エントリー向け商品を一部入れ替えます。

acc-ace-staby_0510月から新商品の発表が始まりますが、その前にエントリー向けで扱っている商品をいくつ入れ替えます。上位モデルではできるだけたくさんの選択肢を提供できるよういろいろなメーカーを扱っていますが、エントリー向けモデルでは、あたりはずれの差が大きいので、特定のものだけ扱うようにしています。

10年前まではエントリー向けの商品と言えば、カーテル(Cartel)の一択だったのですが、最近では、他のメーカーも同じ価格帯で品質の要商品の提供を始めています。

506_1_06今回はまずクイーバー。これまではカーテルのジュニアクイーバー(写真の左)を取り扱ってきました。これまで5年間販売してきましたが、特に問題はなかったのですが、より縫製のレベルが高く価格はほぼ同じFIVICS(SOMA)のS300クイーバー(写真右)に変更します。

ACE_KAYA_Archery次にスタビライザーですが、これまで扱っていたカーテルのDCRスタビライザーに変わり、KAYAから新しく発売されたACEスタビライザーを扱うことにしました。低価格でありながら、3層カーボン構造の超軽量スタビライザーです。

DCRは28インチで約170g、軽量のHMC Plusで120gのところ、このロッドは100gしかありません。26インチでは96gと100gを切っています。自分で知っている限りでは、市場で2番目に軽い、超軽量ロッドです。ちなみに、一番軽いのはアメリカ製のFalcon Featherliteスタビライザーです。25インチで54gです。

1212190007_L1
カーテルのスタビライザーに関しては現在話し合い中ですが、取り扱っていたDCRスタビライザーよりも1グレード下で、価格も少し安い、カーテル カーボンセンタースタビライザーの販売を予定しています。


SVLが単色のブロードバンドリムセーバーを発表

ANT_DA1_2281-X2WAのホームページより。

んんん…これは??

ということでSVLに問合せしたら、単色のブロードバンドリムセーバーの製造を始め、一部の代理店には既に出荷を始めているとのことでした。

029191be9f74c279f4df9ce50b233160ちなみに、既存のブロードバンドリムセーバーはゴムの部分はすべて黒で、リングの部分にのみカラーがついている構造です。

Recurve BroadBands- All with bow - Web
こちらが新しいブロードバンドリムセーバーでリカーブ用と名前がついています。これまでのタイプがリカーブ向けではなかったということではなく、SVLでの「リカーブ用」というのは細いリム用という意味です。リカーブ用は接着面が狭くなっており、細いリムに張り付けても接着面がはみ出ることがありません。

color_damper実物をまだ見ていませんが、メーカーからはリカーブ用のリムセーバーとノーマルタイプで同等の振動吸収性能を持たせるため、構造を少し変更しており、ノーマルタイプと違って、リングの付け替えはできなくなっているとのことでした。

まとめると「リカーブ用は」

-単色
-ノーマルタイプより小さい
-ノーマルタイプより軽い
-ノーマルタイプと構造が違う、リングの付け替えができない

メーカーからはすでに発送されており、来週の入荷予定です。


H.B.C.リリーサー入荷しました。

DSC_02686月後半に発表されたTRU BallのHBCリリーサーが本日入荷しました。

DSC_0270レオ・ワイルド(Reo Wilde)がビデオで紹介したいたように、人差し指は滑りやすいように、中指と薬指に滑りにくい加工がされています。

DSC_0273リリーサー全体のラインも小指側に向かうにしたがって細くなるようになっています。この形がクロー(Claw)という名前の由来でしょうか。

本日販売開始で、土曜日より大久保店でも展示します。

4本掛けとLサイズはまだ製造が始まっていないです。8月以降の入荷となります。


ニコニコターゲットピン 必要な方いませんか?

9210011コメントで指摘がありましたが…確かに最近自分に関わることで商品を仕入れることが多いです。するとコンパウンドの商品ばかりの紹介になると…どうするか考えます。

さて、いつも東京の中央区のアーチェリー場で練習するのですが、練習している人が多くなると、的を止めるピン(ターゲットピン)が不足する事態が起こることがあり、自分用のピンを用意しなきゃなと考えていたところ、面白い商品を見つけました。

DSC_0267ターゲットピンの選択においては、究極的にはただのステンレスの釘でもよいのですが、商品としては大きいと矢が接触する可能性が高まり、小さいと扱いづらいという中での選択が必要なのですが、こちらのニコニコピンは適度な大きさがあり、取り外しが簡単で、かつ、顔の部分に柔軟性があり、誤って矢がヒットしても、ピンポイントでど真ん中真名に当たらない限りは、矢は破損しません(…たぶんビニール膜の様なものは付きますが)。

DSC_0266尖っている先端部のカバーが付属します。

2パック売り出しますので、必要な方はどうぞ。人気があったらまた仕入れますので。


VICTORY VAPシャフトの2014年モデル(第三世代)が入荷しました。

DSC_0262
ビクトリー(VICTORY)のVAPシャフトの2014年モデル(第三世代)が入荷しました。比較レビューは第一世代のものです。第一世代はレビューしましたが、素材の問題で取扱いはしませんでした。第二世代はCXやゴールドチップと交渉していたので、テストする時間をとることができず、ただ、相変わらずポイントの評判が悪かったのでテストしていませんでした。

第三世代の新しいのウリの一つは以前にもお伝えした高精度ポイントです。VAPもCXのように全部のスパインでシャフトの外径が変わるのですが、新しく発売されたドイツ製の高精度ポイントでは外径に合わせて2つの太さが用意されており、タイプ2(350-450)の場合は140-120grと110-90grの2サイズ、タイプ1(500-700)の場合は110-90grと80-60grの2サイズが用意されています。

DSC_0260

もう一つのウリは、新しいICEコーティングです。シャフト(カーボン)を保護し、かつ、矢を抜けやすくするコーティングです。

DSC_0264写真の上が最新モデルのICEコーティングVAPシャフトです。下は2011年のVAPシャフトで、コーティングはされておらず、ロゴがラッピングされているだけということが確認できるかと思います。

DSC_0263この写真ではわかりやすいようにコントラストをかなり上げましたが、2014年モデルのコーティングは先端から、シャフト後方、ノック溝から14cmのところまでされております。矢印のところがコーティングの切れ目になっています。

この2点以外にVAPシリーズには変更はないので、これま使用していた部品も引き続き使用できます。


ゴールドチップのウルトラライト使ってみた

IMG_20140713_125256水曜日の練習の調子が良く、使っているナノプロを残り7本にしてしまい…週末に試合があるので、7本で出るのもどうかと思い…アメリカで話題のゴールドチップのウルトラライトを作ってみることにしました(…作ったのは店舗の坂本ですが…)。

ウルトラライトは高精度・軽量・大口径が売りのシャフトですが、ターゲットではジェシー・ブロードウォーター選手はそこに170grのポイント(400番シャフト)を装着し、現アメリカ代表のディートン選手は150grのポイント(340番シャフト)で使用しているということだったので、ちょっとビビりながら、初めて140grのポイントを入れて作ってみました。

シャフトが軽い分140grのポイントを入れても、110grのポイントが入ったナノプロと同じ重さでした。FOCは15%になりました。

ちなみに、このポイントはエポキシ接着がお勧めですが、接着面が広いので、実験にホットメルトで接着しましたが、今のところ問題なしです。

2日しか調整する日がありませんでしたが、本日の試合で(50mダブル)339点/348点=687点の試合新が出ました。X10やナノプロのような細く重みのあるシャフトに比べて、リリーサー側のミスに対して寛容な気がします。悪い点はまだ見つけていないです。

矢の太さで4点くらいは得した感じです…4時方向の9点ラインとか。。

もう、少し使ってみたいと思います。夏の間に690点台を出したいです。


Hot Shotからの新着リリーサー

低価格・高品質なリリーサーで定評のある「Hot Shot」から、新作トリガーリリーサーとトリガーレスリリーサーが入荷しました。

新作トリガーリリーサー「Vapor」(ベイパー)

定番のサムトリガー(親指トリガー)式です。

CM140708-183857003

3本掛けと4本掛けの展開、3本掛けは「黒」と「黒/カモ(リアルツリー)」の2パターンです。*4本掛けは「黒」のみ。

CM140708-184132005 CM140708-184058004

操作はトリガーを動かすのみ。コッキング操作やフックを指で閉じる操作は不要です。

トリガーを押し込むとフックが連動して開くので、Dループへかける行為が簡略化されます。

調整はトリガーのトラベル(作動までの移動量)のみ。硬さ調整はありません。

トリガーのポジション調整は一般的な範囲で行えます。

付属品としてストラップが付きます。これは、なにげに嬉しい付属品ですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

トリガーレスリリーサー「X-Tacy」(エクスタシー)

なんだか官能的なネーミングですが、いたってシンプルかつ、オーソドックスなプラットフォームです。

CM140708-183707001 CM140708-184323006

色は「黒」のみ。3本掛けと4本掛けの展開です。六角レンチとフック用輪ゴムが付属します。

フック用輪ゴムとは、フックが輪ゴムで留められているので、自動(?)で起き上がります。

その輪ゴムが切れた時の交換用、と言う事です。

 

ローコストなため入門用としていかがでしょうか。


ホットショットから新しいリリーサーが2種類入荷

10268455_10153988753090542_7893820874457270038_nIMG_20140708_122516アメリカのホットショット(HOT SHOT)かお手頃価格のリリーサーが2種類入荷しました。

左がトリガータイプのヴェイパー(Vapor)で、左がバックテンションタイプのエクスタシー(X-Tacy)です。

10464044_10154229899365542_6826615874276367965_n
アメリカ製で高品質の割に低価格なのが特徴のメーカーです。間もなく販売開始します。


関東ターゲット大会に出場してきました。そして、チューニング中。

10394523_553189734791615_2772112220247859680_n
昨日は東京都の小金井で関東ターゲット大会があり、出場してきました。結果は3位。さらに精進します。

Mathews_Apex7_tunning_001今日は休養日、プラス、台風が来ているらしいので、チューニングをする事にしました。

と言っても、ワンカムボウのチューニングはかなり簡単で、下リムの向きと、ホイールの向きを確認するだけです。

Mathews_Apex7_tunning_002まずは、下カムの向き。カムについている2つのタイミングドットとストリングが平行になっていることを確認します…ちょっとずれてる!!

弦をねじって修正します。

Mathews_Apex7_tunning_003次にホイールの向きの確認です。まぁ、これはずれてるの試合前日に発見して…修正するタイミングなく、試合に出たわけですが…写真の通り、弦に対してホイールが左を向いています。

Mathews_Apex7_tunning_004ホイールの側面にシャフトを当てて、その向きを見ることでより簡単にホイールの傾きを確認できます。

Mathews_Apex7_tunning_005
ホイールの傾きは2本のリムにつながるケーブルの長さを変えることで調整します。相対的な問題なので、ブレースハイトを測定します。自分の弓は少し低かったです。低い場合はケーブルをねじることで、高い場合はケーブルをほどくことで調整します。

Mathews_Apex7_tunning_006これでホイールの向きと弦が平行になりました。

これでチューニングは終了です。

詳細をチューニングガイドにしてみましたので、同じ弓のユーザーの皆様の参考になれば幸いです。

マシューズ APEX7 基本チューニングガイド
https://archery.co.jp/manual/Apex7_Mathews_tuning_guide.pdf


ビクトリーアーチェリーから次世代のVAPターゲットシャフトが発表

10386987_10154191022055089_6040254090928261288_o(↑メーカーのフェイスブックページより)
ビクトリー(VICTORY)アーチェリーが次世代のVAPシャフト(名前がVAPターゲットシャフトに変わるよう)を正式発表しました。発送は既に開始されており、2週間程度で入荷すると思います。

IMG_20140703_182932VAPはコンパウンド向けのシャフトなので、開発当初はあまり詳しく知らないのですが、2011年にテストしたモデル(写真上)から数えると3代目です。ちなみに、シャフトに使用されいるモジュラスカーボン自体はずっと変更されていません。

今回のモデルチェンジの一番の目玉は、新しくラインナップされるブレークオフポイントです。ビクトリーアーチェリーのシャフトは中国で生産されていますが、2011年に弊社がテストした当初より、ポイントの精度が問題でした。完成したシャフトの精度を分析して、精度のよいものを集めて販売することで、シャフトは高い精度を実現していますが、ポイントでは同じ方式で作るわけにもいかないようで…弊社でビクトリーアーチェーのシャフトを扱わなかったのも、ポイントの精度の問題でした。

IMG_20140703_182818
今回のモデルチェンジでは、中国を離れ、ドイツのメーカー(トップハット)に高精度ブレークオフポイントの製造を委託することで、ターゲット競技で十分に使用できるレベルのポイントの提供を開始します。

ポイントはシャフトと高精度でフィットできるよう、シャフトの太さに合わせて2つの太さ(ラージ / スモール)が用意されており、さらに、それそれに3サイズ重さ(60-70-80 / 90-100-110 / 120-130-140)が用意されています。もともと、このシャフトは軽量タイプなので、140grで相当高いFOCを実現できます。

コンパウンド店では、今後、イーストン、CX、ゴールドチップ、ビクトリーの4つのメーカーの取り扱いします。

入荷はもうしばらくお待ちください。