下はワールドカップのステージ1とファイナルですが、どっちもZESTのリムだったので、より細かいチェックできていませんでしたが、ステージ1では2023年バージョンのZESTリムを使用していましたが、ファイナルでは2024-2025年バージョンの新しいZESTリムになっています⋯名前変えてくれよ(汗)

2024年 ステージ1
2024年 ステージ・ファイナル

↑ 微妙にロゴが変わっています。

新しいZESTリムでは、製法の改良がされており、超高密度製法(ultra-high-density manufacturing method)の新規導入による、弾性の最大化に取り組んだとのことです。すぐに韓国のトップ選手に新しいZESTが採用されたことからも、この改良はポジティブに受け入れられているようです。

いやー、リムもなかなか高くなってきましたね。

2025年新カラー T.R.U. Ball HBC Flex CK!

昨日ののフルクラムの新作に加えて、HBC FLEXでもCKという新モデルが出ましたが⋯よくよく発表を読む込と、特に新機能があるわけではなく、新色のCK(CeraKote)仕上げのことのようで、新しいHBCリリーサーということではなく、新色が出るだけのようです。日ごとに1つずつ小出しているいるのですが、明日もう一つ来るのかな?

米大統領戦終了、トランプ政権下で2028年ロスオリンピック開催へ

スポーツ業界にも関係はなくないので、昨日は他国の大統領選に注目していましたが、6時頃にはFOXからトランプ氏に当確が。

2028ロスオリンピックに関しては実施されるスポーツは確定しているものの、具体的な競技はまだ決まっていません。トランプ氏はパリの開会式を「恥ずべきものである」と発言しています。まだ確定していない2028年のボクシングの出場選手の性別問題など、パリオリンピックが政治色を強くしたことに対して、政治色の払拭に動くのか、それとも、その真逆の方向で政治色を打ち出すのか、トランプ新大統領がどう動くのか注目されるところかと思います。

ともかく、2028年はトランプ政権下でのオリンピックになります。パリオリンピックとは異なるものになるのか確定したのではないかと思います。

参考 : Paris Olympics opening ceremony was a ‘disgrace’, says former US President Trump

2025年新作 T.R.U. Ball Fulkrum Flex AC

TRUボールの2025年の新モデルとして、ジェシー・ブロードウォーター選手のシグネチャーシリーズの「Fulkrum」の新作FLEX ACが発表されました。

ACとは⋯オールコントロールのことかなと推測しますが、シアーの交換の必要がなく、クリックの有無・長さ・速度を調整することが可能になっています。これで、おおよそすべての調整が、パーツの取り外しをすること無く可能なバックテンションタイプのリリーサーと考えてよいかと思います。

クリッカーも一つ3000円以上で、全種類揃えるとそれなりの値段になってしまいます。価格はFulkrum Flex より、30ドルほど高くなっただけですので、お買い得になったとは言えるでしょう。国内価格はお問い合わせください。

追記: 過去に人気のあったBOSS-Xリリーサーが復活するとの発表もありました。

AXCEL(アクセル) Acclaim Aero 500 スタビライザーです

今年の春頃に新しく発表されたアクセルの新しいスタビライザーシリーズのAcclaim Aero 500紹介しようと思っていましたが、この時代にあまりにもシンプルなデザインのため、他のスタビライザーとの見分けが非常に困難でして…

シュロッサー選手が使用していることが公式から発表されました(5月頃に550から500にしたようです)が、アクセルは一貫してスタビライザーをより細く、より高剛性のものへと開発していますが、正直、シュロッサー選手ほどのウェイトを搭載しない限り、10オンス程度であれば、ここまで剛性を高める必要があるのか疑わしい段階まで来ているのではないかと思います。

前回の記事でも取り上げた、17歳で593点(スイス記録を更新)を叩き出したOlivia Doigo選手は、決勝で0-6で敗退しましたが、今後注目していきたいと思います。来週はJVD OPENです。

Olivia Doigo – instagram

2025年 インドアシーズン始まる

先週、全日本ターゲットが終わり、今週はインドアワールドカップ2025、初戦のスイスオープン・ローザンヌです。予選では、Braden Gellenthien選手が599点でトップ。久しぶりに世界線に登場した気がしますが、SNSを覗きに行ったら、

アウトドアではX10パラレルプロを使用しているようですが、29.5インチで…X10のロゴがこれほど後ろにあるということは…ストレートシャフトなので、カットする方向で性能は変化しませんが、ほぼ後ろ側からカットしているようです。このシャフトはまだ触ったことがないので気になるところです。

女子リカーブはOlivia Doigo選手が予選を593点という素晴らしい点数(世界記録は595点)で通過。未チェックの選手でしたが、地元スイスのU21のチャンピオンだそうです。土日に決勝、残念ながら、ベアボウ部門はないようです。