あると便利なちょっと変わったアーチェリー用品(と言ったら叱られますが)でおなじみのHAMSKEA(ハムスキー)から絶賛発売中の“神レスト”「Versa REST」(ヴァーサレスト)が、マイクロ調整機構を搭載して新登場となりました。
*従来のマイクロ調整機構のないモデルも引き続き販売中です。
上下(縦方向)の調整、左右(横方向)の調整は、ロックネジを緩めて本体を適宜動かし、再度ロックネジを締める手順となりますが、これだとロックネジを締める最中にもしかするとズレたりする可能性もありました。
このロックネジ~調整の部分で、もう一か所、本体を移動させる際にネジを使うことでさらに微調節ができ、しかもロックネジを締めこむ際のズレも起きないという目的で設計が見直されました。
*赤矢印・・・ロックネジ
*黄矢印・・・マイクロ調整ネジ
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そもそもこのレスト、なにが“神”なのか。
それは、この1台で、、、、、
・リムドライブ(上リムor下リム)/フォールアウェイ
・ケーブルドライブ/フォールアウェイ
・スプリングテンションレスト
・ブレードテンションレスト
と、実に1台4役の対応が可能な優れたマルチレストなのです。
このレストにマイクロ調整機構が追加された、と言う事なんです。
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さらにこのハムスキーから、もう一つこんなパーツが発売されました。
「Versa Overdraw」(ヴァーサオーバードロー)
レストブレードの先端と矢が接触するポイントを従来の位置よりも後ろ(射手の顔に近づく方向)へずらし、発射の際の矢に伝わるトルクを低減させようという目的で「AAEフリークショウ・ロングマウント」等をはじめとするオーバードローレストが 販売されていますが、ハムスキーから今回発売されたこの商品は、現在お手持ちのレストを使ってお手軽にオバードローレストに変貌させようというエクステンションパーツとなっています。
延長できる幅は、約1インチ~約2インチ。
まず最短位置で取り付けただけで約1インチ下がります。それが最大2インチまでとなります。
と言う事は、最近のHOYT弓はテックハンドルになっているので、デザイン上その時点で無理です。残念ながら使用出来ません。
HOYT以外のモデルで使用が可能となっています。
イラストは、ハムスキー/Versaレストをあてがったイメージです。実際は下の写真です。
同一メーカーなので当然バッチリピッタリです。
では、他のメーカーのレストはどうか?
今回試したのは、トロフィーテイカー、スポットホッグ、AAEフリークショウです。
ポイントはレスト取り付け部の幅です。
この部分の内幅が約23ミリなので、おのずと23ミリ以下の幅を持つレストに限られてきます。
結論から言うと、今回のレストの中では約19ミリのトロフィーテイカーだけが取り付可でした。
その他のメーカーのレストは幅が合わないため不可となりました。
見た目からしてかなり大がかりな部品になるので、好みが分かれる部分かも知れませんね。