ウィン&ウィンの2014年モデル入荷 – その三は「INNO AXT」

DSC_0056ウィン&ウィンの2014年モデル入荷の最後は、INNO AXTハンドルです。CXTをアルミハンドルとして設計し直したモデルです。

20140428_173230正式な入荷は今日が初めてですが、選手向けのデモ用のハンドルで、さっそく今年のワールドカップのインドアステージ3でメダルを獲得しました。

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DSC_0058CXTハンドルとの違いはまず重さ。AXTハンドルの重さはウィン&ウィンのハンドルの中で一番重く1,340グラムです。AL1ハンドルよりも20グラム(ウェイト1個分)重い設計になっています。また、もう一つの違いはカウンターブッシングがあることで、位置はAL1と同じセンターブッシングの裏側、グリップの真下です。

DSC_0060リムポケットのセンター調整機構もAL1と同じです。大きさはウィン&ウィン専用ではなく、MKやホイットのリムも使用できる大きさになっています。

ホイットのハンドルは近年軽くなってきていますので、重みのあるアルミハンドルをお探しの方にお勧めです。ただ、性能的な飛び抜けたポイントはないので、WIN&WINのINNO CXT以降の競技用モデルをお持ちの方であれば、買い替えても大きな違いは感じられないと思います。WINACT/WINACT-XTなどからの買い替えであれば、剛性の違いは感じられると思います。最新技術を搭載したモデルというよりは、ウィンのハンドルの新しい選択肢の一つですね。

ウィン&ウィンの2014年モデル入荷 – その二は「INNO MAX新色」

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DSC_0055ウィン&ウィンの2014年モデル入荷のその2は、INNO MAX新色の黒/ゴールドです。まぁ、性能的には特に新しい点はありませんが、裏のリムボルトロックねじまでゴールドになっているのは驚きでした。ちゃんと仕事していますね。

本日入荷分はすべて事前に連絡をいただいて、取り寄せ注文をしている方の分として納品されます。次回入荷はすぐの予定ですが、ゴールデンウィークの関係で、荷物が動かないと少し遅れます。カートで注文できるよう色を追加しまた。

ウィン&ウィンの2014年モデル入荷 – その一は「ラピード」

ウィン&ウィン(WIN&WIN)の2014年モデルが入荷しました。 まずは、ラピード(RAPIDO)のレビューです。 この後はAVTを書きます。以前の記事で予告した通り、WINACT-VTだけは製造が遅れています。出荷されているのは、ラピードはINNO AVTだけです。
1483479_551457481615231_928935301_oラピードに関して言えば、ようやく理解ができたような感じです。上はラピードが2014年の新型低価格カーボンハンドルとして発表されたときにあがった写真ですが…いくら低価格とはいえ、こんなチープなデザインで売れるのかと心配になりましたが…最終的にはいくつか細かい修正がされ、ちゃんとしたカーボンハンドルとして入荷してきました。

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その形は…RCX-100そっくりになりました。

DSC_0050前からの写真を比較するとこんな感じです。左がラピードで、右がRCX-100です。見た目は酷似しています。では、その違いとは何か。一つは素材、もう一つはリムポケットです。

DSC_0051ハンドルの素材ですが、RCX-100はほぼカーボンだけで製造されているモデルです。対して、低価格モデルのラピードはカーボンとクラス繊維を混ぜて製造されています。カーボン量が少ない分、価格も安くなっています。

では、ただのRCX-100のダウングレードモデルかと言うと、そうでもなく、INNO MAXやUUKHAのハンドルでとられている精度向上ための機構を同様のものが搭載されています。コンポジットカーボンとリムを直接接合させると、どうしても最終的な精度調整が落ちます。その対策として、INNO CXTでは金属プレート、UUKHAのハンドルでは特殊プラスチック樹脂・フォージドジュラルミン・黄銅の3つ素材を組み合わせたリムポケットを、INNO MAXでは、センター調整機構全体をアルミで独立させるという仕組みが考案されましたが、ラピードではUUKHAの設計に近いものが採用され、リムポケット全体をカーボンではなく、精度のコントロールが容易なプラスチック樹脂にしています。

DSC_0052白のステッカーの後ろに隠れているねじが見えるでしょうか。ここはお客様がいじるところではありません。あくまでも説明のために書きます。ウィン&ウィンの説明では、ハンドルが完成した後、ハンドルを測定し、この部分のねじで調整をしながら、最終的に樹脂製のリムポケットとグラスカーボン製のハンドルとの精度をすり合わせ、完璧な精度を実現して出荷しているとのことです。このネジは調整に使うものではないのでご注意ください。

ということで、最初は位置づけがよくわからなかったラピードですが、素材はチープでも、その価格帯でできる工夫を施して、ハンドル全体、リムと合わせた時の精度は上位モデル(RCX-100)に勝るとも劣らないものに仕上げたのがラピードと言えます。

お手ごろな価格(3万円台前半)でカーボンハンドルを試してみたい方にはおすすめな一本です。

CXのもう一つのモデル – メダリオンXR

低ポンドチャート表昨日販売開始したCXのエクストリームとSSTが順調に売れていてうれしいです。10日ごとに入荷しますので、在庫がないものはその程度で補充されます。

さて、イーストンのシャフトは品質は決して悪くないです。CXの取り扱いを始めたのは、イーストンのシャフトのラインナップにないが、お客様の要望はある空白地帯を埋めるためです。

そのためのもう一つのシャフトを紹介します。5月の便で入荷予定です。

前からお客様に言われていたのは、高品質の低ポンド用の競技用シャフトに対する要望です。この要望に応えるためにメダリオンXRというシャフトの取り扱いをすることにしました。a608436999fcf59f631d3b4f5f43fd8f

このシャフトの特徴は

– 他社では上位の競技用モデルに使用されているのと同じ24Tカーボン 100%

– 精度に対する高い耐久性

– 細く軽量で低ポンドでも低い弾道を実現できる

– ピン/ピンノック使用でシャフトに対する高い保護力

– 完成矢で1万円後半

というものです。低ポンドでも高性能のシャフトを使用したいというお客様、または、コーチたちの希望をほぼ叶えていると思っています。

低ポンド比較表

細く・軽量で低い弾道を実現できることに関しては、上のチャートを見ていただければと思います。2000番ではイーストンのシャフト(2036)より23%も細く、11%軽量であることが確認できるかと思います。低ポンドのアーチャーにとって軽量であることは何よりもの利点です。また、風の中でも安定して飛ぶために、シャフトを重くして安定させるという選択肢はあり得ないので、細いシャフトも大きな利点となります。

次に高い精度ですが、これは低ポンドのシャフトならではの話です。カタログ値でもメダリオンXRはJazzよりも遥かに精度が高いですが、XX75のカタログ値は精度が”.002″なのに対して、メダリオンXRは”.003″です。カタログ値はXX75のほうが精度が高いですが、1416はちょっと練習するとすぐに曲がってしまうような矢です。

これは、現場でキャデットや初心者を指導している人であれば、わかっていただける話だと思います。アルミシャフトの利点は曲がっても(精度が落ちても)修復できる点ですが、1416のようなシャフトは本当にすぐに曲がります(1616以上の太さであればそんなことはないです)。つまり、出荷時の精度が高くても、すぐに精度が落ちるのです(指導者がこまめに直していれば別です)。

対して、メダリオンXRは24Tカーボンを100%使用したカーボンシャフトのなので、長時間出荷時の精度を保つことができます。まぁ、この利点はアーチャーというよりも、指導している人、道具のチューニングをしてあげている人にとっては大きな朗報かと思います。

シャフトの性能として、ACGとほぼ同等ですので、ACGが選択できる1300/1500番台のアーチャーにとっては、新しい選択肢の一つにすぎませんが、XX75の1416や、チャート表で1800/2000番台に当てはまる選手にとっては、現在市場に出回っているシャフトの中では最適な選択肢だと思っています。

5月に販売を開始する予定です。ただし、初心者用ではありませんので、最初のシャフトはやはりアルミシャフトをお勧めします。折れない限り、脚をうっても、板をうっても、コンクリートをうっても、直せるのはやはりアルミシャフトだけですので。問題なく的に矢を載せられるようになってから、選択すべきシャフトです。

CX(Carbon Express)のナノ・エクストリームとナノ・SSTが入荷しました。

DSC_0045新しく代理店になったCXから、まずはナノ・エクストリーム(Nano Xtreme)とナノ・SST(Nano SST)が入荷しました。

426105_10200411055229585_1206825740_nCXのリカーブシャフトのシューターで日本でも有名なのは、やはりフランジィーリでしょうか。CXに切り替えてからは、ロンドンオリンピックで金メダルを獲得。96年のオリンピックでの銅メダル、2000年のオリンピックでの銀メダルで、全色コンプリートです♪

CXの競技用シャフトの精度・性能に関しては、もう実証されているので、今回日本での販売に当たって、一番告知して、お客様に知っていただかなければいけないのは、イーストンシャフトとの違いだと思っています。

イーストンの競技用シャフト(X10とACE)から移行する場合、簡単に書くと、

1.ワンサイズ柔らかいシャフトを選んでください。

2.ポイントを10グレイン軽くしてください。

この二つを理解してシャフトを選択していただければ、正しいシャフトを選択することができます。
cx_archery_windイーストンの競技用シャフトと比較して、CXのシャフトが提供するのは風に対する高い抵抗力と矢速の向上です。風に対して強いシャフトとは、簡単に言えば、細く、かつ、重いシャフトです。

細いシャフトは断面積が減少するので、風の影響を受けにくくなります。重いシャフトは高いエネルギーを保持することができるので、これもまた風の影響を受けにくくなります。

上のグラフはイーストンのX10とACEとCXのシャフトを比較したものです。細さではCXの矢が圧倒的に細いのに対して、重さは、イーストンのシャフトよりも硬いスパインでは重く、柔らかいスパインでは軽くなっていることが確認できるかと思います。硬いスパイン(400番など)で重くなっているのは、高いポンドではシャフトはむしろ重い方がよりエネルギー効率が向上し、高いエネルギーを保持して失速しないのに対して、柔らかいスパイン(1000番など)では、単純に軽い方がメリットが大きく、低い弾道と速い矢速を得ることができるためです。

これらの性能を実現したCXのシャフトの特徴ですが、まずは、非常に高弾性の46Tカーボン素材を使用していることです。メリットはしては、シャフトの耐久性が向上し、高い頻度で使用しても、スパインが落ちないことがあげられます。注意していただきたいのは、耐摩耗性が非常に高いというのが特徴であり、非常に強度が高いというわけではありません。強度は実射テストではイーストンとほぼ同等かわずかに高いくらいです。

46Tカーボンを使用したことによって達成したのは、使っていてシャフトがヘタって来ないということで、的の脚や防矢のための板とかに射ってしまったときは、イーストンと同じような壊れ方となります。

話を「1.ワンサイズ柔らかいシャフトを選んでください。」に戻すと、スパインというのは静的に測定されるものです。それに対して、イーストンのシャフトに対して高い弾性力のある素材を使用しているCXのシャフトでは、スパインが同じでも、ダイナミックス(動いているときの反応)が全く異なります。そのために、スパインはワンサイズ柔らかいものを選択してください。ワンサイズ柔らかいスパインでイーストンのものと同じ挙動となります。

次に、「2.ポイントを10グレイン軽くしてください。」という点ですが、これはCXの特許技術に関わるものです。イーストンのX10とACEはCXのNano XTremeとSST同様に複合スパインシャフトですが、バレルシャフトと言って、中央部のカーボン量を単純に増やすことで、異なるスパインを実現しています。それに対して、CXでは特許技術により、シャフト全体均一なカーボン量で異なるスパインを実現しています。そのために中央部分に重さが集中しているバレルシャフト(X10/ACE)から買い替えの場合、10グレイン軽いポイントで同じF.O.C(矢のバランス)となります。矢のバランスを変えたくない場合は、10グレイン軽いポイントを選んでください。ACG/ACC/カーボンワン/アポロなどのストレートシャフトからの買い替えであれば、ポイントの重さを軽くする必要はありません。

この2点を考慮していただければ、必ず、CXのシャフトのすごさを分かっていただけるはずです。特に、600番から柔らかいスパインでは、必ず実感できると言っていいほどの違いを生むシャフトです。

今、自分でも使っているCXのナノ・プロシャフトは2007年発売で、少しずつ愛用するトップアーチャーが増え、今では、どの国際大会でもメダルに絡めるシャフトにまで成長しました。ナノ・エクストリームシャフトも、2020年東京オリンピックを目標に、長い目で育てていきたいと思っています。値段は安くありませんが、UUKHAのリムのように少しずつ、愛用者が増えていければよいかなと思っていますし、メーカーの担当者も賛成してくれているので、少しずつ売っていきたいと思っています。

コンパウンド用のシャフトは現在テスト中です。5月に販売を開始できるよう準備しているところです。

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sha_da1_6142また、現在行われている上海ワールドカップで、日本は男子団体で決勝戦に、女子団体で三位決定戦への進出が決まりました。

男子団体決勝戦は日曜日の12時、女子団体三位決定戦は日曜日の11時に行われる予定です。そして、男子団体で日本に負けましたが、ウクライナチームが試合に出場してきましたね。いやー、良かったです。

2014シーズン最初の世界戦 – CXのハンセン選手が713点

10151788_245592632293747_6839522782235626924_n1CXからのシャフトの入荷は明日の予定で確定し、補助的な資料などを作っていたのですが、今行われている上海ワールドカップで、CXのシューターの一人、デンマークのハンセン選手(HANSEN Stephan)が713点(357-356)で予選ラウンドを1位で通過したといううれしいお知らせがありました!!

ちなみにインタビューによると357点の内訳は(60-60-60-57-60-60)だそうです。

彼のセッティングは下記の通りです。

弓 : PSE スープラ(Supra) Max 2013 59,5ポンド 28インチ & プロストップ
矢 : Carbon Express Nano-Pro
ポイント : 工具鋼ポイント 120gr
ピック : FIVICS ピンノック Lサイズ
ベイン : FFP 187

日本では4月から50mwという形式にかわりましたが、世界で戦うためには50mだけ練習すればいい(ちょっと極論ですが)となった今度のワールドカップでは、予選28位までの選手がすべて700点アップしています。

自分も頑張らねば!!

Precision Archery Reticlesのリングシールが入荷しました。

 

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リングシールとは言いますが、外径1.9センチの方はもはやマスクレベルの大きさですね。

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エイミングの補助としてドットシールやファイバーピン、リングシールなどが存在しますが、いずれを選ぶかは射手次第です。

ファイバーピンやドットで「X」を隠して狙うか、リングシールで「X」を囲んで狙うか。

的を狙う心理状態は人それぞれどころか、同じ人間でも状況によってはかなり変わります。

そういった状況下でも一定したエイミングをもたらせるようにピンやドット、あるいはリングを選びます。

ただ、こればかりは試してみないと分からない部分が大半を占めるので、コレ!と言った方程式が無いだけに困りもんです。

そんな中、今年の初め辺りから海外で流行の兆しを見せ始め、国内でもちらほら装着している選手も現れ始めた「Precision Archery Reticles(プレシジョンアーチェリー・レティクル)」から上記のリングシール(ミディアムサイズ)が入荷しました。

コンセプトはズバリ「心安らかに狙う!」

的紙のほとんどを隠して、中心部分のゴールド(9/10点エリア)しか見えなくするので、他のエリア(赤から外側)が見える事による心の負担(ストレス)を少なくする効果が期待できます。言い換えるとゴールドに対しての意識(集中力)が増す、とも言えますね。

反面、風の強い場面でエイムオフを強いられる場合は、さすがにキツイかもしれません。選択を間違わないように。

 

現在はミディアムサイズのみの取り扱いです。

レンズ倍率と引き尺とで照らし合わせたサイズのチャートは商品ページをご覧ください。

ウィン&ウィンの2014年の新商品について

bbd2b2ff8f4baee1032dbe5b5fec9e1736936b95--ウィン&ウィンの2014年の新商品についての正式な連絡がありました。弊社に対しての案内で、他のプロショップでは事情が異なるかもしれませんので、他店で購入予定の方はそれぞれにご確認ください。

4月の中旬に2014年商品の最初の納品が開始されています。

来週に

– INNO MAXの新色(上の写真のゴールド)
– INNO AXT
– RAPIDO

の入荷が確定しました。たぶん来週の月曜日です。

それとは別に、一番在庫して販売したかったWINACT-VTの製造が遅れており、5月にずれ込むとのことでした(AXTも一部色の製造が完了していないので…なんだかんだで6月になるのではないかと勝手に予想)。RAPIDOリムも納品できるといわれましたが、こちらは発注予定はなく入荷しません。価格の割に性能が…また、価格がわずかにしか違わないWINACT-VTリムとの差別化も難しいと判断したためです。取り寄せで必要な方のみ提供いたします。

詳細のINNO AXTとRAPIDOのレビューは入荷後、できだけ早く行います。

あと、今在庫切れのION-X用のステルスショットもスケジュールされました。今日の夜出荷される予定なので、6営業日程度で入荷します。