Carter 「Honey 2」が到着!

従来の「ハニー」、「ハニーDo」のそれぞれのタイプの暴発防止メカニズムを両方とも搭載した新しいリリーサーが登場しました。20131224_161021

ではまず「ハニー」と「ハニーDo」の安全装置の違いのおさらいを少し。

「ハニー」はアンカー後、解除レバーをパチッと親指で押し上げて解除するいわゆる“マニュアル”式。

一方の「ハニーDo」はアンカー後、親指を離すだけで解除レバーが作動(解除)する“オートマ”式。

この違いでユーザーの好みのスタイルに合わせてお選びいただいていました。

そこに「ハニー2」の登場です。

そしてさらにボディーデザインも大幅に変更。

グッとスリムになりました。

中指と薬指の“仕切り”になっていたヤマの部分が無くなり、ボディーサイズにとらわれない指の配置が実現しました。

そして人差し指の箇所の奥行き幅も3mm細くなりました。

その3mm細くなった分だけ人差し指穴の径が広がり、「Do」の23mmに対し、26mmへとなりました。

*上段「ハニーDo」、下段「ハニー2」

20131224_160617 では最大の注目ポイント、「指を離せば解除(オートマ)」モードと「スイッチ(マニュアル)」モードの切り替えです。

付属の.050の六角レンチを使って下の写真で示したレバー上部にある「セフティーセレクションネジ」の穴に入れネジを回します。

工場出荷状態では「オートマ」となっています。

この出荷時のイモネジ(セフティーセレクションネジ)は、一番締めこんだところから約2回転ゆるめてあります。

この位置で「オートマモード」としてお使い下さい。

そして、この位置から約5~6回転ほどゆるめたあたりから「マニュアルモード」としてお使いいただきます。

ただ、この「マニュアルモード」でお使いいただくのに、幾つか留意してもらいたい事が有ります。

オートマの位置から約5~6回転ゆるめると、イモネジが結構露出した状態になります。さらにそこから約4~5回転ほどゆるめると、ネジが脱落してしまいます。なのでそこまでは緩めないでください。

*中にスプリングが入っているためです。

出来れば「ロックタイト」などのネジ止め剤などを併用してもらう事をお勧めします。

その一方で「オートマ」から「マニュアル」へ切り替えた時、ネジのゆるめ具合が少ない場合、切り替え変更したつもりでも、ほんのわずかな振動でレバーが解除する場合があります。

なので、明確なネジの“ゆるめ具合”が必要になります。

以上を踏まえ、ご使用になる前に必ずこのネジの仕組み・切り替わりの位置を充分に試行し、しっかりと理解をいただいた上で実射をおこなって下さい。

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その他に行うべき調整箇所は、発射のタイミング調整です。

ヒンジを下に下げ、レバーを解除すると下の位置でムーンが固定されるので、ヒンジを“めくる”と下の写真のようにイモネジが見えます。20131224_163728このイモネジを時計回りにしめれば、発射タイミングは遅くなります。

反時計回りにゆるめれば、発射タイミングが早くなります。

このタイミング調整も、実射前に充分にヒモやリリーストレーナーなどを使って試行を行って下さい。

間違ってもレバー解除と同時に発射してしまうような早いタイミングになるような調整はお止め下さい。

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Carter(カーター)の新作リリーサー「ハニー2」は3本掛けのみの展開。

事前の調整や調節は若干面倒かもしれませんが、とても重要なプロセスですので、必ず守って安全にご使用ください。

そのハードルさえクリアすれば、本当に良くできたリリーサーです。

これからトリガーレスを始めようかどうしようかお考えの方におススメのリリーサーである事に間違いありません。

カーター「ハニー2」は店舗・オンラインショップで発売中です!!

 

 

 


Bowtech カーボンローズが入荷!

先日の記事にて紹介したBowtechのカーボンナイトのショートドロー版「カーボンローズ」が入荷致しました。

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最軽量のこの弓は、手に持つともちろん軽く、そして思った以上に綺麗なパープル(紫)です。

女性向けボウの位置づけになっていますが、男性でも全く問題なく、むしろカッコイイぐらいの印象です。

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そして、購入特典のキャップですが、通常のモッシーオーク(迷彩)柄のキャップではなく、「カーボンローズ」に合わせた紫色の刺繍をあしらったこじゃれたキャップが付いてきます。

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ストリング・とケーブルはFlo Purple Speckled(蛍光紫混)。

カムの発色も良いです。

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あらためてスペックを。

———DATA——–
2カムモデル(バイナリーカムシステム)
アクセル間:30インチ
ブレースハイト:6-3/4インチ
重さ:1,450g
ドローレングス:22.5~27.0インチ
トローウェイト:40/50/60
矢速:302(IBO)
レットオフ:80%

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今回は、40ポンドモデルと60ポンドモデルの入荷です。


カヤ(KAYA)アーチェリーの2014年カタログが発表されました。

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本日、KAYAの2014年のカタログが発表されました。既存のラインナップに加えて、K3カーボンハンドルの新色と、新しいリム、新しいカーボンスタビライザーACE、ボウスリングが発表されました。

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写真がK3ハンドルの新色マットブラックです。ほかに現行の黒・赤・青・白の4色があります。

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リムは新しくウッドコアのデルフィナスと、フォームコアのアマゾンが登場します。新しいリムはまだテストしていないので何とも言えませんが、これまでのモデルで他メーカーと比べて、悪い点もありませんが、ずば抜けて優れている点も見つけられない、今どきの平均的な競技用リムというのが感想です。新しいリムでは新しい素材が使用されているようなので期待しています。1月のテルフォードで実射してみる予定です。

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スタビライザーでは5層構造のカーボンスタビライザーACE(…聞いたことあるような)が登場します。5層構成のロッドはあまり聞いたことがないので、ちょっと性能・特性は想像ができないです。テストし次第報告します。

入荷はすべて2月を予定しています。

KAYAアーチェリー 2014
https://archery.co.jp/catalog/2014KAYACatalog.pdf


ジャン・ヨンホ選手がベルリンオープンで優勝

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2000年代前後に大活躍し、オリンピックで2つの金メダルと1つの銀メダル、世界ターゲット選手権では金銀銅を1つずつ獲得したジャン・ヨンホ(張龍浩)選手が久しぶりに国際大会に出場し、WINの2014年商品のラインナップの初披露目となったベルリンオープンで優勝しました。

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知っている限りでは出来立てのCEX2000の世界デビュー戦です。年末年始と関税の関係で入荷が来年にずれ込んでしまうことが確実ですが、CEX2000のカラーモデルのイメージが届きました。入荷までもうしばらくお待ちください。

ちなみにシャフトはカーボンエクスプレスのナノ・プロを使用しています。極細のアウトドアターゲット競技用シャフトです。少し前のコメントでも書きましたが、インドア競技でもリカーブにおいてはシャフトの口径よりも、修正力が高いシャフトのほうが有利という考えもあります。


Carter(カーター)の付属品

お客様からご質問を頂きましたのでこの機会にカーターリリーサーに付属するトリガー用交換スプリング(バネ)の詳細(見分け方)をご案内します。20131222_180143

まず、出荷時にリリーサーに内蔵されているバネの強さですが、これが「#43」のバネになります。

そして、付属の袋に書かれている、#30、#80、#95、#135、・・・・4つのバネの見分け方です。

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上段の1個のバネが「#43」(初期内蔵)です。

そして下段左から、#30、#80、#90、#135となります。

いちばん右の唯一、色が銀色のバネが「#135」

その他のバネは、ほぼ色が同じように見えるので、形状と感触で見分けます。

1番硬い銀色の「#135」の見分けがつけば、次に片側が細くなった【テーパー】形状のバネを見分けます。

これが「#80」です。(上写真の下段左から2番目)

そうすると残り2個。

もう後は感触で見分けます。

軟らかい方が「#30」

硬い方が「#90」となります。

いかがですか。見分けは付きましたでしょうか。

もし、内蔵の「#43」をリリーサーから出した時は、「#30」と「#90」が見た目的に似ているので注意が必要ですが、念のため下の写真をご覧ください。20131222_183120

左が「#90」   右が「#43」です。

良く見ていただくと「#90」の方が“巻”のピッチが狭く、線が太いのがお分かり頂けるかと思います。

*「#30」は見た目からして、ピッチが広く、線が細いです。

いかがでしょうか。

カーターリリーサーの付属品、トリガー用スプリング(バネ)の見分け方でした~ヽ(^o^)丿

 


3連休の中日と商品価格

今年も残り10日。3連休の中日…休まずに1月に出版予定の本の編集の作業をしています。思ったよりも順調です。

23日は税関が休みなので、24日から26日が今年の最終入荷になります。W&W、スポットホッグ、ホイット、Bowtechの入荷が予定されています。あと、カーターのハニー2が入荷してくる予定です。

年末年始も自分は仕事する予定ですが、税関が仕事しない期間で、国内代理店も軒並み休業に入るので入荷はない予定です。

現在、円安がどんどんと進んでいますが、年始すぐにウィン・ジャパンさんの価格改定があります。個人的な予想ですが、それなりに値上げされるかとおもいます。値上げはあくまでも卸価格なので、それがどう各社の小売価格に影響するかはわかりませんが、値上げ分を全部吸収する小売店はないのではないかと。

これをきっかけにいろいろな商品の価格が値上がりすると思われます。2014年の価格がすでに出ているホイットのようなメーカーの大幅な値上げはないでしょうが、ウィンなどの韓国系メーカーの商品の購入を考えている方は年内の購入がおすすめです。


カーボンエクスプレス(CX)の2014年カタログが発表されました

SONY DSCカーボンエクスプレスの新しいシャフトについて、多くのお客様から問い合わせをいただいていますが、現在、最終調整中です。1月のイギリスのテルフォードでの大きな展示会(例年ニームNimeですが、今年は会場の関係でテルフォード)のメーカーブースで最終的な決定をする予定です。

写真は入荷したNona Xtremeで、弊社の村田などがテストしています。X10よりも細いオールカーボンシャフトです。X10よりも細い極細のストレートシャフトですが、CX独自の技術で同じシャフト上に二つのスパインを持ち、中央部が硬く、両端が柔らかく、X10やACEのようなたる型シャフトと同じ性質を持ちます。重さはX10よりも、5%程度軽いです。

nanospec上記が詳細のスペック表です。450番で約5.1mm(0.202インチ)となります。

そのカーボンエクスプレスから、Nano Xtremeなどの新しいシャフトのスパイン表や詳細が記された2014年のカタログが発表されました。Nano XtremeとNano SST以外には特に新しい商品はありません(軽いハンティング用シャフトだけ)。

一般販売での取り扱いは早くともテルフォードから戻ってからなので、入荷は2月後半になります。進展あり次第再度報告させていただきます。

カーボンエクスプレス(Carbon Express) 2014年カタログ
https://archery.co.jp/catalog/2014CarbonExpressCatalog.pdf


ドインカーの2014年ラインナップ…特になし

1490732_10152075015380622_786748759_oドインカーの2014年のカタログが発表されましたが…ターゲット用品では変更なしで、現行の商品のままです。円安で値段が高騰としているので…Vバーが1万円近くだったりして…2014年のドインカーは日本では苦戦するかもしれないですね…。

ドインカー(Doinker) 2014 カタログ


問い合わせシステムを更新します。

info_topお客様から頂いた問い合わせに対して、より質の高い回答をするため、問い合わせシステムを更新しました。

新しいシステムでは、これまでの問い合わせの履歴を確認することも可能です。

これまでのシステム通り、お客様の個別の問い合わせに対して問い合わせ番号が付与され、それぞれの番号に対してスタッフガスポートします。

問い合わせ先(info@archery-shop.jp)や、ドメイン指定をお客様の方で変更していただく必要はありません。本日の正午12時ごろに問い合わせシステムを更新しました。本日終日、2つのシステムを同時稼働し、バックアップとしますので、今回のシステム更新に伴い、お客様の問い合わせが消失するトラブルが起こる可能性は非常に低いですが、なにかありましたら、直接 yamaguchi@archery-shop.jp に連絡ください。

よろしくお願いします。


ホイット・コンパウンドチューニングチャート2014

2014chart

ホイット・コンパウンドチューニングチャートが更新され、2014年モデルの詳細が掲載されました。

ホイット・コンパウンドチューニングチャート2014
http://www.hoyt.com/customer_service/hoyt_tune_charts.php

 

ひとつ結構よくないミスがありますが…早めに対処していただきたい。。。