ホイット(HOYT)の2019年リカーブ、大改革ですが、謎も。

コンパウンドに続き、ホイットの2019年リカーブです。2017年以来二度目の大改革ですが、フォーミュラーモデルは2018年全廃盤で、新規モデルは1つのみ。また、チューニングシステムは新規のものですが、満を持しての登場であれば、GPモデルにも同じものを搭載すると思いますが、エピックには現状のシステムを残すという異例のラインナップ(*)となりました。アレーロを除くとすると、2019年のホイットのリカーブ競技用モデルはハンドルで2モデル、リムは1つのみでバンブーコアのみ、3つだけという、私がアーチェリーを始めて以来の限定されたモデル数となります。

*エピックも順次切り替えていく可能性はあります

タイトルには謎と書きましたが、正直、マーケットに出して、新しいシステムの評価を試して2020年(オリンピック)に向かう感じかなと感じています。なので、通常はホイットのリカーブ上位モデルは2年ごとの更新ですが、来年の2020年(19年秋発表)にも、フォーミュラーXを踏まえての何か出る気がします。

さて、新しいチューニングシステムですが、簡単に言えば、ウィンと同じ方式です。20年近くシムシステムを採用し、かつ、この部分でのトラブルもなく、一度セットしたら、理論的には絶対ズレないことで、評価されていたと感じていますが、ここをウィンと同じねじ式にしてきた理由が正直思いつきません。もちろん、ねじ式に欠点があるわけでもないので、シムシステムからの切り替えは悪いことではありませんが、変更する理由が謎という意味です。

リムボルトはホイット以外のほぼ全メーカーが採用しているソリッドタイプに戻されました。これで、エリソン選手始め、改造されないで使用されるのではないかと思います。ジオメトリーは結局GMXと同じです。ですが、いつものホイットであれば、同じ設計で、ジオメトリーだけ変更して、2-3モデル揃えますが、今回は1本のみで勝負。このあたりも謎です。

リムポケットにウェイトを追加できるシステムも廃止されました。現在、多くのトップ選手に評価され、生産が終了した1年後の今年のワールドカップファイナルでも半数以上の選手が使用していたウッドグリップも選択できません。ウッドグリップのオプションくらい、大したコスト・手間ではないと思うのですが…謎です。

さて、リムのベロス(Velos)ですがバンブーコアだけの選択です。ホイットがリードして来たフォームコアの流れですが、ホイット自身によって絶たれました。正直意味が…。矢速はホイット史上最速とのことで、まぁ、偽りはないでしょう。しかし、すべてのアーチャーが矢速のみを求めるものではなく、だからこそ、ウィンは6以上も競技用上位モデルをそろえていますが、矢速が速いというリムの一本勝負に最大手のホイットが打って出ます。なぜそんな必要がという疑問でいっぱいです。

カーボン840リムは継続です。なので、競技用はバンブーコア、低価格モデルはウッドコアの2モデル、フォームコアリムはホイットのラインから消えます。フォームコアの優位性を散々宣伝してきた、一時は上位モデルはフォームコアのみもやった、このホイット自身の自己否定は、個人的に理解ができないです。

ということで、

・なぜこれだけモデル数が少ないのか
・なぜウッドグリップを廃止するのか
・なぜフォームコアを排除したのか
・なぜセンター調整のシムシステムを廃止したのか

謎ばかりで正直ホイットらしさを感じられないラインナップとなっています。他のプロショップがどう思っているのかわかりませんが、戸惑っています。11月入荷しますが、現状、リムは言葉通り速いでしょうし、バンブーコアも評価はよく、成功しています。ベロスは良いリムとなるでしょうか。対して、フォーミュラーXはホイットの歴史の下でもアクシスのような非常に実験的なハンドルではないかと思います。

今後は実際の実物を見て、来たるインドアシーズンでトップ選手がどう向き合っていくのか見守りたいと思います。GMX使い続けている選手たちは…2019年も使うのかな??


ホイット(HOYT)の2019年コンパウンドは特に大きな変化なし。

発表されましたね、2019年のホイット。まずはコンパウンドを整理していきます。ターゲットモデルのメインラインでは新しいモデルはなく、プロフォース(Pro Force)を短くしたモデル、プロフォースFXが出ます。332fpsですが、32-1/4インチとかなりATAが短いので、ターゲット競技で適応するフォーマットは限られそうです。

その他には新色のみです。リカーブ側では大きな変化がありましたが、コンパウンドでは現行のモデルの評価は良いので、まぁ、これでよいかなとは思います。

アメリカ国内では人気のASAやIBOといった団体での存在感は最近乏しいホイットですが、今年のラインナップと方向性を見ると、もうそのあたりのマーケッティングや開発はせず、世界的に人気のあるWAのフォーマットに注力して、そこでの存在感を固めていこうという感じですね。対して、エリート(1月発表予定)やマシューズ(14日予定)はどうそろえてくるのか楽しみです。


マーケティングしないAAE、新しいスタビライザー完成してました。

2019年商品でよいと思います(笑)完成時期知らないので…。

AAE(アリゾナ)は本当に営業をしないので、新商品はほぼ自分で見つけるしかありません。久しぶりにサイトを確認したら、今年初めからトップアーチャーによって、プロトタイプのテストが進められていたHot Rods Advante x がもう在庫有りで、売られ始めているではないですか!!聞いてないっすよ。仕入れ値確認して発注します。

特徴としては、現在のトレンドである極細タイプのスタビライザーとなります。イーストンも新しく発表したし、どんどん増えますね。

また、昨年新しい出たハイブリッドベイン(EPとPMの両方の特徴を持つという意味)は、サイスが3種類だったのが、HY-16/1.85 Shield/2.0 Shield/23/XB(クロスボウ用)と5サイズ増加します。どのサイズを在庫するかは少し相談して決めたいと思います。

また、AAEは近年カタログも作っていないので、この後2019年ラインに向けてまとめての発表はこれからもいと思います。


イーストン(EASTON)2019年ラインが発表されました。

イーストン2019が発表されました。新しいコンパウンド向けプロコンプシャフトは別途記事にしました。

大きな変更はないのですが、新しいトレンドの極細タイプのスタビライザー、15mmのHALCYON(ハルシオン)が発表されました、薬の名前っぽいっすね(笑)。が、詳細はまだ決まっていないようです。情報があり次第記事にします。それと、CSスタビライザーのカラーが出ます。

また、2018年のライトスピードがハイパースピードとして生まれ変わります。スペックを見る限りほぼ同じです。昔にもハイパースピードってシャフトあったような。

そして、トランプ時代の影響でしょうか。製造国表記がされていて、これによるとアルミ・アルミコア商品がアメリカ製、オールカーボンシャフトはアメリカ以外の工場で作っているようです(V1グレードのカーボンシャフトはアメリカ製)。

新色も発表されました。


あとは、エリート・デラックスクイーバーのターゲット(ヒップ)クイーバーのみ、デザインが一新されます。

以上、2019年イーストンでした。

例年、入荷はまったりで、12月から来年1月頃だと思います。

カタログは下記からダウンロードできます。

イーストン 2019 カタログ(PDF 80MB)

カーボンフラッシュがインスパイアとして、イーストン・ターゲットに移行後、ハンティングモデルしかないビーマン(Beman)とイーストン・ハンティングは紹介しませんが、カタログは下記で確認できます。

イーストン ハンティング 2019 (*)

ビーマン 2019(*)

*弊社サーバーではなくイーストンのカタログ配布用のDropboxへのリンクです


ミッション(MISSION)がHYPEの後続2019年モデル、スイッチ(SWITCH)を発表しました。

ミッション(MISSION)がHYPEの後続2019年モデル、スイッチ(SWITCH)を発表しました。

ミッション(MISSION)の2017年モデル発表、HYPE DTXにマイナーチェンジ

2019年ミッションは全モデル変更です。

スペックですが、大きな変更点としてはハーモニックダンパーが搭載されなくなり、その分価格は6,000円ほど、重量は約140g軽くなりました。セッティングできるポンドの一覧はまだ出ていませんが、ほぼHYPEとは変わらず、24インチまではマックス60ポンドに設定できます。ドローレングスは18インチから対応できるようになりました。

ブレースハイトは1/8″の変更、矢速に変更はありません。11月頃からの納品を予定しています。

Mission SWITCH


PSE2019年が揃いました。

昨日、価格表とカタログが発表され、2019年のPSEが出そろいました。新しいものとしては、カーボンエアステルス35インチモデルが追加されています。矢速は5fps落ちますが、ブレースハイト6.5インチ、ATA35とターゲットでも行けそうなスペックとなっています。

PSE Archery 2019 カタログ (70MB PDF)

PSE Carbon Air Stealth SE


プライム(PRIME)が2019年ターゲットボウ Logic CT9を発表しました。

事前情報なく、突如プライムが2019年のターゲットボウを発表しました。ちょっとびっくりですが、内容としては期待できるものが出ます。

2018年モデルのCentergy X1が発表されたときの記事に書きましたが、プライムが導入したCentergy(センタジー)テクノロジーは安定性では評価を受けたものの、その矢速は315fpsと、かなり昔に発表されたTRG7(321fps)よりもありませんでした。まぁ、予想通り、2018年のプライムCentergy X1はあまり実績を残すことができませんでした。

課題は明らかで、2019年プライムは新しいTRMカムを開発して、ロジックのハンドルに装着したLogic CT9で矢速325fpsと、同じ39インチモデルでは、ONE STX 39より2fps矢速を向上させることに成功しました。昨日記事にしたPSEが好評のカムをそのままにハンドルの開発に注力したように、プライムはハンドルをそのままに(みればわかりますが基本的に既存のLogicハンティングモデルを伸ばしただけ)、カムの開発に注力したようです。

デザインとしては、ソリッドから、スプリットワイドリムシステムを採用したので、リムポケットPSEみたいに、ショートリムを採用したので、全体の印象はマシューズかな(笑)

課題に向き合って確実に前進したものの、プライムっぽさはカムシステムくらいにしか残っておらず、どういう性格の弓となっているのか正直想像がつかないです。10月出荷開始です。

一点、恐らく矢速を出すために、カムは最適化されているので、ドローレングスの調整はカムごとの交換が必要となります。マシューズのようなシングルカムではないので、ドローレングスの変更の費用は1万円を超えます(本日時点で問い合わせされたら13800円)。

G5 PRIME Logic CT9

ハンティングモデルなどはまだ発表があるそうです。


PSE 2019年フラッグシップライン発表。

PSEの2019年、ターゲットラインは発表済みですが、昨日、フラッグシップライン(主にハンティング向け)の2019年モデルが発表されました。

*SUPRA FOCUS 2019 レビュー

新しいEvoke(イヴォーク) 35 SEですが、昨年のモデルに比べると、リム・カムシステムには変化はなく、ハンドルデザインを変更して、ゲージデザインを導入して安定性を高めたモデルになっています。ターゲットモデルのスープラ・フォーカスもそうですが、新しいカムが出ていないので、ハンドル側を改良して安定性の向上が今年のテーマのようです。

アクセサリー周りでは、ストリングストッパーにダンパーが導入されています。ターゲットモデルでは従来のバックストップ4ですが、装着はできるのではないでしょうか(確認中)。

また、写真はありませんが、カーボンモデルのステルスSEで35インチモデルが登場します。以上がPSEの2019年上位モデルとなります。