MATHEWS TRX38 G2

予想通りの進化でした。

マシューズ2021年モデル、TRX38 G2(第2世代)が入荷しました。(右・60lb・27in・75%)

大きな変更点が2つ。

カムが「CCTカム」から「C3Xカム」へ変更になりました。

そしてライザーデザインの変更。これまでライザーの“中に”「ハーモニックスタビライザー」が配置されていましたが、G2では“外へ”「EHSハーモニックスタビライザー」が配置されました。これによりライザーの強度がアップしました。

他に、C3Xカムにはこれまでレットオフが70%Vと80%の2種類のモジュールしかありませんでしたが、今回75%が追加されました。TRX38-G2では、注文時に特に要望が無ければ75%モジュールが搭載されて納品されます。注文時はご注意ください。

75%モジュールは36と40にも搭載可能です。レットオフの変更で撃ち感を変えてみたい方は是非お試しください。

そして他のTRXには無い変更点として(34は除く)、「インテグレイト レストマウンティング システム」が採用されています。対応のレストであれば、装着時の水平出しを気にすることなく装着できます。ただし対応レストがむちゃくちゃ高価ですが。

現物を見てみたい!と言う方は川崎店へぜひお越しくださいヽ(^。^)ノ


PSE Citation(サイテーション)40

PSE Citation(サイテーション)40のEMカムモデルが届きました。サイテーションには2つのカムが用意され、それぞれ引き尺調整の範囲とスピード等がやや異なります。

◆入荷したEMカムは24インチから30インチをカバーし、レットオフは75%。スピ―ドレーティングはATAで330fps、IBOに置き換えると322fpsとなります。重さは5.2lb(実測)、およそ2.35kgです。ブレースハイトは7.25インチ。ドローウエイトは50lbモデルと60lbモデルの2種類です。40lbモデルの用意はありません。

同時に入荷したHOYT ALTUS38と並べてみました(左)。差は2インチのはずですが、はし~はしで長さを測るとアルタスより10センチ(約4インチ)も長く、115センチとなっています。

ちなみに・・・SEカムは28インチから33.5インチをカバーするロングドローモデルでレットオフは65%~75%で調整可。スピ―ドレーティングはATAで314fps、IBOに置き換えると306fpsとなります。重さは5.2lb(カタログ値)。ブレースハイトは7.75インチ。ドローウエイトは50lbモデルと60lbモデルとこちらも2種類です。40lbモデルの用意もありません。

いたるところに5/16サイズのブッシングやネジが切られています。極めつけはセンターブッシングの2段攻め。これはまた新しいスタビライゼーションが期待できるのではないでしょうか。

グリップ幅は約19ミリ。また、一定の評価をうけているのかローラー式ケーブルガイドも4シーズン目に入りましたが、どうもバーの方が迷走しているのか?と言う印象で、トルクがかかると折れ曲がるフレキシブルタイプやカーボンのストレートバーでアングル付きになったかと思えば、アングルなしのストレートカーボンバーになったり。

で、今年は金属のストレートバーが搭載と相成りました。ご苦労様です。

現物は川崎店でご覧いただけます。ぜひお越しくださいヽ(^。^)ノ


HOYT ALTUS(アルタス)38

HOYTからコストパフォーマンスの良いターゲットモデル、アルタス(ALTUS)が届きました。(右・60lb・黒)

コスパを優先したのかXTリムのような質感はないですね。

単体の重量は4.7lb(実測)、およそ2.13kg。アクセル間は38インチ。カムの上面から下面(はし~はし)が105センチとなっています。(DCXカムの場合)

グリップを持った印象はそれほど重くなくバランスもよく、私の体感ですが35~6インチくらいのそれに近い感覚でした。

HOYTのターゲットモデルでシュートスルーではないライザーデザインは久方ぶりのような気がします。

カラーバリエーションは全部で5色。ピッチブラック、ラヴァレッド、エレクトリックブルー、スモークグレー、ホワイトライトニング。

全てペイントもしくはパウダーコートでホワイトのみツヤつやあり。他はツヤ消し仕上げです。

入荷はピッチブラック。言葉の意味は「漆黒」。

漆黒のわりに印象はダークグレー。。。

同時に入荷したPSEのサイテーションの方が全然漆黒です。ま、受け止め方は人それぞれと言う事で。

レストには「インテグレイト レストマウンティング システム」が採用されました。この両サイドに縦溝が切ってある箇所ですね。(下の写真)

上下のリムポケット付近

名称は「アルタス(ALTUS)」なのですが「アトラス(ATLAS)」と言う名称も他にあるので問合せを頂く際、それに引っ張られる方がちらほらいらっしゃいます。ご注意ください(^^;)

実物を見てい見たい!と言う方はぜひ川崎店までお越しくださいねヽ(^。^)ノ


AVALON Tec-X MAXX ブレードレストが入荷

アバロンから次々とCP向けアイテムが届いていますが、今回はブレードレストが入荷しました。

少し先んじて「Tec-Xレスト」が発売されましたが、今回は「MAXX」と言うシリーズ名を冠しての登場です。

マイクロ調整可能なレストで、さらにこのモデルにはオーバードロー用エクステンションバーが付属します。

エクステンションを装着するとこんな感じです。

オーバードローにもルールがあるのでご注意を。コンパウンド用具の規定において、「プレッシャーポイントは弓のハンドルのスロート部分(ピボットポイント)から6cm後方(内側)以内の位置とする」とあります。(競技規則から抜粋)

ここでいうプレッシャーポイントとはブレードの先端です。この位置がピボットポイントから顔側に向かって後方6cm以内でしか動かしちゃだめですよ、と言う事です。

このレストには専用ブレードが用意されています。

矢の太さに応じて3種の幅と、2種の厚みがあります。4mm-0.25、5mm-0.25、5mm-0.3、7.7mm-0.3 の4つです。4mm-0.25は装着済です。4mmはX10やACE、パラゴン、ナノプロ、X-インパクトなど。5mmはウルトラライト(プロ)や3DHVなどの中口径。7.7mはインドア用の大口径シャフトです。

さて、このレストにはカラーバリエーションがあります。

黒以外に3色

なお、左用(LH)は計画はありますが生産はまだされていません。続報を待ちたいと思います。

それにしても、この価格でこのクオリティーはイイですね。

オンラインショップ及び店舗にて発売中ですヽ(^。^)ノ


SANLIDA X10 コンパウンドサイトが入荷

中国のアーチェリーメーカーSANLIDAから新しくCP用サイトが届きました。

写真は黒の6in(インチ)エクステンダー・右用です。

サイズ展開は6inか9inのエクステンダー。色展開は無く(黒のみ)、左用は設定されていません。(現時点において)

重さ(実測)は216gグラム(カタログ値:226g)

カーボン製エクステンダー、本体は6061アルミニウムが採用され、軽量かつ堅牢性の高い造りになっています。

スコープ(10/32径)取り付けのための部品が2通り。

上のモノが一見RC用に見えますがネジ径は10/32です。

8/32であるRC用は取付できませんのでご注意を。

スコープロッドにはネジが切られています

取付しやすい方をお選びください。

サードアクシス調整はサイトブロックにあるネジで調整しますが、セカンドアクシスはエクステンションバーとエレベーションバーの接続ネジがその調整を兼ねています。

SANLIDA X10 コンパウンドサイトはオンラインショップにてまもなく発売ですヽ(^。^)ノ


JPアーチェリー大久保店から川崎店へ

2020年10月28日をもちまして東京新宿・大久保店での営業を終え、11月7日から神奈川県川崎市へ移転させて頂く事になりました。

店舗所在地:〒210-0012 神奈川県川崎市川崎区宮前町12-5 マリンハイツ宮前 3階(エレベータはありません)

コチラをクリックするとGoogleストリートビューが開きます。ビルの目印は1階がグリコの営業所です

JR川崎駅、京急川崎駅から徒歩約10分程度。

駅から川崎市役所方面へ向かって歩き、第一京浜(国道15号)を渡って少し先を右に入ります。

車では首都高羽田線大師を降りて約10分。川崎球場(現・富士通スタジアム)パーキングが便利です。

これから移転作業が始まります。完了までおよそ1週間ほど色々とご不便をおかけすることになりますが、どうかご理解賜りますよう宜しくお願い致します。


【特別寄稿】第14回花園カップコンパウンドアーチェリー大会

先日熊本県にて開催されました「第14回花園カップコンパウンドアーチェリー大会」の模様を熊本県アーチェリー協会 コンパウンド強化部 部長 中島利彰 氏より当日の盛り上がりが手に取るようにわかる内容でレポートをお寄せ頂きました。

弊社は第5回大会から協賛をさせていただき、今年で10回目と言う節目となります。今年はコロナの影響で各地で軒並み大会が中止になるなど、大変な2020年でした。そんな中でも、アーチェーリー界を盛り上げようと尽力する皆さまに少しでもお手伝いが出来ればと言う事で今年も協力をさせて頂いた次第です。

【追記】第14回花園カップ最終成績

~ここより本文~

10月4日日曜日、秋を感じる快晴のもと第14回花園カップアーチェリー大会が開催されました。コロナ禍の影響で、開催が心配されましたが、熊本県アーチェリー協会・宇土市アーチェリー協会の皆様の万全のコロナウイルス対策を以て、無事に開催となりました。 参加者は北は遠く北海道から参加され、コンパウンドアーチャーが20名集いました。

この大会は全国的にも珍しい、賞金が掛かった大会です。

なんと優勝賞金10万円!!

一昨年までは2位から6位まで賞金がありましたが、昨年からはもっと皆さんで楽しもう!盛り上がろう!全国から来てもらおう!という宇土市アーチェリー協会の櫻田相談役の意向により、夜の懇親会時に開催されるビンゴ大会が豪華景品となりました。

例年なら前日にレクレーションを兼ねた団体戦(超変態的な的を設置)、夜は懇親会(折り畳み自転車など豪華景品が当たるビンゴ大会付き!)が開催されておりましたが、今年は残念ながら見送りとなり、当日の予選と決勝トーナメントだけが開催されました。

さて試合はと言いますと、殆ど風が吹かない絶好のコンディション!…なのですが、全員なぜか苦戦…。1射する度にストレッチをする人、外しても笑っている人、俺ってフィールド向きだもんと謎の言い訳をする人、上下のカムを丸いのにしてみようかなと呟く人……様々で和気あいあいと進行しました。

今年の優勝者は、今ノリにノッてる高宗君!(東海大学) この勢いのまま、全日本ターゲットの優勝メダルを熊本に持ち帰ってきて欲しいものです!

~本文ここまで~

熊本県アーチェリー協会 コンパウンド強化部 部長 中島様、詳細なレポート、ありがとうございました。


Tru Ball EXECUTION

Tru Ballからリストストラップ・リリーサー「EXECUTION(エクスキューション)」が届きました。

クローズジョーでブラスボディーの「EXECUTE(エクスキュート)」に対し、エクスキューションは、オープンジョーでアルミボディーとなっています。また、ジョーの位置を“中心軸”に持ってくることでスムースで安定したリリースに期待が持てます。

トリガーには「3WAY《オールインワン》ハイブリッドトリガー」が採用され、ユーザーの好みに応じた形状に変更することが出来ます。

Webストラップ方式のみの入荷です。このWebストラップは「シンチ」と呼ばれる機構で、ストラップベルトの長短調整を簡単に実現します。

Tru BAll EXECUTIONは店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ


AVALON  Tec-X サイドマウント MAXX MONO

アバロンから新しいVバーが入荷しました。

「AVALON  Tec-X サイドマウント MAXX MONO」

コーンジョイント方式により無段階で調整が出来ます。ロッド側にはQD(クイックデタッチ)を採用。SAボルト(40グラム)も付属します。本体重量は125グラム(SAボルト含まず)です。

シングルVバーはCP店で発売中VバーはRC店で取り扱い予定です。←両方コンパウンド用です。


Tru-Fire Thru Fire Release

Tru-Fireから発売されたリストタイプのリリーサー「Thru Fire Release」

製品名がメーカー名と同じという、どうしてこのようなネーミングになったのかが気になる所ですが、ユニークな形をしたこのリリーサーはインデックストリガー式のような、かつ、トゥルーバックテンション式のような使用方法となります。

*誤った製品名を記載していました。正しくは「Thru Fire Release」でした。訂正してお詫びいたします。

【加筆】「Thru(スルー)」とはドライブスルーのThru(throughの略語)で、「~を通して」の意味を持ちます。日本語読み的には「トゥルーファイヤー~」ではなく「スルーファイヤー~」のニュアンスに近いです。動画内での呼称ミスについてはご容赦ください【ここまで】

5分程度の簡単な紹介動画です。ご覧下さい。

動画の中でも触れていますが、このリリーサーは本体軸のテンション調整とストラップベルトの長さ調整が肝になります。注意点は、あまりテンションを軽くしない事です。軽くし過ぎるとトリガーが露出し、たやすく触れる状態になる為暴発の危険性が高まります。十分注意してください。

この手のリリーサーはじっくり使い込んでみないと評価が難しいですが、これまでのリリーサーとは一味違う使用感であることは間違いありません。

自分のスタイルに合うかどうか、試してみる価値はあると思います。

Tru-Fireの「Thru Fire Release」は店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ