お客様の要望により、イーストン(EASTON)のレジャー向けリカーブボウに付属する矢を仕入れました。
もともとのキットには3本しか付属していないので、追加でほしいときに最適です。28インチ、XX75-1816シャフト使用です。
お客様の要望により、イーストン(EASTON)のレジャー向けリカーブボウに付属する矢を仕入れました。
もともとのキットには3本しか付属していないので、追加でほしいときに最適です。28インチ、XX75-1816シャフト使用です。
発送業務は明日からの再開です。
ちょっと成長して戻ってくる予定なので、ご期待ください。
自分(山口)は昨日まで2日間休みをとってF43Sをテストしてきました。小さいのに、期待以上に働いてくれます(ピッチ1度)。週末の関東ターゲット大会はこれで出ます!
メーカーから2-3週間ほどで納品できる予定と言われました。レオ・ワイルド選手がHBCリリーサーの紹介をしたビデオが配布されました。
ベースとなっているHTブラスリリーサーとの違いは…
・薬指の部分がストレートではなく、かぎづめ(クロー)のようになっており、薬指がリリーサーから外れてしまうことを防ぎます。
・次に回転の軸となる人差し指は滑らかに、回転のテンションを生み出す中指と薬指は滑らないように、指と接する部分に溝が掘ってあります。
・最後に多くのリリーサーハンドルが写真左のように小指に向かってカーブしていますが、指のポジションが一直線になるようにハンドルの設計を変更した。
とのことです。
入荷までもうしばらくお待ちください。
NolimitArchery(ノーリミットアーチェリー)の新製品、薬指トリガー式のRinger(リンガー)が入荷しました。
この薬指タイプのリリーサー、これまでは親指、人差し指、小指(*過去には中指)タイプのトリガーリリーサーが存在しますが、私の知る範囲では薬指は初めてかもしれません。(もし有ったらごめんなさい(苦笑)
*ちなみにリンガーとは薬指を指すそうです。(厳密には左手薬指に限定しますが)
第一印象はハンドヘルドで使うにはちょっと怖い(誤射)な、という印象ですが付属のリストストラップを組み合せばそのリスクは低減されるか、と言う感じです。
ドローイング時は親指・人差し指・中指+リストストラップで安全に引く必要があります。
また、薬指トリガーの感度(トラベル)と圧(テンション)の調整はしっかり行わないといけません。
そうしないと誤射する危険性が有ります。雑に薬指を乗せてしまって暴発、なんてシャレになりません。
疲れてきた時なんてなおさらです。
トリガーの調整は、ドローレングス長に合わせたひも輪を使って行うのが良いでしょう。
アンカー後、フランクに薬指をトリガーに乗せても発射しない感度(トラベル)と圧(テンション)を探る必要があります。
かといって硬く・深く調整すると今度は発射しません。
事前調整はしっかり行って下さい。
下の写真のそれぞれのイモネジを締め緩めして調整をおこないます。
感度(トラベル)調整は締めると感度が上がります。*トラベルが短くなります。
締めていくと僅かなトリガーの押し込み(移動量)で作動します。
ただし締めすぎると、フックがそもそも引っ掛からなくなります。
締めすぎには注意してください。
圧(テンション)調整はコチラのイモネジを締める事でトリガーが硬くなります。
ゆるめると、フワッと軽く押し込むだけで作動します。
このイモネジ、抜き取ると中にスプリングが入っています。ゆすると中からバネがコロンと出てきます。紛失にはご注意ください。
(予備バネが1個付属します)
このトリガー調整は、リンガーだけに限らず従来の親指トリガーでも同じことが言えますが、トリガー調整には「2つの軸」が存在します。
1つ目の軸は「感度(トラベル)」。
これはトリガーの移動量が「深い⇔浅い」という概念です。
2つ目の軸は「圧(テンション)」。
トリガーが「硬い⇔やわらかい」と言う概念です。
例えば、「浅くて硬い」や「深くてやわらかい」などと言った組み合わせです。
この2つの軸の組み合わせで確実に動作確認をしながらトリガー調整をして下さい。
ただ、ひとたび調整が上手く行くと本当に面白いくらいにバックテンションだけでスパスパ切れる好印象を持ちました。
意識してトリガーを落とすような行為に走らなくても十分です。
ただし、繰り返し言いますが事前調整は本当にしっかりと行って下さい。
内容物は、本体、サムバーパーツ、リストストラップ&ベルト、トリガー内部予備バネ(1個)です。
リストストラップはセットすることをお薦めします。リリーサーを落下させることもありませんし何より安全上間違いないでしょう。
サムバーは外向き・内向き、はたまた無し、と言う風にユーザーの使い勝手の良い位置(レイアウト)で取り付けると良いでしょう。
写真は右利き使用で内向きに付けて見ました。
コッキングレバーは存在しません。フックを指でパチっと起こすだけです。
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一般的な親指トリガーを操作する際、人差し指と親指の位置関係に初めは苦労するかもしれない事を考えると、このリンガーの場合はトリガー調整さえしっかししておけば、あまり余計な事を考えずにエイミングや押し引きだけへ注力を傾ける事に期待ができます。
このNolimitArchery リンガーリリーサーは店舗およびあちぇ屋CPにて販売中です。
休みをとって午前中からずっと練習&F43Sのテストをしてましたが、新型のリリーサーが入荷したと聞いて、気になってちょっと出社中。
なかなか面白い機構です。400本くらい練習して集中が切れたころに誤発射しそうな気もしますが…。
設計者さんの解説動画です。
あと、スポットホッグ、スペシャリティが本日入荷しています。間もなく在庫に追加されるはずです。
では。
担当スタッフが研修のため不在にする関係で、オンラインショップは7月1日(火)から3日(木)は発送がありません。
また、あわせて山口も休みをとるので、コメントの返信も遅れます。ご理解ください。
*あらかじめ期間中の発送で確約している注文は予定通り発送されます。
Bowtech(ボウテック)からビギナー向けのコンパウンドボウ「FUEL(フューエル)」が届きました。
この弓は・・・・
・アクセル間31.5インチ
・ブレースハイト:7インチ
・重さ:1,542gンチ
初心者から中・上級者まで広くお使いいただけるスペックとなっています。
JPアーチェリーでは初心者用と言う位置付でこれまで、ミッション/メナス、PSE/フィーバーVSと言う2モデルを販売しています。
これに新たにこの弓が加わります。
この弓の特徴は、引き尺が18インチから30インチまで0.5インチづつ調節ができ、そしてドローウエイトが14ポンドから70ポンドまでセッティングできる設計となっています。
ただし、設定した引き尺によってドローウエイトの調節範囲が決まっています。あらかじめご承知置き下さい。
たとえば、
最長30インチの引き尺に対しドローウエイトは31ポンドから70ポンド。
23インチの引き尺ではドローウエイトは20ポンドから65ポンド。
最短18インチの引き尺ではドローウエイトは14ポンドから54ポンド
と言う仕組みになります。
その他の引き尺/ポンドについての組み合わせ(セッティング)は下の表をご覧ください。
【引き尺/ポスト番号・ドローウエイト相関表】
ちなみに既に販売されている、ミッション/メナスは17インチから30インチまでの引き尺調整幅ですが、1インチ刻みのセッティングになります。0.5インチ刻みではありません。
また、リムは1種類のみで16ポンドから52ポンドまで。
引き尺によって設定ポンド範囲が変わってくるのは今回のFUELと同じ仕組みです。
そして、PSE/フィーバーVSは11.5インチから29インチまでで、0.5インチ刻み。リム(ポンド)は29ポンド/40ポンド/50ポンド/60ポンドと4種類の展開で、ポンドの調整幅はそれぞれのピークポンドから約10ポンドダウン程度となっています。
つまり、Bowtech「FUEL」はそれぞれの良い点を備えた初心者~中・上級者向けの1台となります。
カムは、バイナリーカム。ドローストップはケーブルストップ式です。
調整はカムに張り付いているモジュール位置を3か所のネジで留めて変更します。
矢印のネジは設定するポジションに応じて適宜良い箇所でネジを留めてください。
ちなみの下の写真で指す2番ポジションは「29インチ」
それぞれ黄色の矢印を合わせてください。
そして7番ポジションですと「24インチ」と言う事になります。
次にポンド調節ですが、先述しました通り、引き尺設定によってポンドの設定範囲が変わります。
上の表を見てもらいますと、26インチ(5番ポスト位置)の設定でしたらポンドは24ポンドから69ポンドですね。
上下のリムボルトを必ず同じ数の回転数で締め緩めを行って下さい。
限界は一番締めこんだ状態から14回転以内を守って下さい。
下の写真ではリムボルトの「のぞき穴」の写真です。この穴から締め緩めをしたリムボルトの様子を確認してください。
また、ゆるめたリムボルトのシャフトには白線が引いてあるのでこれも目安にしてください。
グリップはオーソドックスな形状で、接触面はフラットな設計となっています。
比較的低価格で、幅広い調整範囲、使い手を選ばない設計とデザインは多くの方に受け入れられるでしょうねヽ(^o^)丿
ゴールドチップからウルトラライトシャフトが入荷しました。
最近でワールドカップでも良い成績を残していますが、もともとはフィールドの世界選手権を制するなど、ターゲットフィールドで非常に実績のあるシャフトで、他のメーカーで競合スペックのシャフトは、軽量、大口径、最高精度(+-0.001)というこのシャフトと競合するモデルが存在しない、非常にユニークなシャフトです。
ぜひ、お試しください。自分は全日社会人後にテストしてみる予定です。
調べ物してたら…こんな時間に…これ書いたら通常業務に戻ります。以前に、FOCの謎という記事を書きました。同じような内容だったので、同じような題名に。
知っている人は知っていると思いますが、コンパウンド競技で使用されるスコープ(的を拡大してみるレンズ付きのサイトリング)についての正しい定義です。FOCの正しい定義を書いた時に意外に反響があったので、今度はレンズ編です。
コンパウンドのスコープレンズを購入する時、表示されているのは、多くの店では「0.5(x4)」というような表示がされていると思います。この表記は前者はレンズの度数を単位 “D” ディオプター(Diopters)であらわしており、後者は便宜的な度数表記となっています。つまり、「0.5(x4)」とは0.5Dで4倍のレンズという意味です。
ただ、実際にレンズを持っている方であれば、そのレンズを手にもって目からの距離を近づけてみたり、遠ざけてみたりしてみると見え方が変わってくることがわかるかと思いますが、レンズの倍率はそのレンズの度数だけではなく、レンズまでの距離にも影響受けるということです。0.5Dだから4倍というのは便宜的な表記にしかすぎません。
では、実際にはどの程度的が拡大されるのか。これには、公式があり、
となっています。ESI/39.37の部分はインチ換算です。また、ESI = Eye to Scope distance in Inchsとは目からスコープまでの距離で、それを39.37で割っているのはメートルに換算しているだけです。なので、実際にメートルで測定する場合は、ここにメートル表記で数字を記入してください。80cmなら0.8です。
*なぜこんな式になるのかという計算に興味がある方はこちらをご覧ください。
トップアーチャーの方にインタビューすると、4倍、倍率が高くてもせいぜい6倍までしか使用している選手しかいません。8倍の人はまず聞いたことがないです。しかし、メーカーでは1.0Dや1.2Dと言ったレンズまで作っているところが多くあります。それは何のためなのか…。
上の表を見ていただくとわかるとおり、それはショートドロー、引き尺が短い人のためのレンズです。上の表はシュアロック(とATA)が作ったもので左軸にレンズまでの距離、右軸にレンズのディオプター値があり、これを線で結ぶと、レンズの実効倍率を知ることができます。
引き尺が24インチでサイトに6インチエクステンダーを使用している場合、大まかに言ってレンズは30インチ先にありますが、その時、1.0Dのレンズを使用して初めて4倍の倍率を得ることができるということになります。
当然大事なのはレンズの便宜的な倍率表示ではなく、実効倍率ですので、自分のレンズが本当は的をどれだけ拡大しているのかを知ったうえで使用しましょう。