FIVICS(ファイビックス)のセーカープラスタブが入荷しました。昨日は事前発表通りですが、仕上がりは予想を超えてかなり良いです。メーカーの本気さが伝わり、久しぶりに本気でお勧めしたいタブです。
その前に先日お客様と話していて気になったのですが、FIVICSという会社の読み方は「ファイビックス」です。いろいろな呼び方をしている方がいるようで、まぁ、文脈でわかるので問題ないですが、正しい読みは「ファイビックス」です。FIVCSというの造語で「HIGH FIVE(ハイタッチ) VICTORY(ハイ ファイブ ビクトリー)」からきています。
さて、このタブについて大事なお知らせがあります。このタブは20パターン以上の形状にセットして使用できますが、全部のパーツを使用することはありません。必ず、どれかが余ります。セッティングを変更するときには必要になるので、そのパーツをなくさないように気を付けてください。
これが通常のセーカータブと同じ状態です。この状態ではセーカータブの機能に加えて、手との接触部分の設定と重さの設定が可能です。
写真の左が通常のタブ同様のタブプレートのエッジが手と接する設定です。それに加えて丸みのあるパーツを取り付けてより柔らかい感じでタブの感覚を得ることができます。
さらにここにウェイトを追加することが可能です。1枚7gのアルミウェイトが付属していて、追加で購入することも可能です。
そして、今度新しく標準搭載されたのはEPフレーム。もともとセーカー1タブのために開発され、取りかけ時のタブの安定感を高めるための機構です。さらに角度の調整もできるようになり、形状もスマートになりました。
最後の機能はねじ穴を覆ってプレートの凹凸をなくすためのカバーです。これ用のねじのデザインがなかなかです。
(写真左が正しいねじで固定した時、右が小指サポーターで固定した時)
今回ちょっと感動したのはこのプレートをフラットにするためのねじ。セーカータブに使用されているパーツ固定ねじはすべて丸ねじです。このカバーは小指サポーターを固定するためのねじでも固定できますが、それを流用しての固定ではなく、プレートが完全にフラットになるために、別に皿ねじが入っています。性能上別に関係のないことですが、ここまでこだわることにFIVICS社の成長とこのタブについての本気さを感じました。
これだけの機能がついてセーカータブより3000円弱高いだけですのでかなりおすすめです。追加ウェイトは来月入荷予定です。

山口 諒

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記事と全く関係の無い質問ですみません。
先日、アイーダ・ローマン選手の写真で、アッパーロッドをつける位置に太い円筒状の物がついていました。同じものがサイドロッドの先にもついていたのですが、これは新しいダンパーということなのでしょうか?
先日の写真と言われてもわからないので上記の写真(直近の世界大会 2015ワールドカップ上海)で確認しました。CEX2000ダンパーにFIVICSのカラーウェイトです。
違うのであれば、その写真のリンクか何かをくれれば確認してみます。
追加ウェイトネットショップにあがってますか?
追加ウェイトって入荷してますか?
まだ入ってこないですね。確認します。交換用のコードバンとバックスキンの一部がサイズの明日入荷予定です。