PSEと同日にマシューズ(Mathews)の2020ラインも発表されました。現行のHalon X Compの後継モデルとしてコンパクトでハイスピードのTRX36、軸間40インチのTRX7/8の後継モデルとしてがっしりと安定感のあるTRX40が発表されました。現行のTRX38があるので、名前を聞いた時には、あー、現行の軸間違いが出るのね、程度の認識でしたが、カムもハンドルも新しくデザインされていて、全くTRX38の軸間違いではないものでした。
まず、マシューズの厚みのあるハンドルだからこそできることなのでしょうが、サイドウィンドウにもゲージデザインを採用。発表されている横からの写真だと分かりづらいですが、このレオ・ワイルド選手が紹介し、手にしているTRX36の肉厚ハンドルの存在感はなかなかです。自分の最初の弓Apex7を思い出します。
弓の基本思想はホイットの真逆で、可動部をできるだけなくし、強堅性の高い=ソリッド感のある弓を作っています。ドローレングスを変えるだけでも、レットオフの変更も、モジュール交換が必要ですが、その分、それぞれのモジュールはそのためだけに作られているので、高いパフォーマンスを発揮します。この設計思想を不便に感じるか、頼もしいと感じるかは、もうそれぞれのアーチャーの考え方の問題なので、どちらが正解ということはありません。
TRX38にあるハーモニックダンパーは装着されていませんが、かわりにハンドルの下部にハンティングボウではすでに実績のある3Dダンパーが搭載されています。カムはC3Xという新設計のものです。グリップも新しくなっています。グリップなどに関しては、また、実物でレビューします。即納モデルは来週の中ごろ入荷予定です。
2020年(昨日から)から、発注時にストリングカラーなどをカスタムする場合には、追加で5000円いただきます。
また、現行のTRX7/8/Halon-x/Halon-x-compは生産終了となります。Halon-X-Compは1台在庫しています。特価品に追加しましたので、良かったらどうぞ。この特価品をご購入で引き尺が合わない場合にのみ、ご希望のモジュールを3000円で提供されていただきます。
【即納】Mathews Halon X Comp - JPアーチェリー
本日より販売開始します。
Mathews 2020 Target
【即納】HOYT Invicta 37 DCX