業界が変わるか、それはあなた次第!

お客様からコメント欄で情報をいただき、いろいろと再調査しました。その結果、これまでのいくつかの記事に変更が必要となり、この記事にまとめました。この記事で変わった部分を集約して報告し、過去の記事はその時点では間違っていないので、書かれた日とともに変更修正は加えていません。

読んでいない方のためにかんたんに説明すると、渋谷アーチェリーは弊社と価格では競合せず、同じ価格で販売することを4年以上は継続してきました(始まった時期は不明)。そのとき、販売価格と卸価格と実質価格(販売価格から還元ポイントを引いた価格)とがあり、そのバランスがおかしい商品がありました。

それが2022年の価格改定で、渋谷アーチェリーは弊社との価格の連動を解消し、お客様から報告された商品では70%以上という過去に聞いたこともないほどの値上げがされています(この記事の執筆時点)。その過激な値上げによって、価格の歪みが概ね”解消”されたようです。

詳しくは上記の記事で詳細に説明していますが、卸価格は定価からパーセンテージで計算され、例えば、定価の55%といったように決められます。渋谷アーチェリーのオンラインショップでは概ね、定価の80%をベースに販売価格が定められています。そして、今回の値上げでは、(50%を超える)異常なポイント還元率を一律で30%を上限に設定されています。そのために、定価 x 80%(販売価格) x 70%(実質価格) = 56%となり、55%の掛け率で契約しているプロショップでは、渋谷の小売実質価格が卸価格より安いという商品は存在しなくなります。卸価格が小売価格より安いねじれ状態がついに解消しました。個人的には良いことだと思います。

久しぶりに渋谷アーチェリーのオンラインショップの価格みましたが、WINとKAP(仕入先は同じはず)で大幅に割引率が違う(KAPが高い)のと、FIVICSのハンドルとリム・シャフトの取り扱いがないのですね(タブは売っているので仕入れはできるはず)。それでうちに大量に注文があるのが納得です。FIVE-Xシャフトの主要スパインの在庫を1ダースずつから2ダースに変更しようと思います。

さて、これは現在の東京近郊のアーチェリーショップの分布です。北にアサヒさん、西に渋谷アーチェリーさん、東にエンゼルさん、南に弊社、中央にKプロさん、そして、結構離れた場所にクラウンさんがあります。もっとも近い渋谷アーチェリーから有料道路を使わずに1時間20分、電車でも同じくらいです。なので、過去にあった弊社の大宮店と同じくらいの距離感ではないかと思います。

私は身近にプロショップがあるべきだという信念のもとに、プロショップがなかった大宮にプロショップを出店しました。店長だった村田が家業を継ぐために退職したのが閉店の理由ですが、経営的に大成功かといえば、予想ほどではなかったです。自分の分析では、埼玉の方はみんな喜んではくれて、店舗に寄ってくれたものの、同じ価格なら、結局は大手で買ったほうがいいよねという流れに勝てませんでした。もちろん、自分の力不足です。

そして、時は令和。再度、若いアーチャー達が地元に根付く形でのプロショップの展開に挑戦してくれています。同じ価格なら近い店で買う、少し高くても近くの店で買うとなるかが再び彼らの挑戦の成功の鍵ではないかと思います。私は失敗しましたが、彼らが成功することを願っています。そして、それを決めるのはお客様です。

私の大宮の経験で言えば、長くても5年で結果が出ると思います。5年好調な経営ができれば、もう大丈夫です(*)。なので、弊社より独立した米田のKACグループはもう安泰だと思っています。若いプロショップたちがどうなっていくのか、2026年頃に答え合わせの記事を書きたいと思います。

*設立当初人間関係でお金と関係なく協力してくれた友人が、うちでいえば、日本代表で金メダルを獲得した田熊(結婚)、千葉国体代表の内海(結婚)、発送担当の佐藤(大学院卒業後の就職)、海外担当の塩飽(大学院卒業後の就職)、結婚や出産、家を買う・転勤などで離れていき、本当に給料を支払って雇用関係という中でプロショップを経営をしなければならなくなるまでの時間が5年位。今やメ〇〇リやリク〇ートなどの超一流企業に務める優秀な人材に時給1000円で仕事をしていただき本当に感謝しています。


2022年は波乱の年になりそうです。

先日、ホロホロ鳥を頂きました。昔、神奈川の動物園でホロホロ鳥を見たときに「うまそうだな」とつぶやいたところ、めっちゃ彼女に引かれたのを思い出し…食べたことのない方には、食材に見えないんでしょうね。今までに頂いたことのない大きなポーションでびっくりしました。

さて、渋谷アーチェリーさんが商品全体の値上げをするというお知らせがあり、今まで、概ね弊社と同じ価格で販売をする方針を撤回するのかなと思って、注目していましたが、蓋を開けてみると、そうではなく競合プロショップに対する一斉値上げが行われたようです。

説明すると販売価格が値上げされた分ポイント還元が更に拡大し、実質の販売価格は固定されています。販売価格1500円(ポイント400円で実質1100円)が値上げされて、1700円(ポイント600円で実質1100円)となってもお客様にはそこまで影響はないと思います。しかし、競合プロショップに販売するための卸価格は定価の60%といったように、定価からパーセンテージで計算されるので、定価が高くなった分、そのまま卸価格は高くなります。

ですので、今回の値上げは実質的には国内卸価格の10%の値上げとなり、卸価格は高くなったのに、渋谷アーチェリーの販売価格は(実質)値上げしていないので、他のプロショップはそれなりにきつくなります。一部の商品に関しては、ポイント還元を引いた実質価格よりも、卸価格のほうが高いのではないかと思います。

ここ何年かアーチェリー商品の価格は安定していたので、他のプロショップの動きや価格に注目することはありませんでしたが、2022年は他のプロショップさんの動向に久々に注目してみたいと思います。きつくなるところが出るんじゃないのかなと心配です。

ただ渋谷のやり方はもう限界に近いのではないかという思いもあり、例えば、セーカータブは10560円ですが、販売価格の半分以上(51%)にもなる5360円のポイント還元があり…販売価格の50%以上をポイント還元するような業界は思いつきません(あれば教えて下さい)。せいぜい20%くらいまでが適切ではないでしょうか。まぁ、お客様が疑問に思わず受け入れている限りは問題ないとは思いますが。

さて、弊社でいうと商品の仕入れ価格の変化はほぼありません。ただし、国際便の送料が20%程度値上げされています。このコストは販売価格に転換したいと思ってはいますが、送料ですので、どの商品に乗せるか迷っているところです。なので、タブとかノックとかの価格は変わらないと思いますが、アーチェリーケースとかの低価格の大型商品、ウェイトなどの重さがある商品については近いうちに10%程度値上げするかもしれないと言う状況です。ご理解いただければ幸いです。

EMS特別追加料金の導入のお知らせ


久しぶりの業界昔話5 – 昔じゃない話

5回目の最終回です。これまでは昔の話ですが、現在進行・将来の話となりますので、ほぼ私見です。また、その予想に対しての会社としての対応も書いておきます。

ここまでの記事で書いたように、弊社は00年代のアーチェリーショップというローカルだったビジネスが、グロービルなビジネスになってしまったタイミングで参入しました。近年、ダイナシティのような国産メーカー再誕生や、前回の記事のように韓国メーカーを中心に、メーカーが日本語でのビジネスに対応することで、もしかしたら、アーチェリーショップというビジネスが再度ローカルビジネスに戻るのかもしれません。

ビジネスがローカルとなるということは、プロショップを始めることがより簡単になるので、多様なプロショップがこれからも登場するかもしれません。新しいプロショップがどんなことを仕掛けてくるのか楽しみです。

→ 弊社としてはローカライズされるとしても、利潤ベースとなるはずなので、お金になる競技リカーブ・学生向けアーチェリーだけと予想しています。10年代以降力を入れてきた、コンパウンド・ベアボウ/フィールドカテゴリーでは、そのような変化はなく、今後も影響はない分野を深堀りしていきます。

一方で心配しているのは、国内での韓国メーカー代理店のビジネスのやり方です。前回の記事を10月8日に書いて、会社も練習場の休みの今日に最終章を書こうと思っていたのですが、それに合わせたかのように(偶然だとは思いますが)、昨日まで、某メーカーの総日本代理店が「総代理店の真骨頂」と銘打ったセールを行いました。

価格自体は弊社や渋谷アーチェリーとそこまで変わらないものでしたが、まさに恐れていたというか、起きてほしくない事態が起きてしまったと感じています。特に「総代理店の真骨頂」という言葉は象徴的です。

私たちは代理店として業界でそれなりに評価されていて、近年新規メーカーとの契約で拒否されたことはほぼない(*)のですが、それは代理店として商品を適切な価格で販売しているからでしょう。説明として、代理店となったスカイロンのパラゴンシャフトを例にします。

*YOSTとは結べませんでした。

弊社が最初にパラゴンをリカーブ用として紹介し売り出しましたが、このときにつけた金額が13800円(2018年9月)です。もちろん商品が優れていることが一番大事ですが、商品の評判が良ければ、他のプロショップも当然この商品に目をつけ販売したいと思うでしょう。そのときに、私達が13800円で販売実績を積み上げている以上、同じような価格で販売して十分な利益を得ることができるかが、判断の基準です。

その後、渋谷アーチェリーなどがパラゴンの販売を開始します。ビジネスになると判断したのでしょう。競合するので、歓迎というわけには行きませんが、販売するプロショップが増えることはメーカーの成長につながるので、悪いことだとは思いません。また、競合が増えても、価格競争はせず、今も13800円です。

代理店として、メーカーと共に成長するためには、適切な価格で販売し、その商品の価値を維持することが求められていると考えています。近年、為替が100円~120円まで大きく動いていますが、弊社ではほぼすべての商品の販売価格を変えていません。セールも在庫の入れ替え以外ではしていません。これは長年のポリシーです。

代理店の真骨頂として、商品を安売りすることは出来ますが、それは禁じ手でした(と思っていました)。それを総代理店が、かつ、販売が継続している現行モデルで行ったことは驚きです。お客様にとってはより安く商品が手に入ることにつながるので、一時的にはいいことだと思いますが、長期的には販売するプロショップ、特に在庫リスクを抱えて販売するプロショップの減少につながることは間違いないと思います。

→ 弊社としては、このメーカーの価格が安売りされると前から予測していたので、近年少しずつ取り扱い商品数の削減、在庫数の削減を続けてきましたので影響は少ないです。今後も当分は取扱商品数・在庫数を増やさず、状況を見守ります。このようなメーカーが増えないことを祈るばかりです。

コロナの収束も見えてきたような気がしますが、2022年度からは普通にアーチェリーができる環境に戻るなら、アーチェリービジネスも2年間の我慢を終えて再スタートします。以上の書いたように、アーチェリー業界に身を置くものとして楽しみにしているところもあれば、心配しているところもあります。2030年ごろにまたこの10年間を振り返る記事を書きたいと思います。

終。


久しぶりの業界昔話3 – 定価の異常

記事の内容をまとめるために、副題つけました。前の2つも内容を見直して、副題つけます。先日、ふと従業員のメモを見たら、会社に対するクレームが…昨日、Windows 11への無料アップグレードが開始されましたが、会社にある一番性能の良いPCでも最小要件を満たしていないので…Wi-fiとPCのSSD化かな…がんばります。

さて、これまでに書いてきましたが、総合商社や国産メーカーが代理店業務から撤退したことで、大手のプロショップが代理店業務をすることとなりました。

プロショップの通常業務はメーカーや(直接お客様に販売していない)専業代理店(Distributor)から仕入れをします。それをコストと利益を載せて、定価としてお客様に販売します。弊社であれば、送料のかからない店頭納品では定価から割引をさせていただきます。通常の小売業、コンビニとか、スーパーとかはこの形になっています。新しいスーパーを作る時に近隣のスーパーから仕入れることはなく、メーカーか卸業者から仕入れるでしょう。

渋谷アーチェリーより 10/06時点

上のFLEXボンドを例にすれば、私達が500円で仕入れて、50%の利益を乗せて、750円で販売します(以降数字はすべて仮)。しかし、前の記事で書いたようにプロショップが代理店業務もするとなると話が変わってます。ルール(マナー)は2つあります。

1.代理店価格はお客様に販売する価格(小売価格)よりは安い。

2.代理店価格は率での契約。例) 定価 x 40% = 卸価格

ここで500円で仕入れたボンドを40%の利益をのせて、700円で卸販売したい場合、逆算すると、1750円を定価とする必要が出てきます。さらに、卸で買ってくれたプロショップに自分たちと同じ値段で販売すれば、100%の利益はとれますという営業(*1)をするために、自社の販売価格もそれにあわせなければなりません。なので販売価格は卸の倍の1400円とします。

しかし、実際の市場で流通している価格は750円ですので、この部分を独自のポイント還元で割戻することで、代理店業務と小売業務の両方を可能とする日本独自のシステムが誕生し、代理店業務も兼務するプロショップでは、定価と実質の価格が大きく乖離することとなります

海外のプロショップの見れば分かる通り、

通常 - 卸価格(500円) 実売価格(750円) メーカー希望価格(*1より 1000円) (*2実際は9.99ドル)

日本 - メーカー卸価格(同) 実売価格(同) メーカー希望価格(同) 

     プロショップ間卸価格(700円) ポイント還元後の実質負担額(750円) 販売価格(1400円) 定価(1750円)

というあまり正常ではな構造となっています。国産メーカー・専業代理店の撤退という歴史がない国では、このようなシステムが生まれる必然性がなく日本独自です(*3)。

*3 厳密に言えば海外にもあります。納品すべき一式の99%が揃って、1つだけメーカーにも代理店にもない時にプロショップ間取引は存在します。ただ、利益率はゼロに近いので、納期のための最終手段としてのみ存在します。

2000年以降に誕生したプロショップの多くはメーカーとの直接取引、専業代理店との取引がメインなので、あと10-20年も経てば、このような変な構造はなくなっていくのではないかと思っています。

続く。


久しぶりの業界昔話2。

前回では2000年代初めの混乱について書きましたが、ではその前はどうだったのか。アーチェリーすらはじめていなかった時代なので、推測も混じってしまいますが、アーチェリーの初期には、プロショップの人間は全員英語や海外取引に精通していました。そもそも、アメリカでアーチェリーをやっていた方たちが、日本に持ち帰ってきたので、当然でしょう。日本語ベースの情報すらない60年代には、そもそも英語ができなければ、プロショップの運営は不可能です。

そこから70年代に入ってから、三菱商事(写真の広告は1975年)のような商社がアーチェリーの輸入などをするようになり、このあたりから、商社と国産メーカーと取引していれば、それなりにプロショップの運営ができるようになり、70-90年ごろに日本語しかできないプロショップが次々に誕生していったものと考えています。プロショップを開業するハードルが低いことは、アーチェリーの普及には大切なことです。

しかし、アーチェリーブームが終わり、バブルが終わり、日本が人口減少期に入り、総合商社がアーチェリーの輸入から撤退し、国産メーカーもいろいろな事情によって次々に撤退しました。その後、大手プロショップが輸入(代理店)業務を代行するようになりましたが、関係がうまく行っているとはあまり言えません。

この部分をどう捉えるかは、人それぞれですが、1000円でメーカーから仕入れたものを、英語・国際取引に関わる部分をすべて代行して、国内のプロショップへ2000円で販売するという商取引が、ボッタクリ=暴利なのかは、正直私にはわかりません。高すぎるなら、英語と国際商取引の勉強をすればよいだけです。年商1000万円のプロショップなら、それだけで年200万円ほどは節約できるでしょう。その労力を天秤にかけて、お金を払う方を選ぶのなら、まぁ、その価格は適正ということでしょう。

他人が自分に変わって自分のダイエットを管理してくれるライザップの料金が高いと思うかと同じようなものだと思います。自己管理ができる人なら、暴利だと思うだろうし、その仕組でダイエットに成功している人はきっとその価格に納得しているのだと思います。

JPアーチェリーを始めるときには、アーチェリーの実力はそれなり、英語の能力もそれなり、その前はエンジニアをやっていたのでシステムの構築の能力もそれなり、そして、アーチェリーショップでの業務経験もそれなり、どれ一つを尖った能力はありませんでしたが、それらを全部自分でできるということは、海外(英語)からアーチェリー用品を輸入して(ショップ経験)、それをレビュー(アーチェリーの実績)して、ネットで販売する(システム構築)プロショップを自分だけ運営できるということです。当時の試算では、自分の家を倉庫にすれば家賃もかからないので、月の売上がかなり少なくても、持続可能という結果になり、それが後押しとなって、JPアーチェリーを創業しました。

続く。


久しぶりの業界昔話1。

政治家とか、昔の、20年前の話を掘り起こされたりして大変なんだなと思いますが、このサイトではすべての記事をアーカイブして置こうと思っていましたが、お客様の意見によって、自分が責任を持てる直近10年ほどにしようという方針に変えました。昭和の生まれです。断線したらクリップで止めときゃなんとかなるだろという…マネはしないでください。ど根性昭和の話で言えば、今どきの若い子は小学校で習わないかもしれませんが、漏電している可能性のある部分を触るときは(そもそも触らないでください)、通電して筋肉が収縮する方の逆側で触ってください。通電して収縮する方で触ると、感電した時に離そうとしても離せなくなってしまいます。

@oga_chisatoさんより

検索したらばっちりの説明がありました。接触部を蹴っ飛ばせと習いました(靴底はだいたい絶縁体なので)。こういうことです。まぁ、時代も令和なのでこんなど根性の教育も行われていないと願っています。それだけ日本国が先進国になったということだと思います。

それはともかく、久しぶりに業界の話、自分がアーチェリーショップを始めたきっかりの時代の話を少し書こうかなと思います。最初の頃(2007年頃)、業界の体質に対して批判的な記事を書いた記憶はありますが、最近、後輩のインタビューを受けた時に、成り立ちを話し事を再構成しました。

JPアーチェリーはそろそろ15年目になりますが、ショップの始まりは、たまたまでした。ちなみに、2000年以前のアーチェリーショップの内側に関しては知識がないので、ここでは取り上げません。というか、わかりません。

私は最初に渋谷アーチェリー(2005)で仕事しましたが、当時、業界全体が大混乱に陥っていました。それは、2001年にヤマハがアーチェリーが撤退したからです。この記事を書く前に検索してみましたが、当時の業界の混乱を描いている記事はありませんでした。という事であまり知られていないことなのかなと思います。

ヤマハが撤退したことでなにが起こったのか。一言で言えば、老舗のベテランのアーチェリーショップが仕事をできなくなってしまったのです。ヤマハ(及びその他の日本メーカー)は日本人のためアーチェリーを目指していたので、代理店に対して、アーチェリーの教育は行っていましたが、英語の教育はしていません。自社への依存度を高めるためにも、仕事をすべて日本語で行っていました。つまり、ヤマハがあった時代には、日本語だけできれば、アーチェリーの仕事ができたのです。

しかし、今のアーチェリーを考えれば、日本のメーカーは本当に僅かです。2001年にヤマハがアーチェリー事業から撤退したことで、アーチェリーショップの経営は日本語だけではできなくなりました。2005年頃でもメインのメーカーはホイット・ウィン・サミックでした。どれも、日本語で仕事できる相手ではありません。それによって、大手以外のプロショップはメーカーから仕入れができず、大混乱しました。

ちなみに、私が渋谷アーチェリーから独立したのは、勤務していた部門が山梨に移り、新宿に流通部門自体がなくなってしまったので、退職したわけですが、私が独立したときにも、旧友にしんどいと聞いたことがあります。JPアーチェリーが1000円で販売しているものを、900円で仕入れているプロショップからクレームがあったらしいです。

私達は当時メーカー出してで300円のものを海外メーカーから仕入れて、輸送の手配をして、通関して、1000円で販売しています(原価は500円くらいかな)。それに対して、仕入れ、在庫リスク・通関業務・保税地からの輸送などすべて英語ができる代理店にまかせて、仕入れしたら、仕入原価が900円になり、JPが1000円で販売しているのだから、もっと安いはずだと本気で言っているプロショップがありました(だったお前やってみろよと)。

ヤマハとの取引に慣れすぎて、日本語で仕事ができる事自体に付加価値が乗っかっている(=その分仕入れ価格に加算されている)ことに気づいていないプロショップが多かった時代でした。

なので、JPを立ち上げたときは、英語で仕事ができるだけで、競争優位に立てる時代で、タイミングが良かったのかなと思っています。

続く。

*まだ業界にいる人もいるので一部脚色しています。

*英語ができれば偉いという話ではなく、英語ができないために、その業務を代行させるのに対価を払う意識がない人がいたという話です。


WAからのわかりやすいメッセージ。

昔(2011年かな)、某連盟の事務局から意味不明なこと(金よこせ)と言われて、揉めたことがありました(翌年ある程度寄付をしてブース出せました)が、WAからは予想通りベアボウ部門に対して、しかし、確かにメッセージがありました。

次回の世界選手権へのベアボウの参加は102対84で否決されました。この内容自体はともかく、コストによって否決されました。

メッセージは明白です。リカーブ部門はオリンピック種目ですので、スポンサーは付きます。コンパウンド部門はベアボウ部門とお同じ程度の参加国だと思いますが、ベガスシュートの優勝には500万円の賞金がつきます。

リカーブ(オリンピック)とコンパウンド(ハンティング)には資金に後ろ盾があります。ベアボウ部門にはそれがあるのか。現実として、この問いに答えが出せれば、追加されるでしょうし、答えられなければベアボウ部門は難しいのでしょうということでしょうね。

ちなみにWAの言いたいことが間違っているとは思いません。お金がなければ何も出来ないのはそのとおりでしょう。


【再掲載】WIN&WINの社長が語るアーチェリービジネス。

park.jpg(2011年のインタビューです)

WIN&WINの社長パクさん(写真右の方)へのインタビューです。インタビューの原文は英語ですが、話したら日本語でもと言うことになりましたので、訳してみました。


「私の心が導いてくれた場所」

韓国を代表するアーチェリー企業WIN&WINの社長とのインタビュー。WIN&WINの歴史と・未来について。

韓国を代表するアーチェリーメーカーWIN&WINの歴史は、情熱にあふれ、心の赴くままに身を委ねてきた一人の男の歴史であると言える。CEOのパク・キュン・エラは「代表取締役」という役職以上の人間であると感じられた。韓国代表選手団の監督であったという経験を持っているだけでなく、アーチェリー全般の知識も豊富であり、製品すべての企画にたずさわり、責任を持って商品を製作している。ソウル市内から数キロ離れた場所にWIN&WINの本社がある。そこで私は”カリスマ”に出会った。

※以下より、インタビュアーをI、パク・キュン・エラをPと表記する。

I:私たちが本社に到着するとまず韓国古来の弓矢を使用したデモンストレーションを見せて下さいましたね。この韓国古来の弓矢はあなたの人生においてどんな役割、存在なのですか?

P: 私にとって、アーチェリーは人生です。たくさんの喜びを味わうことができ、そして、世界中のアーチャーに対して販売者として関わることができる。アーチェリーの他にゴルフもします(**)。しかし、これまでの様々な経験を思い出せば、韓国古来の弓が私自身を形成しており、癒しとしての役割も担っていたことに気づきました。

アーチェリーは本当に私の人生であると思っていますが、もちろんアーチャーとして生まれてきた訳ではありません。中学生の時にアーチェリーを始めました。中学校にアーチェリークラブがあり、クラブを運営していた男性と知り合いになりました。その方は現在韓国アーチェリー連盟の役員の方で、なにも知らない私に熱心にアーチェリーを教えてくれました。私がここまでアーチェリーに対して情熱的でいられるのは、彼のおかげだと言っても過言ではありません。ちなみに彼の娘さんにもお会いする機会も与えていただきました(現在私の嫁です 笑)

I:アーチェリー用品を販売する会社を設立した際、ゼロからのスタートということでリスクは全く感じなかったのですが?それとも少しはありましたか?

P: 会社の設立までの経緯を説明します。あなたの質問の答えになってないと思われるかもしれませんが、1984年から韓国代表の男子チームの監督をやらせていただき、なにも問題のない環境でした。韓国男子はフランスやロシア代表よりも弱い時代でしたが、選手のパフォーマンスもチームの方向性も良い方向に進んでいました。

私はとにかくベストなコーチになることが第一の目標でした。ナショナルチームでの指導というだけでなく、セミナーや講演会などを開き、知識を世界中に広めることが目標でした。

その後、チームは強くなり、1991年に”あの”アメリカに韓国代表チームの監督として招いていただいた際に、この役職に対して設定した目標は達成されたように思いました。当時私はまだ若かったせいか、もう一つ夢を持つ必要性、新しい目的を持つ必要性を感じました。
リスクに関しては考えてませんでした。最高の弓を作りたいという一心で、一種の夢のような感じですが、心が赴くまま夢に向かって取り組みを始めました。

I:困難や苦難はありましたか?またどんなものでしたか?

P: 最も苦しんだのが資金での問題でした。最初の資金は3,000万円でしたが、試作や設備投資のために2年間で貯蓄もすべて使ってしまいました。お金はもうありませんでした。資金面以外では、やはり理想の弓具を作ることの難しさです。しかし、友達や信頼できる人たちに囲まれ、状況を打破する事が出来ました。

次には、販売する商品に関して苦労しました。この点に関しては、2004年のアテネオリンピックの際、自社製品が様々な問題を抱えており(***)、オリンピック後の半年間は商品の生産を止めざるを得ない状況にまでなり、本気で事業をやめるかどうか考えました。今思い返してみてもとても難しい時代でした。

I:現在のWIN&WINの哲学はなんですか?

P:WIN&WINは世界中のアーチャーに影響を与える会社となり、知名度も増しましたが、その点は大して重要ではありません。何が一番大切かというと、夢を共有すること、そして、その夢を叶えるための前進するという確固たる意識が大事です。
これまでの経験の中で自分が「絶対に乗り越えたい」と思ったことを、確実に乗り越えてきたからこそ、今があると思っています。アーチェリー用品の販売する会社を作りたいと思ったとき、まず私がしなければならなかったことは安定した収入を得ることができたコーチの職と一流のコーチングの経験を捨てて、ゼロからスタートすることでした。

会社設立の時の話を聞かれると、私はいつも自分の理想、世界で、最も優れている弓を作りたかった、という気持ちから話をします。それは今でも持っている思いです。それ以外の事は、正直、大して重要ではありません。私のモチベーションであり、私の支えて来た”哲学”はそれだけです。

I:あなたのこだわる「世界で最も優れている弓」とはどんなものですか?

P:それは、高性能であり、かつ、低価格である弓です。メーカー間の競争は、特に技術面においてアーチェリー競技に良い影響を与えていると思います。また、これはアーチェリーメーカーにとっても良いことです。なぜなら競争は市場に活気を与え成長を促すからです。競争が激しくなれば激しくなるほど、市場は早いスピードで成長します。

I:あなたは「社長」という今の地位・役割を楽しんでいますか?

P:楽しんでいないとは言えないと思います。これまでのわが社の実績に関してとても嬉しく思っています。しかし、最高の・完璧な弓を作るための挑戦に終わりはありません。HoytとWIN&WINの間での競争を客観視したとき、売り上げでは私たちはHoytを超えたと思う部分はあります。しかしながら、歴史に裏付けされた実績という面からみると私たちはまだHoytに負けています。
今の競争は、「良い競争」であり、私たちを成長させてくれる競争です。競争があるからこそ私たちは常に革新を続け、テストを重ね、視野を広げる努力をしております。性能と価格での競争は良い競争です。ただ、お金をばらまくような資金面での競争はしたくありません。

I:WIN&WINの生産体制はどのようにしているのですか?

P:WIN&WINは2か所の工場を持っています。ひとつは韓国南部にあり。ここでは主にリムを製造しています。もう一つは中国にあり、ここでは主にハンドルを製造しており、その中でも中級クラスの物とSF Archeryの製品を製造しています。それぞれおよそ300人の従業員を抱えています。リカーブとコンパウンドボウのどちらも製造するHoytとは異なり、私たちはリカーブだけの製造を行っています。

I:なぜコンパウンドボウ市場には参入しないのですか?あなたの個人的な意見ですか?また、技術が不十分なためですか?

P:もちろんコンパウンドボウ市場への参入は大きな一歩となるでしょう。しかしそれは私の目標の中に含まれているものではありません。これまでも、そして、これからもコンパウンド部門への参入の計画はありません。なぜなら、私達はリカーブ部門において明確なコールを設定し、取り組んでいるからです。

一度にいつくものボールをジャグリングすることは困難です。正直な話、興味をそそる市場ではありますけどね…。

I:あなたに初めてお会いしたとき、1990年代に活躍した著名なアメリカ人コーチを超えることが目的かどうかを聞きました。現在はアーチェリー製品の製造という点においてアメリカ人の製造者を負かしてやりたいという気持ちはありますか?

P:Hoytやその他の業者に対して「負かしてやりたい」とは言うつもりはありません。でも、私の中では常に「アメリカだったら」という気持ちはあります。アーチェリー選手だったとき、またコーチだったときもです。心のどこかでアメリカと競争しているという認識がいつもあります。
この質問は、私がアーチェリー選手であった時代を思い起こさせてくれます。当時、世界のトップ選手と言えばアメリカのリック・マッキーニ(1976-1992年までのオリンピックに4回出場、うち銀メダル2回)か、ダレル・ペース(オリンピック3回出場、うち金メダル2回)でした。選手だった当時も、今も、やはり常にアメリカ人に勝ちたいという思いは強く持っているかもしれません。選手時代、アメリカ人に勝つ能力はあったと思いますが、国際試合での経験をはじめとして、私達は経験が圧倒的に足りませんでしたので…。

ただ、私の会社という視点から見ると、繰り返しにはなりますが、どこかのメーカーに「勝ちたい」と思っているわけではありません。相対的な競争ではなく、絶対的に「完璧な弓」を作りたいという思いだけです。

I:リカーブ用に新しい商品がデザインされたとき、一連の企画の中で、どの段階であなたは参加されるのですか?

P:WIN&WINには、新しいアイデアの探求・既に存在する商品の改善などを行う調査開発チーム(research and developing team)があります。基本的に私はクリエイティブでいることに努めており、新しい商品に対しての私の考えをこのチームに直接伝えることもあります。工場にいるときは、その仕事がメインです。基本的に私は24時間全てアーチェリーのことを考えています。

I:バイター(ドイツ・バイター社CEO)は常に自分のベッドの横にノートを置いて、いつアイデアが浮かんでも良いように対策を取っていたといいます。あなたはどうですか?

P:(笑って)私も必ずベッドの隣にノートを置いています!ノートは発明者の必需品ですね。ベッド横にノートを置くのは、どのメーカーでも、広く行われていることかもしれませんね。そう思いませんか?

I:INNO CXTハンドルやINNO EXリムの販売を開始してちょうど一年を迎えますね。この商品の販売実績に対して満足していますか?経営面と技術面の両方からお願いします。

P:INNOモデルとINNO CXTモデルを比較すると、売り上げは40%の成長を記録しました。これは素晴らしい実績です。CXTモデルを購入いただいた方からの評価もよいです。INNOでは正確さと安定性を重視していたのに対し、新しいCXTモデルではさらにリリースの際のストリングの動きを重要視しました。CXTモデルでのストリングの動きは限りなく真っ直ぐです。そのためストリングが腕に当たることはほとんどありません。この技術は私たちが開発に尽力して来たもので、着想から完成までかなりの月日を要しました。今後もこのような技術開発を積み重ね、更なる革新を目指して行きたいと思います。

I:次に開発に携わりたいと考える商品はありますか?

P:現在サイトやスタビライザーなどのアクセサリーを中心に開発・改善を進めております。しかし、いつまでもこれらの商品開発をメインとするつもりはありません。会社は、リカーブの”弓”をメインの商品として取り扱っています。

あなたが聞きたがっている事は分かります。矢の話をしましょうか?

I:矢の話をお願いします。学校などで見かけることが多いので…

P:わずかではありますが、韓国人のユース向けに数種類製作しています。ただ、商品として販売はしておりません。矢の生産量も少量です。今後発展させていきたい商品とは考えていません。

I:韓国旅行の最中で若いアーチャー、特に大学生に出会うことが多かったように思えます。韓国で最大のアーチェリーブランドとして、国内にはどのようなメッセージを発信したいと考えますか?

P:私は若さは人生の中でとても大事なものであると考えます。WIN&WINの最高責任者として、他人の人生にどのぐらい影響を与えられるかわかりません。ですが、私は若いとき単純に安くて性能の良い弓を作りたいと思いました。今の私の役割は、アーチェリー市場を繁栄させ、成長を促し、多くの人に良い商品がいき届く環境を作ることです。私たちの責任は「アーチェリーに関する分野であれば、その需要にこたえる」というものだと考えています。

韓国では製造者が直接消費者を関わることができるシステムはありません。しかし、いずれそのようなプログラムができることを望んでいます。アーチェリーブランドの責任者として、消費者のニーズにこたえていくことが義務だと考えています。

I:あなたにとっての永遠のトップ・アーチャーは誰ですが?その理由も教えてください。

P:キム・スーニョンです。いろいろなトップ・アーチャーの、いいところをすべてを持っている選手だと思っています。最近のアーチャーのポスターに写っているような選手の、その射ち方の原点がキム・スーニョンの射ち方なのです。

キム・スーニョンが成功するまで、7秒程度でうつことが主流でした。彼女は早くうつことの必要性・重要性を広く知らしめました。彼女の集中力には誰も勝つことは出来ないでしょう。同じように、今のトップ・アーチャーも国際大会という大舞台で、最新のうちかたを世界に向けて発信していくべきなのではないかと思います。

I:ロバート・ルイス・ドレイファス・アディダス前CEOは、「スポーツでは結果が全てだ」と言っていました。あなたはこれに対してどう思いますか?

P:私も大会や競争は勝つという結果を得るためだけにあるものだと思っています。ですが、その中に「楽しさ」もあることを忘れてはいけません。楽しむことこそがスポーツの醍醐味であり、競争相手とも共有するべきものなのです。

*インタビューは韓国で行われました。

**噂によるとゴルフの腕前はELIの社長(リンク先の後ろ姿で映っている方)が業界トップらしい。

***2005年頃にXQ-1リムの全出荷分のリコール(交換)をしてます。


アーチェリー貴族と紳士淑女のスポーツ(笑)

最近、ベアボウとパラ選手の問題で競技規則について少し書いてきました。現状のルールに特に不満はありませんが、なぜ、日本だけ襟付きにこだわっているのか全く理解できません。高校時代は白い靴下と白スラックスの指定まであったと記憶しています。

UASアーチェリー FBより

上の写真は直近の全米ターゲット選手権の写真で、主に優勝したトップの選手ですが、日本のルールだけとほぼ試合に出られません。しかし、日本のアーチェリーは、貴族(社交場)→ターゲットにつながる本場イギリスではなく、南軍→ハンティングのアメリカから輸入されたはずなのに、なぜなのでしょうか。

高校生の時、あまりアーチェリーに詳しくなかった時に関係者に聞いたら、アーチェリーは貴族のスポーツ発祥だから、服装のルールが厳しいのですと言われ、納得しちゃいましたが、貴族だけあって、葉巻吸いながらやってますからね。それも認めてくれたら(アルコールはドーピングで禁止)、襟付けでもいいや。

以上、貴族の競技風景をお楽しみください。たしかにみんな白スラックス。


歴史なんて調べて何しているのか?

(アーチェリー教本 2000)

歴史を勉強して、古い資料を調べ上げて何をしているのか。よく聞かれます。最新の情報でも仕事はできるのですが、やはり正しい理解に、歴史は欠かせないと感じています。チューニングに興味を持った方なら、上の写真を見たことはあるかもしれません。グルーピング・ピボットポイント・弓のセンターの3点の関連性を示した資料ですが、これを読んでどう思いますか?

これは全ア連のアーチェリー教本(2000年版)に掲載されているものですが、初心者だと、これを正しいと信じてしまうかもしれません。しかし、実はこのデータは全く価値がないものなのです。

なぜでしょうか。アーチェリー教本では全て明らかにされませんが、実はこのデータは70年代前半のものです。つまり、50年前のデータなのです。まず、間違いなく、カーボンシャフトでのデータではありません。また、実験をしたことのある人であれば、誰もが思うであろう疑問があります。6cm/5cm/4cmで実験して4cmが一番グルーピングしたら、誰もが、じゃ3cmと思うでしょう。しかし、それのデータはありません。そのことから推測するに、ウッドボウでのデータではないかと考えられます。NCハンドルであれば何でも可能ですが、ウッドハンドルでは強度的に限界があります。また、表中の表現から、プランジャーを使用していない(普及し始めたのは75年)と考えられます。

つまり、ウッドボウ/グラスリム/アルミシャフト/ダクロン弦/プランジャーなしという条件下でとられたデータなのです(赤字は確定、黒字は山口の推測)。そんなデータが今の時代に価値を持つでしょうか? 2000年でもNCハンドル/カーボンリム/カーボンシャフト/FF弦/プランジャーは存在していました。

ちなみに、このデータを提供したヤマハ自身、80年代にはピボットポイントにできる限り近いほうが良いという実験結果を自ら否定しています。つまり、70年代から5年程度の間しか価値がないデータなのです。こういった判断を歴史を学ぶことでできるようにしているわけです。

しかし、それでもアーチェリーはわからないことだらけで面白いです。写真のとおり、50mでも回転力のぜんぜん違う40m(1-9/16″)のノーマルスピンと64mm(2-1/2″)のガスプロのベインが同じところに刺さるのです。まじでなんで…。