アメリカのボーニング社が毎年発行しているテクニカルガイドという資料があるのですが、本日、最新版のものが届きました。毎年少しずつ更新されているのですが、最新のものでは、ノックのイアーの変形についての注意喚起がありました。
上記がそれぞれの場所の名称で、イアー(Ear)は発射時に弦が押し付ける場所の呼び名です。近年弓が高速化、ハイパワーになるにつれ、一部のノックでは「V-ing」と呼ばれる現象が発生しているそうです。
最初ノックは正常の「U」の形状のなっていますが(写真1の左)、柔らかいノックをハイスピードの弓で使うと(*)、イアーが摩耗し、使用していくにつれて「U」が「V」(写真1の右)に変わっていくという問題が発生することがあるそうです。
*Gold Tipなどではハイスピードボウ(285fps以上)用にはHDノックと呼ばれる特別に耐久性のあるノックを用意しています。
これをボーニングでは「V-ing」(ブイイングと呼べばよいでしょうか?)と名付け、ノックのチェック時にはイアーの形状が「V」になっていないか確認するよう注意喚起しています。確かにイアーの丸みまではあまり気にしたことはなかったです(チェックできないトラブルの可能性もあるので、個人的には大きな試合前にはノックを全部新品に取り換えてはいます)。
皆さんも一度ご確認ください。
Bohning Tech Guide 2016 (PDF 4.5MB)
https://archery.co.jp/manual/Bohning_Tech_Guide_2016_Final.pdf
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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