ボーニングのICEベインの詳細と開発協力したフランスのアーチャーたちのコメント

先日お伝えしたボーニングのICEベインの詳細と開発協力したフランスのアーチャーたちのコメントが届きました。以前に責任者が日本に来た時に食事したことがありますが、印象としては非常に実直なメーカーです。

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ICEの設計は長さ76.2mm、高さ7.62mm、重さ(1枚)6.5グレインで、色は白、黒、ホットピンク、ネオングリーン、ネオンオレンジ、ネオンレッド、ネオンイエロー、青、紫、赤の10色。フランスのPIERRE-JULIEN DELOCHE選手とDOMINIQUE GENET選手との協力の元に開発され、そり後、SÉBASTIEN PEINEAU選手も使用しています。

ボーニングはFrançois Hybry氏(仏Arc Systeme社)のアドバイスで、2013年にDOMINIQUE選手とPIERRE-JULIEN選手に連絡を取り、両選手ともこれまでのベインの問題を解決する新しいベインを開発するための協力快く受け入れてくれました。ボーニングからは素材や仕様の異なる9種類のベインを送り、テストをした結果、どちらの選手も同じプロトタイプを、コンパウンドターゲットアーチェリーにふさわしいベインとして選びました。それがICEベインの原型です。

DOMINIQUE選手、PIERRE-JULIEN選手、そしてSÉBASTIEN PEINEAU選手は、自分のフィットするよう様々な環境でこのベインをファインチューニングしました。ICEベインのテスト環境は気温5℃から40℃、風の影響や乾燥、湿気、雨など無数のシチュエーションでおこなわれました。

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・PIERRE-JULIEN選手のコメント

まず、私は他のベインとの比較のためにオフセットなしでICEベインを使用しました。そのときのグルーピングは従来のベインから改善されたことは分かりました。次に1°くらいのオフセットをした結果、グルーピングがさらにまとまりました。ここで3°か4°の大きなオフセットを試してみたのですが、矢飛びの最中にシャフトの軸を中心に回転するのではなく、抗力が大きすぎて、後方がふらついてしまうのが見られました。別のダースの矢では2°のオフセットでフレッチングしてみた結果、精度が劇的に上がったので、この角度で射っていくことにしました。距離も30〜90mでテストしましたが、コンパウンドボウでICEベインを使う場合は、70mまでの距離が最も効果的です。

*ちなみに、それまで使用していたのはFFP187

耐久性の面では、フォームやストラミット合板を貫通した時にどうなるのかを観察しました。目的はベインを引きちぎり、他のブランド製品と比べてICEベインの素材そのものの耐久性がどれくらいなのか確かめることでした。手で引っ張ってちぎろうとしましたが、ベインではなくラップが壊れてしまいました。さらに24本の矢をかなり小さいグルーピングに射ち込みましたがICEは無傷でした。

自宅や練習場、国際大会など様々なところでテストをおこないました。国際大会で実際に使うことができれば、それは商品にとって良い商品の証明となります。家や自宅とは異なる環境で射っているのはもちろんですが、道具も完璧に合わせておく必要があります。私は2013年の過去4ヶ月の試合で、新しいICEベインの矢のセットと、念のため以前のベインを貼った矢のセットとを持っていき、実際異なる環境でICEベインをテストすることができました。

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そして2014年のアウトドアシーズンは、ICEベインで始めることを決めました。結果、上海のワールドカップでは709点を射ち、銀メダルを獲得しましたが、金メダルを取ったSÉBASTIEN PEINEAU選手もICEベインを使ったアーチャーでした。この時期の試合の平均点数は711.5で、ヨーロッパの試合新となる150点(9X)を記録することもできました。続くメデリンでは712点(40X)を記録しました。このICEベインは実に美しく、正確で耐久性があり、信頼がおけるので、私はこの商品にとても満足しています。

・ICEベインの推奨セッティング(DOMINIQUE選手、PIERRE-JULIEN選手、SÉBASTIEN選手より)

1.ICEベインのオフセットは1~2°の小さいものに抑えることで最高のグルーピングを得ることができ、リリースの瞬間の接触やターゲット上のコンタクトによるダメージを避けることができます。

2.PIERRE-JULIEN選手はノックから10~15mm、DOMINIQUE選手とSÉBASTIEN選手はそれぞれ1″(25mm)、1.5″(38mm)の位置にセットしています。

3.EASTON X10 Protour、Carbon Express Nano-Proなどの重く、細いシャフト、あるいは最低110グレインのポイントを使用するのが最適です。

4.ICEベインのフレッチングは簡単です。DOMINIQUE選手とPIERRE-JULIEN選手はBlazer Bondを使用し、PIERRE-JULIEN選手によると、ラップがあってもなくても、ターゲットを貫通したときでもベインがはがれ落ちることがないと証言しています。DOMINIQUE選手もBlazer Bondが最適だと言っています。

ICEベインの入荷は8月の末かなと思っています。リカーブでスピンの場合にはノックよりに貼るのがベストというほぼ一致した意見がありますが、このベインではノックから10mm(つまり可能な限りノック側に寄せる)で使っている人もいれば、38mmも話している選手もいるのは驚きです。入荷したら、自分でもノックから離したフレッチングを試してみたいと思います。ただ、フィンガーリリースのリカーブでは、やはり38mmも離したフレッチングは効果ではないのかなと…。

ガスプロのリカーブエフィシェントサイトピンが入荷しました。

DSC_02941月にイギリスのテルフォードで見た試作品のガスプロ(Gas Pro)の新型サイトピンが、本日入荷しました。

DSC_0295設計はタイタンのような無倍のレンズを使用したドットタイプのサイトピンですが、特徴はリングをはめ込むことで、内径を調整できることです。

DSC_0291がっちりと押し込んで固定し、外すときは、今回たまたま近くにポイントがありましたが、レンチやボールペンみたいなもので掻き出す感じで取り外しできます。

DSC_0293何も入れないときの内径が15mm、調整リングの内径はそれぞれ、12mmと8mmです。

DSC_0292装着した時のイメージはこんな感じです。レンズに張り付けられているドットは2mm。ハウジングは3色で本日より販売開始です。

2014年の全日本ターゲット選手権 挑戦してみませんか?

2014_national_target_001昨日、今年度の全日選手権の要綱が発表されましたが、コンパウンドは同じ人数でしたが、リカーブの出場枠が大幅が増えています。

男子リカーブ 2013年 定員 75名 → 2013年選考の申請をした人数 92名 → 2014年 定員 96名
女子リカーブ 2013年 定員 48名 → 2013年選考の申請をした人数 61名 → 2014年 定員 78名

と大幅に定員が増えています。大幅に増えているところか、2013年に申請した人は全員そのまま通るほど定員が増えているます。

2014_national_target_002ただし、申請するためには上記の点数を少なくとも満たしている必要がありますが、70mwの方の最低基準点は2013年度よりも男女ともに10点も下がっているので、点数がある人は申請してみると、参加できる可能性がかなり大きいと思います。これだけ枠が広くなり、点数も下がってくると、何点くらいで通過できるか予想もつかないです。

締切まであと2か月、皆さん頑張りましょう!!

要綱はこちらです。

CBEのコンパウンドサイト

お客様からの依頼で仕入れたCBE「Vertex Target Competition Sight」の紹介です。

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さて、コンパウンド用サイトで堅牢性に優れており多くの選手も採用しているCBEですが、マイクロクリックタイプでスコープブロック部分の取り外しがきくため収納がラクになりました。
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アクシス調整も3方向で調節できます。
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マウントブロックはノブが下側についています。

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エクステンションとエレベーションのつなぎ目は他社はネジ止めが一般的ですが、このサイトは左右からのかみ合わせにより自由なポジションでエレベーションの高低位置をセットできます。

 

シブヤやシュアロック、AXCELサイトには一般的なサイトボックスのジャンプボタンは、このCBEサイトには搭載されていません。

上部のノブでコチコチ回してエレベーションを調整します。位置が決まればサイド側についているつまみネジで固定することが出来、振動などによる不要なズレを防ぐ事が出来ます。

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重さは320グラム。そこそこ重めの設計です。その分細部にわたりしっかりと作り込みがされているので安心してコンパウンドで使用できます。

CBE「Vertex Target Competition Sight」の紹介でしたヽ(^o^)丿

 

 

 

 

2014年の全米選手権終了しました。

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全米選手権が終了しました。昨日の記事はジュニア部門の選手で、ハウザー選手は見事に優勝しました。

シニアのコンパウンド男子部門では、優勝がジェシー選手、2位がハンマーを開発したティム選手、三位がレオ・ワイルド選手でした。

US_open_2014_compoundルールが改定されてから、アメリカで試行錯誤されているオールラウンドタイプのX10やNono Proに変わって、フィールド用のヘビーポイント+大口径軽量シャフトという選択肢の成果を試す、初めての全米大会でしたが、8位までに入った選手の使用シャフトを調べてみました。

US_open_2014_compound_shaft調べた結果、8人中3人という結果になりました。この結果をどう判断するかはお任せしますが、X10やナノプロという1ダースの値段が4万円前後の非常に高価なオールラウンドシャフトに対して、1ダース2万円で製作できるゴールドチップのシャフトで、ここまでの結果が出たということは、メーカー技術の優位性というよりも、ゴールドチップの持つコンセプト(高精度・大口径・軽量シャフト・ヘビーポイント)の勝利と言ってもいいのかなと思います。

Wroclaw_14次は8月5日から行われるワールドカップの第4戦です。

リカーブでは、昨年ちょうどこの時期からホイットが新作のリムのテストに入りました。今年はどうでしようか。現在、F7リムの在庫が急激に減少しています。確定した(*)ことではありませんが、2015年のラインナップにF7リムは残らないと思われます。在庫状況からフォーミュラーRXハンドルもなくなると思われます。ハンドルで新しいものが出るとは限りませんが、リムの方ではF7がなくなると、残るラインナップが3種類だけになってしまうので…かわりのリムが出るのではないかと予想しています。

*2015年ラインナップのホイットでの決定自体が8月です。代理店への説明は9月に始まります。

コンパウンドでは、アメリカ勢のシャフトセッティング、フランス勢のベインのセッティング、あとは先日のヨーロッパ選手権も制した絶好調のエルジンガー選手などが注目されるか思います。

この時期にナショナル選手権(日本なら、全日本選手権)をやってお国の一番を決めて、10月に世界選手権・ワールドカップファイナルをして、世界一を決めるという流れが多い中、スケジュール的に日本では、世界一が決まってから、日本一を決めるという流れになっています。

…何でですかね。。。

GT デイビット・ハウザー選手が世界ジュニア記録を更新

10489802_831568593521063_6688707337565112783_n先月、チームAXCEL/TRUに加わったばかりのデイビット・ハウザー選手がさっそく、世界ジュニア記録を更新しました。

1502302_754328731299795_3826734895020468421_o現在行われている全米選手権で、50m15本射の決勝ラウンドで150点&10Xを射ち、世界ジュニア記録を更新し、レオ・ワイルド選手が持つ、世界シニア記録タイの点数です。

将来が楽しみな選手です。ちなみに、ゴールドチップのウルトラライト400番使用、ポイントのグレイン数は確認中です。

また、ウルトラライトが多くのスパインで在庫切れになっていますが、来週の後半に入荷予定です。

フランスアーチャーが開発したICEベイン

worldarcherytv_ice_vanesボーニングから新しい羽が発表されました。

コンパウンドではアメリカ選手を中心にゴールドチップのシャフトを使う流行ができていますが、今度はアメリカのボーニングとフランスのプロアーチャーたちが協力して開発した羽です。

まずはフランスの(写真上)Pierre-Julien Deloche選手で、現在世界ランキング1位の選手です。去年の世界選手権は個人で2位。今年はワールドカップステージ1で個人で2位、ステージ2で男女混合のMixで優勝と、最近絶好調の選手です。次にフランスのDominique GENET選手。現在、世界ランキング14位。代表歴10年以上のベテラン選手です。


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もう一人のSebastien Peineau選手は、Pierre-Julien Deloche選手と今年のワールドカップ・ステージ1で闕所ン戦を戦う、見事に勝利し、現在世界ランキング12位。上記の試合はコンパウンド個人の決勝戦。両方ともこのタイプの羽根を使用しています(見た目は既存のインパルスにそっくりで気が付きませんでした)。

実はフランス人アーチャーの友人があまりいない(理由はヨーロッパの中でも飛び抜けて英語しゃべれる人がいないため…)もので、情報が遅れました。

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長さは3インチ、高さは1/10の0.3インチ。長さと高さの比がこれほど極端なベインは多くはありません。リカーブでのガスプロの2.5インチのターゲットエフィシェントと同じような形状です。

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これはベースモデルのインパルスが発表されたときの資料ですが、ガスプロのベインと同じ発想で、羽根を長くし、かつ、低くすることで、同等の修正力を保ちながら、風から受ける影響を低減させ、かつ、矢のクリアランスを良くします。

ボーニング インパルス 技術資料
https://archery.co.jp/manual/ICE_VANES_DATA.pdf

発表されたばかりで…入荷は1か月後くらいを予定しています。ご期待ください。

1/4ロッド用のディスクウェイトを仕入れてみました。

10348379_248869095303750_7519942852091008847_nリカーブ競技でメインのフォーマットが144本から、半分の72本になり、重めのスタビライザーセッティングを好む選手の間で、ディスクウェイトが人気になってきたので、新規取扱いすることにしました。5/16のねじのものは多くのメーカーが発売しており、弊社でも昔からビー・スティンガーのものを扱っていますが、1/4ねじのものはちょっと珍しいです。

DSC_0278まぁ、ウェイトなので、何かすごい性能はないのですが、スタビライザー全体の長さを伸ばさずに、ピンポイントでロッドに重量を付加することができるというものです。

GT_Ryo重いセッティングではなく、ロッドの先端にウェイトを1-2個しかつけていない方には特にメリットはありません。写真は現在の自分のコンパウンドのセッティングですが、サイドには14オンス(約400g)のウェイトを付けています。これをW&Wの通常サイズのウェイトで400gをロッドに付加しようとすると、ウェイトだけで、21cm(約8インチ)にもなってしまい、ウェイトの長さがロッドの長さの半分以上になってしまいます。

IMG_20140725_163937IMG_20140725_163822写真の通り、ディスクウェイトは24mmの長さで208g、通常のサイズのウェイトでほぼ同じ重さにすると長さは105mmと約5倍の長さになってしまいます。

IMG_20140725_164504ただ、ロッドによっては装着できません。装着するにはロッド側のオスネジに7mm以上の長さが必要です。購入を検討される場合は、使用予定のロッドのオスネジの長さを確認してください。ちなみに、写真の左が8mmのオスネジで、右が6mm(使用不可)のオスネジです。

ブラックマンバアーチェリーの代表選手

1910260_770172766366265_4887580381026208621_nリリース時にタブがずれないのが特徴でアメリカで勢力を拡大しているブラックマンバ(Black Mamba)アーチェリーのタブを使用しているアメリカ代表チームの選手たちだそうです。

まだ、日本でも有名になっている選手はいないですかね。ちなみに、唯一サインのない右下の選手がブラックマンバアーチェリーのオーナーさんです。