先日のPSEに続き、G5 PRIMEからONE STX/MXの36インチモデルが発表されました。
基本的には既存のONE STX/ONE MXと同じ設計で、ATA(アクセル間)が3インチ短くなっています。それに伴い、矢速が2fps向上し、弓が0.2ポンド(約100g)軽くなっています。また、新色も発表されました。
新しい設計の弓ではなくちょっと残念です。来週中には納期・価格の詳細が届く予定です。
BCYが新しいリカーブ向けの競技用原糸、8190″F”を発表しました。8190U(ユニバーサル)と同じリカーブ向けを前提として開発された素材です。
8190Fは8125Gを使用しているトップアーチャーの要望に応えるで開発されたもので、考え方の一つにハイストランド数ストリング(一本一本の繊維が細い素材)がよりスムースでより柔らかいシューティングを実現するとされています。Sサイズのノックに合う形で設計すると、ファーストフライトプラスで14本、8190で18本、BCY-Xで20本ですが、新しい8190Uでは22本になるようです。
また、それに合わせる形で繊維の細さだけではなく、繊維自体も柔らかいフィーリングをもたらすために、硬くクリープを防ぐためにブレンドされるゴア繊維(8125G)やベクトラン繊維(BCY-X)を入れず、100%のSK90ダイニーマで作られています。
9月の初めに原糸が入荷予定です。
完成弦に関しては、メーカー側でまだテストしている段階で何とも言えませんが、年末にはスペックとどのように製造するかを確定できると思います。しばらくお待ちください。
2015年世界選手権で優勝したハンセン選手(コンパウンド男子)はじめ、ここ1年で一気にシェアを広めたGripperのバー(彼が使用しているのはオリジナル)。
多くのブランドに対応するため、グリッパーから新しくAAEバージョンが発売されました。
その1番の違いは、サイドロッド側に接続するコーンの直径で、オリジナルでは約20mmでビースティンガーやドインカーなどとの接続に合うようになっていますが、AAE版では約25mmと直径が大きく設計され、直径の大きいロッドに合うようになっています。また、調整用の目盛りがつけられていて、そのため若干(現状200円ほど)オリジナルよりも高いです。
本日より販売開始、シングルバーだけではなく、Vバーもありますが、こちらは現在生産中ということで、販売開始は9月を予定しています。
受注開始から1週間たらずでLサイズをわずかに残してその他サイズは完売という勢いをみせていますTruBAll/レオ・ワイルドシグネチャーモデル「HBX」
もうすでに手にされている方も多いと思いますが、これから購入検討されている方もぜひ知っておいてもらいたい事を説明します。
まずこのリリーサーはトリガータイプのようでそうではなく、トリガーレス(バックテンション)タイプのようでそうでもない全く新しいタイプのリリーサーです。
販売する便宜上「トリガータイプ」に分類していますが、別物と捉えてください。
このHBXは「ハイブリット5テクノロジー」と銘打ち、5通りのシューティングメソッド(撃ち方)を提唱しています。
これについてはコチラの記事をご参照ください。
このハイブリット5は細かく分けて5通りとなっていますが、よーく見ると(理解すると)1番目と3番目、4番目と5番目の方法がほぼ同じ手順である事がお分かり頂けるかと思います。
要は3通りに集約できるかと思います。
・親指をサムバーに乗せずにハンドル全体をガッツリ引く1番目と3番目。
・親指をサムバーにしっかり(力も)乗せて内向きの力方向に寄せてハンドルを引く4番目と5番目。
・親指をサムバーに乗せずに薬指をメインに力を掛けて引く2番目。
となります。後は図柄の矢印の本数で力加減のイメージを掴んで下さい。
ではシューティングメソッドが3通りであるとして、それ以上にとても大事な点についてです。
それは、ドローイング時についてです。
このリリーサーはハンドル上下がパックリ分かれる事で先端部分が開き、フックが倒れてリリースする仕組みになっています。
そのため、もしドローイング中にパックリ分かれてしまう様な事があればたちまち簡単に暴発を起こしてしまいます。
これはとても危険です。
このリリーサーにはいわゆる暴発防止安全装置なるモノがありません。(ついていません)
お客様からのとある質問で、「サムバー(ポスト)部分は可動するのですか?安全レバー的なモノですか?」
とありましたが、この箇所は親指をしっかり乗せて安全にドローイングする為の部分で、ガッチリ固定されています。
せめて、サムバーのレイアウトを好みのポジションに変更できるようになっているだけです。
このHBXを安全に引く為にはリリーサーハンドルに掛ける指の力の入れ具合が全てを決定します。
これを正しく理解していないと暴発となってしまいます。
下の写真、オレンジ丸で囲んだ部分に力が加わるとパックリ割れて作動します。

ましてサムバーにも親指荷重がしっかり乗っているとさらに作動しやすくなります。
安全に引く為には親指・人差し指にしっかり力をのせ、そして中指は上の写真赤矢印で示した方向に寄せるような力加減でドローイングをおこないます。
薬指には絶対に荷重してはいけません。
そして購入後手にされたらいきなりの実射を行っては絶対ダメです。
まず初めはヒモ(引き尺程度の長さに作ったヒモの輪)を使ってドローイング練習を必ず行って下さい。
その練習過程で中指~薬指のテンションの掛け具合、そして親指荷重の関与や人差し指の荷重、抜重を体得してください。
「ここまで荷重すれば発射(暴発)する」「ここまでなら大丈夫」をしっかり理解してください。
ただ、ひとたびこのハードルを越えると、このHBXが本当によくできたリリーサーだと感じてもらえるはずです。
次にリリースタイミングの調整です。
まず下の写真をご覧ください。

そして以下の表もご覧ください。

青色で示された「チャート1」
黄色で示された「チャート2」
赤色で示された「チャート3」
HBXはリリースするときにハンドル上下がパックリと分かれて作動しますが、このパックリと分かれる時の硬さ(抵抗感)を3段階で選べます。
工場出荷状態では15ポンドの硬さのバネが内蔵されています。
そしてもう一つ、4ポンドの硬さのバネが付属しています。
このバネのある・なしで3通りの硬さにセットできます。
15ポンドのバネ内蔵状態がチャート1(最も遅い)
4ポンドのバネ内臓状態がチャート2(中くらい)
そしてバネを内蔵しない状態がチャート3(最も早い)
となります。
バネの交換は「B」のネジを取って中のバネを交換、もしくは「無し」にしてください。
注意点は締めこみすぎない事。そして一方でネジをゆるんだ状態でそのままにしない事。
ネジを中途半端なところでとめてもバネのテンションに変化はありません。
締めすぎない程度に最後まで締めてください。
工場出荷時は「ファクトリーセッティング」と書かれた(一番締めこんだところから)2と1/2回転緩めた位置に「A」のイモネジがセットされています。
*「A」のイモネジを回す前に「C」のネジを緩めておいてください。調整後は締めてくださいね。
このイモネジ「A」はクリッカー音のありなし、また、そのそれぞれのエリアの中での発射タイミングの早い・遅いを制御します。
そしてこのイモネジ「A」は一番締めこむとハンドルがパックリと分かれなくなり、リリースできない状態になります。
上の表には「0」の所に英語で「リリース ウィル ノット ファイヤー」と縦に書かれています。
これはいわゆるキャントファイヤー的な感じになるのですが「一番締めこむとリリースしないでしょう」となっているのであって、「リリースしません」とは言っていません。
つまり、ここでお願いしたいのは、この状態を利用して素引き等は行わないでください、と言う事です。
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このリリーサーは本当によくできたリリーサーです。
それだけにとてもとてもとても精密に作られています。それぞれの部品はミリ単位以下の精度で作られています。
なるべく水気や砂やゴミなどの侵入、ホコリを呼び込む原因となる油の注し過ぎなどないように扱って下さい。
ドインカーが昨年に発表したHERO(ヒーロー)スタビライザーの生産がついに始まり、先日届きました。
先日の世界選手権ではスコアミスで予選落ちしてしまいましたが、レオ・ワイルド選手が昨年から使用していて、このスタビライザーで世界記録も更新しました。上の写真はビースティンガーのものとの比較です。
先月入荷したFUSEのカーボンXスリムと同じ細いロッドに非常の剛性のある素材を使用する事で、風の影響を減らしつつ、振動を短時間で吸収することを目指しています。
FUSEのカーボンXスリムは16.0mmでしたが、HEROではより細い14.5mmになっています。現在の販売されている競技用のロッドの中では最も細いと思います。最大の売り、ドインカーによればいまだかつてアーチェリーでは使われたことのないレベルのウルトラハイモジュラスカーボンを使用して組だてられているそうです。
…
そのために
…
すごい値段になっています。弊社では在庫しての販売はしないことにしました(テスト用に少し入荷はしています)。予約販売とさせていただきます。
センターロッド 61,800円 - 27/30/33インチ
サイドロッド 31,800円 – 10/12/15インチ
卸価格があまりにも高く、上記の価格になってしまいました。スタビライザー一本でハンドル・リムが買えてしまいます。
ウェイトとダンパー、別途Aボムが1つ付属します。ダンパーに接続されているロッド側のウェイトは取り外しができません。なので、ロッド単体の重さをはかることはできませんが、ウェイトの重さは4オンスだと思われるので、ロッドの重さは154g(30インチ)ほどになります。
テストした感じですが、間違いなくほかのロッドでは感じることのできない感覚です。性能は非常に高く、細く、ストレートで、剛性が高いので、このロッドが合わないという人はいないのではないかと思います。多くのアーチャーが納得いくスタビライザーです。ただ、通常のスタビライザーが高性能のものでも2万円前後という中、その3倍の値段を出しても手に入れるべきかと言われたら、難しいところです。コストパフォーマンスには欠けるが、値段に目をつぶれば非常に完成度の高い商品だというのが自分の評価です。
去年の記事では、今までにない素材を使うとなると3万円は超えるなんて書きましたが、6万円を超える値段になるとは想像もできませんでした…すごい世界になってきましたね。
HBXリリーサーが入荷しました。少しテストした感じでは、リリースのテンションを調整できるバックテンションリリーサー(通常はトラベル=スピードしか調節できない)という感じでした。
メーカー側では5つのやり方でリリースできるというアピールをしています。

1.Steadily increase pressure(バックテンションをかけていく) = レオ・ワイルド選手が使用している方法で、親指をハンドルから離した状態で、ハンドルにテンションをかけながらもっともテンションをかけている指を人差し指から中指・薬指側に移動させてリリースする方法。
2.Transfer tension(回転させる) = 中指・薬指でテンションをかけ、人差し指のテンションを緩める。リリーサーを回転させてリリースするやり方。
3.Tension Only(引っ張る) = リリーサーをただ後ろに引っ張るだけ。ただし、このリリースのやり方をするためには、トゥルー・テンションリリーサーのように細かいテンションの調整が必要ではないかと思われます。
4.Thumb Activation(トリガーリリース) = トリガーポストに親指をかけ(ただしこのパーツ自体はトリガーとしては機能しない)、中指と薬指にしっかりとテンションをかけながら、人差し指のテンションを緩めていく。一般的にトリガーリリーサーでバックテンションを使いやすくするためのやり方といわれている方法。
5.Ring finger Trigger(2点から絞る) = 親指と薬指を2点として意識しながら、絞っていく(引きながら近づけていく)感じでリリースする方法。
以上の5つの方法です。
本日より出荷を開始します。お試しください。チューニング方法のマニュアルは作成中です。週末の公開予定です。