Loc Outdoor Z ダンパーデタッチ販売開始します。

DSC_0014
リカーブでは昨日射ってみましたが、本日は午前中に射場にてコンパウンドで実射テストしてきました。この部分以外に個人的な練習の関係でドローレングスを1/8長くし、弦を新品に取り換えましたが、テストの結果にはほぼ影響はないでしょう。

さて、3時間ほど実射した結果ですが…やはり小さなハーモニックダンパーが2つついているだけですので、リムで発生した振動を吸収するには無理があり、弓の振動を吸収することはありません。

弓全体に対して働きかけないかわりに、このデタッチ自身に対してはきちんと仕事をしてくれ、このパーツの振動をしっかりと取り、このデタッチが新たな振動元となることを防ぐ効果はありました。

DSC_0013
一般的には弓にパーツ(結合している部分)を増やすほど、不良振動やゆるみが発生しやすくなりますが、おかしな振動もなく、ねじも全く緩むことなく、センターと一体となって仕事をしてくれました。これまではハンドルにセンターを直に装着していましたが、ネジの数が倍になったにもかかわらず、この部分から発生する振動は減りました。

やはり、両サイドのハーモニックダンパーは発射時の振動をとるものではなく、このパーツ自身に伝わる振動のみを取り除き、ゆるみや異常な振動の原因となることを防ぐものと位置づけられるでしょう。

個人的にかなり気に入ったので、13日の東京の試合はこれで出てみます。仕事として道具屋やっていますが、アーチャーとしてはセッティングに関してはかなり保守的な人間で、自分の弓のセッティングを変えるのは2年ぶりくらいです…。どうなるかな。。。。。

IMG_20140402_162810
IMG_20140402_162804
また、ダウン角ダンパーデタッチのもう一つの使い方としては、アッパーに付けることで、アッパーを的の方向に向けることができます。ハンドルにもよりますが、ウィン&ウィンのイノCXTなどでは、ほぼ水平になります。効果としては、飛び出しに悪影響を与えずに、弓のコントロール性を向上させます。リカーブでもぜひお試しください。ダンパーデタッチの本体分…アッパーが約32mm(1+1/4インチ)長くなります。

また、コンパウンド担当の山田がすでに記事にしましたが、AAEにしてやられたダンパースリングが今度こそ届きました。


Loc Outdoor Z リストスリングとダンパーデタッチ

仕入れ担当の記事にもありましたが「Loc Outdoor Z」から新着商品が入荷しました。
共にハーモニックダンパー(ミニサイズ)を搭載したユニークな商品で、3種類のリストスリングと2種類のダンパーデタッチです。
まずはリストスリングから。

3種類

ロープの太さが異なる3種類のスリングで、、、

ウルトラ・・・9ミリ
チャビー・・・9.5ミリ
メガブレイド・・・19ミリ

となっています。
どれも硬くしっかりと編まれた頑丈なロープで、曲げるとちょっとだけ形状が残ります。

ロープの長さは両サイドのつまみで簡単に調節が出来ます。
そしてこの調節つまみにハーモニックダンパーが付いているんです。
CM140402-113605008

*ウルトラのみ、黒/青/赤の3色展開です。
赤と青

メガブレイドの編様はこんな感じ。
CM140402-113541006
19ミリの幅に10ミリの厚さですので、見た目からしてかなりヘビーなイメージです。

ハーモニックダンパーのついた接合部分は共通仕様で、ハンドル側/スタビ側共に25ミリ以下の幅で結合できます。
CM140402-114043015
と言う事はサイドロッド(Vバー)を付けている場合、位置や形によっては装着できない可能性が有ります。
事前にサイズの確認をお願いします。

次にダンパーデタッチ。
タイプは2種類。
ストレートと10度ダウン。
CM140402-115041019
こちらも両サイドにハーモニックダンパーが付いています。独特のデザインですね。
このダンパーデタッチは、ストレート/10度ダウン共に本体は共通設計で、(銀色の)インサート部品の違いでストレートか10度ダウンかに分かれます。
CM140402-115151020
インサートを真横から見るとネジの角度が違う事がお分かり頂けると思います。

言い換えるとインサートさえ交換すれば本体はそのままで両方を試すことが可能となります。

(インサートは先々仕入れる予定です)

 

このダンパーデタッチに装着されているハーモニックダンパーの効果についてですが、実際に(B-Stingerロッドにて)撃ってみて若干効果が有るとは感じました。ただし、その差はごくごく僅かであったことをお伝えしておきます。感じ方には個人差が有る為です。

装着した時の写真です。(写真はストレート)
CM140402-143837002

同社のスリングと組み合わせたイメージです。(写真はメーカーHPより)
(メーカーの写真ではVバーは使っていません。また写真の色はカモフラですので当店では取り扱いはありません、ご容赦ください)
ストレートイメージ

近頃はこのハーモニックダンパーを組み合わせた様々な商品が出回っています。

今回入荷したスリングとダンパーデタッチもその流行に乗っかったアイテムですね(^_^;)

Loc OutdoorZ スリングダンパーデタッチは絶賛販売中です~ヽ(^o^)丿


新規代理店契約 LOC OutdoorZ

fivics2014(13)

logo2
アメリカのLOC Outdoor Z社と新規に代理店契約をしました。以前から知っている面白そうなメーカーでしたが、連絡しようと思っていて忘れてました。それをFIVICSの2014年ラインナップのダンパー付きSAを見たきっかけで思い出し、今回の契約となりました。FIVICSに感謝!!

DSC_0009
DSC_0010
メインの商品はこのマシューズ(Mathews)のハーモニックダンパーを装備したクイックデタッチです。リカーブ、コンパウンド両方で使用できます。ストレートと10度のダウン角の2つのバージョンがあります。

DSC_0011
245943632665ed2de4f281a0123da37a
ダンパーのゴムの部分はマシューズで別売りのパッケージで色を変えることができます。5個入りなので、3個余りますが…。

SONY DSC
DSC_0007
リカーブでは、センター、サイドなどのスタビライザーロッドの根本、または、アッパーロッドの根元などに装着することができ、実射した感覚では、センターよりもアッパーに装着した時のほうが効果が実感できるようです。

明日、コンパウンドのほうで実射テストしてきます。その後、販売開始予定です。


Kinovea(ベータ)の日本語版作りました。

Kinovea
以前にフォーム分析用の無料ソフトKinoveaを紹介しましたが、このソフトをボランティアで開発しているジョアンさんに連絡を取って、こちらでメニューの翻訳をして日本語版を作りました。

Kinoveaについてはこちらの記事を参考にしてください。
https://archerreports.org/?p=5198

先ほど、ベータテスト用のEXEが届いたので、日本語の表記に問題や不親戚な表記がないか、一緒にテストしてくれるとありがたいです。何かありましたら、メールでも、コメントでもいいので連絡ください。正式版で訂正してくれるように連絡します。

*プログラム自体の挙動に関してはこちらでは修正は担当できません。

無料ですが、ベータ版ですので、コントロールパネルからインストールされたソフトのアンインストールくらいはできる程度のPCの知識は必要かと思います。ウィンドウズ用です。

Preview installer for version 0.8.22 日本語版
0.8.23が登場しました(2014/11/13)


シュアロックが無段階調整の水準マウントシステムを発表

balance
シュアロック(Sure-Loc)からバランススタビライザーマウントという新しいスタビライザーマウントシステムが発表されました。

主にはコンパウンドで使用するものですが、これまでサイドロッドのウェイトの重さを調整することで、弓の水準を調整した来ましたが、この新しいシステムでは、センターロッドをサイトと反対側に無段階調整で横にスライドさせていくことで、弓の水準を得るチューニングになります。

SURE-LOC-BALANCE-PRO
ただ、センターロッドが横に移動して行く分、水準だけではなく、射った時のフィーリングも変わってくるので、早く実物が見てみたいです。4月入荷予定です。


BCY Dループロープ 新色追加♪

CM140326-135803001

BCYのDループロープに久々の新色追加です。
今回はパープル(紫)とゴールドの2色です。

ゴールドの方は、「金」と言うよりもライトブラウンに近い感じがあり、スタッフによると「お寺のお線香の色みたいですね」とのコメント(苦笑)。

よろしければ是非どうぞ~ヽ(^o^)丿

 


CARTER Total Control(トータルコントロール)が入荷!

CM140325-164422001

Carter(カーター)からNewリリーサー・Total Control(トータルコントロール)が入荷しました。
(人差し指穴径:2.5cm、全長:9.8cm、厚み1.3cm、重さ:74.5g/3本掛け)

このトータルコントロールはトリガーレス(バックテンション)リリーサーで、発射(リリース)タイミング調整と、クリッカー音のON/OFF、さらにクリッカーが鳴ってから発射(リリース)までの時間(移動量)を無段階で調整でき、また再現性に優れた機構を採用しています。

これまでのトリガーレスリリーサーの難点と言えば、発射タイミングの調整が面倒でした。

いじった後、元に戻そうとしてもムーンがフリーで動くので再現性が乏しいため中々調整や色んな角度を試すのが億劫になりがちでした。

また、クリッカー音が鳴るタイプのリリーサーはこれまで数多く出回っていますが、ムーンに刻まれた“みぞ”が、製品によっては個体差があり、大きく鳴るものや、ひどいものは殆どならないモノも存在しました。さらにクリッカーが鳴ってからリリースまでの時間(移動量)は変更できず、好みのタイミングなら良いですが、好みでない時はいっそ無い方が良かったりしました。

このトータルコントロールは、音の有り無し変更はもちろん、音が鳴ってからリリースまでの時間(移動量)を自由に、また、再現性に優れた調節方法となっています。

注:同じくカーターの「ツームーン」も同じようにクリッカー音の有り無しと、鳴ってから発射までの時間(移動量)の調整は出来ますが、変更手順が面倒で、無段階ではありません。

≪変更方法:クリッカー音なしの場合≫

両サイドに有るイモネジを緩めます。(クリッカー音有り無し共通作業)
CM140325-173909017-1

そしてまず先に左側の発射タイミングを調整します。

写真左側(レンチを挿し込んでいる方)の穴が発射タイミングの調整ネジ穴です。
CM140325-173608011

時計回りにレンチを回すとタイミングは遅くなります。
下の写真のように左側のムーンが“上”に持ちあがるようになります。
CM140325-173726014

遅い時はヒンジはこのような角度になります。
CM140325-174046019

一方、反時計回りに回すとタイミングが早くなります。
下の写真のように左のムーンが“下がった”ようになります。
CM140325-173650013

早い時のヒンジの角度です。
CM140325-174024018

左の穴で好みの発射タイミングを探ることが出来ます。もし元に戻したい場合でもレンチをどれだけ回したかを覚えていれば容易に再調整が可能です。

次に右ムーンの穴・・・クリッカーです。
音のON/OFF切り替えは、右のムーンが左のムーンと平行(もしくは右側下がり)になっているか、上に有るかです。
ちなみに下の写真は右側下がり(音なし)です。
CM140325-173853016
左ムーンと同じく時計回りで上がり、反時計回りで下がります。

クリッカー音なしで良い場合は、これで調整は完了です。
最後に両サイドのイモネジは忘れずに必ず締めてください。

 

≪クリッカー音ありの調整≫

上記(音なし)の手順(左ムーン調整⇒右ムーン調整)とは逆の順序で行います。

右ムーンを上げ下げして好みの発射タイミングを調整します。
好みのポジションが決まったら次に左ムーンの上げ下げを行います。
下の写真は右側上がり(音あり)です。
左ムーンを右ムーンよりも低い位置にし、段差を作ります。
CM140325-173909017

この段差は音が鳴ってから実際に発射されるまでの時間(移動量)をつかさどります。
僅かな段差だと音が鳴ってからスグの発射。
大きな段差だと音が鳴ってからさらに移動しての発射となります。
好みの段差を見つけてください。

最後に両サイドのイモネジは忘れずに必ず締めてください。

トータルコントロールはこれまで面倒だったリリースタイミングの調整を簡単かつ再現性に優れた調整機構を搭載したトリガーレスリリーサーとしてとても良くできたリリーサーです。

その名の通り、ユーザーにとって「すべてをコントロールできる」リリーサーと言えるでしょうね。

 

最後に、、、、付属の2本の六角レンチ(インチ)ですが、サイズが「.050」と「.035」。

CM140325-174153020

「.050」は比較的手に入り易いサイズですが、もう一つの「.035」がもしかするとなかなか見つかりにくいかもしれないサイズなので、決してなくさないようにしてください。

Total Controlはあちぇ屋CPおよび店舗にて販売中です~


DECUTから新しい商品のテスト入荷です。

IMG_20140325_185448
IMG_20140325_185529
DECUTから2つ新しい商品がテスト入荷しました。期待のメーカーで定期的に新商品をチェックしているところです。

まずは、タブ。どんな革(これはコードバンではなくスーパーレザーと呼ばれるもの)を使用しているのか気になりましたが、品質は悪くなさそうです。ただ、機能的にはFIVICSのJMシリーズとほぼ同じで、価格もほぼ同じですので、この商品の取り扱いはパスします。入荷したものは特価品に追加しましたので、興味がある方は。

IMG_20140325_185954
IMG_20140325_185932
(↑CEX2000に装着してみたところ)

次にダンパーですが、変わった感じのゴムを使っています。表現が難しいですが、硬くもなく、柔らかくもなく、中間程度の硬さで、かつ、曲げてみると「粘り」があります。具体的にこの場所に使うとよいとか思いつきませんが(1/4ねじなので…ねじサイズ無視すればスコープ・サイト用のダンパーとして最適かと思います)、面白い商品です。

IMG_20140325_190126
また、通常は接合部分はゴムだけですが、このダンパーはスタビライザーとウェイトと接する面がともにフラットな金属面になっています。思いつく限りではこの設計はほかのメーカーにはないかと。

ちょっと面白そうなので、このダンパーについては少し取り寄せで販売してみようかと思います。


カーター(Carter)のトータルコントロールが入荷しました。

IMG_20140325_142259
さっき本社にカーターの新しいリリーサーのトータルコントロールが入荷しました。2月の予定だったのが、よくわからない原因により(ねじ類を製造するメーカーからの納品がロストした??)、一か月遅れました。4本指は4月になってしまうそうです。

もう大久保店のほうに運んび、間もなく山田のほうでレビューをアップする予定です。

また、水曜日から金曜日まで、全国選抜にブース出しに行きます。その間通販は発送がありません。ご理解ください。


ブローネルの最新極細原糸 FURYが入荷しました。

IMG_20140324_160451
昨年の12月に発表され超極細原糸で話題になったブローネルのフューリー(FURY)が入荷してきました。

IMG_20140324_160520

実物で確認して、驚くほど細いということはありませんでしたが、確かにかなり細いです。リカーブ用でも22本弦くらいでSサイズノックにフィットするくらいではないかと思っています。

さっそく、テスト!!!と言いたいのですが、消費税増税前で注文が急増しており、弦づくりの担当の人間に「本日中のテスト弦の製作は無理」っぽい事を言われたので、明日をめどに完成弦にしてテストしてみるつもりです。楽しみです。

また、ION-X用のステルスショットが世界中で大人気のようです。弊社の在庫がなくなるごとに5個ずつ発注してきましたが、本日入荷の5個を最後に、しばらく欠品するという連絡がありました。次回の入荷は少し先になりそうです。