ホイットのカスタムペイントレッド入荷

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ホイットのリカーブハンドルの新色を見落としていたと以前の記事で書きましたが、あの後、さっそく注文をいただき、本日入荷しました。

すぐにお客様のもとに旅立ちますが、検品時に写真に収めました。こんな感じの赤です。1万円台のエクセルなどに採用されてるパウダーコートペイントとは全く質感が違うことがわかるかと思います。GMXの赤の入荷はもう少し時間かかります。


MKコリアアーチェリーの2014年カタログ届きました。

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MKコリアの2014年カタログが届きましたのでPDFにしました。特に変更はありません。ラインナップは2013年と同じです。

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ベラ2リムも発売されましたが、ベラリムもまだまだ現役で、公式記録ではないようですが、韓国の国内の試合で70m350点を記録したそうです。現在、韓国代表チームの補欠選手に選ばれたそうで、今後に期待の選手ですね。射形のビデオ探したのですが見つけられませんでした。

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今年の世界ターゲット選手権では個人優勝の両選手がMKX10ハンドルを使用。リムの生産は相変わらず時間がかかりますが、スケジュールも安定してきましたので、2014年も信頼できるメーカーとしてお勧めです。

MK KOREA ARCHERY 2014年 カタログ
https://archery.co.jp/catalog/MK_Archery_2014.pdf


SFアーチェリーの2014年が発表となりました。

SFアーチェリーの2014年モデルが発表されました。ただし、WIN&WINアーチェリー同様、本日発表でも、生産の開始が1-2月、日本に届くのは来年の3-4月の予定です。そのため、現行モデルでいくつか販売が終了になるものがありますが、在庫処分セールは予定していません。2014年の中旬でも在庫が残っている分に関しては、行う可能性がありますが、当分先の話ですので。。

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まず、リムですが、最上位のアルティメイト・プロが生産終了です。好評のエリートカーボンリム(フォーム)は引き続き販売されます。2010年から販売しているプレミアムカーボン(ウッド)は基本設計はそのままで、アップグレードされ、プレミアムカーボンプラスになります。ただし、価格は現行品より2割程度高くなります。

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ハンドルではカーボンハンドルが生産終了になります。アルティメイトプロ・ハンドルは評価が高いハンドルだっただけに残念です。あの価格ではWIN&WINブランドのハンドルWINEXなどと競合してしまうので、難しいのでしょう。

好評のフォージドプラスは継続、その他のアルミハンドルはアップグレードして、アクシウムプラス(AXIOM+)と、プレミアムプラスハンドルになります。

どちらも設計の見直しと、上位モデルと同じ高性能のティラー・ポンド調整機能を備えたリムポケットデザインへの変更がされています。特にアクシウムプラス(AXIOM+)ハンドルはかなりよい設計になっています。実物が設計通りに出来上がってくれば、お勧めしたいです。

コンセプトは低価格でもパワフルなリム・セッティングで使用できるハンドルということで、基本に沿った設計とフォルムを強化することで、全モデルより200グラムも重くなましたが、40ポンド以上でも問題なく使用できるハンドルになったように思います。この設計のまま製造されることを祈るのみです。

また、現行のアクシウムプラスリムも、かなり販売しましたが、記憶している限りでは全く破損がなく、非常に良いリムです。このリムはラインナップの拡大が計画されており、Mサイズで38ポンドまでしか製造されていなかったのが、46ポンドまで製造されます。46ポンドのアクシウムプラスを扱うかはともかく、このポンドまでアクシウムプラスハンドルは対応できるということでしょう。

2014年のSFアーチェリーは、モデル数の集約と、メインに売れているモデルのアップグレードが基本的な方向性です。また、為替や原材料の高騰の影響で価格がそれなりに上昇しています。こちらでの販売価格をどうするかはまだ決めていませんが、エントリークラスのモデルでは、ひいき目に見てもSFアーチェリーのコストパフォーマンスは飛び抜けていますので、製造コストが多少高くなっても、より高性能な方向への既存モデルのアップグレードという方向性は正しいと思います。

モデル数が増大し、WIN&WINの2013モデルも好調だったために、製造が滞っていた部分があるので、特にWIN&WINブランドと製造ラインが同じカーボンモデルの廃止も納得できるものです。モデル数を集約し、製造がスムーズにいく方が代理店としても助かります。

2014年の3から4月の入荷予定です。もうしばらくお待ちください。

カタログはこちらです。

SFアーチェリー 2014年カタログ
https://archery.co.jp/catalog/SF_ARCHERY2014.pdf


ハーモニックダンパー搭載の新しいハンドルVanquish(ヴァンキッシュ)

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1月に紹介したスカイアーチェリーのハンドルに続いて、また、新しいハーモニックダンパーを搭載したハンドルが登場しました。現状で取扱い予定はなく、紹介のみとさせていただきます。

メーカーは2000年前半に創業されたドイツのStolid Bull Bowsというメーカーさんで、主にベアボウにフォーカスした設計をしてきたメーカーです。

よく知られているてハンドルは、通常単体だけでなく、スタビライザーを装着した状態をあらかじめ想定して設計されています。ただ、ベアボウ競技ではスタビライザーは使用できないので、ベアボウに合わせたハンドルは、上の動画のように何も装着していない状態でも、弓がきちんと飛び出します。HPXハンドルなどで同じように射つと、アッパー側が頭の方に回転し、まっすぐは飛び出しません。

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ベアボウの世界では知られているメーカーでしたが、そのメーカーが満を持して発表したハンドルがVanquish(ヴァンキッシュ)ハンドルです。Vanquishは打ち負かすという意味です。26インチで1,800gとかなり重いハンドルになっています。

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そして、このハンドルでもっともユニークな点は、ハンドルとレストとプランジャーホールが独立しているというところです。高い剛性を実現するために、ハンドルに大きな穴をあけずに、ねじによってレストとプランジャーホールがある独立したプレートをハンドルに取り付ける構造になっています。そして、このプレートには種類があり、これによって細かいグルーピングのチューニングができます。
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以前、、同じような発想のプランジャーホールの高さを調整できるハンドルがありましたが、固定が甘く、プランジャーホールの位置がずれてしまうトラブルが多く発生して、結局他機種に広まることはありませんでした。ただ、プレートを取り換えるこのタイプの設計であれば、一度調整した位置がずれてしまい心配はまずないでしょう。

価格は、以前に紹介したスマートライザーに負けないほどの130,000円ほどです。直接メーカーから購入することができます。

Stolid Bull Bows
http://www.stolid-bull.com/


ホイット2014で見落としがありました・・・

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申し訳ございません。ホイットの2014年の紹介で一つ見落としがありました。

(リカーブ)
フォーミュラーION-X・HPX・RX・Excel Pro、グランプリGPX・GMX・Horizon Pro

(コンパウンド)
すべてのアルミコンパウンドボウ、カーボンスパイダー・シリーズ、チャージャー、

のモデルで、パールホワイトに加え、カスタムペイントの赤という色が選択できるようになりました。GPXのカスタム赤が入荷したよという代理店の連絡で気が付きました…申し訳ございません。上記のモデルのうち、GMXのカスタム赤のみ在庫予定です。それ以外は取り寄せとなります。よろしくお願いします。

*今までもいくつかのモデルでペイントの赤がありましたが、低価格のパウダーコートペイントというもので、高品質のカスタムペイントの赤は提供されていませんでした。

 

(参考記事)
HOYT Archery 2014年 リカーブのラインナップ
HOYT Archery 2014年 コンパウンドのラインナップ


PSE用競技用ドローストップ

 

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PSE用の競技ドローストップが入荷しました。目立つ色なので試合の動画を注意深く見ていればわかると思いますが、現在、2011年世界選手権をコンパウンド男子個人を制したクリストファ・パーキンスや、その2回前、2007年の世界選手権を制したトリラス選手、さらに2回前の世界選手権を制したフリーマン選手など、PSEをターゲット競技で使用しているトップアーチャーの多くが使用しています。

その特徴をリストアップすると、

・ソリッドなウォール
・ホールディングポンドの上昇(9mm)
・耐久性の向上

(それに関連して起こるのは)

・ドローレングスが0.125インチ短くなる(9mm)
・矢速が0.3%遅くなる(9mm)

です。

まず、このドローストップに変えると、引き込み時にドローストップに当たった時の感覚が明らかに違います。それ以上無理に引いていこうとした時の感覚は変わりませんが、ウォールの入り口の感覚は確実によりしっかりとしたソリッドなものに変化します。

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次に耐久性ですが、わかりやすいようにオリジナルで搭載されていてある程度使いこまれたドローストップの写真を、かなり明るくしましたが、ゴムに多少の摩耗が発生していることがわかるかと思います。どのメーカーもドローストップにゴムが使用されている以上、どうしようもない現象です。

では、ドローストップにゴムを使用しなければいいのかというと、前の記事で書いたとおり、ドローストップはターゲット用とハンティング用を兼ねています。ハンティングでは静かであること、特に、発射前に音がしないことは絶対的に必要なことですので、ドローストップに当たった時に音がしてはいけません。そのため、メーカーはゴムの採用をやめることが困難なのです。

だからこそ、このドローストップは「ターゲット競技用」として販売されているのですが、当たった時に発生する音は多少オリジナルのものより大きいです。ただ、それはあくまでもゴムに当たったか、アルミに当たったかの違いによるものであり、発射後の振動・音は変わりません。

 

シングルカム用/ハイブリッドカム用があり、サイズは8mmと9mmです。オリジナルのドローストップは7.6mmで、8mmのものに交換した場合、ウォールの感覚と耐久性の向上だけが特徴になります。

9mmのものに交換した場合には、ドローストップが大きくなる分、引き込みが少し短くなります。それに伴い、ドローレングスは1/8インチ(0.125インチ)短くなります。ドローレングスが短くなることは、ホールディングポンドの上昇と矢速の減少を意味します。

メーカー説明では2ポンドほどホールディングポンドが上昇します。こちらで、50ポンドモデルでテストしましたが、ホールディングポンドは13.4ポンドから、15.2ポンドに上昇しました。レットオフは73%から69%に、1.8ポンドの上昇、レットオフは4%ほど変化しました。この変化はポンドが高いほど変化が大きくなります。

矢速は262.8fpsから262.1fpsへ、わずかに(0.3%)減少しました。ドローストップの重さがオリジナルのものの倍(33.6gr)あることも影響しているかと思いますが、0.3%程度ですので、再チューニングが必要なほどの変化ではありません。

テストの結果は非常に良いものでしたが、値段が高いのが唯一の欠点でしょうか。シングルカムモデルは1つだけなので、まだ安いのですが、ハイブリッドカムではストップが2つ必要ですので、値段も倍になってしまいます。こういう時にApex7を愛用していてよかったと思うのですが…マシューズは関係なかったんだった。

少数入荷していますが、本日再度発注し、週末か来週の初めには、まとまった量が入るかと思います。PSEのターゲットアーチャーの皆さんにおすすめです。


BCY-Xストリング、Winners Choiceで一足先に取り扱い開始

logobcyx先日BCYから新しいストリング素材として、「BCY-X 」が発表されました。2013年に発表された8190は圧倒的な支持を集めました。8190はSK90ダイニーマを使用していますが、BCY-Xでは、SK90ダイニーマを83%使用し、耐久性・安定性を向上させるベクトラン(Vectran)を17%配合しました。8190が登場した後も、特にコンパウンドでは452Xを愛用するアーチャーが一定数おり、そのニーズに答えた次世代製品です。

BCY-X素材の発注はもうしているのですが、まだ弊社には入荷していません。その中、一足先にウィナーズ・チョイス(Winners Choice)で、BCY-Xを使用した弦の製造開始のお知らせがありました。

BCY-Xは8190X(ウィナーズ・チョイス向けの8190)の上位モデルというわけではありません。452Xのリプレイスに相当するもので(メーカー発表・弊社では未テスト)、SK90ダイニーマは非常に耐久性がある素材ですので、どちらも耐久性は十分ですが、そのうえで8190Xが矢速重視、BCY-Xは安定性重視の素材です。

 

builder_wcウィナーズ・チョイスのホームページも更新され、スクリプトで、ホームページ上で弦の色を組み合わせた時の完成予想を確認できるようになりました。ぜひ、一度お試しください。

Winners Choice String Builder
http://www.winnerschoicestrings.com/products/

再度お伝えしますが、決して新しいBCY-Xのほうが8190より上位という位置づけではありません。2014年もウィナーズ・チョイスの基本素材は8190Xです。弊社でもお客様から特に指定のない場合は、8190Xでメーカー発注します。BCY-Xをご希望の場合は必ず明記してください。価格は同じです。


プレシジョン・バランス(Precision Balance)のスタビライザーが入荷

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プレシジョン・バランス(Precision Balance)のスタビライザーが入荷しました。

今年の1月にビー・スティンガーと代理店契約した時に少し触れた、ドインカーを擁するレブン社の新しいブランドである、プレシジョン・バランス(Precision Balance)のスタビライザーが入荷しました。

3月ごろに生産を開始するといっていたのですが、入荷は11月、もう2014年の時期になってしまいました。

 

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テストしてみましたが、面白いスタビライザーです。軽量カーボンロッドと、ウェイト部分に上の写真のように、独自の構造を備えています。

FIVICSのウェイトダンパーと違うのは、固定されたウェイトの間に振動吸収素材を挟みこんでいるのではなく、写真のねじの長さをあらかじめ調整し、少し遊びを作り、その間でウェイトが自由に動くことで振動を吸収するという構造です。

ウェイトダンパーではロッドとウェイトは接続されていますが、こちらはロッドのねじは青のダンパーと接続されていて、そのダンパーがさらにウェイトとつながっている構造です。

 

 

10時過ぎてしまいました。明日、子供の予防接種で朝早いので、続きは明日ということでお許しを。


W&Wのハイリストグリップが入荷しました。

WIN&WINのハイリストグリップが入荷しました。同時に、INNO MAXのウッドグリップの標準タイプ(ミドルグリップ)も取り扱いを始めました。なぜかわかりませんが、同じハイリストタイプでも、INNO MAX用とWINEX用は形が全く違います…ハンドルにフィットする側だけ変えればいいと思うのですが。。

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上の2枚がINNO MAXハンドル用のハイリスグリップ標準ミドルグリップ。下の2枚がWINEXハンドル用のハイリスグリップ標準ミドルグリップ。INNO MAXのグリップが直線的なデザインに対して、WINEXのグリップは丸みを帯びています。ハイグリップの角度も若干INNO MAXのほうが高いです。

WINEXのミドルタイプのグリップの在庫数が少なくなっています。次回の入荷は12月の初めになると思いますので、お早目に。それ以外のタイプはそれなりに在庫があるので、ゆっくりご検討ください。


シュアロック(Sure-Loc)がICONの後継モデル「ICON X」を発表

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独自のユニークなデザインのシュアロック(Sure-Loc)のアイコン(Icon)サイトの後続モデル「ICON-X」が発表されました。

Sure-Locから、すべてが新しいサイト、「ICON/アイコン」が入荷しました!
https://archerreports.org/?p=5346

現行のノーマルアイコンサイトと比較するとエクステンションバーの角度調整機能が改良されています。調整精度の方は、0.02/クリックと0.1度/クリックで、以前のアイコンサイトとは変わりません。重さが若干重くなっています。

ICONX 550 Product page1(1)

生産は順調に始まっているそうですが、あまり取引が多いところではないので、入荷は少し先になってしまいます。1月をめどに少量入ってくる見込みです。大幅な変更ではないので、既存品の大幅な値引きセールは行いませんが、現行品のアイコンサイトの新規入荷はもうありませんのでご理解ください。