LEGEND EVEREST ボウケース 2024

LEGEND EVEREST ボウケースの2024バージョンが届きました。

変更点を確認します・・・・・ない?いや、ある。

上部のカドにプロテクターが設置されました。

そして「TSAロック」の向き(解除ボタン)が上下逆になりました。

左(黒)が2024年モデル、右(グレー)が2019年モデルです。逆にした理由は思い浮かびませんが、きっと何か訳があったのでしょう。

変更点はこの2か所だけの様です。サイズ(高さ、幅、奥行)に変更はありません。上部プロテクターが付いた分だけ重くなったと思いますが誤差程度の違いしか感じないと思います。

その他の比較です。*黒が2024、グレーが2019です

2024年モデルを販売するにあたり、2019年モデルを1,000円引きで販売します。*残1台

良ければお早めにどうぞ(^▽^)/ LEGEND EVEREST ボウケース 2024


TRU BALL TRIDENT FLEX & PRO FLEX

TruBallから新しいトリガーリリーサー「TRIDENT FLEX」「TRIDENT PRO FLEX」の2モデルが入荷しました。違いは、前者がアルミボディー(約90グラム)、後者がクイックシルバーボディー(約134グラム)となっています。(共に実測値)

装着されているトリガーバーの形状も異なります。

なんといってもその特徴はコッキング不要、フックを閉じる操作も不要で、まさに「全自動化」されたトリガー式リリーサーとなっています。競技においては不要な要素ですが、操作音が殆ど発生しないのでハンティングの場面においては獲物に気づかれるリスクが抑えられます。

「TRIDENT FLEX」「TRIDENT PRO FLEX」は店舗及びオンラインショップにて発売開始です(^.^)/~~~


SCOTT 新作 2モデル入荷

SCOTT(スコット)から2023年モデルとして、トリガータイプをトリガーレスタイプが届きました。

まずは、トリガータイプの「APEX CORE」

付属品は2つ。トリガーバレル(細)と4本掛け用交換フィンガー。

フィンガーを交換する際は、先に装着されているフィンガー内に4mmほどの小さなワッシャがあるので紛失に注意してください。

サイズ感は下記写真をご覧ください。

続いてはトリガーレスリリーサーの「select(セレクト)」こちらはサイズがMとLの2展開。

入荷はMサイズです。最大の特徴は「2ムーン」式である事。

クリッカー音の有り無し調整とクリッカー音が鳴ってから実際に発射までのタイミング調整が、パーツ交換なしにレンチだけで行えると言うものです。

調整は背面のロックイモネジを緩めてから調整を始めます。ムーン内にはバネが仕込まれており、手前に見えるブラスパーツのイモネジと、見えているムーン左側面のネジで再現性の高い調整が可能となります。

サイズ感は以下の通り

重さは55グラム。重くなく軽くなく。標準的な重量です。

SCOTT トリガーリリーサー/APEX CORE そして トリガーレスリリーサー/Select まもなく発売です。


B3 2023 HUUK(フーク/フック)

ATA2023でB3から発表されたトリガーリリーサー「HUUK(フーク/フック)」が届きました。

名称(言葉)「HUUK」の意味を調べるとスウェーデン語で「引っ掛ける」とあります。字面がイケアみたいですね。(英語ではHOOK)

外装はアルミニウム。内部構造には440Cステンレス(マルテンサイト系ステンレス・・・熱処理により高強度・高硬度を得たステンレス鋼の中では最も高硬度を有する鋼)が採用されており、シアーの耐摩耗性能に一役買っています。

重さは約76グラム サイズ感は写真の通り。

ラインナップにはミニも存在しますが、こちらはまだ出荷が始まっていない模様。詳しくはお問い合わせください。

背面にはストラップ用ホールを設置できるように別パーツが付属。

写真の部品に交換することで(ネジ1本抜き差しするだけ)、ベルト幅約10ミリまで対応可能のリストストラップを組み合わせる事が可能です。

切れの良い使用感。75グラム程度で細身の分、扱いやすい印象。

難点は、コッキングボタンがやや硬め(重め)なこと。カーターやTruBallのようなスムースさ/軽さが無いので慣れるまでは押しずらいかも。ただ、慣れるまでの間の事なのでそんなに重要なことでもありません。

B3のトリガーリリサー「HUUK」はCPオンラインショップで販売中です。


HOYT 2023 STRATOS (36インチ-SVX)が入荷

HOYT 2023 Newターゲットモデル「STORATOS(ストラトス)」(36インチ-SVX)が届きました。

HBTカムモデルは全種類揃うのがもう少し先の様子で、今は長い引き尺のカムサイズモデルしか出回っていないようです(8月26日時点)

第一印象はスレート色も相まって精悍な印象。

なんとなく、なんとなくですが、INVICTAとVANTAGE ELITEを足して2で割ったような感じに見えるのはきっと私だけではないと思います。どうでしょうか。

さて、今回も写真多めで紹介します。

ライザー左側(フェイス面から見て)にはダンパーウエイトが上下リムポケットに取り付けられています。他社製品で見た事があるような形状ですね。

重さは32g。片側上下に1個づつ装着されていますが、反対側に取り付ける事も出来るのでバランスなどをアレンジできます。

装備なしのライザーは上重心。弓の飛び出しがダイレクトに感じられる好印象なバランスです。

各所寸法はご覧の通り。(注:36インチ SVXカムモデルの場合)

リム幅はスタンダード幅。

上記数値を参考にレスト、ポータブルプレスト(ブラケット幅)、キックスタンドなどを購入の際にご検討ください。*上下とも同じリム幅

HOYT 2023 Newモデル「STRATOS(3640)]は店舗およびオンラインショップで発売中です(^^)/


ホイット(HOYT)2023年のもう1台、アルタス2代目のHBTモデル。

ホイットの2023年コンパウンドターゲットモデルのもう1台はアルタス(Altus)の2代目Altus HBTモデル。

左が初代、右が2代目

もちろん、1番の違いはカムがHBTカムに変更されたことですが、ハンドルにも多少の修正が加わっています。グリップ周りとレストマウントホールが1つから2つに変更され、リムダンパーがなくなり、ケーブルガイドがローラータイプになりました。また、リムのマウント構造は最上位モデル(ストラトス)と統一されました。

弓はサイズは35インチと38インチ。2023年から採用されたHBTカムになり、ドローレングスは

-35インチ 1# 23.0″-26.5″ / 2# 27.0″-29.5″

-38インチ 1# 24.5″-28.0″ / 2# 28.5″-31.0″

です。塗装は4色パウダコート。

HBTカムは単体で上記の範囲での1/4インチ刻みでのドローレングス調整、レットオフ調整(65%/70%/75%)とウォールの強さ調整が可能です。ストラトスと違い、アルタスでは従来のホイットのジオメトリーを採用しているので、伝統的なホイットの設計+新しいバイナリーカムという組み合わせを試してみたい方にはこちらがおすすめです。

9月から出荷が始まる予定です。

HOYT Altus 2023 – JPアーチェリー

新商品の記事はここまで。夏季休暇明けですが…迷惑メールが多すぎる。。メールアドレス公開しているので仕方ないとは言え、今のところ、2通はお客様からのメールでした。もう少し見てみます。


ホイット(HOYT)が2023年ターゲットラインを発表、まずはストラトスです。

ホイットが2023年ラインを発表しました。まずは最上位モデルのStratos(ストラトス)です。いいですね、こういうの待ってましたという感じです。

近年のホイットのコンパウンドの流れはPrevail(2017)から始まっていると感じています。このモデルで今まで長く採用されているGTX/スパイラルカムからX3/SVXカムに変更し、ハンドルデザインも大きく変更されました。2015年モデルのPodium(37/GTX)は308fpsしか無かったのが、一気に(X3)313fpsまで引き上げられ、321fpsのSVXカムは2017年から来年の新モデルでも採用されるロングセラーになりました。

Prevailは多くの実績を残し、その後、ハンドルを2.5インチ長くしてリムを短くし、(X3)313fpsから(DCX)324fpsまで矢速を引き上げたInvictaが発売されます。3モデルで、308fpsから324fpsへと、近年ホイットは矢速にコミットした開発を行ってきました(*)。

*いずれもラインナップで遅い方のカムの値です

ただ、この弓の後半はコロナだったので正当な評価ではないかもしれませんが、初動(2019年末)からあまり売れませんでした。個人的にはホイットユーザーでPrevail SVXカムを使用している場合に、ハンドルとリムの長さを変更しただけでは、Prevailからの買い替えをさせるほどの違いがないのが原因ではないかと思っています。

今回出たStratos(ストラトス)の設計をシリーズの前2モデルと比べてみると、ハンドルの大きさ(横線)では、PrevailとInvictaの中間となっています。対して、ジオメトリー(縦線とグリップの位置関係)は前2モデルが同じく矢速に優れるリフレックスデザインであるのに対して、安定性を重視したデフレックスデザインで、現在、この設計をしているのはPSEだけだったので、驚きです。ただ、矢速を追求する方向から転換したわけではなく、アクセル間を短くすることで矢速を確保し、同SVXカムの場合、2fps矢速が向上しています。

また、写真でわかるようにデフレックスデザインになったことで、リムがグリップに物理的に近づき、リムがかなり短くなっています(1インチ=2.5cm)。これによって、リムの安定性が向上します。

https://www.youtube.com/watch?v=R-Bi-F16iSE

弊社には来週に新しい弓が届くので、これは弊社情報ではなく、取引先のランカスターアーチェリーさんによる実射レビューで言及されていることですが、フルドロー時にリムがinvicta(写真右)と違って、アーチャー側まで曲がってこないので、発射時の動きですべて的側に向かう動きとなり、弓の飛び出し感が素直なフィードバックになっているとのことです。

さて、次はカムです。スピード重視の方には引き続きSVXカムが提供され、矢速はアクセル間が短くなったことで、2fps向上しています。

注目はやはりこの新しいHBTカム、ホイットターゲットモデルでは史上初めてのバイナリーカムの採用です(*)。自分はエリートのバイナリーカムを使用していたので、親近感が(笑)、ホイットもいよいよバイナリーカムを選択しましたか。

*ハンティングモデルではある

一番わかりやすい違いがこの写真です。Invicta(左)Stratosを引くジェシー選手です。ホイットのハイブリッドカムシステムは調整が簡単ですが、ケーブルがリムに接続されるために、ケーブルが物理的にいろいろなところと繋がり、そのテンションによってトルクを発生されます。これを解決するのに、バーを曲げるアイデアが生まれるわけですが、バイナリーカムではカムのトラック同士がつながるだけなので、ケーブルは非常に近い距離であまりトルクを生みません。今回ホイットでも、HBTカムモデルに限り、固定式のローラーガイドを採用しています

今回ホイットではこれでもかというくらいにあらゆるカスタマイズができるカムに仕上げてきました。これによってカムの効率性は低下するので、GTXカム時代の308fpsまで矢速は落ちています。ただ、個人的には、同じシリーズで332fpsを出すモデルが有るのだから、これくらいカムの違いがある方が、お客様も選択しやすいのではないかと思います。

ということで、ハンドルもリムも、カムまでも今年のInvictaとは違う設計になっています。SVXカムという選択肢もあります。ぜひご検討ください!

SVXカムモデルはすでに出荷されており、HBTカムは2#の出荷が始まっています。HBT1#(24.5″-28.0″なので多くの方がこちらかと思います)は9月になるとのことです。レビュー用は来週の入荷です。HBT1#の出荷が遅いとのことでしたので、Stratos 36のSVXモデル(来週)とAltus 38 HBTモデル(9月)がレビューモデルとなります。Altusの記事はこの後に。

HOYT Stratos(ストラトス) 2023 – JPアーチェリー


RAMRODS ADJオフセットマウントとクイックディスコネクト

RAMRODS(ラムロッド)から、“EDGE”ADJオフセットマウントとクイックディスコネクトが入荷しました。

まずはADJオフセットマウント。

7075アルミ製で全体がずっしりと堅牢性に優れ、スタビライザーをしっかりと固定するための耐久性も高いシングルVバーです。重さはご覧の通り。角度は無段階のコーン式ジョイントとなっています。

次にクイックディスコネクト。タイプはストレートと10度ダウンの2種類。ストレートのアタッチメントは上から差し込み、10度ダウンの方は横からの差し込みです。

10度ダウンの方には先述の“EDGE”Vバーと組み合わせることで「ラムロッド・ロックアライメントシステム」と銘打たれた10度ダウンの真直度を保証してくれる構造になっています。上写真右の10度ダウンには銀色のイモネジが飛び出ているのが見えます。この箇所が下写真のマウント側の小穴にきちっと嵌って真直度を約束してくれます。

もちろんこのシステムでなくてもディスコネクトは使用できます。その時はこの飛び出たイモネジは取り外せばOKとなっています。

RAMRODS アジャスタブルオフセットマウントクイックディスコネクトは販売中ですヽ(^。^)ノ


T.R.U Ball ABYSS X-Tension FLEX

TruBallからハンドヘルドタイプでは初めてとなるスルーバックテンションリリーサー「ABYSS X-Tension FLEX」が入荷しました。

だいぶメカメカしい出で立ちです。

開放値の設定はロックネジを少し緩めてから下側のイモネジ(プルスルーテンションネジ)を締め緩めをして写真右の目盛りを「+」側にすると重く、「-」側にすると軽くなります。

メーカーではホールディングウエイト+4ポンドを推奨しています。実射前には何度も試して事故が無いように細心の注意を払って調整を行ってください。

ドローイングはトリガーには触れずに引き、アンカーに入ってからトリガーを押し込みながら真っすぐ引く、と言う手順です。

もしリリースをやめて引き戻す場合はトリガーの上にあるサムシューの様なレバー(セーフレバー)をギュッと押し込んで内部で小さくコツンと感触が起きればOK、あとは弓を下方に向けて引き戻せばよいです。

このリリーサーはスルーバックテンションリリーサーでありながら、設定値の加減でトリガーリリーサーにもなると言う「2-in-1(ツーインワン)」と言う特徴を持っています。

よく似た機構としてCarter(カーター)のアトラクションリリーサーがありますが、このABYSS X-Tension FLEXはトリガーモードにした際、トリガーの移動量(トラベル)と感度(センシティビティ)が調整できるのがイイです。

先述のプルスルーテンション調整を軽い側にすると(ホールディングウエイトより開放値を低くすると)トリガーモードになります。そしてトラベルとセンシティビティは下写真の矢印に示した箇所を調節します。

白矢印がトラベル調整、オレンジ矢印がセンシティビティ調整となり、それぞれにロックネジが存在しますので調整の際は忘れずに。

ちなみにセンシティビティ調整の際はネジの位置が変わった所にあるのでセーフレバーに開いた穴越し(下写真オレンジ矢印)にレンチを挿し込みます。

フック部分は「トライスターフックシステム」と銘打たれた形状のフックが採用されていて、発射後フックが“回転”して次のローディングが容易になると言うものです。

ボディは指掛けの角度変更と、その昔「インサイドアウト」に搭載されていた「LASシステム」がABYSS X-Tension FLEXに採用されました。

約16度の変化をつける事が出来ます。

調整は反対側のこのネジで行います
クイックシルバーボディで重量感たっぷりの162グラム

お求めは店舗及びオンライショップにて発売中です。是非どうぞヽ(^。^)ノ


B3 TANJENT リリーサー

「BUILT THE BEST. BY THE BEST. FOR THE BEST.」でおなじみのB3から新しいリリーサーが届きました。

「TANJENT(タンジェント)」・・・ブラス(真鍮)タイプのヒンジリリーサーです。重さは140グラム。

本来のスペルは「G」なのですが、なぜか「J」です。ご存知の方がいたら教えてください。

さて、「マイクロアジャスタブル・シアーシステム」と銘打たれたシアー調整を行うための機構ですが、4つのシアーが付属します。*1つ(ドット2)は装着済。

ここで言うホットとコールドとは発射までのヒンジの移動量が少ない(短い/早い)か多い(長い/遅い)かを意味します。そしてクリック音のあり/なしでお好みを選択、となります。

シアーの細かい調整は上下2本のイモネジでシアーから突起している棒の箇所をリリーサー内部で上下から挟みこんだイモネジの“出し入れ”により角度を調節します。言葉で説明するのは中々伝わりづらいかと思いますが、現物を見れば「あぁ、なるほど」と分かっていただけると思います。この方法だとアタリを探るのがやや手間ですが、位置が決まればズレる事がほぼ無い仕組みです。

上側イモネジは写真内の左側に少し写っているボディー上部のスリットから六角レンチを挿し込んでアクセスします。

シアー調整の前後では、サイド側にあるイモネジを少しだけ締め/緩めしてください。(ヒンジのわきにあるイモネジです)そして締め過ぎには注意してください。

基本設計は3本掛けですが、フィンガーロケーションを変更することが「一応」可能です。

一応、としたのは、4本掛けに変更した際、部品の角がけっこう鋭利でケガの恐れがあるため、このリスクを取り除いてから(削るなど)にしたほうが良いと思ったからです。

もし手を加える場合は必ずケガの無いように注意してください。

B3 Tanjent リリーサーはオンライン及び店舗で発売中です。