レオ・ワイルドのトルクチューニングはブレードの左右のみ

Reo_wilde_Torque_tuning

レオ・ワイルドのYoutubeのチャンネルにトルクチューニングについての動画がアップされました。友人からの質問の答えるという形です。要約すると「ジェシーはレストを的に対して前後に動かすことでトルクチューニングをしているが、自分の場合は、それを試してもグルーピングに違いはなかった。トルクチューニングをする時には、わざとグリップにトルクをかけ、ブレードの左右の位置だけ変えて、ベストな位置を見つけてトルクチューニングを行っている」とのことでした。

Launchtec_blade本日、4か月、約15,000射ほど使った樹脂ブレードの交換を行いました。樹脂ブレードの特徴は、素材が柔らかく矢に対して優しい分、長期間使用していくと、自分自身が削れていってしまうことです。シャフトと比べるとブレードの方がはるかに安いので、欠点とは思っていませんが、60ポンドで15,000射でこの程度削れます。削れていくと矢がレストダウンしやすくなるので、このくらいで交換するのが良いかと思います。


CX ネスポリ選手、今度はヨーロッパ新記録!! ダニエル選手もチームCXに

10636671_10204272990935564_2977935267621371768_o(フランジィーリより)フランジィーリさんのフェイスブックからの最新情報。ナノ・エクストリームに変えて、ステージ4で世界戦の決勝に残ったネスポリ選手(NESPOLI Mauro)が先週末のイタリアの試合で、シングル(1440ラウンド)でヨーロッパ新記録、1369点を記録し、前記録を4点更新しました。おめでとうございます!!ネスポリ選手とは話したことがないので、今度会ったときに、フランジィーリ大先生に紹介していただきたい!!

次はネスポリ選手自身が持つ70mwの記録(70mw 689点)をいつ更新するかですね。

Danielle_Brown_archery_nano_pro


(↑試合の様子は動画の15分あたりから)

日本でも有名なイギリスのトップコンパウンドアーチャーのダニエル・ブラウンさんがチームCXに入ってくれました(もともとはX10プロツアー)。

結果はイギリス選手権3位だったようです。こういうことがあると、よくCXの副社長さんからメールがくるのですが…自分が今ウルトラライトを使っていることはまだ言っていないし、言えない雰囲気。いや、今インドア用でCXLの作っているところなので、自分もチームCXです!


ジョージ・ライアルズ氏の”22度”グリップ

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10499540_339599469524672_8430396901156156964_o写真はアメリカでコンパウンドのトップアーチャーを育成するためのNFAAアーチェリーアカデミー2014の写真。写真下段の右から2番目が弊社でも2冊著書を翻訳しているラリーワイズ氏。今回紹介するのは、もう一人のアメリカのトップコンパウンドコーチのジョージ・ライアルズ(George Ryals IV)氏です。彼が今広めているグリップがアメリカでちょっとブームになっているそうで、メールでやり方を聞いていたら、動画にするという話になり、このたび動画がアップロードされました。

目的はグリップの角度を変更すること。最適なグリップの角度は人によって異なりますが、最新のホイット・プロコンプエリートのグリップの角度は15~17°位に設定されています。対して、ジョージ氏はグリップの角度が22~23°になるのが一番よく、この角度が最も前腕のテンションを上手く逃がし、シューティングに安定性をもたらすそうです。

使用するのはSugru(スグル)というパテ(自己硬化ゴム)です。このパテ自体は入荷しています。日本語で説明した動画を製作する予定ですが、パテの効果に24時間以上かかるので、ちょっと時間かかりそうです。しばしお待ちください。