タンパーのウェイトの長さとチューニング。

現在、アバロンのダンパーを紹介価格として100円で販売していますが、最も人気のセットがこちら。ドインカーのAボムダンパー1つにアバロンのコントロールダンパー2つ。合わせてちょうど3,000円で弊社からのお願いもご理解いただき、なるほど、いい組み合わせだと思います。

さて、以前にも同じような記事を書いたような気がしますが、当時は適切な価格のディスクウェイトが存在しなかったので、アップデートして、ウェイトとダンパーに関係について書きます。

適正価格のディスクウェイトを本格的に販売開始します。

まず、ダンパーの選択ですが、センタースタビライザーには柔らかいダンパーを使用しないというルール以外には自由に選択できます。センターの先に柔らかいダンパーを使用するとエイミングのコントロールが不安定となります。ですので、必ず硬いものを使用してください。アッパーとサイドに関しては、グリップまでの距離が近いので、ダンパーの硬さがエイミングのコントロールに影響を及ぼすことはほぼありません。

最近、ディスクウェイトが流行っている理由としては、スタビライザーのロッドの重量が昔に比べて軽くなっているためかと思います。センター/サイド/エクステンダー全体で100g程度減っていれば、ウェイトにして4つ程度増やすしても、弓の重量は同じです。同様にリムの重量、サイトの重量も軽くなっています。

ディスクウェイトと通常のウェイトでほぼ同じ重さにしてみました(111g&112g)。この時、ディスクウェイトの長さは0.7インチ、通常のウェイトは2.2インチの長さとなります。長さにして約3倍違います。両方同じ重さですので、静的状態の時、ダンパーに与える負荷は同じですが、動的状態の時(発射後振動しているとき)には、スタビライザーと同様にモーメントの効果が働き、長い方が振動が大きく、長くなります。ダンパーを振動させたい場合には通常のウェイト、させたくない場合にはディスクウェイトがお勧めです。

通常のウェイトの利点としてはウェイト自体に長さがあるので、ウェイトの中でダンパーの位置を変えることによって、振動の程度とダンパーの(ロッドの根元までの)距離を変更できるという点です。全体の重量は変わりませんが、先端に移動させるほどソリッドな感覚を得ることができます。

スタビライザーは高価で買ってしまえば、なかなか交換できませんが、ダンパーとウェイト、その長さと重量を使って感覚をチューニングすることができるということです。それぞれの特徴をまとめると、

・ディスクウェイトはロッド全体の長さに影響を与えることなく重量変更でき、ソリッドな感覚を得やすい。
・通常のウエイトはロッドの全体の長さに大きな影響を与えるが、その長さの中において、ダンパーの位置を変更できるので、柔軟な運用をすることができる。

ぜひお試しください。


GilloからGT25ハンドル入荷、約30%ポンドが調整できます。

Gilloの非常にユニークな設計のGT25ハンドルが入荷しました。個人的に見て、多くのチャレンジングな要素があり、昨年11月発売だったのですが、しばらく様子見をしてました。約半年間、特にトラブルもなく評価もよいので販売を決めました。念頭にはベアボウでの使用が想定されていますが、リカーブでも楽しんめるハンドルだと思います。ただ、パーツを非常に多く使用していますので、男子のトップレベルの45ポンド以上での使用には向かないと思います。

1.ハイブリッド設計

まず、ハンドルとリムポケットで異なる素材を使用しています。ハンドルとリムポケットを別々に作ってボルトで固定するという製法は昔からありますが、自分が知る限りでは、同じハンドルでライザーに6061アルミ合金、リムポケットに7075アルミ合金を使用するという設計は初めてです。このような設計の理由としては、ベアボウではスタビライザーが使用できないので、ライザー部分をしならせて振動を吸収させようという考えがあります。しかし、一方でリムポケットには耐久性と高い剛性が求められるので、このハンドルではそれぞれに適切な素材を選択して組み上げています。

2.ILFとFormulaで共通のライザー

写真を見ていただければわかる通り、このハンドルでは同じライザーでリムポケットを交換することでILF(GP)とFormulaの両方に対応します。ただ、個人でやることは許可されていなく(改造行為・補償対象外)メーカーの工場送ることが必要なので、イタリアから遠い日本では、費用的なあまり価値のある機能ではないかもしれません。ユニークな点はMKなどのハイブリッドハンドルでは、ILFでもFormulaでも同じ弓の長さになりますが、このハンドルでは2インチ長さが変わります。

この設計の意味は、ベアボウでは同じ弓の長さの場合、ハンドルが長い方がシューティングは安定しますが、ハンドルが短い方がストリングウォーキング時の5mと50mでの差異を最小限にできます。ベアボウターゲットは2020年に始まったばかりなので実践的なノウハウではなく、理論上での話となりますが、ターゲット競技でフィールド競技よりも長いハンドルが有効かもしれません。

3.フローティングリムポケット機能

リカーブの方でも楽しめる機能としてはこの設計となります。通常のハンドルではリムボルトを上下することでポンドを調節しますが、このハンドルでは、リムポケット自身を上下(傾ける)させることでポンドを調節します。リムとリムボルトの位置関係は変化しませんので、幅広い調整が可能です。その回転幅は9回転、標準位置は一番緩めたところ(ラバーが伸び切ったポイント)から4回転締めこんだところです。+-15%のポンド調整が可能で、36ポンドのリムの場合、おおよそ30ポンドから40ポンドまで10ポンド調整が可能です。ただ、リムにおいては効率性が最も高い部分が限られていますので、そこから角度が変わるほど効率性は落ちます。ですので、効率性(大雑把に言えば=矢速)を重視する場合には有効な機能ではありません。


商品ページにこの記事を紐づけていますが、調節方法は独特です。まず、箱だしそのままでは使用できません。2つの固定ねじが付属していて、リムポケットを調整後、このねじでボルトシャフトを固定することが必要です。

ポンド調整のやり方も独特です。まずは黄色のねじを緩めてリムポケットが動くようにして、黒の矢印のリムボルトを回して(このとき必ず赤い矢印のねじが連動して動いていることを確認)調整し、調整後黄色のねじを締めこみ、再度に赤の矢印に上下1つずつ固定ねじを入れて固定します。ねじが多いので、使用前にはねじにゆるみがないか確認してください。

コンパウンドでは一般的なチェックですが、このホールにねじが貫通していれば安全に使用できます。ここに隙間がある場合は、ねじを緩めすぎでいるので、危険です。

色の表現はあまり得意ではないですが、塗装もちょっと変わっています。PSEのハンドルみたいな色です(表現が下手で申し訳ない)。、

GT25ですが、非常にユニークでいじるところも豊富にありますが、その分初心者の方には向かないと思います。可動部が多い分チューニング・チェックしないいけないところも多いので。

なぜか黒がカラーオプションにないので青を在庫しています。

Gillo GT25 ハンドル


ベアボウチューニングマニュアル公開します。

ベアボウでは2020年シーズンよりターゲット競技も始まります。加筆し続けていたらいつまでも公開できなそうなので、現時点で完成しているベータ版のベアボウチューニングマニュアル公開します。足りない点は多くありますが、間違っている点はないと思っています。販売も考えましたが、まずは無料公開ということで。

ベアボウチューニングマニュアル 20200304ver. (PDF 1MB)

疑問点、訂正すべき点がありましたら、コメントかメールください。


【製作/技術協力】NHK BS-1 武井壮のパラスポーツ真剣勝負

今月3月22日日曜日、17時よりNHK BS-1にて「武井壮のパラスポーツ真剣勝負~パラアーチェリー~」が放送されます。
*リンク先では放送日が3/15(日)となっていますが、22日の日曜日で間違いありません。

先月、関東圏のNHK総合で放送された「ひるまえほっと」にてロンドンパラリンピック銀メダリスト/マット・スタッツマン選手を迎え、その凄さをご紹介しましたが、今月放送されますこの番組はその際のロケVTRをメインに、メインMCが武井壮さん、スタジオゲストとしてえなりかずきさん、ロンドン五輪・銅メダリストの蟹江美貴さん、さらに東京パラリンピックアーチェリー代表候補の宮本リオン選手と永野美穂選手、島田隆之日本代表ヘッドコーチをお迎えしてトークやアーチェリー対決!を繰り広げます。

BSなので、アンテナとチューナーがあれば日本全国でご覧いただけます。
私、山田もほんの数秒だけ映り込んでいます。

是非ご覧くださいヽ(^。^)ノ


【本邦初?】ベアボウタブの選び方について。

本日、Bateman BT4タブが入荷しました。これによって、全タイプのベアボウタブが揃いました! 日本で全部のタイプのベアボウタブを在庫しているのは弊社だけです(多分)。

さて、ベアボウタブの選び方ですが、基本的にはプレートの選択となります。そのプレートには4タイプございます。まずは、縦軸の「滑りやすさ/固定しやすさ」。これはプレートに溝がついているかの違いです。溝が彫られていれば、ストリングウォーキングの場所を目盛りに位置に確実に固定できます。ないものは滑る可能性があります。対して、固定後、タブをマークの場所に移動させるときに、溝があるものは、引っかかります。対して、溝がなければスムーズにマークの場所にタブを移動させることができます。現状、これはトレードオフとなります。


横軸はプレートのエッジです。プレートのエッジ(タブがストリングに接する面)が真っすぐにになっているものは細い弦の場合に指(爪)と弦が接する面が少なくなり、固定しにくいです。対して、この面が斜めにカットされている場合は、細い弦でも爪が引っかかりやすくなりますが、一定以上に太い弦(写真はLノックサイズ用弦)です、プレートに対して弦がうまく接せず、不安定になります。その部分は自分の使用する弦の太さとの相性となります。

ぜひ、自分のスタイルに合うタブを見つけてみてください!

ベアボウ – JPアーチェリー


WNSのDELTA NX ハンドル入荷、円と曲線を多用したデザインです。サイトピン値下げしました。


先日の記事で紹介したWNSの新しいハンドルが入荷しました。昨日紹介したMYBOのWAVE-Xと違い、円と曲線を多用した設計です。重量も軽量(実測で1,030g)で、塗装の質も悪くありません。2万円のエントリーモデルとしては、かなりお勧めできます。10年以上販売した来たLXモデルは仕入れを停止して、少しずつ、NXモデルに移行していこうと思います。

WNS(Winners)の2020年ライン出荷開始、モデル数が大幅に拡大。

また、先日発売されたAVALONのスコープサイトピンが非常に好評で、以前は売れ行きナンバーワンのDECUTサイトピンが…なので値下げしました。シンプルなDECUTサイトピンも見てってあげてください。

W&W/WNS DELTA NX ハンドル

DECUT ファイバーサイトピン

DECUT マイクロ ファイバーサイトピン


マイボウ(MYBO)からWaveシリーズ二代目Wave-Xハンドルが入荷しました。

イギリスのメーカー、マイボウ(MYBO)からWaveシリーズ二代目Wave-X(R)ハンドルが入荷しました。新しいシリーズではサイズによって名称が異なり、23インチがXS、25インチがXR、27インチがXLです。競技用23インチハンドルの選択肢が増えたのはよいことかと思います。イギリスの国産で36,800円です。我が国の、メイド・イン・ジャパンにも期待しています(本日時点で価格は発表されていません)。

MYBO(マイボウ)が2020年モデルとしてWAVE-Xを発表、23インチモデルあり!

さて、初代Waveハンドルとはリムポケットやグリップなどで共通のデザインを採用していますが、フォルムは大きく変わり、一番の特徴はコンパウンドハンドルではよく見る左右対称のオフセットデザインをリカーブハンドルで採用しているところです。記憶ではPSEのハンドル以来でしょうか。少し高かったけど、軽量でいいハンドルだったと記憶しています。このハンドルも25インチで1,136gと軽量で、重量バランスも良いです(一般的なハンドルはウィンドウ側に重心が偏っている)。


キネティックのソヴレンハンドルの時にも書きましたが、このハンドルでも安全性の高いリムポケットが採用されています。価格は少し高くなりましたが、オフセットハンドルも新しいリムポケットもよいアップグレードだと思います。25インチは出荷が始まっていますが、23インチと27インチはもう少し時間がかかります。販売開始しました。

Mybo Wave-X ハンドル – JPアーチェリー

キネティック(KINETIC)の第三世代モデル、90点、いいですね。


スピギャ(Spiga)のマイクロチューンレストが入荷です。

スピギャの新しいベアボウ用レストが入荷しました。マイクロチューンレストはZ/Tレストに簡単にバーを上下の調整ができる機能を取り入れたものです。先日エリソン選手が900点満点を記録した時にも同様のレストを使用しましたが、バーの耐久力が特徴ですので、インドア用の重い矢などにも適応します。

Spigarelli マイクロチューンレスト