通常価格136800円のPSE ドミネーター 3D MAX 2016を99800円に値下げします。メーカー在庫限りでの案内となりますので希望に添えない場合がございます。また、在庫は26インチから対応できるMEカムは60ポンドモデルしか残っていないようです。残りの在庫はすべてDCカム(27.5インチ~)です。
この時期のこういったお知らせですので、確定ではないと思いますが、たぶんそういうことです。
先日のワールドカップファイナル/ベガスシュートでエリソン選手が使用したベイン。今週の月曜日まで公開できなかったので、聞かれても正しく答えられませんでしたが、やっと正式に発表できます。使用していたベインはエリソン選手とデヤン(Dejan)選手が共同で開発したスパイダーベインという新しいものでした。
パッケージ…なぜこれにしたのかわかりませんが(4年前の写真?)、昨年の11月に最終テスト品が仕上がり、それからエリソン選手がずっと最終テストをしています。ワールドカップファイナル/ベガスシュートで見事に優勝し、いよいよ来月(アメリカでは来週)から正式に販売となります。
その特徴はベインのデザイン(形)というよりも、素材にあり、インドア(18m)からアウトドア(70m)まですべての距離で最高のグルーピングをエリソン選手にもたらしているようです。まだ実際に手にしていないのでこれ以上言えることがあまりないのですが、これだけべた褒めしているのであれば、何かしらのアドバンテージがあるのでしょう。
現状、2インチの白と1.75インチのカラーがラインナップにあります。素材の問題だと思われるのですが、カラーすることで少し素材の特性が変わり、2インチは白のみになる可能性が高いとのことです。まずは、白の2インチと1.75インチのカラーを発注してあります。3月入荷予定です。ご期待ください。
長らく品切れをしていた「ボーニング アローラップ」のXSサイズ(適用はX10、X10プロツアー、ACEサイズなど直径5.5ミリ以下のシャフト)が2016年の新デザインに切り替わってからやっとの事で入荷しました。
ボーニングのアローラップはデザインが30種類以上もあり、その中から厳選?した13種をXSサイズ用に仕入れました。
その他では・・・・・
「ケーブルスプレッダー」サービング補修時にサーバーを通しやすくして作業の効率アップを計る工具。
「ストリングセパレーター」ボウプレスを必要としないピープ交換の為の工具。
「フレッチングタワー用アルミテープ」タワージグアームに貼るアルミテフロンテープ(3枚入)。
といった商品が再入荷しました。
特にボーニングアローラップは品切れを起こすと次がなかなか入荷しないので、なるべくお早目の購入をお勧めします(^o^)丿
現在、和歌山で行われている第25回全日本室内アーチェリー選手権大会ですが、今大会より速報サイトが導入されたようです。
第25回全日本室内アーチェリー選手権大会 記録速報特設サイト
http://www.fs-sports.jp/ac/2016indoor/
弊社より出場している川津(リカーブ男子)は574点で18位通過でした。決勝ラウンドは明日です。
皆さん頑張ってください!!
フランス人社長が日本で成功した「正射必中」のビジネス論
—弓道精神から学んだ古くて新しい成功の法則! —
「仕事がうまくいかない」 そんな悩みを抱えたビジネスマン達におくる自分が「幸せ」になれる仕事の仕方、考え方のヒント満載!
だそうです。面白そうな切り口の本ですね。
BCYが新しいリカーブ向けの競技用原糸、8190″F”を発表しました。8190U(ユニバーサル)と同じリカーブ向けを前提として開発された素材です。
8190Fは8125Gを使用しているトップアーチャーの要望に応えるで開発されたもので、考え方の一つにハイストランド数ストリング(一本一本の繊維が細い素材)がよりスムースでより柔らかいシューティングを実現するとされています。Sサイズのノックに合う形で設計すると、ファーストフライトプラスで14本、8190で18本、BCY-Xで20本ですが、新しい8190Uでは22本になるようです。
また、それに合わせる形で繊維の細さだけではなく、繊維自体も柔らかいフィーリングをもたらすために、硬くクリープを防ぐためにブレンドされるゴア繊維(8125G)やベクトラン繊維(BCY-X)を入れず、100%のSK90ダイニーマで作られています。
9月の初めに原糸が入荷予定です。
完成弦に関しては、メーカー側でまだテストしている段階で何とも言えませんが、年末にはスペックとどのように製造するかを確定できると思います。しばらくお待ちください。
以前の記事で写真を元にプロディジーのシステムでどれだけリムをねじれるか計算しましたが、本日納品されたので、実物で計算しました。2つの接点の間隔は約28mmで、4枚のワッシャーでつけられる落差は0.051mmです。この値を基にarctanで計算すると、片側でリムに1.04度の角度をつけられることがわかります。反対側のリムポケットで逆に1.04度角度をつけることができるので、最大で約2.1度リムをねじることができることになります。
それだけではわかりにくいかもしれないので、これを言い換えれば、リムの根元を2度ねじることはリムチップを8mm移動*させることができるということです。クアトロのリムチップの大きさが12mm(M42)だったので、リムチップ半個分以上動かせるということです。ちなみに上の写真のリム(私たちの店舗でねじれ交換に応じたもの)で2mm程度、下リムも同じだけねじれていたら4mm程度でセンター出しできます。
ねじれたリムのチューニングをしたことがある人であれば、これだけ移動させれれば、ほぼすべての製造時のねじれたリムを問題なく使えてしまうことができることが理解できると思います。経年によるねじれではこれ以上のものも存在はします。
*理論値。実際にはハイトによって異なる。
ジェークはこれをリムの(製造時のクリアコートでの厚みの誤差などを調整する)微調整システムと書きましたが、1枚~2枚であれば、または、さらに薄いワッシャーによるシステムであれば…個人的にはチップを1mm-2mmねじって動かすシステムであれば、それは微調整システムに含まれると思いますが、8mmという値は異常です。正しくこのシステムが運用されることを願います。
SFアーチェリーが2015年モデルのベロシティ(Velocity)カーボンハンドルを発表しました。以前に書いたWIAWIS Nano MAXハンドルも、現行のINNO MAXハンドルと同じデザインでしたが、今回のこのベロシティ(Velocity)ハンドルも、2013年まで製造していたアルティメイトハンドルとほぼ同じデザインを採用しています。
流れとしては2009年のSFプロカーボン、2011年のアルティメイト、そして、2015年モデルのベロシティで全体を通してほぼ同じ設計です。ちなみに、鍛造アルミモデルのForgedもほぼ同じでサインで現在3代目です*。
*Forged → Pro Forged → Forged plus
発表されたのはカタログ写真のみで、詳細と価格と納期の連絡を待っているところです。
バンコクのワールドカップが終わり、やっとスタッフとMKコリアのベラシティ(Veracity)リムのテストをすることができました。
まずは重さから。軽いほど低いポンドでも矢速を得ることができるのですが、WAのルールが変わり、90mを射つことが必要なくなってきたので、今後リムに矢速を求める人は減ってくるかもしれません。実際、ルール変更後に発売されたクアトロリムは決して速いリムではありません(関連記事)。
(すべて M42ボトム)
ベラリム 2007年 183g
INNO EX POWERリム 2010年 180g
ベラシティリム 2014年 173g
173gという値は現行のものの中でもかなり軽いです。ベラリムと比べて10g、上下で20g(308gr)軽いなった理由で一番大きいのては、リムのフォルムがかなり細くなったためです。見た目でも細くなったことがわかります。
リム全体で測定するポイントはいくつかありますが、ここでは、引いたときにしなる部分としならない部分の境目あたりを測定して比較しました。ベラでは41.5mmだった幅は、38.7mmに変更されていて、7%程度細くなっています。厚みもいくつかの部分で測定しましたが、厚みに関しては変化といえるほどの変化はないです。リムの幅がこれほど大きく設計変更されるということは経験上あまりないことです。面白いポイントです。その結果のリムの引きですが、ベラと比べてよりスムーズに少し柔らかい感じになっています。
リムのチップの形状は他のメーカー同様小型化(左がベラ、右がベラシティ)。
リムのカーブのついては多少のカーブが緩やかになっているイメージはありますが、緩くなりましたと声を大にしていうほどの変化はないです。
3本入荷し、現在はM38とM40の在庫があります(M42はテストで使用しました)。受注生産で入荷までは2か月程度かかりますが、今後、生産量を増やして納期が早まるという話はあります(確定ではないですが)。8月発表で予定通りに10月に入荷。12月初めに行われたワールドカップ・バンコクでは、韓国選手の多くが使用し、リカーブ男子決勝では、ベラシティを使用している選手同士の対戦となりました。面白いのはどっちもILF(グランプリ)タイプのリムではなく、ホイットのフォーミュラーハンドルに、フォーミュラータイプのベラシティリムを合わせているのが印象的でした。どっちも見れば見るほど、2014年のセッティングという感じです。
今のところ生産数は多くないものの、品質が確かなのがMKコリアの売りです。このまま実績をさらに積み重ねれば、来年に向けて生産量はさらに増えていくでしょうから、2015年も現在の品質のレベルを保ったまま生産を拡大し、納期をより縮められるかに注目したいと思っています。