ホイットのコンパウンドの2020年ラインが25日(アメリカ時間24日)に発表されます。新しいモデル楽しみですね。
また、10月1日(アメリカ時間30日)にベアアーチェリー、10月2日(同1日)にマシューズの2020年のラインが出ます。ご期待ください。
最終版のコンパウンドチューニングマニュアルが入荷しました。最終版としたのは、在庫限りで販売終了とする予定だからです。
2011年に私たちで最初にこのマニュアルを翻訳した時、いろいろと話し合いましたが、需要が読めず、100部印刷しました。対して、翻訳時にラリーとの契約で、100部ではディナー代程度の金額にしかならないので、100部ではなく、ある程度まとまった部数の印税を前払いで支払いしました。今回の3度目の印刷で、その部数に達します。
さらに再販するためには再度印税の支払いが必要ですが、山田と話し合い、これで終了予定です。現在在庫は、これまでの販売状況から計算すると2-3年程度は問題ないと思います。今よりはるかにチューニングに関しての情報が少なかった2011年から、ある程度の役割は果たせたのかなと思っています。
そして、500万アクセスありがとうございます!
明日の出社までには500万アクセス達成しそうです。ありがとうございます!
さて、ホイットの2020モデル、実物届いたので、カタログに書かれていない気になったポイントを調べてみました。まずは、ベアボウのライザーウェイトを装着した時点でセンターブッシングへの干渉ですが、B-stingerのウェイトがまさに調査にうってつけで、センターブッシングに直接ウェイトを装着する場合、30-31mmが限界です。33mm以上は装着できません。
ライザーウェイトの固定はこのようになっており、#1/#3/#4は取り外し可能ですが、少なくとも2点で固定したほうが良さそうなので、、取り外すのはどれか1つまでが良いと思います。
新しいストリングテンション調整を搭載したシステムでも、リムをねじる機能はありますが、昔と違い現在では初期状態ではワッシャーは装着されていません。調整用のプレートは付属しているので、搭載はしないものの、オプションとしては残しておいたということでしょう。
個人的に気になっていた点はすべて確認できたので、販売開始します。エクシードは大量に在庫ありますが、Formula-Xiは初期出荷在庫がほぼないです。次回入荷は9月終わりの予定です。
AVALONの新作コンパウンド用スコープが届きました。
前作のスコープは特価品に回しましたので、よろしければぜひ。
さて、新たに入荷したスコープは前作から肉抜きが施され明るく見やすくなりました。口径は29mm。

また光ファイバーピン(赤)をあらたに採用しました。ただしドットシールは付属しなくなりましたので、必要な方は別途お求め頂くことになります。
リテーナリングと一体型になったレンズは2倍、4倍、6倍、8倍の偶数倍率で用意。

在庫は4倍と6倍です。その他は取り寄せとなります。
別売りオプションとして、色違いの光ファイバー・緑が用意されています。
*径:0.4mm、長:13cm
またレベルも色違いのオプションとして赤、青、黄色がランナップ。(標準は緑)
*太:7.6mm、長:22.4mm


安価なスコープにしては結構カスタマイズできるので色々と試すことが出来ますね。

フェイスブックで松山東雲高等学校アーチェリー部さんがクラウドファンディングで合宿資金の調達を試みているというニュースがありました。6名で360万円とのことです。支援のためのリンクは下にあります。また、先週USAアーチェリーからも、ビデオセミナーの配信開始の連絡があり、1時間半で8500円です。
松山東雲高等学校アーチェリー部、アメリカの技術を学びより強く
アーチェリーのプロの世界には選手とショップとコーチの3つの世界があります。私たちはできるだけチューニングのやり方や商品情報、正しい商品の選び方などの情報を無料で発信して多くの方に知ってもらおうと思っています。私たちのようなサイトは他にもたくさんあります。また、チューニングマニュアル(9月後半に再版出ます)も1200円と、まぁ、印税・翻訳代・印刷代考えたら、プラマイゼロくらいの価格で販売しています。現在、正しいチューニングに関する世界トップレベルの情報はほぼすべて、無料、もしくは、非常に安価に入手できると思います。
対して、シューティング技術、コーチングなどの情報は、非常に限られたものしかなく、流通しているもののレベルは…まぁ、私の専門分野ではないので評価は避けておきます。
その理由は簡単で私たちは無料でチューニングなどの情報を発信しても、商品を販売することで、このコストを回収して、生活できますが、プロのコーチはその情報・知識自体が商品です。高いレベルのコーチング知識、シューティング技術についての情報を無料で発信してしまったら、飯のタネがなくなってしまいます。

私たちも何名もトップレベルの選手・コーチを招いたことがありますが、当然相場があり、プロですので一定の費用を支払いセミナーを開いてもらうわけです。私としては違う分野のプロとしてリスペクトしていますし、彼らはそれを業として行っているわけですから、請求された金額が高いと思ったことはありません。
USAアーチェリーで配信されているビデオセミナーに関して、8500円は高いというコメントをちょくちょく見ます。しかし、私たちが自らの知識や情報を無料で発信できているのは、他のところで回収ができているからであり、有用な知識や情報自体には見合う価格があるべきだと思っています。
たぶん、一番情報が流通していないベアボウのチューニングについてのマニュアルのベータ版、今月にはできるかな。。

【追記】2021年12月にこちらのシャフトについて再評価を行いました。
2020年モデルのRX7の420番が1ダースのみ入荷しました。近年のイーストンのシャフトの中で一番設計が謎のシャフトです。最初コンパウンド用だと思っていきましたが、The Ultimate Indoor Recurve Arrow Shaftとイーストン社のページにあり、どうやら、フィンガーリリースを想定しているようです。しかし、ブッシングにはS(スーパーノック)ブッシングが使用されていて、ノック溝はコンパウンドで一般的に使用されるLサイズとなっています。うん…。
さらに、大口径で柔らかいのが売りなのですが、前の記事でも書いたように、
RX7 420 = X23 2315 340 (80番柔らかい)
RX7 475 = X7 2214 425 (50番柔らかい)
RX7 525 = X7 2114 506(ほぼ違わない…)
大きく違うのは420番のみで、525に至っては20も違わないので…ということで一応1ダースに参考用に在庫しておきます。
近年アーチェリー業界でベアボウについて多く聞かれるようになり、対応できないようではだめだと、自分も1年前にベアボウ競技に挑戦し始めましたが、2020年、想定よりもかなり早く(笑)最大手のホイット(HOYT)がベアボウ競技に対応するアイテムを発表しました。ただ、個人的には、もう少しブラッシュアップしてほしい感じがします。
追加それた機能はベアボウのサイドプレート。これはGilloなどのハンドルで採用されているのですが、機能としては、重量を付加しつつ、ブッシングを生かしておくことが求められますが、この丸みでは、径が大きいウェイトと干渉しないか心配です。アメリカで普及している31mmならいけるのかな?YOSTウェイトなどは難しいでしょう。届いたら試してみますが、もう少しスペースがあったほうが良いかと思います。
アルミバージョンのフルセットで425g、ステンレススチールのフルセットで907gです。
もう一つは、近年ベアボウで人気のCDアーチェリーのハンドルデザインのように、リムポケットに重量を付加できる機能です。ベアボウではスタビライザーは使用できないので、ピボットから離れた場所にウェイトを置くことで振動の減衰を狙います。1つ43gで、上下に最大4つ約200gの重量を追加できます。リカーブでも使用できますが、リカーブならウェイトの追加よりもモジュラータイプのタンパーを上下に付けたほうが効果が大きいと思われます。

また、ベアボウのアーチャーの多くは、視界の邪魔になるので、クリッカープレートを使用しませんが、このハンドルでは、クリッカープレートがプランジャーの位置を決定するので、その選択肢ができません。
まぁ、新しいハンドルでベアボウに対応するオプション出してみたといったレベルですが、アメリカには多くのすぐれたベアボウアーチャーがいるので、その方たちからのフィードバックを得て、何年かのうちには競技的なベアボウオプションを完成していくものと考えます。少なくともホイットがベアボウに対応することをアナウンスしてくれたことは喜ばしい限りです。今後が楽しみです。
続く(次回はハンドル入荷後に)
(USA Archeryより – 自分で撮るの?? – リムボルトもう変えてるw)
このブログを書き始めて計12年となりましたが、現在497万回アクセス、10月には500万に達しそうです。いつも読んでいただき本当にありがとうございます。
日ごろから心がけていることは、客観的な記事を書くことです。某アーチェリーメディアは広告主に好意的な記事しか書きませんが、それはそれで仕方ないのかもしれませんが(私たちは広告なしで書いているので圧力は特にない)、それでお客様に正しい事実を伝えられるのでしょうか。ずっと書いていますので、良くないものはよくないと言わないと、次の年、メーカーが不具合対応した時に指摘できないのでは。物事には流れがあるのです。なぜ、そうなったのかを書くためには、前の年に客観的な記事がないと繋がりません。
さて、ホイットから新しく登場したストリングテンション調整が、どのような状況に役に立つのか、他のチューニングとどう違うのかは昨日の記事に書きましたが、昨年の2019年ラインについて、当時私は「謎」と書きました。その時の私の予想は、
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タイトルには謎と書きましたが、正直、マーケットに出して、新しいシステムの評価を試して2020年(オリンピック)に向かう感じかなと感じています。なので、通常はホイットのリカーブ上位モデルは2年ごとの更新ですが、来年の2020年(19年秋発表)にも、フォーミュラーXを踏まえての何か出る気がします。
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しかし、すべてのアーチャーが矢速のみを求めるものではなく、だからこそ、ウィンは6以上も競技用上位モデルをそろえていますが、矢速が速いというリムの一本勝負に最大手のホイットが打って出ます。なぜそんな必要がという疑問でいっぱいです。
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と、2点について書きました。両方ともホイットは答えを出してきましたね。ハンドルに関しては、そのままズバリ予想が的中したと思います。しかし、リムの方に関しては、まさかの結果に。
リムはホイットは「1種だけ」「矢速が速ければいいってものではない」と書きましたので、新しい性質の「リム」ができるものと予想していましたが、まさかの、ハンドル側を調整することで、リムにバリエーションを出すという機能でこの問題を解決するは全く思いませんでした。本当に感心しています。お客様にとってもメリットですし、私たちにとっても在庫・流通上、助かることになります。
さらに大事なことは、これはリムではなく、ハンドルに搭載された機能ということです。つまり、ホイットのハンドルを使用すれば、リムは他社のものでも3種類のクリッカーゾーンの感覚をチューニングで得ることができるということです。
ただし、注意していただきたいのは、このシステムはホイット史上最速のVelosリムに合わせて作られたもの、つまり、基本的には最速のリムを落とす(引きをスムース)方向にするものであるということです。ですので、基本的には他社のリムでも速さ重視の硬めのリムが合うと考えます。他のハンドルで矢速があまり出ないようなリムを、このハンドルのパフォーマンスポジションにつけたら、すごく性能が出るといった期待はしないほうがいいでしょう。
競合他社はどうするのか。ホイットは可動式のリムボルトを導入し、リムをねじるシステムを導入しました。が競合他社はどこも追随しませんでした。まぁ、結果を見ればその必要がなかったのでしょう。
しかし、このシステムは、発売されたばかりなので、断言はできませんが、安定性の面でだけ問題がなければ、多くのアーチャーに恩恵をもたらすシステムです(*)。同様なシステムが可能がどうかはわかりませんが(**)、同様にポンド調整、ブレースハイト以外の第三の方法でリムの性質を変更できる仕組みを、競合も考えるのではないかと思います。
*例えばリムをねじるシステムは、リムがねじれている人にしか恩恵はない。可動式リムボルトはリムから音が出る人にしか恩恵はない。
**このシステムがホイットの特許かわかるのは基本18か月後。
続く(ベアボウ編)