レオワイルド選手、決勝戦進出をかけた試合でパーフェクトスコアを何度もたたき出しているシュロッサー選手と対決。4エンド目までパーフェクトのまま1点差だったのが、最終エンドで149対149の同点に。
Author Archives: 山口 諒
ワールドカップ、エリソン選手597点の世界記録タイで予選通過
昨日行われたワールドカップインドア2015・ステージ2ではエリソン選手が597点の世界記録タイで予選を通過しました。写真は大量にあるので、日本に帰ってから整理しますが、トップ通過のエリソン選手の写真をいくつか。
Vバーの開き角度は90度以上でした。最も気になるのはリムボルト。この位置だとかなりポンドダウンしています。スタビライザーはビースティンガーの最新モデルですが、Vバーは生産が終了しているシルバーモデルです(メーカー在庫もなし)。弓は地面に直置きです。
スタンスはコンパクトでスタンダードなオープンスタンス。シューズはソールに厚みがあり、少し角度がついているタイプのナイキのものですね。どのモデルかわかる方はいますか?
後、なぜかこんな写真が。スタッフに確認したころ、エリソン選手のノッキングポイントだそうです。何か仕掛けがないか見てみたとのことですが、一般的なノッキングポイントだと思います。
あ、一点改造点があり、リムポケットの部分の穴を全部ふさいでいました。話を聞いたところ「ウェイトを増やすため」だそうです。たぶん(重さのある)パテだと思いますが、試合中だったので素材までは確認できませんでした。
あと、20分で1/8ラウンドの開始です。優勝するのは誰でしょうか?
シューターインタビュー : ステファン・ハンセン
ワールドカップ・バンコク・ステージ2の夜。長年代理店として仕事を一緒にしてきたPSEの担当者の協力によって、デンマークのトップアーチャーで、ステージ1を優勝で飾ったステファン・ハンセン選手にインタビューをすることができました。その前にアメリカ代表だけではなく、イーストンとエリートと、メーカーの技術を担当してきたローガン選手に対して、ステファン選手は純粋なシューターです。その違いを引き出せるようインタビューを行いました。まぁ、それでも、せっかく最高の選手にインタビューする訳ですから、マニアックなことしか聞いていませんが、マニアック(高いレベル?)なレベルで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
以下、インタビューです。
ワールドカップ、弊社坂本、自己新で決勝進出も相手はパーフェクト…
本日行われたワールドカップ予選にて、通販担当の坂本が自己新で予選を29位で通過しましたが、決勝トーナメントの初戦の相手はミスター・パーフェクトのシュロッサー選手。

もちろん、パーフェクトで負かされましたとさ。なんか去年も見た光景…日本人相手に2年連続のパーフェクト。

自分は284点で折り返すも、諸事情で1本Mを射ち、どうしようもない結果になりました。
塩飽はポンドダウンして、アポロシャフトとAXIOMリムで挑み、536点で決勝進出にわずかに届かずでした。
来年にご期待ください。精進します。
マニアックインタビュー : ローガン・ワイルド
ワールドカップインドアインドア1日目はレオワイルド選手のサプライズから始まりましたが、公式練習は好調のうちに終わりました。
前回は準備が足りず、もともとディートン選手にインタビューする予定でしたが、タイミングを逃しました。トップ選手が時間をとって対応してくれるのは基本的に公式練習日だけです。これ以降はいろいろとかかった緊張のある時間になってしまいます。なので、今回は事前に連絡を取り、公式練習後にローガン・ワイルド選手に時間をとってもらい、インタビューをしました。
ローガン選手はアーチェリー業界でも超トップのエンジニアです。自分が尊敬するアーチャーの一人です。1999年にアメリカ代表になってからは多くの大会で優勝しただけではなく、イーストンに勤務し、商品開発から技術サポート(消費者ではなく契約しているプロアーチャー向け)までこなしているので、チューニングや他社商品には詳しく、現在はシャフトメーカーから、弓のメーカーのエリートに移籍して同じような業務を担当しているので、彼ほどの知識を持つにはあとどれほど頑張ればよいのか見当もつきません。道具についても、技術についても、シューティングについても、すべて一流です。
そんな、すごい人にインタビューするわけですので、心がけたことは特にマニアックなことを聞くこと! インタビューにありがちな「今年の目標」とか、「集中法」などありきたりなことは聞かず、ひたすら細かい点にフォーカスしました。どんな質問にも快く回答してくれたローガン選手に感謝です。
以下、インタビューとなります(1時間10分)。
レオ・ワイルド、ホイットからエリートに転向!!
3Dアーチェリーで最強のアーチャーがエリートに転向
今日からバンコクでワールドカップです!
アーチェリーのネット情報サイトについて
私自身は2007年からアーチェリー情報のサイトを運営していますが、それよりも前から存在する先輩方のサイトがいくつもあります。今では多くのメーカーと取引するプロショップを経営している関係で、わからないことがあれば、メーカーのエンジニアやそれらを使っているプロ選手の方に質問すれば返信が返ってきますが、以前には多くの情報をネットから入手してきました。
なかには間違った情報、人を誤解させる書き方(*)のサイトもありますが、非常に有用なサイトとして参考にさせていいただいたArchery Cityさんのサイトがサーバー会社のサービス終了によるものと思われる理由で閲覧できなくなりました。つい最近、フィールドの勉強の時にもお世話になったばかりでびっくりです(12月からのようです)。このような有用な情報が書かれているサイトが見られなくなってしまうのは非常に残念です。
*記事に日付がないサイトは要注意です。ネットサイトは古いもので1995年くらいから存在するので、古いものだと20年以上前の情報だったりすることもあり得ます。ご注意を。
現在アクセスできませんが、一応URLは http://www.usiwakamaru.or.jp/~doraemon/ です。
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Understanding the Effects of 3rd axis より
そういえば、先日、海外では一般的なサードアクシスの調整について書いた時に、これまで日本語のアーチェリーサイトではどういった説明がされているのか調べてみたら、
(ここから引用)
従来のリカーブサイトには1軸(1stAxis)と2軸(2ndAxis)の調整(可動)は備わっていたのですが、リカーブでは通常3軸の可動は必要としませんでした。ところがコンパウンドの場合はレンズを使い、視線がその中心を垂直に通過することを求められる(理想としては)ため、コンパウンド用を強調する意味から「3rdAxis」(3軸)を可動できる機能が付加されたサイトあるいはスコープが登場したわけです。
しかし実際には、コンパウンドにおいても不要な機能とはいいませんが、コンパウンドの場合はピープサイトを使いストリングの中(弓の中心)からサイトを見るため、サイトベースが真っ直ぐにハンドルにセットされていればこの軸の微調整はほとんど必要ありません。そのためコンパウンドにおいてもリカーブ同様に、1軸と2軸でレンズはほとんど視線に垂直に固定できます。
(ここまで引用)
というトンデモない説明をしているサイトがありました…涙
グーグル検索などでこのサイトの方が上に検索されることを祈るばかりですが、サードアクシスとは、コンパウンドボウの設計でケーブルが片方だけからカムにストレスをかけることによって、フルドロー時に弓が手の中で回転としてしまう現象(トルク)によって、レベル(水準器)に起こる不都合な現象を修正するための機能です。
そのずれは確かにわずかで、ずれていてもゼロ度(レンズが地面と垂直)の状態では、シューティングに全く悪影響を与えませんが、発射角がつくにつれて、そのずれは水準器に大きな影響を与え始め、経験上、15度以上発射角がつくと明確にスコープのレベル(水準器)に現れます。なので、ターゲットアーチェリーでは基本不要ですが、ダウン40度からアップ40度くらいまでの80度もの幅広い発射角の中で競技することが求められるフィールドでは(高い点数を得るためには)絶対的な必要な調整です。
高いレベルでアーチェリーをしたいのであれば、ちょっとずれていてもいいものではありません。リカーブでいえば、近隣のC番号を混ぜて使うくらいの差でしょうか。ご注意ください。
競技用ストリングメーカー・ウィナーズチョイス工場見学
弊社で販売しているアメリカの競技用コンパウンドストリングメーカーのウィナーズチョイスの工場の動画がアップされました。
手巻きで巻くときのやり方は同じですが、見慣れない独自の道具がいくつも登場します。特に10秒あたりから登場する巨大なマシンは…自動回転式のストリングジグでしょうか…すごい設備です。







