アークシステム(Arc Systeme)の15mmロッド、グラビティ(Gravity)が入荷しました。

アークシステム(Arc Systeme)が1月に発表した極細タイプ(15mm)のロッドを使用したグラビティ(Gravity)スタビライザーが入荷しました。すでに世界大会での実績もあり、おもにフランスの代表チームで使用されています。

まもなく、山田の方でレビューを行う予定です。

Arc Systeme Gravity スタビライザー シリーズ


アークシステム(Arc Systeme)がスリムロッドを使用したグラビティ(Gravity)を発表。

フランスのユニークなデザインが多いことで知られるアークシステム(Arc Systeme)が新しいスタビライザーシリーズ、グラビティ(Gravity)を発表。近年、多くのメーカーから発表されている風の提供を抑えるスリムロッドを使用したスタビライザーです。

ロッド径は15mmということで、極細のカーボンロッドを採用したウィンドドラゴンの12.3mmを更新はできませんでしたが、ドインカーの超高級スタビライザーのヒーローとはほぼ同じ値を達成しています。


X-Rod WIND DRAGON PRO-X ”プラス” = 12.3mm
HERO = 14.5mm
X SLIM = 16mm

メーカー実験では、HMC22などを使用している場合には30-35%、HMC+を使用している場合には20-30%、Nano ACSなどを使用している場合には15-20%程度風の影響を抑えることができるとしています。

まだ、発表されたばかり、具体的な情報があまりありませんが、可能であればテストしてみたいと思っています。今年のワールドカップで採用する選手が現れると期待しています。


Gravityのダイナゲン(Dynagen)のテスト結果

DSC_0963ダイナゲン(Dynagen)のテスト結果が出ました。

競技用完成弦ではBCY-Xが最も矢速が速いのですが、今回はバランスの良い8190弦と比較しました。テスト結果からダイナゲンの特性を簡単に説明すると、ファーストフライトのように伸びる(クリープ)ことはなく、矢速はブレンドされたダイニーマベースの8190よりもほんのわずかに(0.3%)劣りますが、100%ダイニーマならでは柔らかい引きを持ちます。

柔らかい弦の中では抜群の性能を持っていると思います。

今回は2色だけ作ってもらいましたが、今後、取り扱いサイズ・色を増やしたいと思います。また、ファーストフライトは価格面でのメリットがあるので、今後も取り扱いは継続します。

Pro 8190完成弦 99,4gr

平均矢速 198.56fps

Gravity Dynagen完成弦 103.0gr

平均矢速  198.03fps (0.3%)

*GMX Quattro41ポンド 28インチX10 550、シューターシューティングで測定しました。


FLEXの新しいラインナップ「グラビティ(Gravity)」が届きました。

DSC_0961FLEXの新しいラインナップ「グラビティ(Gravity)」が届きました。現在スタッフがテスト中です。

原糸はダイナゲン(Dynagen)という新しいものでFLEX社のオリジナルの素材です。一番の特徴はすべてEU内で製造されていることです。ダイニーマはオランダの会社が作っている繊維ですが、BCYやブローネルはそれを輸入して、アメリカで加工して、8190やBCY-Xにしています。今回、FLEXではオランダで製造されている繊維を直接輸入して、スペイン内で加工してダイナゲンを製造しています。ダイナゲンは100%ダイニーマから製造される原糸です。

テストが終了したらまた報告します。